問題一覧
1
成人のグリセリン浣腸で肛門に挿入するチューブの深さはどれか
5cm
2
食道癌に対する放射線治療で正しいのはどれか
化学療法と併用すると治療の効果が高まる
3
Aさん(80歳、男性)は、空腹時の胃の痛みが2週間続くため受診し、1週後に胃内視鏡検査を受けることになった。 検査を受けるAさんへの看護で適切なのはどれか。
検査前に前立腺肥大症の既往の有無を確認する。
4
潰瘍性大腸炎と比べたクローン病の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ
悪性化の頻度は低い, 瘻孔を併発しやすい
5
成人の鼠径ヘルニアで正しいのはどれか
内鼠径ヘルニアと外鼠径ヘルニアに分けられる
6
食道静脈癌破裂をきたしたとき、一時的な止血に使用するのはどれか
S-Bチューブ
7
肝障害の指標となる血液生化学検査の項目はどれか
ALT
8
血漿蛋白質の大部分を合成しているのはどれか
肝臓
9
成人に経鼻経管栄養の胃管を挿入する方法で適切なのはどれか
胃管が咽頭に達したら嚥下を促す
10
グリセリン浣腸を準備する際の浣腸液の温度で適切なのはどれか
40℃
11
待機的に行う食道静脈癌硬化療法について正しいのはどれか
治療後に胸部痛が出現する可能性がある
12
下血が見られる疾患はどれか
大腸癌
13
頻回の嘔吐で起こりやすいのはどれか
脱水
14
健常な成人において、血漿中のグルコース濃度が低下した時に、グルカゴンの働きでグリコーゲンを分解してグルコースを生成し、血漿中に放出するのはどれか
肝臓
15
経鼻経管栄養法の実施方法とその目的の組み合わせで正しいのはどれか
注入中はファウラー位にするー逆流の防止
16
抗コリン薬の投与が禁忌の疾患はどれか。2つ選べ
緑内障, 前立腺肥大症
17
経鼻経管栄養法の体位で適切なのはどれか
ファウラー位
18
薬物動態で肝臓が関与するのはどれか
代謝
19
Aさん(63歳、男性)は、胃癌にて胃亜全摘出術後3ヶ月目に誤嚥性肺炎で緊急入院した。食物の通過や排便は問題なかったが、食事摂取量が少なく、術前より体重が10kg減少した。総義歯が外れやすく歯科を受診予定であった。Aさんの肺炎の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ
消化管内容物の逆流, 義歯の不適合
20
B型肝炎と比べたC型肝炎の特徴について正しいのはどれか
無症状のまま慢性化しやすい
21
Aさん(45歳、男性)は、便に血液が混じっていたため受診した。検査の結果、直腸癌と診断され、自律神経を部分温存する低位前方切除術が予定されている。 術後に予測されるのはどれか。
排尿障害
22
食物の嚥下において喉頭蓋が喉頭口を閉鎖する時期はどれか
咽頭期
23
大腸の狭窄による便秘はどれか
器質性便秘
24
胃から分泌される消化器ホルモンはどれか
ガストリン
25
正常な胃液のPHはどれか
PH1〜2
26
小腸からそのまま吸収されるのはどれか。2つ選べ
グルコース, フルクトース
27
潰瘍性大腸炎によって生じるのはどれか
滲出性下痢
28
肝細胞で合成されるのはどれか。2つ選べ
アルブミン, コレステロール
29
成人に経鼻経管栄養法を行う際の胃管を挿入する方法で適切なのはどれか
咳嗽が生じた場合は直ちに抜去する
30
直腸の構造で正しいのはどれか
陰窩には杯細胞が存在する
31
Aさん(40歳、男性)は胃癌のため胃全摘出術を受け、術後1週から食事が開始されたが、毎食後に下腹部痛を伴う下痢があり、Aさんは「食事をするのが怖い」と訴えた。 ②下痢の回数は減り、摂食も良好で、術後3週で退院が決定した。Aさんへの退院指導で正しいのはどれか。2つ選べ
食事は分割して少量ずつ摂取するよう勧める, ビタミンB12が吸収されにくくなると説明する
32
Aさん(90歳、女性)は、認知症で要介護3。デイサービスの送迎の際に、同居している娘から「食事は家族と同じものを食べていたのですが、昨日から下痢が続いています。発熱はなく、元気はあります」と看護師に話があった。デイサービスでは午前中に不消化便が1回あり、おむつ交換の際に、肛門周囲の発赤がみられた。 Aさんへの対応で適切なのはどれか。
経口補水液の摂取を促す
33
食道癌について正しいのはどれか。2つ選べ
アルコール飲料は危険因子である, ヨードを用いた内視鏡検査は早期診断に有用である
34
腹部前面を図に示す マックバーニー圧痛点はどれか
③
35
食中毒について正しいのはどれか。2つ選べ
ボツリヌス菌感染症では呼吸筋麻痺を生じる。, ノロウイルス感染症は冬に多く見られる
36
ウイルス性肝炎の起炎ウイルスでDNAウイルスはどれか
B型肝炎ウイルス
37
日本の令和4年(2022年)における主要死因別にみた死亡率が最も高いのはどれか
悪性新生物
38
頻回の嘔吐で生じやすいのはどれか
アルカローシス
39
胃酸の分泌を抑制するのはどれか
セクレチン
40
C型慢性肝炎に使用するのはどれか
インターフェロン
41
食堂について正しいのはどれか
粘膜は重層扁平上皮である
42
グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか
立位
43
肝硬変におけるチャイルドービュー分類の判定項目はどれか。2つ選べ
プロトロンビン時間, 血清アルブミン値
44
腸閉塞について正しいのはどれか
イレウス管を小腸に留置する
45
排便反射の反射弓を構成するのはどれか。2つ選べ。
骨盤神経, 仙 髄
46
②治療前の血液検査ではアルブミン2.8g/dL、AST〈GOT〉123IU/L、ALT〈GPT〉130IU/L、プロトロンビン活性〈PT%〉58%(基準80~120)であった。 TAE後の状態で正しいのはどれか。2つ選べ。
血栓が発生する危険性がある, 止血しづらい可能性がある
47
Aさん(52歳、男性)は、5年前にC型肝炎、肝硬変と診断され、1回の入院歴がある。退院後、医療機関への受診を中断し3年が経過している。毎日、ウイスキーを約300mL飲んでいる。夕食の2時間後に約1,100mLの吐血があり、緊急入院となった。 身体所見:体温35.4℃、呼吸数26/分、脈拍122/分、血圧86/42mmHg、顔面は蒼白、冷汗を認める。意識は清明だが不安げな表情をしている。 検査所見:赤血球278万/μL、Hb 8.4g/dL、総ビリルビン4.1mg/dL、アンモニア188μg/dL、K 3.9mEq/L、血糖102 mg/dL。 検査の結果、C型肝炎に対し抗ウイルス療法が開始され、退院後は定期的に外来通院することになった。 退院に向けたAさんへの食事指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
禁酒する, 熱い食べ物を避ける
48
()の組織を還流した血液は心臓に戻る前に肝臓を通過する。 ()に入るのはどれか
小腸
49
肝硬変でみられる検査所見はどれか。2つ選べ
血清アルブミン値低下, 血中アンモニア値上昇
50
鮮紅色の下血が見られた時の出血部位で正しいのはどれか
直腸
51
60歳の男性。会社役員。10年前にC型肝炎と診断され通院治療を続けている。1か月前の定期受診で肝細胞癌を指摘され、TAE〈肝動脈塞栓療法〉を受けることとなった。 ①TAEの説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
治療後5〜6時間穿刺部を圧迫する, 治療後に発熱することがある
52
腹膜腔に存在するのはどれか
漿液
53
潰瘍性大腸炎の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ
直腸に好発する, 大腸癌の危険因子である
54
経鼻胃管の先端が胃内に留置されていることを確認する方法で正しいのはどれか
胃管からの吸引物が胃内容物であることを確認する
55
交感神経の作用はどれか。2つ選べ
散瞳, 精神性発汗
56
インドメタシン内服薬の禁忌はどれか
消化性潰瘍
57
食道癌で正しいのはどれか。2つ選べ
飲酒は危険因子である, 胸部中部食道に好発する
58
上部消化管造影検査を受ける患者への説明で適切なのはどれか
検査後は緩下薬を服用する
59
大腸で吸収されるのはどれか
水分
60
肝臓の機能で正しいのはどれか
ホルモンの代謝
61
Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300mLで、輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166cm、体重78kg。手術後1日、硬膜外持続鎮痛法が行われているが、Aさんは創部痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。このときのバイタルサインは、体温37.1℃、呼吸数22/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(鼻カニューラ2L/分 酸素投与下)。Hb13.8g/dL。尿量60mL/時。意識清明、心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが、膿性ではなく、異臭もない。 ①手術後5日からAさんの食事が開始された。Aさんは食事の後に、めまい、顔面紅潮、動悸、下腹部痛を伴う下痢が出現し、冷汗がみられるようになった。 現状で最も考えられるのはどれか。
ダイピング症候群
62
食品を扱う人の化膿した創が汚染源となる食中毒の原因菌はどれか
黄色ブドウ球菌
63
脾機能亢進症でみられる所見はどれか
貧血
64
Aさん(50歳、男性)は肝硬変と診断され、腹水貯留と黄疸がみられる。 Aさんに指導する食事内容で適切なのはどれか
塩分の少ない食事
65
成人において胃食道逆流を防ぐために食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか
座位
66
マックバーネー点の圧痛を特徴とする疾患はどれか
急性虫垂炎
67
重度の肝硬変で基準値よりも低い値を示す血液検査項目はどれか
血清アルブミン(Alb)
68
胃食道逆流症で正しいのはどれか。2つ選べ
下部食道括約筋の弛緩が関与する, H2受容体拮抗薬によって自覚症状が緩和する
69
Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300mLで、輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166cm、体重78kg。手術後1日、硬膜外持続鎮痛法が行われているが、Aさんは創部痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。このときのバイタルサインは、体温37.1℃、呼吸数22/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(鼻カニューラ2L/分 酸素投与下)。Hb13.8g/dL。尿量60mL/時。意識清明、心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが、膿性ではなく、異臭もない。 ②手術後14日、Aさんは食後に出現していた症状が落ち着き、退院が決まった。 Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。
空腹時はコーヒーなどの刺激物の接種を避ける
70
肝動脈塞栓術(TAE)の適応となる疾患はどれか
肝細胞癌(HCC)
71
小腸で消化吸収される栄養素のうち、胸管を通って輸送されるのはどれか
中性脂肪
72
胃から食道への逆流を防ぐために、成人が食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか
座位
73
死亡を乳化するのはどれか
胆汁酸塩
74
胃切除後のダンビング症候群を予防するための食事指導で適切なのはどれか
1回の摂取量を少なくする
75
胃がんのウィルヒョウ転移が生じる部位はどれか
左鎖骨上窩
76
脂肪分解酵素はどれか
リパーゼ
77
胃底腺の主細胞の分泌物に由来するタンパク分解酵素はどれか
ペプシン
78
Aさん(50歳、男性)は、上腹部痛が突然出現したため、冷や汗をかき腹部を押さえながら家族と来院した。Aさんは十二指腸潰瘍の既往がある。このときに観察する徴候として最も適切なのはどれか
ブルンベルグ徴候
79
Aさん(43歳、女性)は、吐血のため救急搬送され、食道静脈瘤破裂に対して緊急止血術が行われた。腹水は少量認められるが、経過は良好で近日中に退院を予定している。Aさんは5年前に肝硬変と診断されている。 Aさんへの食事指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
固い食品を控える, 辛い香辛料を控える
80
無対の静脈はどれか
門脈
81
内服薬の初回通過効果が主に起こる部位はどれか
肝臓
82
胃癌についてらの組み合わせで正しいのはどれか
卵巣転移 ― Krukenberg〈クルッケンベルグ〉腫瘍
83
モルヒネの副作用(有害事象)はどれか
便秘
84
胃食道逆流症について正しいのはどれか。2つ選べ
プロトンポンプ阻害薬が第一選択の治療法である, バレット上皮は腺癌の発生リスクが高い
85
副交感神経の作用はどれか。2つ選べ
心拍数の低下, 消化液の分泌亢進
86
胃切除術後のダンピング症候群を予防するための食事指導で適切なのはどれか
1回の摂取量を少なくする
87
58歳の男性。腹痛と腹部膨満感とを主訴に救急外来を受診した。来院時の立位腹部エックス線写真を別に示す。 この患者の症状として考えられるのはどれか。2つ選べ。58歳の男性。腹痛と腹部膨満感とを主訴に救急外来を受診した。来院時の立位腹部エックス線写真を別に示す。 この患者の症状として考えられるのはどれか。2つ選べ。
嘔吐, 排ガス停止
88
肝性脳症の直接的原因はどれか
アンモニア
89
Aさん(40歳、男性)は胃癌のため胃全摘出術を受け、術後1週から食事が開始されたが、毎食後に下腹部痛を伴う下痢があり、Aさんは「食事をするのが怖い」と訴えた。 ①看護師が確認する必要があるのはどれか
食事摂取の所要時間
90
排便のメカニズムで正しいのはどれか
内肛門括約筋の弛緩
91
有害物質を無毒化し排泄する臓器はどれか
肝臓
92
後腹膜器官はどれか
腎臓
93
人工肛門を造設した患者へのストーマケアの指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
装具をはがした時は皮膚保護材の溶解の程度を観察する。, 装具を貼る時は腹壁のしわを伸ばす。
94
胃洗浄を行うときの体位で最も適切なのはどれか
左側臥位
95
高齢者に多い弛緩性便秘の原因で正しいのはどれか
長期臥床
96
成人の鼻孔から噴門までの長さで適切なのはどれか
45〜55cm
97
神経伝達物質はどれか
アセチルコリン
98
経口感染するウイルス性肝炎はどれか
A型肝炎
99
肝硬変による肝性脳症で生じるのはどれか。2つ選べ
異常行動, 羽ばたき振戦
100
食道癌根治術後の患者で正しいのはどれか
呼吸機能低下によって息切れが生じやすい