問題一覧
1
間27-1 小型船舶の推進方式と、その操能方法を説明した次の組合せのうち、適切でないものはどれか。 (1) ウォータージェット ジェットノズルの向きを変えて操舵する。 (2) 船内機船…プロベラシャフトの向きを変えて操舵する。 (3) 船内外機船、、ドライブユニットの向きを変えて操能する。 (4) 船外機船、、、船外機そのものの向きを直接変えて操舵する。
(2) 船内機船…プロベラシャフトの向きを変えて操舵する。
2
問27-2 前進航行中の排水型船が、舵を左に取って定常旋回している場合、船体は一般にどのような状態になるか。次のうちから選べ。
(2) 右舷側に傾斜した状態
3
問27-5 航行中の小型船舶が舵を取った直後に生じるキックの説明として正しいものは、次のうちどれか。 (1) 船体が外側に傾く現象をいう。 (2) 船体が内側に傾く現象をいう。 (3) 船体が原針路よりも外側に振り出される現象をいう。 (4) 船体が原針路よりも内側に引き込まれる現象をいう。
(3) 船体が原針路よりも外側に振り出される現象をいう。
4
間27-6 航行中、右舷船首すぐそばに発見した浮遊物を、キックの作用を利用してとっさに避けるためには、直ちに舵とエンジンをどのように操作したらよいか。最も適切な組合わせを次のうちから選べ。 (1) 左転舵いっぱい 中立 (2) 左転舵いっぱい 後進 (3)右転能いっぱい…後進 (4) 右転舵いっぱい 中立
(4) 右転舵いっぱい 中立
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問27-8 推進方式による操能の特性について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 1) 船外機船は、船外機そのものが舵の役目をする。 2)船内外機船は、ドライブユニットが舵の役目をする。 3) 船内機船は、舵とプロベラが分かれているので、後進の舵効きが特によい。 4)ウオータージェット船は、惰力で動いていても推進力がないと旋回できない。
3) 船内機船は、舵とプロベラが分かれているので、後進の舵効きが特によい。
6
問27-9 滑走中の小型船舶を旋回させる要領について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) 速力をいつたん落としてから転舵する。 (2) 乗員は姿勢を高くして、旋回方向の反対舷から身を乗り出す。 (3) 急ハンドルとならないよう、小角度で転能する。 (4 )急激な左右交互の転能は行わない。
(2) 乗員は姿勢を高くして、旋回方向の反対舷から身を乗り出す。
7
問27-10 船舶が旋回するときの最大有効舵角は、一般にどのくらいか。次のうちから選べ。
(2) 約35度
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問27-17 穏やかな水面に停止している排水型船の一軸右回り船が、舵を中央としてエンジンを後進にかけた場合、一般にどのような運動をするか。次のうちから最も適切なものを選べ。 ただし、風潮流の影響はないものとする。
2
9
問27-19穏やかな水面に停止している排水型の一軸右回り船が、右図に示すような運動をするのは、舵をどのように取ってからエンジンを後進にかけたときか。次のうちから選べ。(1) 中央のまま (2) 左いっぱい (3)右いっぱい (4) 右いっぱいの後左転
(3)右いっぱい
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問28-2 排水型の一軸石回り船で岸壁に石版着岸する場合の操船要領について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) 着岸地点を目標に、風や流れを考えて進入角度を決め、低速で進入する。 (2)着岸地点の少し手前でエンジンを中立にし、惰力で進む。 (3)船尾を岸壁側に寄せるため、舵を中央にして着岸地点の真横で強めにエンジンを後進にかける。 (4) 行きあしがなくなった後、係留ロープを岸壁に送り、船体を引き寄せる。
(3)船尾を岸壁側に寄せるため、舵を中央にして着岸地点の真横で強めにエンジンを後進にかける。
11
問28-11猫泊に関する用語のうち、「走織」の説明として正しいものは、次のうちどれか。 (1) アンカーロープが切れること (2) 船が錯を下ろしたまま流されること (3) アンカーロープを伸ばすこと (4)船を走らせながら猫を入れること
2. 船が錯を下ろしたまま流されること
12
問28-12箱泊する場合、猫とアンカーロープの間をチェーンでつなぐことがあるが、その理由として最も適切なものは、次のうちどれか。 (1) 猫の効きがよくなる。 (2) 猫とアンカーロープがからみにくくなる。 (3) 猫を揚げやすくなる。 (4) 風が強いときの振れ回りが小さくなる。
(1) 猫の効きがよくなる。
13
間28-13 猫泊中に走籍していると判断できる状態は、次のうちどれか。 (1) アンカーローブが張ったりゆるんだりする。 (2) 風を常に片舷方向から受けている。 (3) 船体が、ほぼ規則的に振れ回っている。 (4) アンカーロープに触っても、振動が感じられない。
2. 風を常に片舷方向から受けている。
14
問28-16 錨の取扱いについて述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1)揚錯は、錯やアンカーロープの泥を落としながら行う。 (2) 猫やアンカーロープは、使用後よく水洗いをしてしまっておく。 (3) 定期的に錆や損傷を調べ、必要に応じて手入れをしておく。 (4)投猫するときは、アンカーロープを投入した後に結を投下する。
(4)投猫するときは、アンカーロープを投入した後に結を投下する。
15
問29-1 下図(1)~(4)は、船体を水面に浮かべた状態を示した略図である。図中(A)と(B)の差がトリムを表しているものはどれか。
4
16
問29-3 小型船舶の安定について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) 重心が高くなると、船の動揺は緩やかになる。 (2) 同乗者が一斉に立ち上がると、重心は高くなる。 (3) 重い荷物を低い所だけに積むと、重心は低くなる。 (4) 甲板上の水はけが悪いと、重心は低くなる。
(4) 甲板上の水はけが悪いと、重心は低くなる。
17
問29-5 船体の安定について述ポベた次の文のうち、「トップへビー」の状態を示しているものはどれか。 (1) 船体の横揺れが、平常に比べてゆるやかである。 (2) 船体が傾いたときの戻りが、平常に比べて速い。 (3)航行中、舵を取ったときの船体の傾きが、平常に比べて小さい。 (4) 船底部に、平常よりも多く荷物を積み、重心が下がっている。
(1) 船体の横揺れが、平常に比べてゆるやかである。
18
問29-12次に示す船の状態のうち、復原力が減少していると判断できるものはどれか。 (1) 航行中の横揺れ周期が普段よりも短い。 (2) 甲板上に多量の海水が打ち込み、たまっている。 (3) 横風を受けても、普段よりも船体の傾きが少ない。 (4) 重い荷物を船底部に大量に積んでいる。
(2) 甲板上に多量の海水が打ち込み、たまっている。
19
問30-7 沿岸航行中、濃霧となった場合の対処として適切でないものは、次のうちどれか (1)いつでもエンジンを操作できるようにしておく。 (2)陸岸近くでは、停船して水深を測る。 (3) 船位が不明になったら、投籍して視界の回復を待つ。 (4) 風が吹き始めたら、風下の方へ向かって航行する。
(4) 風が吹き始めたら、風下の方へ向かって航行する。
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問30-8 狭い水道を航行する際の船首目標として最も適切なものは、次のうちどれか。 (1) 前方を航行している船舶の船尾 (3) 前方にある2物標の重視線 (2) 前方にある山の頂上 (4) 前方にある目立つブイ
3) 前方にある2物標の重視線
21
問30-9 逆い水道を航行する場合の注意事項として適切でないものは、次のうちどれか。 (1)コンパスを見なくても保針できるように、船首目標となる陸上の物標を選んでおく。 (2)わん曲部を航行するときは、できるだけ地形に沿うような針路をとる。 (3) 屈曲の多い水道は、潮の流れが最も速い時間帯を見計らって航行する。 (4)できるだけ大角度の変針を避け、小刻みに変針する。
(3) 屈曲の多い水道は、潮の流れが最も速い時間帯を見計らって航行する。
22
問30-13右図に示すように河川の川幅が急に広くなっている場所では、一般的にどの部分が浅いとされているか。図中から選べ。
3
23
問 31-2 他の船舶を曳航する場合の注意事項として適切なものは、次のうちどれか。 (1) 東航口ープは、解き放つてとができないよう固く結ぶ。 (2) 視界が悪くなったときは、曳航口ーブを伸ばす。 (3) 曳航を始めるときは、できるだけ低速で引き始める。 (4) 荷物は、すべて引かれる船に移す。
(3) 曳航を始めるときは、できるだけ低速で引き始める。
24
問32-3 右図に示すコンパス図の説明として誤っているものは、次のうちどれか。 (1) 真方位を表す。 (2) 磁北を表す。 (3)自差を表す。 (4) 年差を表す。
(3)自差を表す。
25
問32-6 日本沿岸における偏差の符号は、次のうちどれか。
(2) 西 (W)
26
間32-8 偏差について述べた次の の文のうち、誤っているものはどれか。 (1)滋針方位に偏差を加減すると真方位が得られる。 (2)同じ場所でも、年月の経過とともに偏差は変化する。 (3)磁北が真北の東側にあれば、偏差は偏東である。 (4) 偏差は磁気コンパスの使用時間に比例して大きくなる。
(4) 偏差は磁気コンパスの使用時間に比例して大きくなる。
27
問32-13コンパスが使用できない場合に、おおよその方角を知る方法について述べた次の文の()の中に当てはまる語句として適切なものは、下のうちどれか。 「北半球では、アナログの腕時計を水平に保ち、短針を太陽に向けると、文字盤の12時と、短針との中間の方向が、ほぼ()の方角を示す。」 (1) 東 (2) 西 (3) 南 (4) 北
(3) 南
28
問32-17 偏差12°E、自差6°Wの場合の真北、磁北及びコンパスの北の方向を正しく示したものはどれか。
2
29
問33-9 21海里離れた2地点間を、平均速力12ノットで往復するときの所要時間は、次のうちどれか。ただし、風や潮流の影響はないものとする。
(3) 3時間30分
30
間33-16甲船が A 地点から真針路000°で出発し、その針路線上のB地点に達したと推測されるときに船位を求めたところ、実際はA地京から真針路010°の針路線上のC地合にあった。このような船位のずれが生じる原因とならないものは、次のうちどれか。 (1) 風の影響 (2) 偏差の影響 (3) 潮流の影響 (4) 海流の影響
(2) 偏差の影響
31
問33-17右図に示すように、一定針路で航行中の船舶の航跡が、船首尾線に対して斜めになる原因として最も適切なものは、次のうちどれか。 (1) 風を左舷側から受けているため (2) 海潮流を左舷側から受けているため (3) コンパスの自差の改正が誤っているため (4) スクリュープロペラが左回転のため
(1) 風を左舷側から受けているため
32
問34-7 [図1] に示す灯浮標は、[図2] のどの地点に設置されているか。のうちから選べ。ただし、(1) ~ (4)赤、黒は標体の塗色を表す。 1 2 3 4
4
33
問34-10右図に示す標識は、次のうちどれか。ただし、黄、黒は体の塗色を表す。 (1) 北方位標識 (2) 東方位標識 (3) 南方位標識 (4) 西方位標識
(4) 西方位標識
34
問34-12右図に示す標識は、次のうちどれか。ただし、白、 赤は標体の塗色を表す。 (1) 右舷標識 (3) 孤立障害標識 (2) 左舷標識 (4) 安全水域標識
(4) 安全水域標識
35
問34-14右図に示す標識は、次のうちどれか。ただし、黄は標体の塗色 (1) 側面標識 (3) 安全水域標識 (2) 孤立障害標識 (4)特殊標識
(4)特殊標識
36
問34-15日本の浮標式による標識の名称と、その意味を説明した次の組合せのうち、誤っているものはどれか。 (1) 北方位標識…標識の北側に岩礁、浅瀬等の障害物がある。 (2) 左舷標識…水源に向かって標識の左側に岩礁、浅瀬等の障害物がある。 (3) 孤立障害標識…標識の位置またはその付近に、岩礁、浅瀬等の孤立した障害物がある。 (4)安全水域域標識…標識の周囲に可航水域がある。 または標識の位置が航路の中央である。
(1) 北方位標識…標識の北側に岩礁、浅瀬等の障害物がある。
37
問34-18夜間、航路を通って出港するとき、航路に沿って設置された標識の灯火をどちらの側に見て航行するのが安全か。次のうちから選べ。 (1) 赤色の灯火は右舷標識なので、 これらを左舷側に見て航行する。 (2) 赤色の灯火は左舷標議なので、これらを右舷側に見て航行する。 (3)緑色の灯火は右舷標識なので、これらを右舷側に見て航行する。 (4) 緑色の灯火は左舷標識なので、 これらを左舷側に見て航行する。
(1) 赤色の灯火は右舷標識なので、 これらを左舷側に見て航行する。
38
問35-1 灯略記 「lso」を表すものは、下図 (1) ~ (4) のうちどれか。
3
39
問35-2 灯略記 「0c」を表すものは、下図(1) ~ (4) のうちどれか。
4
40
問35-8 右図に示す灯質の灯略記は、次のうちどれか。 (1) Oc(2) (3) FI(2) (2) F (4) Al
(3) FI(2)
41
問35-11 灯略記「0c R 10s」の表す光り方と灯色を示した次の組合せのうち、正しいものはどれか。 (1) 単明暗光 緑色 (2) 単閃光 赤色 (3) 単明暗光 赤色 (4) 単閃光 緑色
(3) 単明暗光 赤色
42
問36-2 海図に記載されている水深の基準面として正しいものは、次のうちどれか。 (1)海底面 (2) 最高水面 (3) 平均水面 (4) 最低水面
(4) 最低水面
43
A36-3 海図や参考図について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。 (1) 海図には、沿岸の地形、水深、底質など、安全に航海するうえで必要な情報が記されている。 (2) 海上での位置を求める場合、海図の左右端の目盛で経度を、上下端の目盛で緯度を読み取る。 (3) 航海用海図は、使用目的に応じて、さまざまな尺度のものが選べるようになっている。 (4) ヨット·モーターボート用参考図には、 マリーナや定置網の位置なども記されている。
(2) 海上での位置を求める場合、海図の左右端の目盛で経度を、上下端の目盛で緯度を読み取る。
44
問36-4 海図について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 (1) 海図の水深は、最高水面からの深さを表している。 (2) 縮尺の大きな海図ほど広い範囲を表示示している。 (3) 日本版の海図の水深は、メートルで表されている。 (4) 北を上にして海図を置くと、 左右端の目盛で経度が分かる。
(3) 日本版の海図の水深は、メートルで表されている。
45
問36-5 海図に記された高さや水深の基準面を示した右図のうち、誤っているものはどれか。 (1) 山の高さ (2) 島の高さ (3) 干出の高さ (4)水深
(2) 島の高さ
46
問36-6 海図に記された高さや水深の基準面を示した右図のうち、誤っているものはどれか。 (1) 山の高さ (2) 島の高さ (3) 干出の高さ (4) 水深
(3) 干出の高さ
47
問36-7 海図に記載されている海岸線は、どの水面における海と陸との境界を示したものか。次のうちから選べ。 (1) 最低水面 (2) 平均水面 (3) 中間水面 (4) 最高水面
(4) 最高水面
48
問36-8 海図に記載されている次の高さのうち、最低水面を基準面として表すものはどれか。 (1) 水深 (2) 灯の高さ (3) 島の高さ (4) 橋の高さ
(1) 水深
49
間36-9 海図に記載されている次の高さのうち、最低水面を基準面として表すものはどれか。 (1) 山の高さ (2) 灯の高さ (3) 島の高さ (4)干出の高さ
(4)干出の高さ
50
問36-14海図について述べた次の(A)と(B)の正誤を判断し、下のうちから当てはまるものを選べ。 (A) 沿岸を航行する小型船舶は「海洋図」や「港泊図」を用いる場合が多い。 (B)日本測地系の緯度·経度データをそのまま世界測地系の海図に用いてはならない。
(3)ともに正しい
51
間36-15潮汐表について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) 日本の主要な港(標準港)における潮汐が分かる。 (2) 海上保安庁が、3年に1度出版している。 (3) 日本の主要な海峡や水道における潮流が分かる。 (4) 標準港以外の港の潮汐は、標準港の潮汐を改正することで分かる。
(2) 海上保安庁が、3年に1度出版している。
52
問36-16 航海計画を立てるときに、航行予定水域特有の気象や海象、航路の状況、沿岸及び港湾の地形状況等を詳細に調べるには、何を参考にすればよいか。最も適当なものを次のうちから選べ。 (1) 水路通報 (2) 水路要報 (3) 水路誌 (4) 水路図誌目録
(3) 水路誌
53
問37-9 海図図式⚫︎の表すものは、 次のうちどれか。 (1) 漁港 (2) 漁さく (3) 漁礁 (4)漁網
(1) 漁港
54
問37-11 海図図式⚫︎ の表すものは、次のうちどれか。 (1) 上げ潮流 (2) 急潮 (3) 下げ潮流 (4)海流
(4)海流
55
問37-13右図は、海図の一部を示した略図である。図中(1)~(4)の海図図式の説明として誤っているものは、次のうちどれか。 (1) 水深5メートルの等深線を表す。 (2) 沈船を表す。 (3) 底質「岩」を表す。 (4)大島の高さが8メートルであることを表す。
(2) 沈船を表す。
56
問38-3 小型船舶を斜め前方から見た略図で、「ガンネル」は図中 (1) ~(4)のうちどれか。
4
57
問38-4 小型船舶を斜め前方から見た略図で、「トランサム」とは図中のどこを指すか。
(2)
58
問38-7 係留ロープを船内に導くとともに、係留ロープの損傷を防ぐための設備は、次のうちどれか。 (1) フェンダー (2) バウアイ (3) フェアリーダー (4) スカッパー
(3) フェアリーダー
59
問38-8 係留ロープを結び付けるための船体の設備として適切なものは、次のうちどれか。 (1) フェアリーダー (2) ガンネル (3) フェンダー (4) ビット
(4) ビット
60
問38-10 船体の最下部中央にあり、船首から船尾まで通っていて、船体の縦の強度を保っている構成材は何か?
キール
61
問38-14 船体各部の名称とその役割を示した次の組合せのうち、正しいものはどれか。 (1) キール:船体のデッキを支える主要部材で、 船体の横の強度を保つ。 (2) トランサム:船体の最後部を構成する板状の部材で、船外機や船内外機のドライブユニットが取り付けられる。 (3) ガンネル :船体の外板を支え、船体の横の強度を保つ。 (4) フレーム :ハルとデッキの接合部分、または舷側の最上部で、係留時や接岸時の損傷を軽減するために、ゴムなどを張り巡らしているものがある。
(2) トランサム:船体の最後部を構成する板状の部材で、船外機や船内外機のドライブユニットが取り付けられる。
62
問38-15船体各部の名称とその役割を示した次の結合せのうち、誤っているものはどれか。 (1) キール:船体のデッキを支える主要部材で、船体の横の強度を保つ。 (2)トランサム:船体の最後部を構成する板状の部材で、船外機や船内外機のドライブユニットが取り付けられる。 (3)ガンネル :ハルとデッキの接合部分、または舷側の最上部で、 係留時や接岸時の損 傷を軽減するために、ゴムなどを張り巡らしているものがある。 (4) フレーム:船体の外板を支え、船体の横の強度を保つ。
(1) キール:船体のデッキを支える主要部材で、船体の横の強度を保つ。
63
問38-16 次の文に当てはまる船体の構成材は、下のうちどれか。 「ハルとデッキの接合部分、または舷側の最上部で、係留時や接岸時の損傷を軽減するために、ゴムなどを張り巡らしているものがある。」
(4)ガンネル
64
問40-1 出航前に点検した次の事項のうち、このまま出航するには適切でないものはどれか。 (1) 係留ロープに傷やほつれがない。 (2) 重い荷物が低い位置に積んである。 (3) 燃料タンクの空気抜き口が閉じてある。 (4) ハッチが閉じてある。
(3) 燃料タンクの空気抜き口が閉じてある。
65
問40-2 出航前に点検した次の事項のうち、このまま出航しても支障がないものはどれか。 (1) スカッパーが閉じてある。 (2) 船底にビルジがたまっていない。 (3) 重い荷物が船の動揺に合わせて移動するように積んである。 (4) 救命浮環がすぐに取り出せないように格納してある。
(2) 船底にビルジがたまっていない。
66
問40-4 出航前に点検した次の事項のうち、このまま出航しても支障がないものはどれか。 (1) ハッチが閉じてある。 (3) 自己点火灯を船倉にしまってある。 (2) エンジンルームが密閉してある。 (4) スカッパーが閉じてある。
(1) ハッチが閉じてある。
67
問40-6 出航前に点検した次の項目のうち、このまま出航するには適切でないものはどれか。 (1) ベンチレーターが閉じてある。 (3) ハッチが閉じてある。 (2) 重い荷物が低い位置に積んである。 (4) ハルに亀裂や傷がない。
(1) ベンチレーターが閉じてある。
68
問40-11 平水区域を航行区域とする小型船舶が必ず備えておかなければならない法定備品は、次のうちどれか。 (1) NC旗 (2) 双鏡 (3) 発煙浮信号 (4)係船索
(4)係船索
69
問41-6 発航前におけるエンジンの点検箇所と、その点検した結果について述べた次の文のうち、適切なものはどれか。 (1) Vベルト..強く押して、 たわみが全くないようであれば適正である。 (2) バッテリー…ターミナルがしっかり取り付けられ、液量が規定量であれば適正である。 (3) 燃料フィルター フィルター内に水が半分程度たまっていれば適正である。 (4)オイルフィルター ... フィルターの取り付け部にオイルが溶んでいれば適正である。
(2) バッテリー…ターミナルがしっかり取り付けられ、液量が規定量であれば適正である。
70
問41-8 発航前における、船外機船の燃料系統の点検要領として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 燃料タンクのエアベントスクリュー(空気抜きロ)が開いていることを確認する。 (2) 燃料コックが閉じているとを確認する。 (3) 燃料タンクに十分な燃料油が入っていることを確認する。 (4) 燃料ホースが確実に接続されていることを確認する。
(2) 燃料コックが閉じているとを確認する。
71
問41-10ガソリンエンジンの発航前点検における燃料系統の点検項目として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 燃料ポンプ内への空気の混入 (3) 燃料パイプの傷や燃料漏れ (2) 燃料フィルターへの水の混入 (4) 燃料コックの開閉状態
(1) 燃料ポンプ内への空気の混入
72
問41-11可搬型燃料タンクを搭載した4ストロークガソリンエンジンの船外機船において、出港前に点検した次の事項のうち、適切でない状態はどれか。 (1)燃料タンクのエアベントスクリュー(空気抜き口)が閉じている。 (2) 船外機の取付けボルトが確実に締まっている。 (3) 規定量のエンジンオイルが入っている。 (4) 燃料ホースが確実に接続されている。
(1)燃料タンクのエアベントスクリュー(空気抜き口)が閉じている。
73
問41-12バッテリー液が自然に減少した場合、何を補充すればよいか。次のうちから選べ。 (1) 蒸留水 (2) 硫酸 (3) 塩酸 (4) アルコール
(1) 蒸留水
74
問41−13 発航前にバッテリーの充電状態が「悪い」と判断できる目安として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 船灯の灯火が通常より暗い。 (2) ホーンの音が小さい。 (4) リモコンレバーの作動が軽い。 (3) スターターモーターの作動がにぶい。
(4) リモコンレバーの作動が軽い。
75
問41−18 潤滑油系統の点検要領について述べた次の文のうち、適切なものはどれか。 (1) 油量は、 エンジンを停止した直後に測る。 (2) シリンダーごとに、オイルレベルゲージを使用して測る。 (3) オイルフィルターを取り外して、 内部の目詰まりを点検する。 (4) 白いウエスにオイルを少量取り、汚れ具合を点検する。
(4) 白いウエスにオイルを少量取り、汚れ具合を点検する。
76
問41-19点火プラグの電極の状態として最も良好なものは、次のうちどれか。 (1) 黒く湿った状態 (3) 真っ白に焼けた状態 (2)きつね色に焼けた状態 (4) 黒く乾いた状態
(2)きつね色に焼けた状態
77
問41−20 海水フィルターの点検整備について述べた次の()の中に入る語句として最も適切なものはどれか。 海水フィルターを点検したときに、エレメントにゴミが詰まっている場合は、まず( )を閉めてからエレメントを取り外して清掃する。
(3) キングストンバルブ
78
問42−1 一般的なガソリンエンジンの燃焼方式についてポベた次の文のうち、正しいものはどれか。 (1)空気と燃料油の混合気を圧縮し、圧縮熱で爆発させる。 (2) 霧状の燃料油を圧縮し、そこに高温の空気を噴射して爆発させる。 (3) 空気を圧縮して高熱を発生させ、そこに燃料油を噴射して爆発させる。 (4) 空気と燃料油の混合気を圧縮し、そこに電気火花を飛ばして爆発させる。
(4) 空気と燃料油の混合気を圧縮し、そこに電気火花を飛ばして爆発させる。
79
問42−3 2ストロークエンジンを、同程度の大きさ(排気量)の4ストロークエンジンと比べた場合の特徴として最も適切なものは、次のうちどれか。 (1) 未燃焼ガスの排出が多い。 (2) 騒音が小さい。 (3) 構造が複雑である。 (4) 本体重量が重い。
(1) 未燃焼ガスの排出が多い。
80
問42-5 4ストロークガソリンエンジンにおいて、 燃料油が燃料タンクからシリンダーに入るまでの経路として適当なものは、次のうちどれか。 (1) 燃料フィルター→燃料ポンプ →キャプレター →吸気マニホールド (2) 燃料ボンプ → 燃料フィルター 吸気マニホールド →キャプレター (3) キャブレター → 燃料ボンプ →燃料フィルター → 吸気マニホールド (4) 吸気マニホールド→燃料フィルター→燃料ボンプ →キャプレター
(1) 燃料フィルター→燃料ポンプ →キャプレター →吸気マニホールド
81
問42−7 ガソリンエンジンの燃料系統を示した略図で、図中の(ア)、(イ)、(ウ)の役割として正しいものはどれか。
1
82
問42−11 船内外機船において、エンジンの動力をVベルトに伝えて動かしている装置は、次のうちどれか。 (1) チルトモーター (2) 燃料ボンプ (3) オルタネーター (4) スターターモーター
3. オルタネーター
83
問42-12 船内機船において、 エンジンの動力をVベルトに伝えて動かしている装置に該当しないものは、次のうちどれか。 (1) 冷却海水ポンプ (2)冷却清水ポンプ (3)オルタネーター (4)スターターモーター
(4)スターターモーター
84
問43−6 船内外機船のエンジンの始動及び停止要領について述べた次の文のうち、適切なものはどれか。 (1) 始動するときは、 ドライブユニットが十分に水中に入っていることを確認する。 (2) 始動するときは、 急発進を防止するためリモコンレバーを後進にする。 (3) 停止するときは、 高回転で空吹かしをさせながらスイッチを切る。 (4)停止した後には、換気ブロワーを回してエンジンルーム内の換気をする。
(1) 始動するときは、 ドライブユニットが十分に水中に入っていることを確認する。
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問43−7 スターターモーターは回転するのにエンジンが始動しない場合は、スタータースイッチを「ON」の位置に戻してから、リモコンレバーをフルスロットルにすると始動する。この記述は正しいか?
誤り
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問43−7 リモコンレバーによるクラッチのシフト操作はできるだけゆっくり行い、増減速の操作はできるだけ素早く行う。この記述は正しいか?
誤り
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問43−9 エンジンを始動した後の確認事項について述べた次の(A) (A)と(B)の正誤を判断し、下のうちから当てはまるものを選べ。 (A)船外機であれば、検水孔から冷却水が排出されていることを確認する。 (B) 冷却水の排出口が水面上にある機種であれば、排水状態を確認する。 (1) (A)だけ正しい(2) (B)だけ正しい(3) ともに正しい (4)ともに誤っている
3. ともに正しい
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問43−10 エンジンルームの換気ブロワーについて述べた次の(A)と(B) の正誤を判断し、下のうちから当てはまるものを選べ。 (A)気化したガソリンと空気との混合気は空気より重く、エンジンルーム底部にたまりや すいので、換気プロワーの吸込み口はエンジンルーム底部に設サられている。 (B) 換気ブロワーは、引火性のある気体を船外に押し出すため、外から吸い込んだ空気を エンジンルーム内で循環させている。
(1)(A)だけ正しい
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問43−17 小型の船外機船において、船外機を完全に下げたときのトリム角度を調整するものは、次のうちどれか。 (1)トリムタブ (2) クラッチレバー (3) チルトピン (4) プロペラナット
3) チルトピン
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問44−2 間接冷却式エンジンを運転中、冷却水温度計が右図のような値を示した。原因を調べるために確認する事項として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) リザーブタンク内の冷却水の色を調べる。 (2) 冷却水取入口の詰まりを調べる。 (3) 冷却水ホースの締付け具合や損傷を調べる。 (4) 冷却水ポンプ駆動用Vベルトのゆるみや破損を調べる。
(1) リザーブタンク内の冷却水の色を調べる。
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問44−5 ガソリンエンジンを運転中、電流計が右図のような値を示した場合の原因として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) Vベルトの破損やゆるみ (2) オルタネーターの故障 (3) 発電量以上の電力使用 (4)サーモスタットの作動不良
(4)サーモスタットの作動不良
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(3) ドライブユニットのギヤオイルに水が混じた。
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問44−14 航行中にエンジンから油の焼ける臭いがした場合、最初にとる処置として最も適切なものは、次のうちどれか。 (1) エンジンを停止する。 (2) エンジンの回転数を下げる。 (3) オイルフィルターを交換する。 (4) エンジンオイルを補給する。
2) エンジンの回転数を下げる。
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問45−1 エンジン使用後の格納点検の要領として適切なものは、次のうちどれか。 (1) 燃料系統の目詰まりを防ぐため、燃料フィルターを外しておく。 (2) Vベルトの伸びを防ぐため、Vベルトをエンジンから取り外しておく。 (3) バッテリーの過放電防止のため、メインスイッチをオンの位置にしておく。 (4)海上係留の場合は、海水の流入を防ぐためキングストンバルブを閉じておく。
(4)海上係留の場合は、海水の流入を防ぐためキングストンバルブを閉じておく。