問題一覧
1
リハビリテーションの理念の3源流
障害者の復権, ノーマライゼーション, 自立生活運動
2
障害者の復権
哲学, 目標, 技術
3
「知的障害者のために可能な限りノーマルに近い生活を創造する」という理念を唱えた人
ニルス・エリック・バンク-ミケルセン
4
ノーマライゼーション
1959年法
5
ノーマライゼーションの概念を広げた人物
ミケルセン, ニィリエ
6
障害者の自立生活運動
IL運動
7
IL運動の思想
ADLよりQOLへの目標の変更
8
トータルリハビリテーションとは
障害の状況、個人の社会的背景で区別することなく、それぞれに対応した目標と技術をもったトータルのリハビリ
9
トータルリハビリテーション
医学的リハビリテーション, 職業リハビリテーション, 社会リハビリテーション, 教育リハビリテーション
10
高齢、障害者の社会生活上で障壁となるものを取り除くこと」 建物などの段差をなくし、車椅子などが走行しやすいようにする 設備だけにとどまらず、社会制度、人々の意識、情報など、 さまざまな障壁を取り除くことも意味
バリアフリー
11
はじめから、誰にでもやさしい商品や環境であるためのデザイン」 障壁をなくすという発想ではなく、あらかじめ障壁のない設計を あたりまえにしようとする考え方
ユニバーサルデザイン
12
医学的リハビリテーションの対象 3つ
精神障害者, 知的障害者, 身体障害者
13
リハビリテーションには??を用いた患者へのアプローチが大事
ICF
14
世界保健機関(World Health Organization, WHO)作成 国際的に統一した基準で定められた死因及び疾病の分類
ICD
15
「障害」をImpairment(機能障害), Disabilities(能力障害), Handicap(社会的不利)といった否定的な面で定義された分類
国際障害分類 ICIDH
16
Functioning(機能)、 Health(健康)という視点から 発想を転換して、生理的・心理的機能、解剖学的構造、 いろいろな活動内容といった、 全ての人に共通するものを基準 障害のマイナス、プラス両面も含む中立的立場による分類
国際生活機能分類 ICF
17
画像に当てはまるものはどれか
心身機能
18
画像に適するものを選びなさい
身体構造
19
画像に適するものを選びなさい
環境因子
20
画像に適するものを選びなさい
個人因子
21
画像に適するものを選びなさい
活動・参加
22
ノーマライゼーションで正しいのはどれか。
障害により受ける差別の解消
23
ユニバーサルデザインで正しのはどれか✖️2
使用法の自由度が高い, 建造物にと適用される
24
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する 法律(バリアフリー新法)の内容に含まれていないのはどれか。
介助犬の待機場所の確保
25
ICFについて正しいのはどれか
参加とは生活場面への関わりのことである
26
国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれ2
入浴, 移乗
27
脳卒中後の在宅高齢者について、ICFにおける活動の 評価に最も関連する情報はどれか。
外出時の交通手段
28
国際生活機能分類(ICF)における環境因子はどれか
支援と関係
29
リハビリテーションは手段によりいくつかの種類がある。 それに含まれないものはどれか。1つ選べ。
緩和的リハビリテーション
30
Lawtonの手段的ADLに含まれるのはどれか。2つ選べ
服薬管理, 公共交通機関の利用
31
老研式活動能力指標に含まれる項目で正しいのはどれか。 2つ選べ。
金銭管理, 公共交通機関の利用
32
70歳の男性。脳卒中による右片麻痺。現在ADLは次のとおりである。 食事は普通食を先割れスプーン使用で自立、整容は自立、更衣は自立。 トイレは部分介助、入浴は部分介助。背臥位から自力で起き上がり 端座位保持可能だが、車椅子への移乗は監視が必要。 移動は車椅子にて自立。排便や排尿は時々失禁がある。 Barthel Indexの得点はどれか。
55点
33
身体障害者障害程度等級表による内部障害でないのはどれか。
代謝機能障害
34
介護保険法における特定疾病(16の特定疾患)はどれか。
脊髄小脳変性症
35
介護保険制度で正しいのはどれか
要介護度の認定は介護認定審査会で判定される
36
介護保険制度における福祉用具貸与で、要支援1の者が 給付対象となる福祉用具はどれか。
手すり
37
IADLに含まれるのはどれか×2
買い物, 洗濯
38
フレイユの説明で正しいのはどれか
サルコペニアお関連がある
39
廃用症候群で正しいのはどれか
二次性サルコペニアを認める
40
身体的フレイルの特徴で正しいのはどれか2
疲労感が増す, 動作が緩慢になる
41
骨粗鬆症の成因で誤っているのはどれか
男性ホルモンの投与
42
78歳の女性。布団を持ち上げようとした際、 背部から腹部への強い帯状痛を生じ、寝返りも困難となった ため入院となった。入院時のエックス線写真とMRIと を下に示す。この患者の病態で適切なのはどれか。2つ選べ。
骨粗鬆症, 脊椎椎体圧迫骨折
43
深部静脈血栓症の予防法で正しいのはどれか。2
弾性ストッキングの着用, 足関節の自動運動
44
廃用症候群によって低下しないのはどれか
心拍数
45
骨格筋について正しいのはどれか
姿勢保持筋はタイプI線維が多い
46
筋萎縮に関する以下の記載のうち、謝ったものはどれか2
求心性筋収縮の方が遠心性筋収縮より大きな力が出る, 等尺性筋収縮は一定の角速度での運動のことを言う
47
高齢者にみられる病態のうち、低栄養の関与が低いのはどれか
虚血性心疾患
48
神経繊維について正しいのはどれか
Aγ線維は筋紡錘の錘内筋線維を支配する
49
伸張反射について正しいのはどれか。
単シナプス反射である
50
自原抑制について正しいのはどれか。
効果器は同名筋である
51
筋紡錘で誤っているのはどれか
Ⅰb群線維は核袋線維に終末をもつ
52
痙縮の治療においてボツリヌス毒素の作用部位はどれか。
運動神経終末
53
痙性をおこす疾患として誤っているものを2つ選べ
Gillain-Barre症候群, 急性灰白髄炎(ポリオ)
54
疾患または症候と異常歩行の組合せで誤っているのはどれか
総腓骨神経麻痺―分回し歩行
55
正常の摂食・嚥下の過程で誤っているのはどれか。
軟口蓋が下降し咽頭鼻部が開く
56
嚥下で誤っているのはどれか。
輪状咽頭筋が収縮すると、食塊が食道に入る
57
咽頭部の表在感覚を支配するのはどれか。 2つ選べ。
舌咽神経, 迷走神経
58
嚥下で正しいのはどれか。2つ選べ。
口腔期に軟口蓋は上方移動する, 咽頭期に喉頭が反射的に挙上する
59
嚥下で正しいのはどれか。
食道期の食塊移動は蠕動運動による
60
舌の機能と神経支配との組合せで誤っているのはどれか。
後1/3の味覚―迷走神経
61
味覚を支配するのはどれか。2つ選べ。
顔面神経, 舌咽神経
62
嚥下に関わる神経とその働きの組合せで 正しいのはどれか。
迷走神経―嚥下反射
63
球麻痺でみられないのはどれか
下顎反射の亢進
64
75歳の男性。脳挫傷。飲酒しトイレで倒れていた。 頭部CTを示す。明らかな運動麻痺はなく、 反復唾液嚥下テスト<RSST>は5回/30秒である。 改訂水飲みテスト<MWST>や食物テストでは嚥下後の 呼吸は良好でむせもない。 義歯を使用すれば咀嚼可能であるが、実際の 食事場面では自分で食物を口に運ぼうとしない。 この患者の摂食嚥下で障害されているのはどれか。
先行期
65
泌尿器の解剖について正しいのはどれか。
膀胱括約筋は平滑筋である。
66
正しいのはどれか
排尿に関する副交感神経はS2~S4にある
67
排尿機構で誤っているのはどれか。
副交感神経を刺激すると膀胱は弛緩する
68
排尿で正しいのはどれか。2つ選べ。
外尿道括約筋は随意制御できる, 膀胱は副交感神経活動で収縮する
69
成人で正しいのはどれか。
腎の中央部はほぼ第1腰椎の高さに位置する
70
神経因性膀胱のうち低活動性膀胱を呈する疾患はどれか。
糖尿病性自律神経障害
71
排便で誤っているのはどれか
排便反射では外肛門括約筋が収縮する
72
排便の随意的な制御に関わるのはどれか
陰部神経
73
排便機構で正しいのはどれか。
胃大腸反射により結腸の蠕動運動が亢進する
74
褥瘡発生の要因でないのはどれか
高血圧
75
手続き記憶で正しいのはどれか
反復訓練によって獲得される
76
自転車の乗り方などの熟練に関連する記憶はどれか
手続き記憶
77
古典の授業で暗記した和歌を10年後も覚えているの はどれか。
意味記憶
78
作動記憶〈ワーキングメモリー〉の説明として 適切なのはどれか。
情報の処理と保持を同時に行う。
79
左大脳半球の病変で出現しやすいのはどれか。 2つ選べ。
左右失認, 観念失認
80
失語症分類と特徴の組合せ(失語症―流暢性―理解) で正しいのはどれか。
Broca失語―非流暢―軽~中等度の障害
81
脳卒中患者の症状と障害との組合わせで誤って いるのはどれか
指示による敬礼の真似ができない―観念失行
82
失行に相当するものを2つ選べ
3, 4
83
右半球で起こるものを3つ選べ
1, 4, 5
84
脳卒中後の在宅高齢者について、ICFにおける活動の 評価に最も関連する情報はどれか。
外出時の交通手段
85
脳卒中患者の嚥下障害について正しいのはどれか。 2つ選べ。
延髄病変で生じやすい, 改訂水飲みテストで評価する
86
脳卒中の摂食・嚥下障害で誤っているのはどれか
右側の咽頭麻痺では顔を左に向けて食べさせる
87
脳卒中患者で内頸動脈系と比べて椎骨脳底動脈系 の病変でみられやすいのはどれか。
運動失調
88
70歳の男性。脳卒中による右片麻痺。 現在ADLは次のとおりである。食事は普通食を先割れスプーン 使用で自立、整容は自立、更衣は自立。トイレは部分介助、 入浴は部分介助。背臥位から自力で起き上がり端座位保持 可能だが、車椅子への移乗は監視が必要。移動は車椅子 にて自立。排便や排尿は時々失禁がある。 Barthel Indexの得点はどれか。
55点
89
Brunnstrom法ステージの段階と脳卒中片麻痺の 患側下肢の動きとの組合せで正しいのはどれか
Ⅵ―座位で下腿を内外旋する
90
脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか
麻痺が重度の場合に発症しやすい
91
脳卒中片麻痺急性期のポジショニングで 正しい組合せはどれか。
肘関節―伸展位
92
脳卒中発症後2週間以内に生じにくい合併症はどれか
肩手症候群
93
脳卒中片麻痺患者に併発した場合、以下の合併症の 存在が明らかになった。訓練時に症状がなくても 歩行訓練を控える方がよいのはどれか。2つ選べ
心房内血栓, 深部静脈血栓
94
脊髄損傷患者(第7頸髄節まで機能残存)に 車椅子駆動訓練を行うとき、最も筋力強化が必要な 筋はどれか
上腕三頭筋
95
脊髄損傷の機能残存レベルと運動の組合せで 正しいのはどれか。2つ選べ。
L4―足関節背屈, S1―足関節底屈
96
脊髄損傷の機能残存レベルと可能な運動との 組合せで正しいのはどれか。 ア. 第1腰髄節―股関節外転 イ. 第2腰髄節―股関節伸展 ウ. 第3腰髄節―膝関節伸展 エ. 第4腰髄節―足関節背屈 オ. 第5腰髄節―足関節底屈
ウ、エ
97
脊髄損傷で正しいのはどれか。
前脊髄症候群では深部感覚障害に比べ 運動機能の予後が悪い
98
中心性脊髄損傷について正しいのはどれか。 2つ選べ。
高齢者に多い, 下肢より上肢機能が強く障害されることが多い