問題一覧
1
食道について正しいのはどれか。
気管の背側を通る。, 縦隔後部を走行する。, 食道入口部は輪状軟骨の高さである。, 粘膜は重層平上皮である。, 食物はぜん動運動で胃に輸送される。
2
縦郭に含まれる臓器はどれか。
上行大動脈, 上大静脈, 交感神経管, 食道, 気管支, 胸管
3
食道アカラシアについて正しいのはどれか。
主な症状に食物のつかえ感がある。
4
胃食道逆流症について正しいのはどれか。
下部食道括約筋の弛緩が関与する。, H2受容体拮抗剤によって自覚症状が緩和する。, プロトンポンプ阻害薬が第一選択の治療法である。, Barret(バレット)上皮は腺がんの発生リスクが高い。
5
食道がんについて正しいのはどれか。
男性に多い。, 喫煙は危険因子である。, 飲酒は危険因子である。, 胸部中部食道に好発する。, 本邦で扁平上皮がんは腺がんである。, ヨードを用いた内視鏡検査は早期診断に有効である。, バレット食道がんは腺がんである。
6
食道がん術後の患者で正しいのはどれか。
呼吸機能低下によって息切れが生じやすい。, 反回神経麻痺では嗄声が出現する。, 食事は一口ずつゆっくり食べるように指導する。
7
胸部食道がん術後5日目の患者。水分の経口摂取を開始したところ、翌6日目より38℃の発熱と頸部創の発赤が出現した。 患者の状態で最も考えられるのはどれか。
縫合不全
8
胸部食道がん術後21日目の患者。食事は開始されているが、嚥下時のつかえ感を訴え、未消化の食物を幅吐した。 手術部位に生じている状態で最も考えられるのはどれか。
浮腫
9
胸部食道がん術後合併症のうち早期離床で予防できるものはどれか。
肺炎
10
胸部食道がん術後5日目の患者。縫合不全の徴候はどれか。
発熱, 頚部創発赤
11
食道がんに対する放射線治療で正しいのはどれか。
食道癌は放射線感受性が高い。, 化学療法と併用すると治療の効果がある。
12
進行した食道がんの合併症はどれか。
反回神経麻痺, 食道気管支瘻, 大動脈穿孔
13
胃粘膜からの分泌物とその機能との組み合わせで正しいのはどれか。
ソマトスタチン------胃酸の分泌抑制, 塩酸------ペプシノーゲンの活性化
14
胃酸の分泌を抑制するのはどれか。
ソマトスタチン, セクレチン
15
後腹膜に存在するのはどれか。
十二指腸, 膵臓
16
胃底腺主細胞の分泌に由来するタンパク質分解酵素はどれか。
ペプシン
17
胃の主細胞で分泌されるのはどれか
ペプシノーゲン
18
空腹時に腹痛を特徴とする疾患はどれか。
十二指腸潰瘍
19
胃潰瘍の患者に見られる少量の吐血の特徴はどれか。
コーヒーの残渣様, 吐物の潜血反応陽性
20
胃がんについて正しいのはどれか。
早期がんの浸潤は粘膜下層までである。, 組織型では腺がんが多い。, 好発部位は胃角部である。
21
幽門側胃切除術後の患者について正しいのはどれか。
鉄乏性貧血がおこりやすい。, 巨赤芽球性貧血がおこりやすい。, ビタミンDの吸収障害がおこりやすい。, ビタミンB12の吸収障害がおこりやすい。
22
幽門側胃切除術後3ヶ月の患者。食後2時間後にめまい、意識が遠くなるような症状が出現した。正しいのはどれか。
後期ダンピング症候群である。, 一回の食事量を減らすように指導する。, 症状が出現した時は糖分を摂取するように指導する。, インスリンの過剰分が原因である。
23
胃全摘術後の縫合不全の出現時期で最も頻度が高いのはどれか。
術後3〜7日
24
胃がんの転移について正しい組み合わせはどれか。
卵巣転移---Krukenberg(クルッケンベルグ)腫瘍
25
胃がんのVirchow(ウィルヒョウ) 転移が生じる部位はどれか。
左鎖骨上窩