問題一覧
1
カタログなどに記載されているフロンラベルには、地球温暖化係数(GWP)について定められた目標を達成すべき「目標年度」、「目標達成度」、「使用ガスの地球温暖化係数」などが表示されている。
◯
2
インバーターエアコンは、圧縮機モーターの回転数を調整し、圧縮機からの冷媒流量を変化させることで冷房・暖房の能力を調整する。運動開始時は圧縮機モーターの回転数を上げ、設定温度に近づくにつれて回転数を下げる。設定温度に達したあとは、圧縮機モーターのON/OFFを、行うことで室温の変化を小さく抑えることができる。
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3
エアコンの設置時には、室外機、室内機の吸い込み口および吹き出し口の付近に十分なスペースを確保する必要がある。スペースが不足していると、所定の能力がでないなばかりではねく故障の原因となる。また、寒冷地では、冬場に季節風の冷たい風が当たる場所に室外機を設置するのは避けたほうがよい。適切な場所がない場合は、防雪フードなどを取り付けるとよい。
◯
4
エアコンを取り付ける際には、電気の契約種別・容量や電源プラグの形状などをあらかじめ確認しておく必要がある。例えば、単相200V 20Aの場合プラグ形状はエルバー形、単相100V 20Aの場合はアイエル形が適合する。
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5
カタログなどには、それぞれの製品が適合する部屋の大きさとして「畳数の目安」が表示されている。例えば、「畳数の目安6畳〜9畳」という表示は、木造平屋建て南向き和室において、暖房運転の場合には6畳までの広さ、冷房運転の場合には9畳までの広さに適していることを示している。
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6
カタログなどには、冷房・暖房の定格能力を表す数値が記載されているが、この値が小さいほど広い部屋に適合できることを示している。測定条件はJISで定められており、冷房能力は、外気温度30℃ 室内温度25℃で運転した場合、暖房能力は、外気温度2℃、室内温度15℃で運転した場合の能力である。
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7
カタログなどに記載されているエアコンの運転音の大きさは、JISに基づき音響パワーレベルで表示されている。音響パワーレベルの大きさは音源との距離にはんぴれいし、距離が2倍になると音響パワーレベルは1/2になる。
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8
床暖房は、輻射暖房のため風による不快感がなく静かである。輻射熱が直接身体に作用するため、室温は低めでも体感温度を高められる。冷えやすい足元を直接温めることができるので、温感効果が高い。
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9
ポンプダウンとは、エアコンを取り外すときに、冷媒を大気に放出しないように室外機に冷媒を回収することをいう。ポンプダウン作業において、配管内に空気が入ると、異常な温度上昇と空気圧縮によりコンプレッサーが破裂する危険性があるので、十分に注意して作業する必要がある。
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10
通年エネルギー消費効率(APF)は、次式で求められる。この値が大きいほど省エネ性が高い。1年間に必要な冷暖房能力の総和とは、消費電力量と同じ基準で算出した理論計算値である。
機種ごとの期間消費電力量/1年間に必要な冷暖房能力総和
11
ハイブリッド式加湿器は、フィルター気化式の送風経路にヒーターを設けた構造で、温風を気化フィルターに当てることで加湿量を増やすことができる。ヒーターを使用しているが、気化フィルターに熱を奪われるので、一般的に、吹き出す加湿空気の温度は室温程度である。
◯
12
一般的に、機械式空気清浄機は、パネル、プレフィルター、集じんフィルター、脱臭フィルターおよびファンといった部品などで構成されており、本体内に設けたファンにより室内空気を吸い込み、各種フィルターを通過させることで空気中のホコリなニオイを除去し、清浄化する仕組みである。
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13
加湿器のカタログなどには、製品ごとにプレハブ洋室と木造和室それぞれの適用床面積が表示されている。両者を比較すると、通常、木造和室のほうが大きい値になる。
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14
空気清浄機では、たばこの煙に含まれる一酸化炭素は除去できない。また、建材から発する化学物質やペットのニオイなどの常時発生しているものもすべて除去できるわけではないので、これらについては、換気によって対策することなどが必要である。
◯
15
湿度の表し方として相対湿度と絶対湿度があるが、通常、日常生活や気象予報などで使われる相対湿度のほうである。また、カタログなどに表示されている除湿能力を測定するときの条件として使われるのも相対湿度である。
◯
16
コンプレッサー式除湿機は、以下のプロセスにより除湿を行う。 1.湿った空気は蒸発器で凝縮されて水滴になり、タンクに落下して貯水される。 2.除湿されて乾いた冷たい空気は、凝縮器を通り温められる。 3.吸い込んだときより少し高い湿度の乾燥した空気が吹出口から排出される。
◯
17
デシカント式の除湿能力は、室温20℃、相対湿度60%を維持する部屋で1日運転した場合の除湿量を(L/日)で表示している。デシカント式の除湿特性は、コンプレッサー式と比較すると、低温下での除湿能力の低下が少ない。
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18
除湿機の衣類乾燥モードを効率的に使用するため一般的な注意事項を以下に示す。 1.洗濯物全体に風が当たるようにする。 2.洗濯物は風がよく通るように間隔をあけて干す。 3.大きい部屋で窓を開けて運転する。 4.室温が低いときは暖房機を、併用して室温を上げる。
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19
デシカント式除湿機には、R134aなどのフロン類が封入されている。使用済みの製品を、廃棄する際には、オゾン層破壊防止および地球温暖化防止のためフロン類の適切な処理が必要なことから、居住地の自治体の定める方法に従って廃棄する必要がある。
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20
建築基準法にて、新築や改築の住宅に24時間換気設備の設置が義務付けられていることにより、普及が進んでいる換気システム。一般的に、新鮮な空気を居室に供給し、汚れた空気をトイレ・洗面所を経て屋外に排出するように換気設計を行う。
全体換気
21
消防法で住宅用火災警報器の設置が義務づけられている部屋ではないが、自治体によってほ、市町村条例で設置が義務づけられている部屋。
台所
22
給気・排気ともに機械換気により強制的に換気する方式。コストは高いが、機械換気のなかで最も確実な給排気が可能性である。
第1種換気
23
この製品は、長期使用製品安全表示制度の対象製品である。2009年4月1日以降に、製造あるいは輸入された製品には、製造年、設計上の標準使用期間、経年劣化についての注意喚起が製品本体などに表示されている。
扇風機
24
住宅用火災警報器を天井に取り付ける場合、壁または梁(はり)と火災警報器の設置位置(本体の中心)との最小の隔離距離。
60cm