問題一覧
1
系
注目していり物質の集まり
2
境界
外界と系を分けている境界線
3
宇宙
系と境界、外界全体のこと
4
開放系
物質とエネルギーが共に外界と交換可能な系
5
閉鎖系
エネルギーは外界と交換可能だが、物質は交換不可能な系
6
孤立系
物質とエネルギー共に外界と交換不可能な系
7
断熱系
仕事は外界と交換可能だが、物質と熱は交換不可能
8
対象とする系がある状態に至る経路に依存する物理量のこと
経路関数
9
経路関数を2つ
仕事、熱
10
始点と終点が同じならば、途中の経路に依存しない物理量
状態関数
11
状態関数の例
仕事、熱以外
12
示量性状態関数の例
体積、質量、エントロピー、エンタルピー、ギブズエネルギー
13
成分が2種類以上あった場合、化学ポテンシャルは成分Aの1molあたりのギプスエネルギーに相当する
×
14
混合物のある一成分のギブズ自由エネルギーの別名は
部分モルギブズエネルギー
15
混合物において、固相と液相の化学ポテンシャルが等しい場合、2相は平衡状態にある
○
16
孤立系で不可逆変化が起これば、エントロピーは増大する
○
17
熱力学第3法則とは
純物質の完全結晶のエントロピーは、絶対零度では0であるという法則
18
孤立系のエネルギー総量は、常に一定である。これは、何法則か
熱力学第1法則
19
孤立系のエントロピーは、可逆変化では、変化しない。何法則か
熱力学第2法則
20
系に吸収された熱を全て仕事に変換することはできない。何法則か
熱力学第2法則
21
固体から気体へ昇華するとき、エントロピーはどうなるか
増大する
22
混合気体が分離されることによって、エントロピーはどうなるか
減少する
23
エントロピーの単位は
J/K
24
溶解熱(溶解エンタルピー)、融解熱(融解エンタルピー)の単位は
J/mol
25
比熱とは
1gの物質の温度を1K上昇させるのに必要な熱
26
熱容量とは
物質の温度を1K上昇させるのに必要な熱
27
標準生成エンタルピーにおいて、炭素の基準物質はグラファイト(黒鉛)である
○
28
標準生成エンタルピーにおいて、0Kの状態を基準とする
×
29
標準生成エンタルピーにおいて、最も安定な状態のエンタルピーは1KJ/molとする
×
30
低圧領域での気体では、圧力×体積=一定である法則は
ボイルの法則
31
溶液中の蒸気圧=純粋な蒸気圧×モル分率である法則は
ラウールの法則
32
気体の流出に関する法則は
グラハムの法則
33
反応熱の加減法則のことを
ヘスの法則
34
水素結合を形成しない物質では、蒸発時のエントロピー変化(=蒸発エンタルピー)は、ほぼ一定である法則は
トルートンの法則
35
エンタルピーは、温度に依存しない
×
36
アレニウスの式は、平衡定数Kの温度依存性を表す
×
37
アンドレードの式は、流体の粘度の温度依存性を示す
○
38
ファントホッフの式は、平衡定数Kの温度依存性を示す
○
39
気体の電離現象を利用し、高エネルギーβ(マイナス)線の測定に用いられる検出器は
GM(ガイガー・ミュラー)計数管
40
放射線による気体の電離現象を利用した検出器は
GM計数管
41
固体の電離現象を利用し、ガンマ線の測定する検出器は
Ge半導体検出器
42
液体の発光現象を利用し、低エネルギーβ-線の測定に用いられる検出器は
液体シンチレーションカウンタ
43
固体の発光現象を利用し、ガンマ線の測定に用いられる測定器は
NaI(TI)シンチレーションカウンタ
44
固体の発光現象を利用し、α線の測定に用いられる検出器は
ZnS(Ag)シンチレーションカウンタ
45
気体に対する電離作用を用いた検出器を3つ
電離箱 比例計数管 GM計数管
46
放射線の励起作用を利用した放射線測定装置は
液体シンチレーションカウンタ
47
固体に対する電離作用を用いた放射線測定装置は
Ge半導体検出器
48
娘核種の半減期が親核種の半減期よりも十分長い場合には、放射平衡を利用したミルキングにより娘核種を得ることができる
×
49
軌道電子捕獲では中性子が放出される
×
50
β-壊変とは
中性子の過剰な核が安定になろうとして過剰な中性子が不足している陽子に変化するもの 原子番号が1つ増える
51
β+壊変とは
陽子の過剰な核が安定になろうとして過剰な陽子が不足している中性子に変化するもの 原子番号が1つ減る
52
軌道電子捕獲(EC)とは
陽子が軌道電子1個捕まえて、中性微子を放出し、中性子1個になる壊変
53
γ壊変
α壊変、β壊変の後、エネルギー的に不安定な原子が、安定な原子へと状態変化する現象
54
核異性転移とは
α壊変、β壊変の後、高エネルギー状態が長く続いてゆっくりとγ戦を出しながら安定な原子へと状態変化する現象
55
NaI(TI)シンチレーションカウンタは、γ線のエネルギーを測定し、γ線放射核種の推定に利用される
○
56
γ転移では、原子番号が1減少するが、質量数は変化しない
×
57
γ線は、α線およびβ線に比べ透過性が高い
○
58
PETは何を用いて核種を製造するか
サイクロトロン
59
MRI、エコーは被爆のある画像診断法である
×
60
逐次壊変において、親核種の半減期が娘核種の半減期よりも長い場合、親核種と娘核種が同時に存在し、両者の放射能が釣り合う状態を何という
放射平衡
61
過渡平衡の条件は
わずかに親核種の半減期の方が大きい
62
永続平衡の条件は
親核種の半減期の方が、はるかに娘核種の半減期より大きい
63
α線を放出し、骨転移のある前立腺癌の治療に利用される核種は
ラジウム
64
α線の核種を4つ上げろ
Pu(プルトニウム) Rn(ラドン) U(ウラシル) Ra(ラジウム)
65
放射平衡を利用して、適当な時間間隔で比較的短寿命の娘核種を得る操作は
ミルキング
66
β-壊変をする核種を4つ
Cs(セシウム) K(カリウム) Co(コバルト) I(ヨウ素)
67
β+壊変する核種を5つ上げろ
C N O F Na
68
γ転移をする核種を4つ上げろ
Cs(セシウム) I125 Ra(ラジウム) I131
69
トレーサー実験に用いられる、β-線を放出する天然放射性核種は何か
3H(トリチウム)、14C
70
40Kはどんな物質か
β-線とγ線を放出する天然放射性核種
71
画像診断(SPECT)で使う診断用医薬品に利用され、γ線を放出する人工放射性核種を5個上げろI
I In Ga Tc Tl(タリウム)
72
PETによる画像診断に用いる放射性医薬品に利用される核種の種類は
β+線を放出する核種
73
18FーFDG(フルデオキシグルコース)は悪性腫瘍の診断に用いられる。この時関与する放射線は
β+線
74
骨に集積する放射線核種を4つ
Ra(ラジウム) P Sr(ストロンチウム) Ca
75
甲状腺に蓄積する性質を有し、甲状腺疾患の治療および診断に用いられる核種は
I131
76
α線の相互作用を2つ上げろ
電離作用 励起作用
77
β-線の相互作用を3つ上げろ
非弾性散乱 弾性散乱 制動放射
78
β+の相互作用を1つ上げろ
消滅放射
79
γ線の相互作用を3つ上げろ
光電効果 コンプトン効果 電子対生成
80
α線の水中での飛程は、約1mである
×
81
α線の比電離は、飛程が長くなれば長くなるほど増加し、停止直前に急増する
○
82
比電離と飛程の関係を示したものを何という
ブラッグ曲線
83
X線を遮蔽できるものは
鉛板、コンクリート
84
β線は何によって遮断されるか
厚いプラスチック版 ガラス板
85
中性子線は何によって遮断されるか
水 ポリウレタン ホウ素原子を含む物質
86
γ線が電子と相互作用しても損失せず、ただ方向を変えるだけの散乱現象のことを
トムソン散乱
87
β-線が原子番号の大きな物質の原子核付近を通過する際、原子核の正電荷の影響で減速し、余分なエネルギーをX線として放出する現象を
制動放射
88
放射性核種の壊変の確率を表す尺度は
壊変定数
89
単位時間あたりに放射壊変する原子の数と定義されるものは
放射能
90
放射性同位体を含む物質の、単位質量あたりの放射能のことを何という
比放射能
91
α線などの荷電粒子線が物質をとるとき、単位長さあたりに生じるイオン対のことは
比電離
92
放射能の単位は
Bq(ベクレル)
93
eV(エレクトロンボルト)は何の単位か
放射線のエネルギー
94
Gy(グレイ)は何の単位か
放射線を浴びた物質の吸収線量
95
Sv(シーベルト)は何の単位か
放射線を浴びた人体の影響の程度を表す
96
γ線およびX線は電磁波の一種である
○
97
β線は電磁波の一種である
×
98
β壊変では、原子番号および質量数は変化しない
×
99
軌道電子捕獲(EC)では中性子1個が陽子1個に変換される
×