問題一覧
1
ドイツの心理学者。心理学実験室を創設した。内観法を用いた人物は誰か?
ヴント
2
被験者自身に被験者の「こころ」を観察させて話をさせる手法
内観法
3
意識は細かい要素からなる複合課程であり、内観によって要素を分解し、再構築すれば内的世界の全体が理解できるというもの。
構成心理学
4
行動主義心理学を提唱。ヴントの内観法を破棄した人物。
ワトソン
5
全ての行動は刺激に対する反応であるとみなしたもの。
行動主義心理学
6
ドイツの心理学者。構成心理学に対する反論であるゲシュタルト心理学を提唱した1人。
ウェルトハイマー
7
ゲシュタルト心理学の提唱者の1人。 チンパンジーを用いた問題解決場面の実験から洞察という方法を見出した人物
ケーラー
8
ドイツの心理学者。場の理論を展開。
レヴィン
9
アメリカの心理学者。 動員低減説の提唱者。
ハル
10
精神分析学の創設者
フロイト
11
神経症や心身症の原因として無意識下に抑圧されているコンプレックスがあることを指摘。その治療法を2つ。
自由連想法、夢分析
12
フロイトが説明した精神構造を3つ
イド、自我、超自我
13
分析心理学 人間の性格を外向性・内向性の2つに分ける向性理論を提唱。
ユング
14
人間は相対的に劣等感を覚える状態から、相対的に優越感を覚える状態を目指して行動するとしたもの。
アドラー心理学
15
個体が発生してからその死に至るまでの様々な変化の過程
発達
16
発達をシェマが同化と調節を繰り返すことによって認知的構造の均衡化がなされる過程と考えた人物。
ピアジェ
17
自己の内面に形成されている認知的枠組み
シェマ
18
既存のシェマの中に環境の刺激を取り込むこと
同化
19
環境の刺激に適応するようにシェマを変化させること。
調節
20
ピアジェが考えた4つの発達段階
感覚運動期、前操作期、具体的操作期、形式的操作期
21
乳幼児期の対人関係を重視し、リビドーを満たす身体の部位をもとに発達段階を5つに分けた。
フロイトの発達理論
22
乳幼児期のリビドーによるイド、自我、超自我の発達段階理論
心理-性的発達段階理論
23
心理-性的発達段階理論 5つの発達段階
口唇期、肛門期、男根期、潜伏期、性器期
24
フロイトの発達理論に心理-社会的発達観を統合し、社会との関係の中で発達が進む
エリクソンの発達理論
25
青年期の特質1 主体性を貫く自我の働き
アイデンティティ
26
青年期の特質2 心理社会的猶予期間
モラトリアム
27
一般的な発達段階 誕生〜1歳ごろ
乳児期
28
一般的な発達段階 1歳〜6歳ごろ
幼児期
29
一般的な発達段階 6歳〜12歳ごろ
児童期
30
一般的な発達段階 12歳〜20歳
青年期
31
一般的な発達段階 20代後半、30代
成人期
32
一般的な発達段階 40代、50代
壮年期
33
一般的な発達段階 60代以降
老年期
34
人間が社会的に健全で幸福な発達を遂げる上で習得しておくことが必要な課題
発達課題
35
発達段階という視点で区切り、その段階で課題が解決されていないと不適応が生じることを示した人物
ハヴィガースト
36
子供の知的発達の水準を、自力解決可能な水準と、他者からの援助や協同によって達成可能な水準の2つに分けた人物
ヴィゴツキー
37
自力解決可能な水準と、他者からの援助や協同によって達成可能な水準の、2つの水準のズレのこと
発達の最近接領域
38
遺伝優位説の提唱者
ゲゼル
39
人間の発達には、経験よりも成熟(遺伝)が重要であるとする説
遺伝優位説
40
環境優位説の提唱者
ワトソン
41
人間の発達は、生まれや成熟ではなく、生後の経験や環境からの働き掛けが重要とした説
環境優位説
42
輻輳説の提唱者
シュテルン
43
人間の発達は、遺伝要因と環境要因の両方が輻輳して始めて成立するとした説
輻輳説
44
環境閾値説の提唱者
ジェンセン
45
人間の発達は、遺伝的な可能性を持って生まれても、環境の質がある水準を超えてなくてはならないという説
環境閾値説
46
カモなど孵化後間もない離巣性の雛鳥が初めて見た動くものに追従反応を示すこと
インプリンティング
47
インプリンティングについて体系的に研究し命名した人物
ローレンツ
48
生まれてすぐに経験したこと。
初期経験
49
初期経験が後々にまで影響を与えること。
初期経験の効果
50
生物がある特性を獲得するための生物学的に備わった限られた期間
臨界期
51
発達には一定の方向性が見られる ①頭部から尾部へ ②中心部から周辺部へ 2つの進行方向を主張した人物
ウェルナー
52
身体各部の発達は一様ではなくそれぞれに独自の速度があることを発達曲線の図に示した
スキャモンの発達曲線
53
子供の発達期 誕生〜1歳ごろ
乳児期
54
子供の発達期 1歳〜6歳ごろ
幼児期
55
子供の発達期 6歳〜12歳ごろ
児童期
56
子供の発達期 12歳〜15歳ごろ
思春期
57
子供の発達期 15歳〜25歳ごろ
青年期
58
生後6ヶ月ごろになると、乳児は親しい人を識別し、見知らぬ人を避けようとする。 母親への愛着が形成される証拠
人見知り
59
刺激に対し神経系を通して起こる動き。生後の活動の大部分を占める。
原始反射
60
足の裏を撫でると、足の指を扇状に広げる
バビンスキー反射
61
光や音などの強い刺激を与えると、両手両足を広げて抱き込むような形になる
モロー反射
62
唇の周りに触れたものに吸い付く
吸いつき反射
63
手のひらに触れたものを強い力で握る
把握反射
64
愛着の発達の最新段階。 母親以外の父親や兄弟、友達に関心を持つ。
母子分離
65
自己の経験を中心とする思考で、自他の区別ができず、他者の視点から考えることができない。
自己中心性
66
命がないものも、自分と同じように命や意識、感情を持つと擬人化して考える。
アニミズム
67
人工物や自然物の相違が分からず、全てのものは人間または人間と同じ能力を持つ神が作ったと考える。
人工論
68
夢や思考などの内面などの内的に生み出されたものが、外界にも存在すると信じる心性。
実在論
69
自己中心性の強い思考から脱却する。
脱中心化
70
脱中心化により仲間意識が芽生え、徒党集団を形成し行動する。
ギャング・エイジ
71
児童期から青年期への過渡期、心理的に不安定な時期
思春期
72
思春期では所属集団が明確ではないため、心理的に不安定な存在になる(レヴィンの概念)
周辺人
73
思春期のうちの、身体の成熟と精神の未成熟から起こる葛藤期
第二次性徴期
74
思春期による、保護者から離れ自立に向かう時期
第二反抗期
75
0歳〜2歳 反射的な行動基礎としながら、適応行動が発達する段階
感覚運動期
76
2歳〜7、8歳 言語活動が開始されるが、思考は自己中心性が強い段階。ごっこ遊びができるようになる。
前操作期
77
7、8歳〜11、12歳 具体物が目の前にあれば、論理的な思考が可能となる。思考の脱中心化がなされる。保存概念が獲得される時期。
具体的操作期
78
11、12歳以降 言葉や記号による抽象的推理や、仮説演繹が可能になる時期
形式的操作期
79
前操作期 あるものを言葉や記号などの象徴により表したりイメージに描いてみたりする象徴機能が発達し、ごっこ遊びが可能になる
象徴的思考期
80
概念の理解が進み、事物を分類したり、関連づけたりすることもできるが、その際の推理は直感に依存
直感的思考期
81
具体的操作期の特徴 物に対して付加や削除が行われない限り外観が変わっても質量は不変である
保存の概念
82
形式的操作期の特徴 既知の事項や経験的事実に基づいて簡単な仮説を立てる。
抽象的推理
83
仮説から論理的に演繹される命題について実験的な仮説をたて、またはその他の方法による経験的事実との照合を行う
仮説演繹
84
2歳ごろまで手足を動かす、音を聞く
感覚運動的遊び
85
7歳ごろまでのごっこ遊びや空想遊び、模倣遊び
象徴的遊び
86
ルールに従う遊び。2人以上での社会的遊び
規則遊び
87
情報や意識の伝達を目的としない言語
自己中心性言語
88
おうむ返し的な言語活動
反復
89
自分に向かって言葉を発する
独語
90
集団の中で他者から応答を期待しないで発せられる
集団的独語
91
情報や意識の伝達を目的とする言語活動
社会性言語
92
発声を伴う言語活動。伝達の機能を果たす
外言
93
思考の過程での個人の頭の中で進行する言語活動。思考を司る言語的思考活動の中で最も重要な形式で外言うから自己中心性言語を経てぶんかか、発達したもの
内言
94
リビドーが適切に満たされずリビドーがその対象に向けられたままの状態にとどまってしまうこと
固着
95
男児あるは女子が同性の親に対し敵意を抱き、異性に対し愛着を求めるようになる フロイトが男根期の特徴として用語にした
エディプスコンプレックス
96
人間や動物が特定の対象に対して形成する情緒的な結びつきのこと
愛着
97
ピアジェによる道徳性の発達研究
無道徳の段階→他律的段階→自立的段階
98
コールバーグの発達理論 ピアジェの研究を基礎により広い年齢層にわたる発達的変化を検討し、3つの水準を設定
慣習以前の水準、慣習的な水準、慣習を超えた水準
99
親子関係を規定する因子として受容-拒否、支配-服従の2つの次元を挙げ、親の養育態度の傾向として示した人物
サイモンズ