問題一覧
1
行動遺伝学では、遺伝と環境の関係を地域環境の側面から統計的手法で見積もる。
✕
2
マズロー(Maslow,A.)によれば、承認または自尊心の欲求が満たされれば人は安堵感を覚え、その後に不安や不満、又は新たな欲求が生じることはない。
✕
3
達成動機の高い人は、高い目標を設定し、困難な課題に果敢に挑戦しようとする。
○
4
おこづかいをもらえるので、家事の手伝いをするのは、内発的動機づけに基づく行動である。
✗
5
目や耳などの感覚器には、光や音以外にも「眼球をおすとが見える」などの感覚を生じさせる刺激があり、こうした刺激を適刺激という。
✗
6
錯視は感覚器の生理学的な構造の影響で生じており、脳の中枢での推論過程などの影響や、刺源の物理的要素による影響はない。
✗
7
網膜に映る大きさが変化しても同じ大きさに見えることを、大きさの恒常性という。
○
8
梅干しを見ただけで、唾液が分泌されるのは、オペラント(道具的) 条件づけによる行動である。
✗
9
子どもが、周囲の大人から繰り返しほめられた行動を行うようになるのは、オペランド(道具的)条件づけによる行動である。
○
10
イヌが前足を出そうとしたときに、その行動をほめていたら、「お手」をするようになった。これはオペラント条件づけである。
○
11
ボタンをつつくとエサの出る装置にハトを入れたら、ボタンを盛んにつつくようになった。これはレスポンデント条件づけである。
✗
12
自伝的記憶とは、その記憶をもっている個人自身の生活史に位置づけられているような事象の記憶であり、事象の起こった日時や場所も同時になされる記憶をいう。
○
13
長期記憶とは、ある特定の出来事が起こったら、又はある時間が経過したらあることを実行しなければならないなど、未来に行う行為に関する記憶をいう。
✗
14
エピソード記憶の機能は、加齢による影響がほとんどみられない。
✗
15
類型論では、典型例が明示され、パーソナリティを直感的・全体的に把握するのに役立つ。
○
16
特性論では、体格や価値に基づく生活様式などの違いでカテゴリー化し、特性をとらえる。
✗
17
外向性・神経症傾向・誠実性・調和性・経験への開放性から成るビッグファイブ(5因子説)は、特論の一例である。
○
18
特性論では、パーソナリティ全体をいくつかの層の積み重なった構造としてとらえる。
✗
19
ハロー効果とは、対象者がある側面で望ましい特徴をもっていると、その評価を対象者の全体的評価にまで広げてしまうことに不安感を抱く行動傾向をいう。
✗
20
ピグマリオン効果とは、自分が相手に対してある期待を持つと、自分自身が意識しないうちに当該期待に沿った行動を自らがとってしまうという行動傾向をいう。
○
21
同調とは、社会的行動のなかで、一人で作業するよりも他の人と一緒に作業しているとき、作業効率が向上することをいう。
✗
22
リーダーシップのPM理論によれば、集団内の人間関係の維持機能が優先されて、業務目標の達成への働きかけの弱いリーダーシップ方は、pM型に分類される。
○
23
ハイイロガンのヒナは、孵化直後の臨界期に出会った運動体に対して、後追い行動をする。
○
24
思春期の発現は性的成熟によって特徴づけられるもので、その発達の速度における個人差は大きいと考えられる。
○
25
モラトリアムとは、自分なりの考え方や人生観をもって、自己の主体性、自立性を確立することができる状態をいう。
✗
26
アイデンティティ拡散とは、傾倒すべき対象をもたず、自分の生き方が分からない状態をいう。
○
27
共同注意とは、他者との友情や愛情、あるいは異性との性的な親密さや愛をはぐくむことである。
✗
28
言語発達は、喃語、模倣語の言語形成準備期から、言語体系の基礎形成期、言語をイメージする力の獲得時期を経て、言語による抽象的思考が可能となる時期へと展開する。
○
29
愛着理論においては、幼児に母親が与える食べ物が契機になって愛着が形成されると考えられている。
✗
30
同じような心的外傷を被った場合、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状の出現には個人差がないと考えられている。
✗
31
燃え尽き症候群の予防策としては、個人と組織の両面でストレス管理に取り組むことが必要とされている。
○
32
仕事量が多く心身の調子が悪くなったので、上司に相談し仕事量を軽減したら回復した。これは情動焦点型コーピングである。
✗
33
試験前に緊張したが、深呼吸をして、試験が終わった後の楽しい旅行のことを思い浮かべたら落ち着いてきた。これは問題焦点型コーピングである。
✗
34
アルコール依存症の治療としては、離脱症状が出現しない程度の適度な飲酒行動の形成を図ることが一般的である。
✗
35
レジリエンスは、ストレスからの自然な回復を生じる力に関する脳内分泌物質である。
✗
36
【解答不明】✗精神分析では、人間のウェルビーイング (よいあり方)について理解することの重要性を説いている。
✗
37
健康生成論の立場では、自分の生活や人生に筋道が通っている、腑に落ちる感覚のことを首尾一貫感覚と呼ぶ。
○
38
人は危機的な出来事を経験することで、人間としての強さや、自分の中にある新しい可能性を見出すことがある。これを心的外傷後成長という。
○
39
ロールシャッハテストは、被検査者の視覚・運動ゲシュタルト機能を通して人格特徴の把握及び理解を目的とする。
✗
40
P-Eスタディは、欲求不満に対する主張性(アグレッション)を知るのに役立つ。
○
41
内田クレペリン精神検査は、積木構成課題結果の心的活動の調和・均衡の様態から、種々の場面で適切な行動を示すことができるかどうかについて見立てる。
✗
42
TAT(主題統覚検査)は、提示された絵を見て作った物語の内容から、隠された欲求やコンプレックスの存在を明らかにする
○
43
遊戯療法では、言語によって自分の考えや感情を十分に表現するに至らないクライエントを対象にして実施れ、主に音楽を表現の手段とする。
✗
44
認知行動療法では、クライエントの自己への評価の低さや自己非難に伴う否定的な感情に注目し、その認知的枠組みや信念を修正する。
○
45
構造的家族療法では、家族集団をセラピーの単位として扱い、個人の問題を家族という脈絡のなかでとらえようとする。
○
46
動作療法では、不適応な行動の修正について、学習理論に基づき治療技法が提唱されている。
✗