問題一覧
1
次の文章のうち、鋳造修復物作製過程で、膨張の起こるものに○印を、収縮の起こるものに×印を記入しなさい。 (1)歯型材の硬化時 (2)ワックスの冷却時 (3)埋没材の硬化時 (4)埋没材の加熱時 (5)合金の凝固時
○, ×, ○, ○, ×
2
次の文は歯冠補綴物の材料として用いられる金属、陶材、レジンの特徴について述べたものである。正しいものには○印を、誤っているものには×印を記入しなさい。 (1)金属は機械的強度に優れている (2)陶材の艶焼きされた面は組織親和性に優れている (3)レジンは耐摩耗性に優れている (4)陶材は熱を伝えにくい (5)レジンは口腔内で変色しにくい
○, ○, ×, ○, ×
3
歯科鋳造用金銀パラジウム合金について、正しいものに○印、誤っているものには×印を記入しなさい。 (1)主成分は銀である (2)主成分は金である (3)パラジウムを添加することにより、金の硫化黒変を防いでいる (4)融点は600℃である (5)この合金は硬化熱処理はできない
○, ×, ×, ×, ×
4
陶材焼付用合金の要件について、正しいものを全て選びなさい。
陶材と強固に化学的結合する, 陶材の焼成温度より融点が高い, 硬化熱処理が可能である
5
次の金属のうちで、溶融点の低いものから順に番号を記入しなさい。 ( )金 ( )銀 ( )銅 ( )白金 ( )パラジウム
2, 1, 3, 5, 4
6
次の文は歯科用陶材について述べたものである。( )内にあてはまる適当な語句を下の語群より選び、その記号を記入しなさい。 歯科用陶材は軟磁器のうちの長石質フリット磁器の1種であり、三大主成分の( )、( )、( )などに溶材( )を混ぜて焼き固め、再び粉砕(フリット化)したものに着色剤として微量の( )を混入したものである。 (語群) ア.陶土 イ.フラックス ウ.ケイ石 エ.石灰 オ.長石 カ.金属酸化物 キ.粘土
ア, ウ, オ, イ, カ
7
歯科用陶材に共通した性質を述べてある。誤っているものを選びなさい。
引張力やせん断力には大きな抵抗を示すが、圧縮力にはもろい
8
A群とB群とで、関係のあるもの線で結びなさい。 (A群) (B群) (1)マトリックス法 ア.ポーセレンの築盛 (2)ステイン イ.つや焼き (3)オペークポーセレン ウ.補色効果 (4)グレージング エ.金属色の透過防止 (5)コンデンス法 オ.箔の圧接
マトリックス法-箔の圧接, ステイン-補色効果, オペークポーセレン-金属色の透過防止, グレージング-つや焼き, コンデンス法-ポーセレンの築盛
9
次の文は陶材について述べたものである。( )の中にあてはまる最も適当なものを下記語群から選び、その記号を記入しなさい。 (1)( )は、強度を増すが、透明度がなくなる (2)( )は、陶材に透明度を増す (3)陶土は粒子間の( )を良くする (4)ケイ石は、強度と( )を増す (5)白榴石は、( )を大きくする (語群) (a)長石 (b)アルミナ (c)耐火性 (d)粘着性 (e)熱膨張係数
b, a, d, c, e
10
次の各文は、陶材を金属に溶着するときの一般的注意事項である。文中の( )内にあてはまる語句を下記の語群より選び、その記号を記入しなさい。 (1)陶材の融点は、金属の融点より少なくとも( )℃( )いものを選ぶ。 (2)陶材と金属の( )が同程度か( )がわずかに小さいものを選ぶ。 (3)金属は( )温で( )が著しくないもの、( )に十分耐えるもの、( )があり、( )を有し、再加熱しても( )のないものを選ぶ。 (語群) イ.陶材 ロ.金属 ハ.高 ニ.低 ホ.酸化 ヘ.弾性 ト.変形 チ.硬度 リ.弾性係数 ヌ.熱膨張係数 ル.咬合圧 ヲ.150~260 ワ.50~100
ヲ, ニ, ヌ, イ, ハ, ホ, ル, チ, ヘ, ト
11
陶材築盛時のコンデンスについて、正しいものを選びなさい。
コンデンスにより焼成時収縮が小さくなる, 過度のコンデンスは色調を損なう危険がある, コンデンスにより陶材泥中の水分が減少する
12
ポーセレン作業時に行うコンデンスの目的について、正しいものを選びなさい
強度の増強, 透明感の増強, 収縮の軽減
13
ポーセレンジャケットクラウンについて、正しいものを全て選びなさい
陶材のみで被覆するので審美的に優れる, 耐摩耗性に優れ、口腔内で変色しない, 歯型に直接材料を盛りつけて製作する
14
硬質レジンジャケットクラウンについて正しいのはどれか全て選びなさい
吸水性がある, 製作操作がポーセレンジャケットクラウンに比べ簡単である
15
ポーセレンジャケットクラウンの利点を述べたものである。誤っているものを選びなさい
全部鋳造冠に比べ、辺縁の適合がよい
16
ポーセレンジャケットクラウンの辺縁形態をショルダーにする理由について、次の文のうち、正しいものを全て選びなさい
ポーセレンの色調をよくする, クラウンの強度を確保する
17
次の文は陶材焼付鋳造冠について述べたものである。正しいものを全て選びなさい
天然歯に近い色調を再現できる, ポーセレンジャケットクラウン、陶材焼付鋳造冠ともに切端舌側部では直接透過光が必要である, 指定された色調に対して、どの陶材色を使うかはシステム化されている
18
陶材焼付鋳造冠の製作手順を番号で( )の中に記入しなさい。 ( )ア.蠟型の作成 ( )イ.埋没 ( )ウ.作業模型の製作 ( )エ.オペーク材の築盛・焼成 ( )オ.ディギャッシング ( )カ.デンティン・エナメルの築盛・焼成 ( )キ.鋳造 ( )ク.グレージング ( )ケ.形態修正 ( )コ.最終研磨
2, 3, 1, 6, 5, 7, 4, 9, 8, 10
19
陶材焼付鋳造冠のメタルフレームの調整について、次の文のうち、正しいものの全て選びなさい
焼付面を滑らかに曲面形態にする, 陶材と金属の境界部を咬合接触部から避ける, 隣接面接触部は陶材で回復する
20
天然歯の色調について、次の文のうち、正しいものを全て選びなさい
年齢が若いほど白色傾向が強い, 切端部は歯頸部に比べ透明性が高い, 乾燥状態と湿潤状態で色調が異なる
21
ポーセレン焼成時オペーク陶材について、正しいものを全て選びなさい
金属と陶材を結合させる, 金属色を遮断する, 仕上がりの色調に影響を及ぼす
22
下記のメタルボンドブリッジ作製時の温度について、温度の高いものの順に選びなさい
陶材焼付用金属の融解温度, 前鑞付け用鑞の融解温度, ディギャッシング温度, 陶材焼成温度, 後鑞付け用鑞の融解温度
23
陶材焼付法によるブリッジに関して、温度の低い順に選びなさい
オペーク陶材の焼成温度, 前鑞付け用鑞の融点, デンティン、エナメル陶材の焼成温度, 焼付用合金の融点, 後鑞付け用鑞の融点
24
陶材焼付法を応用したブリッジの鑞付けについて正しいものはどれか
前鑞付けは、クラウンやポンティックの金属より低い融点の蠟を使用する
25
どちらか記入しなさい
陶材, 高い, 金属, 酸化膜, 化学的結合