問題一覧
1
尿路系の出血部位を推定できる尿検査はどれか
赤血球形態の観察
2
便潜血の免疫学的検査法で正しいのはどれか(2つ)
便の表面をこするように採取する, 上部より下部消化管出血の検査に適している
3
糞便の特徴と疾患の組み合わせで正しいのはどれか(2つ)
灰白色便→閉塞性黄疸, 米のとぎ汁様便→コレラ
4
糞便の特徴として組み合わせで正しいのは
粘血便→細菌性赤痢
5
免疫学的便潜血検査法で正しいのは
連続2日検査すると陽性率は上昇する
6
イチゴゼリー状の下痢便を呈するのは
アメーバー赤痢
7
免疫学的便潜血検査法で正しいのは
検査前に肉食の摂取制限が不要である
8
白色下痢便を呈するのは
ロタウイルス腸炎
9
白血球反応(試験紙法)について、検出試験紙法の原理はペルオキシダーゼ反応である
❌
10
白血球反応(試験紙法)について、尿中に好中球の増加がある場合、陽性となる
⭕️
11
白血球反応(試験紙法)について、尿中にリンパ球や好酸球の増加があっても陽性を示すことがない
⭕️
12
白血球反応(試験紙法)について、女性の場合採尿時に膣分泌物が混入すると、偽陰性を示すことがある
❌
13
白血球反応(試験紙法)について、尿の保存液として用いるキシレンは、偽陽性の原因となる
❌
14
白血球反応(試験紙法)は、抗菌薬として用いるゲンタマイシンの投与により偽陰性を示すことがある
⭕️
15
白血球反応(試験紙法)は、腎盂や膀胱の急性炎症で陽性を示す
⭕️
16
亜硝酸塩検査(試験紙法)は、尿中にアスコルビン酸が排出されると偽陽性となることがある
❌
17
亜硝酸塩検査(試験紙法)は、食事の影響を受ける
⭕️
18
亜硝酸塩検査(試験紙法)は、尿路感染症の指標となる
⭕️
19
亜硝酸塩検査(試験紙法)の反応原理はグリース法に基づく
⭕️
20
亜硝酸塩検査(試験紙法)では、膀胱内に少なくとも2時間以上貯留している尿を用いる
❌
21
亜硝酸塩検査(試験紙法)では、真菌性膀胱炎で陽性を示す
❌
22
亜硝酸塩検査(試験紙法)は、白血球反応と併用することで臨床的精度が向上する
⭕️
23
尿の妊娠反応について正しいものは
OTC検査薬である, 原理はイムノクロマトグラフィー法である, hCGは妊娠8~10週で最大となり、以後週数が進むにつれ減少する
24
髄液が産出される主な部位はどこ
側脳室脈絡叢
25
体内の髄液量
成人120~150ml 小児50~60ml
26
髄液圧の基準値
70~180mmH2O
27
髄液蛋白と髄液糖の基準値
蛋白:10~40mg/dL 糖:血糖値の60~80%
28
髄液細胞数の基準値
5uL以下
29
髄液中の細胞の特徴
髄液採取後に急速に変性する
30
髄液細胞数算定の際に用いる希釈液(染色液)の名称
サムソン液
31
フックス・ローゼンタル計算盤の全16区画の細胞数が102個であった場合、報告すべき髄液細胞数はいくつか
342uL以下
32
多形核球に分類されるもっとも重要な細胞の種類は何か
好中球
33
計算盤上の好中球の細胞質はどのように見えるか
不整形でサムソン液に染まらない
34
髄膜炎とは、どこに生じた状態か
軟膜
35
キサントクロミーについて
頭蓋内出血(クモ膜下出血、脳室内出血)の際に見られ、出血後3~4時間で出現しおよそ1週間で色調がピークとなり、3~4週間持続する
36
細菌性髄膜炎の髄液検査所見の特徴
髄液細胞数 増加, 髄液の肉眼は白濁, 髄液糖 減少, 髄液蛋白 増加
37
ウイルス性髄膜炎の髄液検査所見の特徴
髄液の肉眼は日光微塵, 髄液細胞数 軽度~中等度の増加, 髄液蛋白 増加, 髄液糖 変化なし
38
ギラン・バレー症候群の髄液検査所見の特徴
髄液蛋白→髄液細胞解離を示す
39
試験紙法による尿検査で尿路感染症において陽性を示すものは
亜硝酸塩