問題一覧
1
公平の定義は何ですか?
全てのサプライヤーに対して、均等な機会を提供しているか
2
公正の定義は何ですか?
全てのサプライヤーに対して、フェアな取引をしているか
3
透明の定義は何ですか?
意思決定プロセスが客観的かつ明確に説明できるか
4
原価企画の定義は何ですか?
・原価企画は事業の目標利益達成をねらいとし、 ・事業の社内外における関係部署の創意を結集して、 ・製品群全体の新製品企画·計画段階から始める、 ・目標コスト達成を図る一連の活動 である。
5
目標原価はどうもとめるか
目標原価=予測売価-計画利益-販管費
6
開発、設計時点での割付目標原価を実現するために求められる知力と能力は
構想デザインやアイデアを改良提案できる, 構想デザインや改良アイデアに対して価格査定、評価できる, グローバル視点で最適なサプライヤーを探索できる
7
調達品カテゴリー別調達戦略シートは何のためのものですか?
調達品カテゴリー別に調達履歴を分析し、サプライヤー市場や技術動向を把握してCR戦略やサプライヤー再編成の具体策に展開するためのもの
8
調達品カテゴリー別調達戦略シートで記載される項目は何ですか?
調達品の特徴·品種別購入実績、サプライヤー別購入実績、事業部別/持種別購入実績、先々の所要量計画、主要部材における過去からの購入単価推移などの調達履歴と中期目標単価などです。
9
ノウハウの蓄積、共有化を機能させるには以下の条件整備が重要
電子情報化, ドキュメントのフォーマット化による情報の体系化, 情報の検索性能上, イントラネットによる共有, ツールを活用したノウハウの共有とDBメンテナンス
10
フロントリーディングとは
問題をできるだけ早期に発見し、対策を打っていくこと。
11
フロントリーディングのねらいは
後工程での工数発生を抑制し、開発期間を短縮する
12
コンカレントエンジニアリングとは、
工程を並行化させることにより、開発期間の短縮をねらうもの
13
VEとは
コストの適合性を比率で捉え、比率の低いものを改善してより高い価格比率に作り替えることを狙いとした活動
14
VEの基本的な考え方は
機能に立ち返って検討、分析し、徹底的にムダを排除していくこと
15
VEの5原則は
使用者優先, 機能本位, 創造による変更, チームデザイン, 価値向上
16
VEの5原則のチームデザインとは
異分野の専門家を集め、知識、情報を活用してチームデザインを行うこと
17
VEの5原則の価値向上とは
機能と原価のバランスを研究し、価値の高い製品やサービスを生み出すこと。
18
製品が企画から量産されるまで時系列でVEの種類を分類すると何種類あるか?
3つ
19
ゼロルックVEは別名なんというか
マーケティングVE
20
ゼロルックVEはどのステージで行われるか?
製品企画段階
21
ファーストルックVEはどのステージで行われるか?
製品の開発·設計段階
22
マーケティングVEはどのようなものか
製品価値を創出する
23
ファーストルックVEはなんのために行うか
低原価で価値保証された製品を開発、設計するため
24
セカンドルックVEはどのステージで行われるか?
生産に移行した段階
25
セカンドルックVEはなんのために行うか
製品価値向上のため、開発、設計段階で予期し得なかった点について、コストを削減して価値を最大化、適正化しようとするもの。
26
VE活動はものづくりのどのステージで行うべきか?
上流
27
VEの手順は
事前調査(情報収集と整理), 機能定義, 機能評価, 改善案の作成と実施
28
機能定義では何を行うか
「要求されている機能は何か」を明らかにする
29
機能評価の方法は
金額法, 比率法
30
金額法の利点は何ですか?
価値改善の目標額がすぐわかる
31
金額法にはどのような評価法があるか
主観的評価法, 比較法, 価値基準法
32
金額法の欠点は何ですか?
機能を金額にして示すことの理論づけが難しい
33
金額法の評価は主観的になりがちですか?
はい
34
比率法は何を算出してから機能評価値とする方法か?
相対的な重要度の割合
35
比率法ではどちらの立場からの機能評価を行うことができるか?
メーカーの立場とユーザーの立場
36
比率法を用いると、ユーザーの立場から見てどのような機能が明らかになるか?
機能評価価値が低い割に原価がかかり過ぎている機能
37
比率法の欠点として挙げられることは何か?
ユーザーの立場の評価(信頼性、保守、保全、安全)が非現実的な値になりやすいこと
38
VRとは何を図る手法ですか?
大幡なCRを図る手法
39
VRはどのような要素を削減することでCRを図りますか?
製品を構成する部品種類数·点数とその生産工程種類·工程数
40
VEとVRの違いは何ですか?
VEは個別の製品·部品·工程に対して実施するのに対し、VRは製品群·部品群·工程群というように「群」でとらえて行う手法である
41
Vとは何を意味しているか?
コストを発生させるすべての要因の数と種類の総和を意味している。
42
Rとは何を意味しているか?
その削減を意味している。
43
VRの基本的な考え方は何つかありますか?
①コスト発生要因の数と種類の総和の削減を行う ②コスト発生要因の代表的なものは部品と生産工程と管理点である ③種類の削減にあたっては、 単一製品を対象とするのではなく、製品群を対象とする ④点数の削減には、多機能化、集約化を行う ⑤VRの実施には、設計 ·調達·生産·販売との協力·連携が必要
44
VRの基本的な考え方1つ目
コスト発生要因の“数と種類の総和"の削減を行う
45
VRの基本的な考え方二つ目
②コスト発生要因の代表的なものは"部品”と“生産工程"と“管理点"である
46
VRの基本的な考え方三つ目
③種類の削減にあたっては、 単一製品を対象とするのではなく、製品群を対象とする
47
VRの基本的な考え方四つ目
④点数の削減には、多機能化、集約化を行う
48
VRの基本的な考え方五つ目
⑤VRの実施には、設計 ·調達·生産·販売との協力·連携が必要
49
Vコストとは何ですか?
Vコストとは、部品、工程種類に起因するコスト
50
Vコストの種類は何ですか?
Vコストの種類は、種類要因コストと機会損失要因コストの2つです。
51
種類要因コストとは何ですか?
種類要因コストは、段取り費、金型費、設備費などがあげられるコストです。
52
機会損失要因コストとは何ですか?
機会損失要因コストは、バラエティ要因のために逸失した機会損失で、習熱効果、機械化、自動化によるCRを図れなかった機会損失が含まれるコストです。
53
Fコストとは何に起因するコストですか?
仕様、機能、構造
54
Fコストには具体的にどのような費用が含まれますか?
材料費(歩留りも含む)、加工費、組立費、検査費、出荷・梱包費
55
Cコストとは何に起因するコストですか?
部品や工程数の多さによって発生する業務に起因するコストです。
56
Cコストが高い企業の特徴は何ですか?
製品や部品の開発量が多く、多くの製品を次々と生み出していく企業や、受注設計·生産タイブの企業ほど高い値を示します。
57
Cコストには具体的にどのような費用が含まれますか?
具体的には、設計費、生産準備費、発注費、現品管理費、生産管理費、品質管理費などが含まれます。
58
Vコスト削減(VCR)方策の1つ目は何か?
固定·変動
59
Vコスト削減(VCR)方策の2つ目は何か?
モジュール化
60
固定部分と変動部分の組合せにより多様な製品への対応を図る方策は何か?
固定·変動
61
部品、ユニットを簡素化し、その組合せにより多様な製品への対応を図る方策は何か?
モジュール化
62
OEMとは何の略語ですか?
Original Equipment Manufacturing
63
ODMとは何の略語ですか?
Original Design Manufacturing
64
OEMとは何を意味しますか?
委託者のブランドで製品を生産すること、または生産するメーカーのことである。
65
ODMとは何を意味しますか?
委託者のブランドで製品を設計·生産することをいう。生産コスト削減のために製品を他の企業に委託する形態である。
66
OEM生産の採用目的は
企業の経営効率を高める目的
67
OEM生産の委託者における市場導入期のメリットは
ブランドの知名度向上
68
OEM生産の委託者における市場成長期のメリットは
生産能力不足のカバー
69
OEM生産の委託者における市場成熟期、衰退期のメリットは
製品構成を維持しつつ、新製品の開発に集中することができる。
70
OEM生産の受託者における市場導入期のメリットは
自社技術水準の向上
71
OEM生産の受託者における市場成長期のメリットは
量産効果の享受
72
OEM生産の受託者における市場成熟期、衰退期のメリットは
ある程度の量産維持
73
OEM生産の受託者におけるデメリットは
生産を外部に依存するため、生産活動によって産み出される利益は得られない
74
進捗管理とは
バイヤー企業がサプライヤーに対して依頼、発注したことが計画通りに進んでいるかどうかの確認とフォローを行うこと
75
課題管理の手法
仮想カタログ法, Q-MAP法, 前機種との固定/変動分析, 事前評価法
76
Q-MAP法とは
過去の類似製品のトラブルや不具合を製品図にマッピングすること
77
Q-MAP法のねらいは
どの機能、部位でトラブルや不具合が発生しているかを傾向的につかめるようにし、次期製品開発にやくだてること
78
VEにおける「機能」は何に分解して考えられるか
基本機能, 2次機能