問題一覧
1
混濁の識別:加熱して透明化
尿酸塩
2
混濁の識別:3%酢酸添加で透明化
リン酸塩
3
混濁の識別:3%酢酸添加で気泡を出して透明化
炭酸塩
4
混濁の識別:10%塩酸添加で透明化
シュウ酸カルシウム
5
混濁の識別:10%水酸カリウム添加で透明化
尿酸結晶
6
混濁の識別:アルコールエーテル混合液で透明化
脂肪
7
24時間蓄尿で尿比重はいくつ? ①健常人 ②何で変動する?
①1.015 ②水分摂取量や喪失(発汗)量で変動
8
尿比重に影響を与える物質4つ
ナトリウム、尿素、塩素、カリウム
9
尿比重の測定法
陽イオン抽出法(メタクロマジー法)
10
尿比重が低値の時に考えられる病態は?
尿崩症
11
尿浸透圧とは?また、何に比例する?
尿の濃さの指標。モル濃度に比例。
12
浸透圧測定法は?
凝固点降下法(氷点降下法)
13
健常者の尿pHの値は?
pH6.0(弱酸性)
14
尿pHの測定法
メチルレッドやプロモチモールブルーなどを使った試験紙法
15
呼吸性アシドーシスの流れ
CO2蓄積→H+増加→H+尿中排泄 (PCO2上昇→HCO3上昇)
16
糸球体基底膜で選択的ろ過を行うのは?
サイズバリア、チャージバリア
17
蛋白は何g/dLで(1+)?
30g/dL
18
尿蛋白試験紙法で用いるpH指示薬
テトラプロモフェノールブルー(TBPB)
19
尿蛋白試験紙法で、偽陽性の要因
・pH8以上のアルカリ尿あるいは高度の緩衝能を有する尿 ・消毒液、造影剤などの投与
20
尿蛋白試験紙法で、偽陰性の要因
賛成物質の混入による尿pH低下
21
尿蛋白測定法 スルホサリチル酸法で、尿を蛋白の等電点より( )すると蛋白は陽性に荷重
酸性化
22
①Bence Jones蛋白とは?②また、認められる疾患は?
①免疫グロブリンのL鎖が尿中・血中に存在 ②多発性骨髄腫、マクログロブリン血症、原発性アミロイドーシス
23
Bence Jones蛋白の検出法
Putnam法(検出感度低い)
24
①糖尿病性腎症の早期診断で用いられるもの。②また、糖尿病の合併症
①微量アルブミン ②糖尿病性網膜症、神経障害、糖尿病性腎症
25
尿蛋白陽性の要因の、腎前性尿蛋白の病態3つ
BenceJones蛋白尿、ミオグロビン尿、ヘモグロビン尿
26
尿蛋白陽性の要因の、腎性蛋白尿(糸球体性)の病態4つ
糸球体腎炎、糖尿病性腎炎、膠原病、妊娠
27
尿蛋白陽性の要因の、機能性蛋白尿の成因3つ
運動時、入浴後、発熱時
28
尿糖試験紙法で偽陽性になる要因
次亜塩素酸、塩酸などの酸化剤混入
29
尿糖試験紙法で、偽陰性になる要因
アスコルビン酸、ケトン体
30
アセチルCoAが過剰に産生されると生成されるもの
ケトン体
31
尿中ケトン体陽性の要因
糖尿病、小児の自家中毒
32
ビリルビン代謝の流れ
赤血球崩壊→非抱合ビリルビン→肝臓→抱合型ビリルビン→腸管で腸内細菌により還元→ウロビリノゲン →大半:ステルコビリノゲン、ステルコビリンを経て便中排泄 →一部:肝臓に戻る
33
尿ビリルビンの測定法
ジアゾカップリング法
34
尿ビリルビンの測定で、偽陰性になる物質3つ
アスコルビン酸、亜硝酸塩、尿酸塩
35
ウロビリノゲン測定の試験紙法
ジアゾカップリング法、エールリッヒのアルデヒド法
36
尿ウロビリノゲン陽性における疾患 ①胆汁中の排泄増加 ②腸管での産生増加 ③肝臓での処理低下
①溶血性疾患、無効増血 ②便秘 ③肝炎、肝硬変
37
血尿の尿試験紙法の原理は?
ペルオキシダーゼ様作用
38
尿潜血反応で、偽陽性となる要因
次亜塩素酸、さらし粉などの酸化剤
39
尿潜血反応で、偽陰性となる要因
アスコルビン酸、亜硝酸塩、ホルマリン
40
尿路感染症の起炎菌
硝酸塩を亜硝酸塩に還元
41
亜硝酸塩の偽陽性の要因
尿の室温保存が長い場合の細菌繁殖
42
亜硝酸塩偽陰性の要因
アスコルビン酸、膀胱炎内停留時間が短い
43
ヒト絨毛性ゴナドトロピン陽性のときの疾患4つ
胞状奇形、絨毛がん、精巣腫瘍、卵巣腫瘍
44
ポルフィリンの尿中排泄増加の要因は?
鉛中毒
45
フェニルケトン尿症とは?また、マススクリーニングは?
先天性のフェニルアラニン代謝異常症、 ガスリー法
46
アルカプトン症で尿中に大量排泄される物質
ホモゲンチジン酸
47
5-ヒドロキシインドール酢酸が使用される疾患診断は?
カルチノイド症候群
48
バニリルマンデル酸とは?また、診断に利用される疾患
カテコールアミン、ノルアドレナリンの代謝産物。神経芽細胞腫、褐色細胞腫の診断に利用
49
メラノゲンが大量に排泄される疾患
悪性黒色腫(メラノーマ)
50
インジカンに関連する疾患
腸閉塞