問題一覧
1
心理学が誕生する以前、物理学者フェヒナーによる身体と精神の関係性を科学的に解明しようとした学問をなんと言う?
精神物理学
2
二つの刺激を区別できる最小の刺激強度差のことをなんと呼ぶ?
弁別閾
3
刺激が存在することを感じられる最小の刺激強度をなんと呼ぶ?
刺激閾
4
刺激の変化が感じられなくなる上限の刺激強度をなんと呼ぶ?
刺激頂
5
弁別閾/基準刺激強度で求められる値をなんと言う?
ウェーバー比
6
ウェーバー比が常に一定であることをなんと言う?
ウェーバーの法則
7
心理的に感じる感覚の強さが、刺激の強さの対数関係になる法則をなんと言う?
フェヒナーの法則
8
刺激の内容ごとに感覚と刺激の関係が変化する法則をなんと言う?
スティーブンスの法則
9
基準刺激強度を10とした時に、半分の強さなら5、2倍の強さなら20と答える方法をなんと言う?
マグニチュード推定法
10
世界初の心理学実験室を創設したヴントが目指した心理学を何主義という?
要素主義
11
ヴントが提唱した、統制された環境下で自らの意識内容を観察し、報告するデータ収集法を何というか。
内観法
12
意識は純粋感覚と単純感情に分解でき、それらが結合した統覚として対象が認知されると考えた人は誰か。
ヴント
13
ヴントの心理学を継承したヴントの弟子、ティチナーなどの心理学はなんと呼ばれたか。
構成主義
14
行動主義を提唱し、ヴントの要素主義を批判したのは誰か。
ワトソン
15
ワトソンが提唱した、外部から観察可能な行動を分析して初めて客観性が確保されると言う考え方を何主義というか。
行動主義
16
レスポンデント条件付けの実験として有名なアルバート坊やの実験を行ったのは誰か。
パブロフ
17
ワトソンの行動主義は、個人差や意識の存在を廃した極端な環境主義にも繋がった。このことを指して、行動主義は〇〇なき心理学と呼ばれることもある。
意識
18
刺激(S)と反応(R)の関係性に注目した理論をなんと言うか。
S-R理論
19
刺激(S)と反応(R)の関係性は、生活体(O)の状態に左右されると言う理論をなんと言うか。
S-O-R理論
20
ウェルトハイマーが提唱した、要素に還元できない全体性が持つ情報を何というか。
ゲシュタルト
21
ゲシュタルトに注目し、要素主義を批判したのは誰か。
ウェルトハイマー
22
点の集合などがまとまりを持って知覚される現象を何と呼ぶか。
群化
23
群化がよりシンプルな形で行われることを何の法則と呼ぶ?
プレグナンツの法則
24
離れた二点間に刺激を順番に提示した時、先に提示した位置から後に提示した位置に刺激が移動しているように見える現象を何と呼ぶか。
仮現運動
25
思わず言ってしまった、というような人間が意図しない行動を起こすことをフロイトは何と呼んだか。
失錯行為
26
フロイトは人間の生命エネルギーは性的なものであると考えた。これを何と呼ぶか。
リビドー
27
標本(サンプル)を用いて母集団の特性を推測する手法を何と呼ぶか。
推測統計法
28
推測統計法を行う際、母集団の特性を偏りなく持つよう標本を抽出することを何と呼ぶか。
無作為抽出
29
研究において、研究者が操作する成分を何変数と呼ぶか。
独立変数
30
研究において、測定される成分を何変数と呼ぶか。
従属変数
31
研究において、独立変数以外の成分が従属変数に影響を与えることを何と呼ぶか。
交絡
32
研究において、研究とは関係ないが従属変数に影響を及ぼしうる成分を何変数と呼ぶか。
剰余変数
33
研究において、独立変数以外の要因を、すべて偏りない状態にすることを何と呼ぶか。
統制
34
実験において、独立変数に操作を加えた群を何と呼ぶか。
実験群
35
実験において、独立変数に操作を加えていない、比較対象としての群を何と呼ぶか。
統制群
36
ある個人や対象集団を継続的に追跡し、その発達的検査を検討する研究法を何と呼ぶか。
縦断研究
37
異なる年齢集団を一斉に調査し、各集団間の発達的変化を検討する研究法を何と呼ぶか。
横断研究
38
同一年齢集団の差異を用いて、時代背景の影響を検討する研究法を何と呼ぶか。
コーホート研究
39
研究の分類のうち、人間の心に関わる一般法則の発見を目的とした研究を何と呼ぶか。
法則定立的研究
40
研究の分類として、一般法則で測れない個人の詳細な記述を目的とするものを何と呼ぶか。
個性記述的研究
41
次の特徴をもつ研究法はどれか。 利点・因果関係の特定が可能 欠点・環境の現実場面との乖離
実験法
42
実験法のうち、次の特徴を持つものはどれか。 利点・大人数のデータ収集が可能 欠点・さまざまな回答の歪み
質問紙法
43
実験法のうち、次の特徴を持つものはどれか。 利点・言語能力を問わない。現実場面との乖離がない 欠点・研究者の影響が否定できない。研究者の主観を廃せない
観察法
44
実験法のうち、次の特徴を持つものはどれか。 利点・微細なデータの収集が可能 欠点・数量化が困難、研究者の主観を廃せない
面接法
45
研究の分類として、データを数量化して処理し、統計的分析が可能なものを何と呼ぶか。
量的研究
46
研究の分類として、数量化せず、記述データとして処理するものを何と呼ぶか。
質的研究
47
データの安定性、一貫性を何と呼ぶか。
信頼性
48
テスト項目の等質性、一貫性を何と呼ぶか。
内的整合性
49
内的整合性を信頼性とみなし、それを数値化した指標を何と呼ぶか。
クロンバックのα係数
50
データが測定目的をどの程度的確に測定しているかということを何と呼ぶか。
妥当性
51
測定概念に関わる領域を網羅できているか否かという視点での妥当性を何と呼ぶか。
内容的妥当性
52
理論的に関連が予測される外的基準とどれほど関連しているかという視点での妥当性を何と呼ぶか。
基準関連妥当性
53
測定しようとする構成概念がどれほど適切に測定されているかという視点での妥当性を何と呼ぶか。
構成概念妥当性