抗悪性腫瘍薬を片付ける際には、輸液ルートはボトルから外すと誤穿刺の可能性があるためボトルから外さずまとめて非鋭利機材（オレンジバイオハザード）のダンボールに破棄する

経口抗悪性腫瘍薬（錠剤）の分割や粉砕は容易なので病棟でおこなってよい

抗悪性腫瘍薬が目に入った場合は目洗い器で少なくとも１５分すすぐ

抗悪性腫瘍薬の投与開始から24時間以内に出現する急性の悪心、嘔吐はすぐに改善するため症状が遷延化することはない

ゲムシタビンなど投与速度を遅くした場合に有害反応である骨髄抑制が増強する薬剤があるため指示された速度で投与する必要がある

血管外漏出の防止や抗悪性腫瘍薬の確実な投与のため、逆血の逆流を確認する　 血管外漏出は新たな皮膚障害を引き起こすため、開通性が確認されない場合、薬剤投与は行われない

がん薬物療法を受けた患者の便や尿、血液、汗が付着した物品は通常通りの取扱をしてもよい

抗悪性腫瘍薬を交換する時は、輸液ボトルをスタンドに下げたままではなく、一度目線より下へ下ろしてから水平に抜き差しを行う

オキシコドンは腎機能低下でも使用可能でありモルヒネより副作用が少なく軽微である

オキシコンチンを内服投与した時の記録は、カルテの時刻を張り替えた時刻に合わせ、赤字で看護記録い記載した

分子標的薬の投与中または投与２４時間以内に過敏症やアレルギー症状などと類似した症状を認め重篤な症状に陥る危険性がある症状をインフュージョンリアクション症状という

新人看護師は静脈注射レベル3を持つ看護師が指示すれば抗がん剤の投与を行うことができる

抗悪性腫瘍薬の血管外漏出の防止や確実な投与のため、逆血を確認できるルートでは投与前に必ず逆血を確認する

リツキマシブ、パクリタキセルなど投与速度を速くするとアレルギー反応やインフュージョンリアクションが強く出現する可能性があるため指示された速度で投与する必要がある

インフュージョンリアクションとは主に分子標的薬投与後２４時間以降に出現する症状の総称である

抗悪性腫瘍薬の輸液ボトルに輸液ルートや延長チューブを接続する場合、目線と同じ高さで作業し薬剤が飛ばないか注意しながら作業する

妊娠初期の患者に対する抗悪性腫瘍薬の投与は可能である

48時間内にがん薬物療法を受けた患者の便や尿、血液、汗が付着した物品は暴露予防対策をとる必要がある

抗悪性腫瘍薬の投与中に輸液ポンプのアラームが「閉塞」で鳴った場合生食を用いてフラッシュし閉塞を直した

嚥下障害を認める患者へ経口抗悪性腫瘍薬（錠剤）を投与する際に、薬剤部へ錠剤の粉砕を依頼した

抗悪性腫瘍薬の血管外漏出で即時型発現としての疼痛では激痛もしくは灼熱感が持続しても分、時単位で消失する

アレルギー反応、インフュージョンリアクションを起こす薬剤は投与速度が決まっており、投与速度が速くなると反応が強く出現することがある 一方でゲンシタビンなど投与速度を遅くした場合に有害事象である骨髄抑制が増強数薬剤もあるため指示された速度で投与する

抗がん剤の点滴投与時の曝露予防対策として、使い捨て手袋（1重）とマスクの着用で良い

過敏症やアレルギー症状、徴候にはくしゃみ、熱感、顔面紅潮、掻痒感などの前駆症状ある

インフュージョンリアクションとは主として分子標的薬投与中または投与後12時間以内に出現する症状である 救急時の対応は過敏症やアレルギー症状と同様である

血管外漏出の防止や抗がん剤点滴の確実な実施のため、血流の逆流を確認できるラインでは、投与前に必ず血液の逆流を確認する 逆血と開通性が確認できない場合は、すみやかに抗悪性腫瘍薬の投与を中止し医師に報告する

汚染物の取扱として24時間以内に抗がん剤治療を受けた患者の体液および体液が付着した物品は汚染物として取扱、患者、医療従事者自身の曝露対策を行う

抗がん剤投与時の曝露予防対策として、輸液交換時の抗がん剤の付着、揮発した空気の吸入への対策のために使い捨て手袋、マスクを装着する 交換する輸液バックは、輸液スタンドに下げたまま行う

抗悪性腫瘍薬投与後の骨髄抑制で白血球、好中球の減少が起こるため、易感染状態となる 抗悪性腫瘍薬の投与後7日以降が目安である

抗悪性腫瘍薬を片付ける際には、輸液ルートはビニール袋に入れ口を縛るかジッパー付きプラスチックバックに入れて密封し、非鋭利機材（オレンジ色バイオハザードマーク）のダンボールに廃棄する

抗悪性腫瘍薬は治療域が狭く、わずかな誤薬でも患者の生命を脅かす危険性があるため、事故防止に努める必要がある

アレルギー反応は全ての抗悪性腫瘍薬で投与３０分以内に出現することが多いため、注意が必要である

抗悪性腫瘍薬は細胞毒性をもつため、その取扱においては①誤薬防止②医療従事者の職業従事者の職業性暴露を防ぐための安全な取扱の双方を十分に考慮することが重要である

経口抗悪性腫瘍薬との飲み合わせ（併用薬や飲食物）で治療効果に影響を及ぼすものがあるため患者指導に薬剤師の協力を得る

ゲムタジンは投与速度を遅くした場合に有害事象である骨髄抑制が増強する

抗がん剤の副作用は、顔面紅潮、くしゃみ、熱感、掻痒感などの前駆症状がある

インフュージョンリアクションとは分子標的薬投与中、または投与後48時間以内に出現する

24時間以内に抗がん剤治療を受けた患者の体液は汚染物として標準的予防策をし処理する

がん性疼痛の痛みのコントロールの第二目標は安静時の除痛である

突出痛に対して、静脈注射、皮下注射の場合には２時間量を早送りする

血管外漏出の遅発型発現として生じる疼痛は、通常４８時間以内に生じる

がん性疼痛の痛みのコントロールの第二目標は安静時の除痛である

突出痛に対して、静脈注射、皮下注射の場合には２時間量を早送りする