問題一覧
1
膝蓋骨骨折について正しいのはどれか。
腱膜断裂を伴う際の骨片転移は大きい
2
膝蓋骨骨折で正しいのはどれか
分裂膝蓋骨との鑑別が必要である
3
膝蓋骨中央部に著明な陥凹を認め、膝関節自動伸展運動不能な患者を医療機関へ搬送する際、応急的な固定の膝関節肢位はどれか
軽度屈曲位
4
膝蓋骨骨折で誤っているのはどれか
固定は屈曲60°とする
5
25歳男性、1ヶ月前にバッケットボール中に左膝を打撲した後、膝蓋骨上外側部の圧痛と運動中や運動後の鈍痛で来所した。単純エックス線写真を別に示す。膝の腫脹や安静時痛、骨偏位や不安定感はなく踵殿距離も左右差はなかった。考えられるのはどれか
分裂膝蓋骨
6
腓骨頭骨折の後で足関節と足指の伸展が障害された。最も考えられる合併症はどれか。
総腓骨神経麻痺
7
脛骨外顆骨折で誤っているのはどれか
内反膝変形を起こす
8
膝関節部骨折で誤っているのはどれか
大腿骨顆上伸展型骨折の遠位骨片は後方に転位する
9
脛骨顆部骨折で誤っているのはどれか
内顆骨折では外反膝変形がみられる
10
65歳女性、道路の段差につまずき転倒した。起立困難となり近所の人達に担がれて来所した。膝部に高度な腫脹と外反変形があり、伸展位での側方動揺性が認められる。考えられるのはどれか
脛骨外顆骨折
11
骨折の原因で誤っているのはどれか
脛骨顆間隆起骨折・・・膝蓋腱の牽引力
12
下腿骨近位端骨折と検査との組み合わせで正しいのはどれか
脛骨後十字靭帯付着部骨折・・・アプライテスト
13
膝関節部の骨折で正しいのはどれか
大腿骨顆上骨折では膝窩動脈損傷がみられる
14
好発年齢と骨損傷の組み合わせで正しいのはどれか
思春期・・・脛骨粗面裂離骨折
15
下肢で正しい組み合わせはどれか
脛骨顆間隆起骨折・・・前方引き出しテスト陽性
16
関節動揺が出現しないのはどれか
脛骨粗面骨折
17
下腿骨近位端部骨折の原因の組み合わせで誤っているのはどれか
腓骨頭単独骨折・・・膝関節の外転
18
下腿骨骨幹部骨折で誤っている組み合わせはどれか
筋萎縮・・・早期荷重
19
下腿骨骨幹部骨折について誤っているのはどれか
両骨骨折より単独骨折が多い
20
下腿骨骨幹部骨折の後遺症とその原因との組み合わせで誤っているのはどれか。
偽関節・・・腓骨横骨折
21
開放骨折が起こりやすいのはどれか
脛骨骨幹部骨折
22
下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ
疲労骨折を起こしやすい, 反張下腿の変形を残しやすい
23
下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ
小児の場合は脛骨の若木骨折となりやすい, 直達外力による両骨骨折の骨折部位は同高位となる
24
下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか
前方凹変形になることが多い
25
開放性骨折と創との関係で発生頻度の高い組み合わせはどれか。2つ選べ
下腿骨骨幹部中・下1/3部定型的骨折・・・下腿前内方, 下腿骨果部外転型骨折・・・足関節内側
26
下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか
直達外力では脛骨と腓骨とが同じ高さで骨折する
27
転子果長が短縮するのはどれか
定型的転位を呈した下腿両骨骨幹部骨折
28
下腿骨骨幹部骨折の合併症とその要因との組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ
尖足位拘縮・・・足関節屈曲(底屈)位固定の継続, 内反変形・・・脛骨単独の斜骨折
29
下腿骨骨幹部両骨骨折で誤っているのはどれか
介達外力による螺旋状骨折では脛骨骨折部が高位となる
30
下腿骨骨幹部骨折で誤っている組み合わせはどれか
遷延治癒・・・上•中1/3境界部
31
7歳の男児。スキー滑走中、新雪にスキー先端を突っ込み、上体を捻るようにして転倒、スキー板から靴が外れず、右下腿部を受傷した。下腿中央部に軽い腫脹と同部内側の限局性圧痛を認め、軸圧を加えると同時に疼痛が出現した。下腿に捻転力を加えたが異常可動性は認められず、軋轢音も認めなかった。最も考えられるのはどれか
脛骨骨幹部不全骨折
32
50歳男性。スキー滑走中に転倒、右下肢を負傷した。患肢の股関節及び膝関節を軽度屈曲位でベッド上に背臥位で寝かせたところ、膝蓋骨は正面を向いているが、足部は軸が床面と平行で外側を向いていた。最も考えられる損傷はどれか
脛•腓骨両骨骨幹部骨折
33
下腿骨骨幹部骨折の固定範囲は大腿中央からどこまでか
足MP関節手前まで
34
下腿骨骨幹部骨折の後遺症と原因の組み合わせで誤っているのはどれか
膝関節拘縮・・・PTBキャストの使用
35
下腿骨骨幹部骨折の固定で誤っているのはどれか
固定は大腿近位部から足MP関節手前まで行う
36
下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ
中下1/3の骨折では偽関節になりやすい, 斜骨折の骨折線は前内方から後外上方へ走る
37
下腿骨骨幹部骨折の固定で誤っているのはどれか
膝関節伸展位とする
38
20歳男性。三段跳びの選手である。1ヶ月前から下腿部に疼痛を感じるようになり来所した。初検時の単純エックス線写真では異常はなかったが、2週間後の単純エックス線写真では骨膜反応がみられた。骨膜反応が見られる可能性がある部位はどれか。2つ選べ
脛骨の中央1/3部, 腓骨の近位1/3部
39
下腿骨疲労骨折で難治なのはどれか
c
40
下腿骨骨折でないのはどれか
デュベルニー骨折
41
デュピユイトラン骨折はどれか
d
42
ラウゲ・ハンセン分類の回内・外転損傷で正しいのはどれか
距骨は外側へ脱臼する
43
足部裂離骨折と起因靭帯との組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ
チロー(Tillaux)骨折・・・前脛腓靭帯, 踵骨前方突起骨折・・・二分靱帯
44
下肢骨折で正しい組み合わせはどれか
下腿骨三果部骨折・・・コットン(Cotton)骨折
45
裂離骨折で正しい組み合わせはどれか
脛骨内果骨折・・・三角靭帯
46
ラウゲ・ハンセン分類で誤っているとはどれか
回外・内旋損傷
47
果部骨折におけるラウゲ・ハンセン分類で、前脛腓靭帯の断裂とともに、外果の斜骨折かみられるよはどれか
回外・外旋骨折
48
コットン(Cotton)骨折にみられるのはどれか
後果骨折
49
図に示した機序で生じるのはどれか。2つ選べ
腓骨裂離骨折, 脛骨内果斜骨折
50
内果・外果および脛骨遠位関節面後縁を骨折したものはどれか
コットン(Cotton)骨折
51
無腐性骨壊死を起こしやすいのはどれか
距骨頸部骨折の後方骨片
52
距骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ
足関節屈曲強制で後方突起骨折が発生する, 外力が多いと果部骨折を合併する
53
足第1指が直角に屈曲していて他動的にも動かせないとき原因となるのはどれか
距骨体部の後方転位
54
30歳女性。パラグライダーで飛行後、右足関節伸展状態で着地して負傷した。歩行不能のため、友人に連れられ来所した。腫脹、限局性圧痛および足関節伸展時痛がみられる。母趾が直角に足底側に屈曲している。考えられるのはどれか
距骨骨折
55
33歳男性。3mの堀から飛び降りて受傷した。受傷部の写真を示す。考えられるのはどれか
距骨体部骨折
56
踵骨骨折の分類でないのはどれか
後方突起骨折
57
踵骨骨折の後遺症で正しいのはどれか
距踵関節症
58
足根骨骨折について誤っているのはどれか
踵骨骨折ではベーラー角が増大する
59
踵骨骨折で誤っているのはどれか
骨癒合後に壊死を起こしやすい
60
40歳の男性。作業中、高さ約3メートルの足場から飛び降りた。起こりやすいのはどれか。2つ選べ
第12胸椎圧迫骨折, 踵骨骨折
61
骨折と合併症との組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ
大腿骨遠位端骨端線離開・・・膝窩動脈損傷, 踵骨骨折・・・ズデック(Sudeck)骨萎縮
62
距骨骨折と踵骨骨折に共通するのはどれか
高所からの落下による受傷機序
63
足根骨骨折で誤っているのはどれか
ナウマン症候は踵骨骨折でみられる
64
48歳の男性。ハシゴから足を踏み外し転落、右足底部から接し転倒した。その後、右足での荷重は疼痛のため不能となった。2日後に来所、足部全体の腫脹が強く、足底から下腿に広がる皮下出血斑がみられ、腹位にして足部を後方からみると図のような外観をしていた。距関節部に変形はなく届伸運動は可能であったが、足の回内回外運動は疼痛のため不能であった。この損傷の後遺症として考えられるのはどれか。2つ選べ
ズデック(Sudeck)骨萎縮, 腓骨筋腱腱鞘炎
65
距骨骨折と踵骨との共通点で正しいのはどれか
高所からの転落によって発生する
66
踵骨体部圧迫骨折の徒手整復操作で誤っているのはどれか
足関節の屈曲を強制する
67
脱臼と骨折が合併しないのはどれか
ジョーンズ骨折
68
スポーツ障害の組み合わせで誤っているのはどれか
ゴルフ・・・第3胸椎棘突起骨折
69
中足骨骨折で誤っているのはどれか
下駄骨折は長腓骨筋腱の牽引により発生する
70
中足骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ
骨幹部骨折は直達外力によることが多い, 第5中足骨折基底部は足の強い内がえしによって起こる
71
足部の骨折で正しいのはどれか。2つ選べ
第1、第2指基節骨骨折の遺残変形は足底凸である, 第5中足骨骨幹部近位骨折では遷延治癒に陥りやすい
72
第5中足骨基部骨折について誤っているのはどれか
長腓骨筋付着部に働く牽引力が原因となる
73
19歳の女性。陸上競技長距離選手。1ヵ月前に練習後、足背に痛みが現れたが単純エックス線検査では異常はみられなかった。最近では歩行時にも痛みが現れるようになり、足背に腫脹と圧痛とを認める。考えられるのはどれか
第2中足骨疲労骨折
74
中足骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ
開放性骨折が多い, 足底挿板が有用である
75
短腓骨筋が発症に関与するのはどれか
下駄骨折
76
正しいのはどれか
第5中足骨骨折近位骨幹部にジョーンズ(Jones)骨折が起こる
77
30歳の女性。昨日、歩行中10cmほどの段差につまずき、足部に内返しが強制された。リスフラン関節外側部に著明な腫脹があり来所した。他動的な内反の強制や自動的な外反運動で疼痛が増強した。最も考えられる後遺症はどれか
外方凸変形
78
38歳の女性。3か月前からウォーキングを毎日時間行っている。5日前から右足背に疼痛と腫脹があり来所した。考えられるのはどれか
行軍骨折
79
第5中足骨基部裂離骨折で誤っているのはどれか
骨癒合は不良である
80
中足骨骨折で正しいのはどれか
疲労骨折は第2・第3中足骨に発生することが多い
81
41歳の男性。通勤時に足を捻り足部を負傷した。自発痛が増強し当日に来所した。前足部外側の腫脹、骨長軸圧痛と限局性圧痛、刺轢音を認めた。以下に写真を示す。正しいのはどれか
第5中足骨基部の骨折が疑われる
82
20歳の男性。野球で外野フライを追っているとき、芝生に足を取られ左足の内がえし運動を強制され受傷し来所した。受傷後、約30分での外観写真を示す。この時点で除外できる損傷はどれか
第5中足骨基部裂離骨折
83
足根骨前部と中足骨部の図を示す。短腓骨筋が関与したと考えられるのはどれけ
b
84
21歳の男性。大学では柔道部に所属し、毎日稽古を行っている。最近、試合が近いこともあり稽古量を増やしたところ、左足の外側に痛みを感じたため来所した。単純エックス線写真を下に示す。正しいのはどれか
観血療法の適応が多い
85
足趾末節骨で誤っているのはどれか
第5趾に発生しやすい