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刑法後半
  • 重信龍之介

  • 問題数 40 • 12/8/2024

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    問題一覧

  • 1

    確認23 事後強盗罪(238条)は、財物の取還防止、逮捕免脱、罪跡隠滅のいずれかの目的をもって暴行・脅迫を加え、その目的を達成した場合に既遂となる。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    間違っている

  • 2

    確認22 債務者✕が、債権者Aと言い争いになり、かっとなりAを殺害した。この場合、✕は事実上債務の支払いを免れることになるから、常に、2項強盗を経由して強盗殺人罪になる、というのが通説的な理解である。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    間違っている

  • 3

    確認24 Xが、自動販売機に500円玉と同じ形で同じ重さの金属片を投入し、缶ジュースとそのお釣りを取得した。この場合、Xに詐欺罪は成立せず、窃盗罪が成立する。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 4

    確認21 刑法における「暴行」の概念は多義的であるが、強盗罪における「暴行」は、④程度の暴行・脅迫でなければならない。 ④ に入る適切な語句を下の中から1つ選択でください。

    相手方の反抗を抑圧するに足る

  • 5

    確認21 244条が適用されるために、窃盗犯人と財物の所有者の間に所定の親族関係があることが必要であるが、窃盗犯人と財物の占有者との間の親族関係があることは必要ない。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    間違っている

  • 6

    確認27 Xは、賄賂として収受した絵画を、贈収賄のことが週刊誌等で取りあげられはじめたことから、証拠として発見されないようにYに事情を話して保管してもらった。この場合、Yには盗品等保管罪が成立する。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    間違っている

  • 7

    確認24 詐欺罪において、「だます者」、「だまされる者」、そして、「被害者」がそれぞれ別人である場合を三角(三者間)詐欺という。たとえば、XがYを相手として民事訴訟を提起し、虚の証拠を提出し、裁判所(裁判官)がその虚備を見抜けず✕勝訴の判決を下し、その効力に基づき強制執行がなされ、敗訴者Yの財産を✕に交付させた場合(訴訟詐欺)がこの例であり、三角詐欺の場合一定の要件の下で詐欺罪が成立する。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 8

    確認24 詐欺罪が成立するためには、行為者が欺く行為を行い、それにより被害者がだまされて錯誤に陥り、被害者が財物(利益)を行為者に交付(処分)し、行為者が財物(利益)を得る、という流れをたどらなければならない。被害者による財物の交付(利益の処分)が必要であるということが、詐欺罪の成立要件の大きな特徴である。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 9

    確認23 240条後段は「強盗が人を......死亡させたときは死刑又は無期懲役に処する」と規定している。判例・通説は、この 240条後段の「死亡させた」とは、殺意はなかったが、強盗を行う際に被害者を死に至らしめた場合(強盗致死罪) をいい、強盗が殺意をもって被害者の殺害した場合(強盗殺人)と強盗が殺意をもって被害者の殺害した場合(強盗殺人)を含まないと解している。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    間違っている

  • 10

    確認27 256条1項は、「盗品その他財産に対する罪に当たる行為によって領得された物を無償で譲り受けた者は、3年以下の懲役に処する」と規定し、2項は、「前項に規定する物を運搬し、保管し、若しくは①で譲り受け、又はその有償の処分のあっせんをした者は、10年以下の拘禁刑及び50万円以下の罰金に処する」と規定している。 ①に入る適切な語句を下の解答欄に記入してください。

    有償

  • 11

    確認27 物を毀棄する罪(刑法典第2編第40章 毀棄及び隠匿の罪)は、「物」の中で、公用文書、私用文書、建造物の毀棄をそれぞれ258条、259条、260条において重く処罰し、それらにあたらない残りの「物」を261条がいわば受け皿的にその客体と処罰している(「前3条で規定するもののほか、他人の物を損壊し……」)。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 12

    確認24 Xは、ラーメン屋でラーメンの大盛を注文し、それを食べたあと、その時点ではじめてお金を全然もっていないことに気づいた。✕は、いろいろと考えたが、もはや食い逃げするしかないとの考えに至り、店員の隙をみて逃走した。 この場合、Xの行為は窃盗罪にならず、詐欺罪にも問いえない。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 13

    確認20 Aと口論しているうちにかっとなったBは、Aのスマホをいきなり取りあげ、その場でそのスマホを床に思い切りたたきつけてそれを壊し、その結果、中のデータなども再び元も戻すことはできなくなった。判例は、Bによる取り上げ行為により、その時間は短いとはいえ、Aのスマホの占有を奪っていることから、Bに窃盗罪が成立するとする。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    間違っている

  • 14

    確認23 Xは、資産家の老人Aを殺害して財物を奪うことを計画し、Aを殺害した。しかし、Aの悲鳴を聞いて数人の者がそこへ駆けつけてきたため、あわてたXはなにも奪わずに逃走した。この場合、Xには強殺人罪が成立する。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 15

    確認23 240条の強盗致死傷罪が成立するために、判例は、その死傷結果が①生じたものである必要があると解している。 ①に入る適切な語句を下の中から1つ選択でください。

    強盗の機会に

  • 16

    確認26 横領罪にお行ける「横領」の意義については争いがあるが、通説・判例は、「横領した」とは④の意思が客観的・外部的に発現(実現)したことであると解する。たとえば、自己の占有する他人の物を勝手に売り払う、借金の返済に充てる、持ち逃げする、費消するなどの行為である。 ④に入る適切な語句を下の解答欄に記入してください。

    不法領得

  • 17

    確認20 窃盗罪の保護法益を所有権その他①であると解す る見解を①説といい、窃盗罪の保護法益を財物の 占有それ自体であると解する占有説(所持)と対立してきた。①説によれば、財物の所有者が窃盗犯人からその財物を取り戻す行為は窃盗罪の構成要件に該当しないと解することになる。 ①に入る同一の適切な語句を下の解答欄に記入してください。

    本権

  • 18

    確認22 飲食店において、従業員✕は、客Aの知らないうちに酒の中に睡眠薬を混入し、Aが眠り込んだときにAの衣服から財布を抜き取った。この場合、Xには②強盗罪が 成立する。 ②に入る適切な語句を下の解答欄に記入してください。

    昏酔

  • 19

    確認26 248条は、「未成年者の知慮浅薄又は人の心神耗弱に乗じて、その財物を交付させ、又は財産上不法の利益を得、若しくは他人にこれを得させた者は、10年以下の拘禁刑に処する」と規定し、知慮不十分な者に、人を欺く手段とはいえない単なる誘惑的行為によって、財物(利益)を交付させる行為を処罰している。この罪を①罪という。 ①に入る適切な語句を下の解答欄に記入してください。

    準詐欺

  • 20

    確認25 Xは、十分な支払い能力がなく、また支払う意思もないにもかかわらず、かつて作成した自己名義のクレジットカードがまだ有効期限内であったことから、これを使って電気店でパソコンを購入しようと考え、甲電気店において、店員Aの指示に従い、クレジットカードによる代金決済に必要な伝票の所定欄に自己の名を署名するなどしてパソコンを購入した。後日、甲店が売上伝票をBクレジットカード会社に送り、それに基づきB社から甲店に商品代金の支払いがなされた。その後、クレジットカード利用代金の引き落とし期日にXの指定してある銀行口座に残高がなかったため、B社はXからクレジットカードの利用代金を回収することができなかった。この場合、判例は、被欺罔者・処分行為者は店員A、被害者はC社とする三角詐欺と構成し、C社がクレジットカード利用代金の引き落とし期日に引き落としをできなかった時点をもって、Xがパソコン代金の支払いを免れたとして2項詐欺の成立を認めている。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    間違っている

  • 21

    確認23 ある店舗で商品を万引きをしたが、その店を出ようとした時、店長Aに声をかけられたため、万引きが発覚したと思い、逃げるためにAを殴って逃走した。殴られたAはそのことによって怪我をした。この場合、Xには強盗致傷罪(240条前段)が成立する。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 22

    確認22 強盗罪における暴行・脅迫は、社会通念上一般に、相手方の反抗を抑圧するに足る程度の暴行・脅迫であると定義されている。そこで、被害者に刃物を示して脅迫し財物を奪った場合、判例によれば、被害者が実際にはそのことにより反抗を抑圧されていなかったとしても、社会通念上一般に、相手方の反抗を抑圧するに足る程度の脅迫であるといえれば、強盗罪が成立する。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 23

    確認22 「財産上の利益」とは、財物以外の一切の財産的利益をいい、たとえば、債権を取得する、労務・サービスの提供を受ける場合、債務の支払いを免れる場合の場合などがそれにあたる。具体的には、相手に難癖をつけて法外な賠償を認めさせる場合、語気鋭くすごんで借金の免除を認めさせる場合などである。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 24

    確認20 判例は、窃盗罪の保護法益に関して、かっては⭐️説に立っていたが、判例を変更し、現在では🩷説に立っている。 🩷に入る適切な語句を下の選択肢から1つ選んでください。

    占有説

  • 25

    確認21 強盗罪(236条)の法定刑は③以上20年以下の拘 禁刑である。刑の執行猶予が認められるのは、言い渡される刑が「3年以下の拘禁刑」でなければならないから(25条1項参照)、法定刑が③以上の拘禁刑となっている強盗罪の場合、執行猶予は認められず、必ず刑事施設に収容すべきというのが立法者の判断ということになる。 ③に入る同一の語句を下の選択肢から1つ選んでくださ

    5年

  • 26

    確認21 244条1項は、「配信者、直系血族又は同居の親族との間で235条の罪、235条の2の罪又はこれらの罪の未遂罪を犯した者は、その刑を免除する」と規定する。この規定を①例といい、「法は家庭に入らず」という考え方 に基づくものだと一般に考えられている。 ① に入る適切な語句を下の解答欄に記入してください。

    親族相盗

  • 27

    確認25 航空機でのカナダへの不法入国を企図するXのために、Yは、航空券を販売するカウンターにおいて、販売係の者に、自己が搭乗する者であるように偽って航空機の搭乗券を購入した。この事案に関して、最高裁は、Yが搭乗券購入の代金を支払っていることから、Yに対して、航空券の詐取を理由とする詐欺罪の成立を認めなかった。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    間違っている

  • 28

    確認20 242条は、「②財物であっても、他人が占有し、又は公務所の命令により他人が看守するものであるときは、この章の罪については、他人の財物とみなす」と規定している。 ② に入る適切な語句を下の解答欄に記入してくだ さい。

    自己の

  • 29

    確認24 Xは、買い物をし、レジで支払いをした際、釣り銭が多いことに気づいた。しかし、Xは、なにも言わずその釣銭を受け取って立ち去った。この場合、通説は、信義則上釣り銭が多いことの告知義務があるとし、なにも言わずに釣り銭を受け取ることは不作為による「欺く行為」にあたるとする。 この文章の内容が正しい場合には「正しい」、間違っている場合には「間違っている」の選択肢を選択してください。

    正しい

  • 30

    確認26 247条は、「他人のためにその事務を処理する者が、自己若しくは第三者の利益を図り又は本人に損害を加える目的で、その任務に⑤行為をし、本人に財産上の損害を加えたときは、5年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金に処する」と規定している。この罪を背任罪という。 ⑤に入る適切な語句を下の解答欄に記入してください。

    背く

  • 31

    確認26 約束の期限を相当過ぎているにもかかわらず借金を返済しないAに対して、そのお金を貸していたXは業を煮やし、相当に強引な、脅迫的な言辞を用いて借金を取り立てた。このような場合、判例は、「他人に対して権利を有する者は、その権利を実行することは、その権利の範囲内にあり且つその方法が③と認められる限度を超えない限り、何等違法の問題を生じないけれども、右の範囲程度を逸脱するときは違法となり、恐喝罪が成立することがあるものと解するのを相当とする」と判示した。 ③に入る適切な語句を下の解答欄に記入してください。

    社会通念上一般に忍容すべきもの