問題一覧
1
◎急性肝炎 A型肝炎 主たる感染経路は(1)感染で、生の(2)や生の食べ物、生水から感染することが多い
経口, 貝類
2
◎急性肝炎 A型肝炎は慢性化がすることがある
×
3
◎急性肝炎 A型肝炎は基本的に終生免疫を獲得し、再度罹患することは滅多にない
○
4
◎急性肝炎 A型肝炎 潜伏期は2〜6週で、(1)、(2)、(3)などの前駆症状が2〜3日続く
全身倦怠感, 食欲不振, 感冒様症状
5
発熱, 褐色尿, ビリルビン
6
◎急性肝炎 A型肝炎 黄疸が出現すると症状は軽快する
○
7
◎急性肝炎 A型肝炎 肝機能検査では、血清(1)値が上昇や、(2)や(3)の上昇が見られる
ビリルビン, AST, ALT
8
◎急性肝炎 A型肝炎 肝機能検査では、(1)が低下し、(2)時間は延長、(3)が高値となる
アルブミン, プロトロンビン, LDH
9
◎急性肝炎 A型肝炎 黄疸期に入ると(1)型HA抗体が上昇し、これが陽性ならA型肝炎と診断される。 少し遅れて(2)型HA抗体が上昇し、これが陽性ならA型肝炎既往感染を示し、終生免疫として10年以上持続する
IgM, IgG
10
◎急性肝炎 A型肝炎 発症数か月後までに治癒すれば慢性化は(する・しない) 稀に(2)化することがある→0.1%
慢性, 劇症
11
◎急性肝炎 B型肝炎 感染経路は(1)・(2)・(3)感染の3通りである
血液, 性行為, 垂直
12
◎急性肝炎 B型肝炎 小児発症の場合、多くは一過性に経過し、キャリア化は稀である
×
13
◎急性肝炎 B型肝炎 劇症化は見られない
×
14
◎急性肝炎 B型肝炎 HBs抗原:(1)のHBV感染を意味する。 HBs抗体:HBVの(2)を意味する(終生免疫) HBe抗原:肝炎活動中かつ(3)が強い
現在, 既往, 感染力
15
◎急性肝炎 B型肝炎 成人になってから感染した場合、発症数ヶ月までに治癒することが多い
○
16
◎急性肝炎 B型肝炎 1%以下で劇症化が見られる→予後不良
○
17
◎急性肝炎 B型肝炎 再活性化はしない
×
18
◎急性肝炎 C型肝炎 主たる感染経路は(1)感染 A・B型に比べて(2)化しやすい
血液, 慢性
19
◎急性肝炎 C型肝炎 成人初感染は慢性化しない
×
20
◎急性肝炎 C型肝炎 症状はA・B型と比べて軽微で、自覚症状に乏しい
○
21
◎急性肝炎 C型肝炎 肝機能検査はA・B型と同じであるが、どの検査値も比較的高値をしめすことがおおい
×
22
◎急性肝炎 劇症化リスクが最も高いのはどれか
B型肝炎
23
◎急性肝炎 慢性化リスクが最も高いのはどれか
C型肝炎
24
◎急性肝炎 キャリア化リスクがないもの2つ
A型肝炎, E型肝炎
25
◎急性肝炎 ワクチンがないやつ2つ
C型肝炎, E型肝炎
26
◎慢性肝炎 臨床的に(1)ヶ月以上にわたって肝機能検査値の異常が持続している状態で、組織学的に門脈域を中心とした肝の持続的な炎症をいう
6
27
◎慢性肝炎 我が国では、80%は(1)型肝炎、17%が(2)型肝炎
C, B
28
◎慢性肝炎 B・C型ともに慢性状態が継続すれば、徐々に肝臓の繊維化が進み(1)へ移行する。 また、持続的な炎症により(2)の発生のリスクも高くなる
肝硬変, 肝癌
29
◎慢性肝炎 肝機能が障害されているため、症状が顕著である
×
30
◎慢性肝炎 免疫力低下時期に感染したHBVキャリアの大部分は無症状で過ごす
○
31
◎慢性肝炎 C型急性肝炎の(1)〜(2)%が慢性化する
60, 70
32
◎慢性肝炎 身体所見で、(1)、(2)を、増悪期には(3)を認めることがある
手掌紅斑, クモ状血管拡張, 黄疸
33
◎急性肝炎 急性肝炎で、インターフェロン療法が有効なのはどれか
C型急性肝炎
34
◎アルコール性肝障害 アルコール性脂肪肝やアルコール性肝線維症、アルコール性肝炎を経て、最終的にはアルコール性(1)、アルコール性(2)にまで至る
肝硬変, 肝癌
35
◎アルコール性肝障害 肝硬変の原因として非B・C型の半数以上がアルコール性である
○
36
◎アルコール性肝障害 長期間((1)年以上)、大量に(1日(2)合以上)アルコールを食べ飲むと起こり、女性ではこの半量でも起こるとされる
5, 3
37
◎アルコール性肝障害 成因としてアルコール代謝に伴う肝臓内の変化、代謝産物である(1)の毒性などが想定される
アセトアルデヒド
38
◎アルコール性肝障害 血清(1)・(2)優位のトランスアミナーゼ上昇
AST, ALT
39
◎アルコール性肝障害 (1)では右季肋部痛、発熱、黄疸が見られることがある
アルコール性肝炎
40
◎アルコール性肝障害 肝臓が縮小する
×
41
◎肝硬変 あらゆる慢性進行性肝疾患の終末像であり、一般的に(可逆的・非可逆的)な経過を呈し、最終的には(2)に至る
非可逆的, 肝不全
42
◎肝硬変 病理学的には、高度の繊維化に伴う(1)や(2)のびまん性の出現を特徴とし、肝臓は硬く小さくなる。
偽小葉, 再生結節
43
◎肝硬変 原因は肝炎ウイルスが成因の70%以上を占め、(1)型(20%)<(2)型(50%)である。 また、アルコール過飲や高度の脂肪肝が原因となるのもある
B, C
44
(1)は残存した肝細胞の働きによって強く症状が現れていない時期
代償期
45
代償期になると、(1)、(2)、(3)を認める。
クモ状血管拡張, 手掌紅斑, 女性化乳房
46
◎肝硬変 非代償期になると、肝性脳症による(1)や(2)、昼夜逆転や失見当識などがみられる。 また、(3)や腹水、食道胃静脈瘤破裂や出血も見られる。
羽ばたき振戦, 肝性口臭, 黄疸
47
◎肝硬変 肝性脳症は特に(1)が重要である
アンモニア
48
◎肝硬変 門脈圧亢進症状として、(1)(腹壁皮下静脈怒張)や、(2)・(3)静脈瘤が見られる。 また、(4)により脾機能が亢進し汎血球が減少する。
メデューサの頭, 食道, 胃, 脾腫
49
◎肝硬変 肝機能検査では(1)、(2)が上昇し、汎血球の特に(3)が減少する
AST, ALT, 血小板
50
◎肝硬変 肝硬変の重症度の分類として(1)の分類が用いられる
チャイルドピュー
51
◎肝硬変 治療により元の正常な肝へと修復することは困難である
○
52
◎肝硬変 予後は不良である
○
53
◎肝硬変 肝不全に対する予防と治療について誤っているのはどれか
ステロイドホルモンを投与する
54
◎肝硬変 吐血の予兆として大量の下血が先行することもある
×
55
◎肝癌 肝癌には原発性肝癌と転移性肝癌があり、(1)の方が頻度が高い
転移性肝癌
56
◎肝癌 (男性・女性)に多い
男性
57
◎肝癌 原発性肝癌の70〜80%は(B型・C型)肝炎ウイルスによる肝硬変あるいは慢性肝炎に起因する
C型
58
発癌メカニズムは明らかではない
○
59
◎肝癌 非B・C肝癌として(1)(非アルコール性脂肪肝炎)があり、(1)からの発癌が増加傾向である
NASH
60
◎肝癌 肝癌に特徴的な症状はない
○
61
◎肝癌 肝癌に特徴的な症状はなく、多くは(1)や(2)を伴っており、その症状が見られる。
慢性肝炎, 肝硬変
62
◎肝癌 腫瘍マーカーは(1)(α-フェトプロテイン)または(2)の測定を2〜3ヶ月に一回行う
AFP, PIVKA-Ⅱ
63
◎肝癌 肝癌は治療の進歩により予後が改善しつつあり、再発も少ない
×
64
◎脂肪肝 最も頻度の高い肝疾患である
○
65
◎脂肪肝 脂肪肝は ①アルコール性と、 ②(1)(非アルコール性脂肪性肝疾患)とに分類される。(1)はさらに ③(2)(非アルコール性脂肪肝)とその重症例である ④(3)(非アルコール性脂肪肝炎)からなる
NAFLD, NAFL, NASH
66
◎脂肪肝 NAFLDは(1)、(2)、(3)との関連が強く、(4)の危険因子と考えられる
肥満, 糖尿病, 脂質異常症, 動脈硬化
67
◎脂肪肝 肝硬変や肝細胞癌へ進行する可能性のあるのはどれか
NASH
68
◎肝炎 唯一のDNAウイルスが(1)
B型
69
◎肝炎 治療は、B型なら(1)、C型なら(2)
抗HB免疫グロブリン, インターフェルン
70
◎原発性胆汁性胆管炎 (1)以降の(男性・女性)に好発する自己免疫現象が著名な肝障害であり、(3)や(4)などの自己免疫疾患を合併することが多い
中年, 女性, 関節リウマチ, シェーグレン症候群
71
◎原発性胆汁性胆管炎 症状を認めないものの方が少ない
×
72
◎原発性胆汁性胆管炎 症状がある場合は、早期に(1)、(2)を認めるものもある。
瘙痒感, 黄疸
73
◎原発性胆汁性胆管炎 血液生化学検査では、ALP (アルカリホスフォターゼ)やγ-GTPが上昇し、診断上は(1)が陽性とな?
抗ミトコンドリア抗体
74
◎胆石症 胆汁中の(1)や(2)、(3)が胆嚢内で析出されたものを胆石といい、胆石が総胆管内に存在する場合は総胆管結石という。
コレステロール, ビリルビン, カルシウム
75
◎胆石症 胆石の嵌頓あるいは不明の原因により胆汁に(1)が感染し、胆嚢に炎症を起こしたものを胆嚢炎、胆管に炎症を起こしたものを胆管炎という
細菌
76
◎胆石症 コレステロール結石は(1)した(男性・女性)に多く、食生活や(3)などの因子が絡み合う
肥満, 女性, 高脂血症
77
◎胆石症 ビリルビン結石は(1)や胆道の(2)の感染が関与するとかんがえられる
溶血, 細菌
78
◎胆石症 総胆管結石では(1)や(2)を起こしやすい
閉塞性黄疸, 胆管炎
79
◎胆石症 胆石は無症状で偶然発見されることが多い
○
80
◎胆石症 胆嚢結石のうち、症状が全くないものが50%を占める
○
81
◎胆石症 胆石が(1)に嵌頓すると胆嚢内圧が亢進して心窩部から(2)に強い痛みが発生し、しばしば(3)に放散する
胆嚢頚部, 右季肋部, 右肩
82
◎胆石症 (1)時に暴食したり、高(2)食を摂取すると胆疝痛発作が起こりやすい
空腹, 脂肪
83
◎胆石症 総胆管結石では、(1)の他に黄疸、褐色尿、灰白色便が見られることが多く、(2)を引き起こす
不定愁訴, 急性胆管炎
84
◎胆石症 化膿性胆管炎ではしばしば(1)症状を示す
ショック
85
◎胆石症 (1)はまず行うべき診断法である
腹部超音波検査
86
◎胆石症 総胆管結石の場合は、高(1)血症が見られる
ビリルビン
87
◎急性胆嚢炎 悪寒や戦慄を伴う(1)、(2)、悪心嘔吐、重症では(3)が見られることある
発熱, 右季肋部痛, 黄疸
88
腫大, マーフィー
89
◎急性胆嚢炎 進行すると胆嚢周囲に炎症が起こり、(1)や(2)が見られる
筋性防御, 反跳痛
90
◎急性胆管炎 症状はシャルコーの三徴候
発熱, 黄疸, 腹痛
91
◎急性胆管炎 シャルコーの三徴候の(1)、(2)、(3)に加え、(4)と(5)を加えるとレイノルズの五徴候になる
発熱, 黄疸, 右季肋部痛, ショック, 意識障害
92
◎胆嚢癌・胆管癌 胆嚢癌は大部分は(1)癌である。 60〜70代に多く、(男性・女性)にやや多い
腺, 女性
93
◎胆嚢癌・胆管癌 胆嚢癌は初期症状はない
○
94
◎胆嚢癌・胆管癌 総胆管は早期に閉塞性黄疸が出現するため、早期発見しやすい
×
95
◎胆嚢癌・胆管癌 腫瘍マーカーは(1)や(2)が上昇する
CA19-9, CEA
96
◎胆嚢癌・胆管癌 クールポアジェ徴候(無痛性胆嚢腫大)が陽性にならないのはどれか
早期胆嚢癌
97
◎胆嚢癌・胆管癌 クールポアジェ徴候(無痛性胆嚢腫大)が陽性なのはどれか
乳頭部癌
98
◎胆嚢癌・胆管癌 胆嚢壁の部分的肥厚が認められることが多い
○
99
◎胆嚢癌・胆管癌 MRIでは胆嚢ポリープとの鑑別が困難な場合が多い
○
100
◎胆嚢ポリープ (1)が多い 直径(2)センチを超えると悪性化リスクが高く、初期胆嚢癌との鑑別が困難なので原則として手術する
コレステロールポリープ, 1