問題一覧
1
生産と消費の不一致 ①生産する人と消費する人が違う ②生産される場所と消費される場所が違う ③生産される時点と消費される時点が違う ④生産者が売りたいと思う価格と消費者が買いたいと思う価格が違う ⑤生産者は消費者需要の動向を正確には知らない。消費者は生産の動向を正確に知ることは出来ない
所有の不一致, 場所の不一致, 時間の不一致, 価値の不一致, 情報の不一致
2
生産から消費へ向かっての所有権の移動のこと
商流
3
交換を目的として生産される財のこと
商品
4
品揃えにおける広さとは
商品の多様性
5
品ぞろえにおいて同じ種類の商品における色・サイズ・ブランドの多さ
深さ
6
消費者から見た場合商業者が品ぞろえを形成してるが故に取引の数が制約される効果のこと
取引費用の節約
7
消費者が商品の購買や探索についてできるだけ少ない努力で手に入れようとする商品
最寄品
8
消費者が購買努力・探索努力を惜しまず特に商品の価格、品質、デザインなどを慎重に比較するような商品
買回品
9
購買努力について惜しまないが消費者が既にブランド選考を持っていて店頭でブランド間の比較をしなかったり商品の需要と供給が極めて限られるためにそのような商品間の比較をするまでもないような商品
専門品
10
経済発展が進めば進むほど生活必需品を取り扱う店舗の密度は減少し買回品を取り扱う店舗の数はむしろ増加すること
フォード効果
11
発注がかかる前に需要量をある程度予測して生産すること
見込み生産
12
発注がかかってから生産量を生産すること
受注生産
13
製品の生産と在庫に関する意思決定を早めること
投機
14
製品の生産と在庫に関する意思決定を遅らせること
延期
15
()的在庫形成 時間次元:事前に大量に商品調達。大量仕入れによって規模の経済性が働く。 空間次元:配送拠点数を集約化して少なくすればするほど各小売店舗から日々の注文のバラツキが集約化によって相殺され全体としては在庫数の節約になる
投機
16
()的在庫形成 時間次元:受注されてから仕入れる。欠品・機会ロスがある。規模の経済性が働かない。 空間次元:配送拠点を多数分散的に配置。規模の経済性が働かない。
延期
17
延期的在庫形成を可能とする流通システムは
POSデータの蓄積による正確な販売予測, 多頻度小口配送
18
物々交換の困難性
欲望の両面一致, 交換比率についての了解, 交換単位
19
物々交換の困難性を解決するために生まれたもの
貨幣, 商業
20
溶けないように絡み合った販売と購買の連鎖
商品流通
21
商品を買いたい人と売りたい人の双方の探索には時間と費用がかかる。これらを()と()と呼ぶ。
探索時間、探索費用
22
商業者は自ら商品を生産することなく他人から商品を購買してそれを第三者に販売する。商業者は生産者に対して買い手として向き合うが彼はその商品の消費者では無い。この商業者の活動のことをなんというか
再販売購入活動
23
商業者は特定の生産者や特定の消費者から独立している。これをなんというか
商業者の社会性(商業者の社会的性格)
24
多数の売買を集中することによって生産者と消費者とが効率的に結び付けられ商品の販売と購入に必要な時間と費用が節約される。この働きをなんと言うか
売買集中の原理
25
商業者は需要情報と供給情報を縮約し両者を斉合させる。このことをなんと言うか
商業者による情報縮約・斉合の原理
26
特定の商品に特化することによって専門家の利益が生まれ()が働き始める
規模の経済
27
一般的には実際の出会いよりも競争関係が及び価格メカニズムが作用する広がりをなんと言うか
市場
28
供給が需要を超過すれば価格が下がり需要が供給を超過すれば価格が上がる。価格がいわばバロメータのような役割を果たしておりその結果供給と需要が一致する方向に働くこの市場の働きをなんというか
価格メカニズム(市場メカニズム)
29
商業者の購買は彼自身の消費や欲望に規定されていない。商業者は再販売が可能だと考えればなんでもいくらでも買う。よって商業者は生産者にとって()として機能する
絶対的購買者
30
商業者のうち最終消費者に販売するものを()とよび、それ以外の商業者は()とよぶ
小売商、卸売商
31
商業が段階的に構成されることによって生産者の取引相手は幾何級数に大きくなっていく。商業者のこの役割を()と呼ぶ
市場拡張機能
32
地場産業でひとつの大きな供給を形成する役割を担ったのは()
産地卸商
33
卸売商は絶対的購買者として生産者が生産する全ての商品を買取っただけではなく販売リスクをおう能力を持たない小規模な生産者には()を提供すると共に様々な活動を通してその生産活動の機会を保証した
金融機能
34
輸送や保管・通信などそれ自身は取引でないものの取引を成立させるために必要な活動の遂行に関わるものをなんと呼ぶか
周辺技術
35
生産の様態が変化するに従ってかつては存在した商業者がその存立基盤を失って姿を消していくことをなんというか
商業の自生的収縮
36
卸売商は在庫を保有することによって一括して購入した商品を多数の小売商を相手とした何回にも及ぶ経時的な取引で売りさばくこの機能のことをなんというか
在庫調整機能
37
必要なものをほぼ必要な時に買い求める購買のことをなんと言うか
当用買い
38
取引の計画性は川上から川下に向かうに従って弱くなっていくことをなんと言うか
取引における計画性の希釈
39
需要量の変動率を価格の変動率で割った値を、なんというか
需要の価格弾力性
40
一方の価格が上がるともう一方の需要が増える。このような関係にある財はなんと言うか
競合財
41
一方の需要が少なくなるともう一方の消費量が少なくなる財
補完財
42
財はそれぞれ人間の消費にとって有用性を持っている。その有用性が人々に与える満足度をなんと言うか
効用
43
財の消費単位を1単位追加した時に得られる追加的な満足度は()と呼ばれる。これは消費数量が多くなるにつれて段々と小さくなる。これを()とよぶ
限界効用、限界効用低減の法則
44
全ての財の限界効用が等しくなるところで全体としての総効用は最大となる。これをなんと言うか
限界効用均等の法則
45
人間の消費にとって無意味な財の集合をなんと言うか
集塊物
46
人間の消費に照らして有意味な財の集合を()とよび、集塊物を()に変換することが経済活動の目的である
品揃え物
47
集塊物の品揃えへの変換の総過程を()とよぶ。
斉合
48
斉合は()、()、()の3つの活動によって達成される
形態付与、適合調整、品揃え形成
49
卸売商と小売商の品揃え物は()と呼ばれる
中間品揃え物
50
品揃え形成活動は()、()、()、()から構成される。
仕分け、集積、配分、取り揃え
51
一つ一つの商品をバラバラ似みて同時に購買される可能性を図ることはそれほど意味が無いが使用目的や購買目的あるいは購買頻度から考えて同時に購買されたり少なくとも比較選考される可能性が高い商品群をなんと呼ぶか
関連購買商品
52
内部の移動に必要な費用がほとんど無視しうる程度に隣接した区域の中に多数の商業者が集積する事態のことをなんと言うか
商業集積
53
商圏内で多数の需要が見込まれるし品目を()、それ以外を()
基礎品目、周辺品目
54
距離を克服するために必要な費用をなんと呼ぶか
到達費用
55
商業者が健全機能していてもしていなくても生産者は販売目的に自ら立ち向かわなければいけない。この活動を()とよぶ
マーケティング
56
消費者がその相違にほとんど注意を払わない商品をなんと呼ぶか
コモディティ商品
57
大量生産体制を確立しマーケティングに乗り出すようになった生産者
メーカー
58
消費者が次にその商品が必要になった時に他のブランドではなくそのブランドを買う可能性が高いとき、実際にはどの製品もまだ販売されていないのに消費者の中でブランドの選択が既に終了してしまっていることをなんというか
事前販売
59
製品が消費者の嗜好に惹き付けられるように小売商に引き付けられさらに卸売商にも及ぶ。製品が消費者に引っ張られるように流れていくことをなんというか
プル効果
60
メーカーが小売段階における値引き販売を抑制しようとすることをなんと言うか
再販売価格維持
61
商業者のより多くの販売努力を自社のブランドに引きつけるためメーカーがその費用の一部を自ら負担しようとすること
販売店援助
62
メーカーの力によって製品が流通経路に押し込まれていくことをなんと言うか
プッシュ戦略
63
商業者をメーカーの個別的な役割の担い手として再編していく活動を()とよぶ。メーカーから消費者に至る取引関係の連鎖は流通経路とよばれるがこの系列化された経路は特に()と呼ばれる
流通系列化、マーケティング・チャネル
64
メーカーが可能な限り多数の商業者と取引を行い最大の露出を確保する時()とよぶ。何らかの基準で商業者を選別する時()と呼ぶ。さらにその選別に数量的な限定が含まれる時に()とよぶ
開放的流通、選択的流通、限定的流通
65
商業者がそのメーカーの製品のみを扱い競合者の製品を取り扱わない状態の事をなんというか
専属的取扱い
66
メーカーが差別化の強い製品の力を借り差別化の弱い製品の取り扱いを刺激しようとすることを()とよび、この時、差別化の強い製品を()、弱い製品を()とよぶ
抱き合わせ販売、拘束条件付き製品、抱き合わせ製品
67
商業者がただ1人のメーカーの製品のみを取り扱う状態
完全系列化
68
1部商品を原価割れで販売しながら劇的な低価格を演出することによって集客力を増やし消費者に粗利益率の高い商品も伏せて購入してもらうことによって売上と利益を確保しようとするもの
粗利ミックス
69
特定のメーカーの商品が恒常的に異なる経路を通じて最終消費者に流れる状況
流通経路の複合編成
70
資本的に独立した卸売商業や小売商が自発的に仕入れなどの共同事業を行うという意味で()とよばれた
ボランタリーチェーン
71
独立小売商が共同化によって卸機能を持つ場合()と呼ばれる
コオペラティブチェーン
72
店舗内でバーコードを添付すること
インストア・マーキング
73
それぞれの小売商が保有する在庫は消費者需要の変動に応じて保有せざるを得ないのに対し、卸売商の保有する在庫料は各小売商の消費者需要の変動が相殺され平均化されるため小売商がそれぞれ保有した場合よりも全体として節約可能となること
不確実性プール