問題一覧
1
幼児の自発的な活動、創造力を引き出すための教育遊具である"恩物"を考案 人間の教育
フレーベル
2
家と木と人を描かせ、そこから自己像や感受性、外的世界とのかかわりなどを診断する、"家と木と人テスト(HTPテスト)"を考案
バック
3
人間の発達は"遺伝"と環境が輻輳(物事が方々から集まること)し、相互に作用し合って達成される
シュテルン
4
生まれたばかりの頃は養育者の庇護を必要とするという、"2次的就巣性"があるとし、本来ヒトは出産後から1年間は、胎内で成熟するはずだったのではないか、という"生理的早産説"を提唱
ポルトマン
5
学習は試行錯誤により刺激と反応が連合するという"試行錯誤説"を提唱 満足をもたらす効果のある行動は生じやすく、嫌なものをもたらす行動は消失するという、"効果の法則"も提唱
ソーンダイク
6
ポール・ラングランの生涯教育を『生涯教育入門』で日本に紹介
波多野完治
7
自力で発達できる水準と周囲の援助を受けて達成できる水準の差"発達の最近接領域"
ヴィゴツキー
8
科学的な概念や法則、規則性を学習者自身が"発見"していく学習、発見学習 『教育の過程』
ブルーナー
9
左右対称のインクのシミがどう見えるか、どうしてそう見えたか、などを尋ねる検査を考案
ロールシャッハ
10
発達とは"同化"と"調節"によってシェマが均衡化していく過程 認知的発達段階は、感覚運動期→前操作期→具体的操作期→形式的操作期 発達段階説
ピアジェ
11
他者の行動やその結果を観察することで学習が成立するという"モデリング理論"を提唱、学習者自身が直接経験なしに学習成立
バンデューラ
12
条件づけを行うには、"条件刺激"(音など)と"条件反応"(唾液分泌など)が必要という、実験"古典的(レスポンデント)条件づけ"を行う
パブロフ
13
人物を含む漠然とした状況の絵をもとに"空想の物語"をつくらせ、その物語から、被験者がどのような欲求や動機をもつのかを明らかにする、"主題統覚検査(TAT)"を提唱
マレー
14
実験問題についての予想,討論,実験での検証という一連の手続きにそって組織される授業、"仮説実験授業"
板倉聖宣
15
道徳性に着目し、発達過程を3水準(前慣習的水準、慣習的水準、脱習慣的水準)・6段階に分けた"道徳性発達理論"提唱
コールバーグ
16
報酬あるいは罰である、行動を促す"強化子"と強化子により行動を促すこと"強化"を見つけ、"道具的(オペラント)条件づけ"を提唱
スキナー
17
教育は人間の善なる自然性に任せることで成立、"子どもの発見者" 社会契約論、エミール、人間不平等起源説
ルソー
18
発達段階を乳幼児期、児童期、青年期などに分け、それぞれの段階に応じた発達課題を示した
ハヴィガースト
19
学習とは外部からの刺激をサインとして認知し、"認知地図"を形成するとした、"サイン・ゲシュタルト説"を提唱
トールマン
20
人間の"人間周期"("ライフサイクル")(乳児期〜老年期までの8つに分ける、ライフサイクル論
エリクソン
21
子供の自主的・自発的な計画と活動による学習("プロジェクト・メソッド") 目的→計画→実行→評価
キルパトリック
22
どの程度の刺激から、どの程度の反応が生じるかを測定し、"S-R理論"を提唱 行動主義を確立 環境や経験が発達に影響するとし、"環境優位説"を主張
ワトソン
23
活動の初め・途中・終わりに、診断的評価、形成的評価、総括的評価という教育評価を行い、学習者の学力を確認しながら指導を進めることで、学習者全員が一定水準以上の学力をつけることを目的とした"完全習得学習(マスタリー・ラーニング)"を提唱
ブルーム
24
未完成な文章を自由に補わせて文章を完成させる検査、"文章完成法検査(SCT)"を開発
エビングハウス
25
"感覚"・観察→十分に思考→言葉で表現、という段階を踏むことで物事の認識の形成を目指す 直観教授法 『大教授学』『世界図絵』
コメニウス
26
人間の道徳的素質を発展させ、人格を"完成"させるのが教育の目的 教育学講義
カント
27
学習意欲・能力を養う教育制度を整備・充実させる"生涯教育"を提唱
ポール・ラングラン
28
教材内容を細分化および"プログラム"化し、ティーチングマシンを使って個別学習 プログラム学習
スキナー
29
日常生活などの場面を描いた絵の中で、左の人物の言葉に対して、右の人物が何と答えるかを考えて書き込ませ、社会適応性を診断するテスト、"絵画欲求不満検査(P-Fスタディ)"を考案
ローゼンツヴァイク
30
長く人間社会から隔てられていた子どもをあとから教育し、正常な人間に戻すことの難しさを報告
イタール
31
"直観"から"概念"へ、具体から抽象へという認識の筋道に応じた教授の在り方を目指す 直観教授法 『隠者の夕暮れ』
ペスタロッチ
32
人々に生涯学習が普及した社会、学習社会を提唱
ハッチンス
33
学習者自身が様々な生活経験の中から問題を発見し、解決する過程5段階で学習("問題解決学習") 『学校と社会』
デューイ
34
木を描かせ、その構図や木の様子から人格を診断する、"バウムテスト(ツリーテスト)"を考案
コッホ
35
教授の過程は、"明瞭"→"連合"→"系統"→"方法"の4段階からなる(4段階教授方法) 『一般教育学』
ヘルバルト
36
知恵実験を通して、周囲の状況を洞察し、「こうすればこうなる」という要素間の関係を把握して問題解決にする至るという"洞察説"を提唱
ケーラー
37
最も標準的な問題を先に学習させ、しだいに特殊な問題を解答させていく、筆算中心の学習方式、"水道方式"
遠山哲