問題一覧
1
"感覚"・観察→十分に思考→言葉で表現、という段階を踏むことで物事の認識の形成を目指す 直観教授法 『大教授学』『世界図絵』
コメニウス
2
"直観"から"概念"へ、具体から抽象へという認識の筋道に応じた教授の在り方を目指す 直観教授法 『隠者の夕暮れ』
ペスタロッチ
3
教授の過程は、"明瞭"→"連合"→"系統"→"方法"の4段階からなる(4段階教授方法) 『一般教育学』
ヘルバルト
4
学習者自身が様々な生活経験の中から問題を発見し、解決する過程5段階で学習("問題解決学習") 『学校と社会』
デューイ
5
子供の自主的・自発的な計画と活動による学習("プロジェクト・メソッド") 目的→計画→実行→評価
キルパトリック
6
教材内容を細分化および"プログラム"化し、ティーチングマシンを使って個別学習 プログラム学習
スキナー
7
科学的な概念や法則、規則性を学習者自身が"発見"していく学習、発見学習 『教育の過程』
ブルーナー
8
実験問題についての予想,討論,実験での検証という一連の手続きにそって組織される授業、"仮説実験授業"
板倉聖宣
9
最も標準的な問題を先に学習させ、しだいに特殊な問題を解答させていく、筆算中心の学習方式、"水道方式"
遠山哲
10
人間の発達は"遺伝"と環境が輻輳(物事が方々から集まること)し、相互に作用し合って達成される
シュテルン
11
長く人間社会から隔てられていた子どもをあとから教育し、正常な人間に戻すことの難しさを報告
イタール
12
教育は人間の善なる自然性に任せることで成立、"子どもの発見者" 社会契約論、エミール、人間不平等起源説
ルソー
13
幼児の自発的な活動、創造力を引き出すための教育遊具である"恩物"を考案 人間の教育
フレーベル
14
人間の道徳的素質を発展させ、人格を"完成"させるのが教育の目的 教育学講義
カント
15
学習意欲・能力を養う教育制度を整備・充実させる"生涯教育"を提唱
ポール・ラングラン
16
ポール・ラングランの生涯教育を『生涯教育入門』で日本に紹介
波多野完治
17
人々に生涯学習が普及した社会、学習社会を提唱
ハッチンス
18
自力で発達できる水準と周囲の援助を受けて達成できる水準の差"発達の最近接領域"
ヴィゴツキー
19
道徳性に着目し、発達過程を3水準(前慣習的水準、慣習的水準、脱習慣的水準)・6段階に分けた"道徳性発達理論"提唱
コールバーグ
20
発達とは"同化"と"調節"によってシェマが均衡化していく過程 認知的発達段階は、感覚運動期→前操作期→具体的操作期→形式的操作期 発達段階説
ピアジェ
21
人間の"人間周期"("ライフサイクル")(乳児期〜老年期までの8つに分ける、ライフサイクル論
エリクソン
22
発達段階を乳幼児期、児童期、青年期などに分け、それぞれの段階に応じた発達課題を示した
ハヴィガースト
23
条件づけを行うには、"条件刺激"(音など)と"条件反応"(唾液分泌など)が必要という、実験"古典的(レスポンデント)条件づけ"を行う
パブロフ
24
報酬あるいは罰である、行動を促す"強化子"と強化子により行動を促すこと"強化"を見つけ、"道具的(オペラント)条件づけ"を提唱
スキナー
25
学習は試行錯誤により刺激と反応が連合するという"試行錯誤説"を提唱 満足をもたらす効果のある行動は生じやすく、嫌なものをもたらす行動は消失するという、"効果の法則"も提唱
ソーンダイク
26
どの程度の刺激から、どの程度の反応が生じるかを測定し、"S-R理論"を提唱 行動主義を確立 環境や経験が発達に影響するとし、"環境優位説"を主張
ワトソン
27
学習とは外部からの刺激をサインとして認知し、"認知地図"を形成するとした、"サイン・ゲシュタルト説"を提唱
トールマン
28
知恵実験を通して、周囲の状況を洞察し、「こうすればこうなる」という要素間の関係を把握して問題解決にする至るという"洞察説"を提唱
ケーラー
29
他者の行動やその結果を観察することで学習が成立するという"モデリング理論"を提唱、学習者自身が直接経験なしに学習成立
バンデューラ
30
活動の初め・途中・終わりに、診断的評価、形成的評価、総括的評価という教育評価を行い、学習者の学力を確認しながら指導を進めることで、学習者全員が一定水準以上の学力をつけることを目的とした"完全習得学習(マスタリー・ラーニング)"を提唱
ブルーム
31
左右対称のインクのシミがどう見えるか、どうしてそう見えたか、などを尋ねる検査を考案
ロールシャッハ
32
人物を含む漠然とした状況の絵をもとに"空想の物語"をつくらせ、その物語から、被験者がどのような欲求や動機をもつのかを明らかにする、"主題統覚検査(TAT)"を提唱
マレー
33
日常生活などの場面を描いた絵の中で、左の人物の言葉に対して、右の人物が何と答えるかを考えて書き込ませ、社会適応性を診断するテスト、"絵画欲求不満検査(P-Fスタディ)"を考案
ローゼンツヴァイク
34
未完成な文章を自由に補わせて文章を完成させる検査、"文章完成法検査(SCT)"を開発
エビングハウス
35
家と木と人を描かせ、そこから自己像や感受性、外的世界とのかかわりなどを診断する、"家と木と人テスト(HTPテスト)"を考案
バック
36
木を描かせ、その構図や木の様子から人格を診断する、"バウムテスト(ツリーテスト)"を考案
コッホ
37
生まれたばかりの頃は養育者の庇護を必要とするという、"2次的就巣性"があるとし、本来ヒトは出産後から1年間は、胎内で成熟するはずだったのではないか、という"生理的早産説"を提唱
ポルトマン