問題一覧
1
効用
財の消費から得られる満足度。
2
効用関数
消費から個人が得る効用を表す関数。
3
限界効用
消費を限界的に1単位増やすときの効用の増加分。
4
無差別曲線
同じ効用水準になる消費の組み合わせを結んだ曲線。
5
限界代替率(MRS)
一方の財を限界的に1単位増やす(減らす)とき、同じ効用を保つには、もう一方の財をどれだけ減らせば(増やせば)良いかを表す交換比率。
6
予算制約式
ある価格のもとで、持っているお金で消費できる組み合わせを示す式。
7
効用最大化条件
限界代替率(MRS)=価格比 -dy/dx=δu/δx/δu/δy=Px/Py
8
所得消費曲線
所得が変化したときの最適消費点を結んだ曲線。
9
上級財
所得が増える(減る)と需要が増える(減る)財 =正常財
10
下級財
所得が増える(減る)と消費が減る(増える)財 =劣等財
11
エンゲル曲線
所得と財の最適消費量との関係を表す曲線。
12
需要の所得弾力性
所得(I)が変化する時、需要(X)がどれくらい変化するかを表す変化率の比率。
13
必需品
所得の変化に比べて、需要の変化が小さい財。
14
奢侈品(贅沢品)
所得の変化に比べて、需要の変化が大きい財。
15
価格消費曲線
価格が変化した時の最適消費点を結んだ曲線。
16
非ギッフェン財
価格が上昇(下落)すると、需要が減る(増える)財。←ほとんどの財
17
ギッフェン財
価格が上昇(下落)すると、需要が増える(減る)財。←ほぼ存在しない
18
代替効果
効用一定のもとで、価格のみの変化がもたらす支出最小となる消費点の変化。
19
所得効果
実質所得の変化がもたらす最適消費点の変化。
20
需要曲線
財の価格と需要量(最適消費点)の関係を示す曲線。
21
需要の価格弾力性
価格(p)が変化するときに、需要(x)がどのくらい変化するかを表す比率。
22
生産関数
生産要素投入量から得られる生産量を表す関数。
23
労働の限界生産力
資本一定で、労働を限界的に1単位増やすとき、生産量がどれだけ増えるか。
24
等生産量曲線
同じ生産量が得られる生産要素の組み合わせを結んだ曲線。
25
技術的限界代替率(TMRS)
等生産量曲線の傾き。 TMRS=-dK/dL=δf(L,K)/δL/δf(L,K)/δK 意味:労働を1単位減らす(増やす)とき、生産量を一定に保つには資本をどれだけ増やさなければ(減らさなければ)ならないか。
26
総費用
生産にかかる全ての費用。
27
等費用曲線
同じ費用を導く生産要素の組み合わせを表す曲線。
28
費用最小化条件
技術的限界代替率(TMRS)=要素価格比 -dK/dL=δf(L,K)/δL/δf(L,K)/δK=w/r
29
限界費用(MC)
生産量を限界的(微小)に1単位増やすときに追加的にかかる費用。
30
平均費用(AC)
財1単位あたりの生産費用。
31
利潤
総収入-総費用
32
利潤最大化条件
①限界生産力=実質要素価格 δf(L,K)/δL=w/p,δf(L,K)/δK=r/p w/p,=r/p ②価格=限界費用 p=MC
33
費用関数
生産量とその生産をするときにかかる(最小化の)費用を表す関数。
34
総費用
ある量を生産するときにかかるすべての費用。(総費用=可変費用+固定費用)
35
可変費用
生産量によって変化する費用。
36
固定費用
生産量に関わらずかかる費用。
37
平均可変費用(AVC)
財1単位あたりの可変費用。 →Y=0上のFとVの境界線からの傾き:AVC=V/Y
38
限界収入
生産量を限界的(微小)に1単位増やすことから得られる収入の増加量。
39
損益分岐点
利潤が0となる点。 →ACの最低点(AC=MC)
40
操業停止点
企業を生産をやめる点。 →AVCの最低点(AVC=MC)
41
短期
生産において資本を動かせない。
42
長期
生産において資本を動かせる。
43
個別需要曲線
ある価格のもとでの各個人の需要量を表す曲線。
44
市場需要曲線
ある価格のもとでの市場における需要量を表す曲線。
45
個別供給曲線
ある価格のもとでの各生産者の供給量を表す曲線。
46
市場供給曲線
ある価格のもとでの市場における供給量を表す曲線。
47
完全競争
以下の4つの条件が満たされる市場の状態。 ①多数の消費者・生産者がおり、だれも価格を操作できない ②財は同質的・・・企業・ブランド間の差別化なし(プライス・テイカー) ③情報が完全・・・消費者・生産者間の情報が同じ ④市場への参入・退出が自由
48
市場均衡
市場需要と市場供給が一致する状態。(需要曲線と供給曲線の交点)
49
ワルラス的調整過程
D<S(超過供給)→価格下落 S<D(超過需要)→価格上昇
50
マーシャル的調整過程
PD<PS(超過供給価格)→取引量減少 PS<pD(超過需要価格)→取引量増加
51
消費者余剰
消費者の財消費から得られる効用の金銭的評価の総和から支払額を引いたもの。(消費者が取引からどれだけ得したか)
52
生産者余剰
生産者の販売収入から生産費用(限界費用総額)を引いたもの。(生産者が取引からどれだけ得したか)
53
総余剰
市場取引によりすべての経済主体が得る余剰の合計。(社会全体で取引からどれだけ得したか)
54
市場需要
ある価格のもとでの市場の需要量。
55
市場供給
ある価格のもとでの市場の供給量。
56
従量税
財の数量に対して税を課す方法。(例:たばこ税) →供給曲線は税金分上方に平行シフト。
57
従価税
価格に対して税を課す方法(例:消費税) →供給曲線は傾き・切片ともに増加。