問題一覧
1
災害急性期における精神障害者への看護師の対応で最も適切なのはどれか。
服薬している薬剤を中断しないように支援する。
2
ジギタリス製剤の作用はどれか。
強心作用
3
副交感神経の作用はどれか。2つ選べ。
縮瞳, 心拍数減少
4
狭心症発作時に使用するのはどれか。
ニトログリセリン
5
ニトログリセリンの副作用はどれか。
血圧低下
6
Aさん(21歳、男性)は、統合失調症と診断され、入院してハロペリドールの投与が開始された。入院後3日、39.5℃の急激な発熱、発汗、筋固縮および意識障害を認めた。Aさんの状態で考えられるのはどれか。
悪性症候群
7
Aさんは現在、在宅酸素療法2L/分に加えて定期薬としてオキシコドン塩酸塩水和物徐放薬10mgを1日2回内服し、臨時追加薬としてオキシコドン塩酸塩を使用している。 訪問看護師がAさんに対して行う疼痛管理の指導として適切なのはどれか。
臨時追加薬を内服した日付と時刻とを記録する。
8
緑内障で禁忌なのはどれか。
アトロピン
9
高血圧の治療薬でないのはどれか。
アルキル化薬
10
自律神経とその作用に関する組み合わせである。正しいのはどれか。
副交感神経 ー 消化管運動の亢進
11
麻薬性鎮痛剤の副作用はどれか。
腸蠕動の抑制
12
Aさん(60歳、男性)は、統合失調症で20年前から抗精神病薬を服用している。常に口を動かしているため、何か食べていないか看護師が口の中を確認するが、何も口には入っていない。Aさんは「勝手に口が動いてしまう」と言う。Aさんに現れている症状はどれか。
遅発性ジスキネジア
13
在宅療養中の末期がん患者。がん性疼痛に対して経口モルヒネ薬が処方。指導内容で適切なのはどれか全て選べ。
痛みについての記録を勧める。, 薬は定時に服用する。
14
初めてニトログリセリンを処方された患者への指導で適切なのはどれか。
「血圧が低下することがあります」
15
Aさん(68歳、女性)は70歳の夫と2人で暮らしている。6年前にParkinson(パーキンソン)病と診断された。現在、レボドバ〈Lーdopa〉を1日3回内服している。ヤールの重症度分類ステージⅢで、要介護1である。夫が付き添い、神経難病専門クリニックに杖を使って通院している。特定疾患医療受給者証を持っているが、在宅におけるサービスは利用していない。 Aさんは足がすくんで転びやすくなったため受診したところ、レボドバ〈Lーdopa〉処方が増量となった。Aさんは「主治医から薬を1日4回飲むことになると説明を受けました。今までは何もなかったけど、薬の副作用にはどんなものがありますか」と外来看護師に相談した。 副作用の説明で正しいのはどれか。
「体が勝手に動くことがあります」
16
癌性疼痛を訴える患者。塩酸ブプレノルフィン(レベタン)0.2mgを6~8時間毎に筋肉内注射をしていたが、疼痛スケール(1~10)で8と訴えるようになった。 次に選択すべき鎮痛方法はどれか
硫酸モルヒネ徐放錠を10mg、1回2錠を1日1~2回内服
17
副交感神経系の作用はどれか。2つ選べ。
瞳孔の収縮, 唾液分泌の亢進
18
癌性疼痛の特徴で正しいのはどれか。
持続性の痛みが多い。
19
狭心症の治療に用いられる薬はどれか。2つ選べ。
抗血小板薬, 硝酸薬
20
抗不安薬を服用開始直後の患者で最も注意するのはどれか。
起立性低血圧
21
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)による治療開始後20日が経過した外来患者から電話で問い合わせがあった。2日前から薬の処方量が増え、そのとおりに服用したところ、吐気が出現して困っていると訴えている。外来看護師の対応で適切なのはどれか。
「外来を受診して医師に相談してみましょう」
22
癌性疼痛への患者自身の対処で適切なのはどれか。
痛みの部位や増強因子を把握する。
23
Aさん(56歳、男性)は、進行結腸癌の術後に両側の多発肺転移が進行し、終末期で在宅療養中であったが呼吸困難が増悪したため入院した。経皮的動脈血酸素飽和度 〈Sp02〉は95%であるが、安静時でも呼吸困難を訴え、浅い頻呼吸となっている。発熱はなく、咳嗽はあるが肺炎の併発はない。 Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。
モルヒネ塩酸塩の投与を検討する。
24
ベンゾジアゼピン系薬物(抗不安薬)の離脱症状はどれか。2つ選べ。
せん妄, けいれん
25
ベンゾジアゼピン系薬を服用中の高齢者について、若年者と比較した特徴で正しいのはどれか。
薬物の血中濃度が高くなりやすい。
26
降圧薬の機序で正しいのはどれか。2つ選べ。
アンギオテンシン変換酵素阻害薬:昇圧物質合成阻害, 利尿薬:循環血漿量減少
27
狭心症発作時の硝酸薬(ニトログリセリン)の適切な使用法はどれか。
舌下
28
モルヒネの副作用はどれか。
呼吸抑制
29
オランザピン(非定型抗精神病薬)内服中の患者で最も注意しなければならないのはどれか。
高血糖
30
ニトログリセリンの作用はどれか。
血管拡張
31
Aさん(58歳、男性)は、3年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後Aさんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部の癌性疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院していた。Aさんは「自宅で療養したい。痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない」と在宅療養を希望した。現在、Aさんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、食事は食べたいものを少量ずつ食べているが、摂取量が減少している。Aさんの家族は56歳の妻と他県で仕事をしている長女である。 退院後、Aさんは痛みが強くなってきた。医師はオキシコドン塩酸塩を増量したが、Aさんは眠気が強くなり「薬を飲みたくない」と訴えた。そのため、フェンタニル貼付剤に切り替え、レスキューとしてモルヒネ塩酸塩が処方された。 訪問看護師によるAさんの家族への指導で適切なのはどれか。
残ったオキシコドン塩酸塩は医療機関に返却する。
32
向精神薬服用を続けてきた患者。入院14日目の投与時に40.0℃の発熱と多量の発汗があった。適切な対応はどれか2つ選べ。
筋強剛の有無を確認する。, 与薬を中止し主治医に報告する。
33
ループ利尿薬とジギタリス製類を服用している。最も注意すべき血液検査項目はどれか。
カリウム値
34
アンジオテンシンⅡの作用はどれか。
細動脈を収縮させる。
35
抗精神病薬服用時の錐体外路症状に関与するのはどれか。
ドーパミン
36
麻酔前投薬で気管支粘膜からの分泌抑制を目的に使用するのはどれか。
アンドロピン
37
硫酸モルヒネ徐放錠を服用している末期がん療養者への服薬指導で正しいのはどれか。
砕かずに服用する。
38
病気と薬の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
うつ病 ー 選択的セロトニン再取込み阻害薬, 統合失調症 ー 非定型抗精神病薬
39
腰椎転移のある食道癌(esophageal cancer)の患者。癌性疼痛にフェンタニル貼付剤を使用しているが、右下肢に神経因性疼痛が頻発している。1日に4〜6回レスキューとしてモルヒネ注射薬を使用しており、入眠すると15秒程度の無呼吸がみられる。緩和ケアチームで検討すべき対応はどれか。
鎮痛補助薬の使用
40
抗精神病薬服用時の患者から「足がムズムズして座っていられない」との訴えがあった。考えられる副作用はどれか。
アカシジア
41
ジアゼパム服用中の患者で注意するのはどれか。
転倒
42
ジギタリスの副作用はどれか。
悪心
43
癌性疼痛で硫酸モルヒネ徐放薬を内服している患者。内服予定時刻の2時間前に疼痛を訴えた。この時点に最も適している薬剤とその与薬方法はどれか。
塩酸モルヒネ水の内服
44
医療機関における麻薬の取り扱いについて正しいのはどれか。
麻薬注射液の使用後のアンプルは麻薬管理責任者に返却する。
45
Aさん(60歳、男性)は、1年前に膵癌と診断されて自宅で療養中である。疼痛管理はレスキューとして追加注入ができるシリンジポンプを使用し、オピオイドを持続的に皮下注射している。訪問看護師のAさんへの疼痛管理の指導で適切なのはどれか。
レスキューとしてのオピオイドの追加注入はAさんが行う。
46
癌性疼痛で硫酸モルヒネ徐放錠を1日2回(9時、21時)内服している患者が19時に痛みを訴えた。このときの対応で最も適切なのはどれか。
塩酸モルヒネ水の内服
47
76歳の男性、検査入院したが不眠のため睡眠薬の内服を開始した。最も注意すべき状態はどれか。
転倒・転落
48
精神疾患と神経伝達物質の組合せで関係が深いのはどれか。
統合失調症 ー ドパミン
49
高齢者に上部消化管造影検査で抗コリン薬が用いられた。観察項目で優先度が低いのはどれか。
低血糖
50
勃起不全治療薬の併用禁忌はどれか。
ニトログリセリン