問題一覧
1
医学の祖と呼ばれているギリシャに生まれた人物は誰か、また著書
ヒポクラテス「空気、水、場所について」
2
自然環境のうち、人の健康に影響を与えるもの3つ
物理的環境、化学的環境、生物的環境
3
生態系を構成する圏
地圏、気圏、水圏、生物圏
4
生物濃縮が起きるのは、化学物質にどのような特徴があるときか
難分解性、高蓄積性、慢性毒性
5
化学物質のうち、環境中で分解されにくく、生体内に蓄積されやすく、長距離を移動する人体にとって有害な物質をなんというか、(例も述べよ)
残留性有機汚染物質(DDT、メチル水銀)
6
「沈黙の春」レイチェル・カーソンが忠告した、人体にぶっかけた殺虫剤
DDT
7
スモッグの語源
ばい煙(smoke)と霧(fog)
8
世界で初めて開催された環境問題に対する本格的な国連会議(開催年)(開催国、都市)(会議名)(採択された宣言)
(1972)(スウェーデン、ストックホルム)(国連人間環境会議)(人間環境宣言)
9
1992年ブラジルで開催、地球最大規模の環境会議
地球サミット
10
地球サミットで毎年COPが開催されることを締結した条約名
気候変動枠組条約
11
COPの正式名称、和訳
conference of parties 締結国会議
12
1997年COPで採択された国際的な約束
京都議定書
13
京都議定書が残していた課題に対して2015年のCOP21にて新たに国際的に得られた合意
パリ協定
14
地球の温度は1890~2020の間で何度上昇したか
0.74度
15
自然起源による気候変動をもたらす主な要因3つ
太陽活動の変化、地球の公転軌道の変動、火山噴火によるエーロゾルの増加
16
光化学オキシダントを生成する物質4つ
窒素酸化物、揮発性有機化合物、炭化水素、空気中の酸素
17
光化学オキシダントの濃度が高まり、遠くの景色にもやがかかったように見えにくくなる状態
光化学スモッグ
18
1988年に設立された政府間組織で、科学誌に掲載された論文等に基づいて報告書を作成し、気候変動に関する最新の科学的知見の評価を提供し、各国政府の気候変動に関する政策に対し科学的なエビデンスを与える組織の名前
気候変動に関する政府間パネル
19
オゾン層破壊によって問題となる紫外線の種類
UV-B
20
オゾン層破壊によって懸念される健康への影響3つ
皮膚がん、白内障の増加、ヘルペスウイルスの活性化
21
オゾン層破壊の過度な対策によって懸念される健康への影響
日光不足によるビタミンD欠乏症
22
オゾン層の保護を目的とした世界的取り組み2つ
1995年オゾン層の保護のためのウィーン条約、1987年オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書
23
代替フロンと二酸化炭素の排出量削減を目標とした国際的な取り決め(採択年)
京都議定書(1997)
24
酸性雨の人為的原因物質2つ
硫黄酸化物、窒素酸化物
25
各種大気汚染物質を排出しているものの例
化石燃料が、工場や家庭の熱源として使用されたり、自動車や船舶、飛行機などの動力源として使用されること
26
水素イオン濃度指数を用いた時の酸性雨のpH
5.6以下
27
日本国内の令和2年度の年間平均pH
4.96
28
酸性雨の人体への影響、湿性降下物の観点から
目や喉、鼻への刺激
29
酸性雨の人体への影響、乾性降下物の観点から
目や喉の痛み、頭痛、心疾患、喘息、気管支炎、肺炎
30
硫黄の排出に関する条約
ヘルシンキ議定書
31
窒素酸化物の排出に関する条約
ソフィア議定書
32
海洋汚染の原因3つ
重油、工業廃水、マイクロプラスチック
33
マイクロプラスチックとは何か
微細なプラスチックの総称で5mm以下のもの
34
熱帯雨林とは何か
年平均気温25℃以上、年雨量2000mm以上で降雨が年間でほぼ平均的に分布する熱帯に成立する森林のこと
35
熱帯雨林の役割2つ
地表面の熱・水蒸気交換、酸素や炭素の循環を調節
36
野生生物種を守るために採択された代表的な2つの条約
ラムサール条約、ワシントン条約
37
野生生物保護で地球サミットにおいて採択された条約
生物多様性条約
38
砂漠化の原因(気候的要因)3つ
地球的規模での気候変動、干ばつ、乾燥化
39
砂漠化の原因(人為的要因)5つ
農地の拡大、家畜の過放牧、都市の拡大、インフラ開発、鉱山開発
40
気象とは
気温、湿度、洪水量などの大気の瞬間的・個別的な現象
41
気候とは
ある地域の長期間の大気現象の平均的な状態
42
気象の変化によって生じる症状
気象症
43
温熱の6要素(環境4)(人体2)
(気温、湿度、気流、輻射熱) (着衣量、活動量)
44
不快指数とは何か
気温と気湿によって人間が感じる蒸し暑さの指標
45
不快指数の計算方法
(乾球温度+湿球温度)×0.72+40.6
46
感覚温度が総合的に考慮する温熱の要素3つ
気温、気湿、気流
47
暑さ指数において湿度、輻射、気温の効果比率は7:2:1となっているが、それは何故か
湿度が高い場所では、汗が蒸発しにくいので、体に熱がたまり熱中症になりやすいから
48
低体温症の定義
深部体温が35℃以下に低下
49
ヒートショックが多発する機序
脱衣所の室温と浴槽内の湯温の温度差によって起こる
50
加圧時ににおいて人体に影響を与える期待の名称と(障害名)
酸素、窒素、炭酸ガス(酸素中毒、窒素酔い、炭酸ガス中毒)
51
麻酔作用を引き起こすため、潜水用の空気に配合される期待
ヘリウム
52
衣服の衛生面における役割
衣服下の気候をヒトにとって快適な状態に保つ、汗や皮脂を吸着して皮膚の清潔維持に役立つ、機械的外力・紫外線・昆虫の刺咬などの有害作用から身を守る
53
快適な衣服内気候(温度、相対湿度、気流)
31~33℃、40~60%、10~40cm/s
54
オタワ憲章とは何か(採択年、採択国・都市、提唱された新しい健康の考え方)
世界の全ての人の健康のための憲章(1986年、カナダ・オタワ、ヘルスプロモーション)
55
オタワ憲章において前提条件とされたもの
平和、住居、教育、食料、収入、安定した環境、持続可能な資源、社会的公正と公平
56
屋内の熱環境の人体への影響を減らすために、推奨する温度及び湿度
気温18~28℃及び湿度40~70%
57
屋内で発生する事故のうち、近年1番死亡者が多いもの
不慮の溺死及び溺水
58
ネズミの感染症
サルモネラ症
59
ハエ感染症
オンコセルカ症
60
カ感染症
デング熱
61
ダニ感染症
ライム病
62
窒素が人体に影響を与えるのはどんな時か
加圧時、減圧時
63
過度な酸素吸入による人体への影響
酸素中毒による吐き気、CO2ナルコーシス、呼吸性無気肺
64
酸素欠乏症とは酸素濃度何%以下のことを指すか
酸素濃度18%以下
65
「建築物衛生法」「建築基準法」における二酸化炭素の基準
1000ppm以下
66
学校環境衛生基準による二酸化炭素の基準
1500ppm以下
67
建築物衛生法における温度と相対湿度
18~28℃、40~70%
68
大気汚染物質における一次汚染とは
発生源から大気中に直接排出されるものであり、二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素がある
69
大気汚染物質における二次汚染物質とは
発生源から大気中に排出された物質が他の汚染物質と反応して生成されるもの。光化学オキシダントがある
70
二酸化硫黄が発生するのは何故か、発生源はどこか
硫黄分を含む石炭、石油が燃焼することで排ガスとして大気中に排出されるから。発生源は工場、火力発電所、自動車
71
二酸化硫黄の健康への影響、環境への影響
慢性気管支炎、気管支喘息、肌・皮膚への刺激、酸性雨の発生
72
二酸化窒素が発生するのはなぜか、発生源は
化石燃料を燃焼させる際、燃料分の窒素が酸化するときに作られるから。発生源は、工場、火力発電所、自動車
73
二酸化窒素の健康と環境への影響
慢性気管支炎、肺気腫、サイロ病、酸性雨、光化学スモッグ
74
一酸化炭素が発生するのはなぜか、発生源は
炭素が燃焼する時、酸素が不十分な環境で不完全燃焼を起こすことで発生する。大部分は自動車で他は喫煙
75
一酸化炭素の健康への影響
低酸素状態、中枢神経系の機能低下、頭痛、めまい
76
水道法において検出されてはいけない項目は何か
大腸菌
77
水道法によって0.1mg/l以上の保持が定められている化学物質とは何か
塩素
78
硬度が高いために基準値が設けられている物質2つ
カルシウム、マグネシウム、下痢を引き起こすことがある
79
水を介した感染症のうち、集団感染を引き起こすため特別に対策がとられている病原微生物は何か、対策方法は
クリプトスポリジウム、濾過あるいは紫外線照射
80
塩素消毒の過程で発生する、発がん性が懸念されている物質
トリハロメタン
81
下水の生物学的処理において最も使われている方法、微生物のタイプ
活性汚泥法、好気性微生物
82
上水とは何か
ヒトが飲用するために供給される水
83
下水とは何か
生活排水や産業排水からの汚水、雨水からなるもの
84
緩速濾過法が適している地域
比較的綺麗な表流水があり、広い敷地で自治がしっかりしている小規模村落
85
急速濾過法が適している地域
原水の濃度が高い地域や人口が多く、土地が確保しにくい都市部
86
私たち人間が生活に使用出来る水は地球上の水の何パーセントか
0.01%
87
体内の水の役割3つ
栄養素や老廃物の運搬、体温調節、体内でおこる生命維持活動の材料
88
汚泥から取り出され肥料として再利用されるもの
リン
89
水質汚染の原因物質のうち、海水の富栄養化につながるもの
窒素、リン
90
下水処理施設への流入水の水質規制をしている法律は
下水道法
91
河川や公共水域への排水の水質を規制している法律
水質汚濁防止法
92
放射性物質を含む水で放射性物質を規制基準以下まで浄化処理した水をなんというか
ALPS処理水
93
ALPS処理水で取り切れていない放射性物質
トリチウム
94
第一種特定有害物質とは、特徴
揮発性有機化合物、汚染の一部は大気中に拡散する、地下水汚染を引き起こしやすい
95
第2種特定有害物質とは、特徴
重金属、地下水汚染を引き起こしにくい
96
第三種特定有害物質とは、特徴
農薬やポリ塩化ビフェニル、直接散布のため広範囲に拡散する
97
土壌汚染が大気汚染や水質汚染と異なる点
移動性が低く、拡散・希釈されにくい 発生範囲が局所的で、排出をやめても汚染が長期にわたり汚染されていることに気付きにくい
98
土壌汚染のおそれのある物質を規定している法律
土壌汚染対策法
99
土壌含有量基準とは
土が口に入るリスクの観点から定められた基準
100
土壌溶出量基準とは
地下水を飲むリスクの観点から定められた基準