問題一覧
1
イマヌエル・カントの『純粋理性批判』が出典とされる、物事の見方が180度変わることを、ある天文学者の名前を使って「何的転回」というでしょう?
コペルニクス
2
慣用句で、恥ずかしがったり遠慮したりする様子がないことを、 気後れした顔つきを意味する言葉を用いて「何もなく」というでしょう?
臆面
3
慣用句で、恥ずかしさを覚えることなく、なりふり構わず振る舞うことを、「世間の評判」を意味する言葉を用いて「恥も何も無い」というでしょう?
外聞
4
慣用句で、相手にやり込められたり驚いたりして言葉が出ないことを、体の一部を用いて「何を巻く」というでしょう?
舌
5
家督を受け継ぐことを指す「嫡々」が語源であり、現在では「江戸っ子」などの語の前につけて使われる、「混じり気がなく純粋なこと」を意味する言葉は何でしょう?
ちゃきちゃき
6
中島みゆきが作詞・作曲を行った工藤静香の楽曲のタイトルにもなっている、冬、秋、春にそれぞれ美しいとされるものを並べた漢字3文字の言葉は何でしょう?
雪月花
7
慣用句で、周囲からの非難にさらされて辛い境遇であることのたとえを、刺さると痛いものが一面に植え込まれた敷物にたとえて何というでしょう?
針の筵
8
杜甫の詩『垂老別』に由来する、非常に苦心することや、心を尽くして考えることを意味する、2つの臓器を使った慣用句は「何を砕く」でしょう?
肺患
9
慣用句で、相手が約束を破ったり言い逃れしたりできないように念を押すことを、木材などを固定する道具を用いて「何を刺す」というでしょう?
釘
10
故事成語で、方法が間違っていると目的は達成出来ないということを「木に縁りて何を求む」というでしょう?
魚
11
「連歌や俳諧における最後の七・七の句」という意味から転じて、「結局」や「最後に」という意味で「これの果て」という表現がなされることも多い言葉は何でしょう?
挙句
12
慣用句で、非常に誇らしい気持ちであることを、体の一部を用いて「何が高い」というでしょう?
鼻
13
これ以上引けない絶体絶命の状態を意味する慣用句としても使われ、富士山の山頂部分もこう呼ばれる、火山の噴火口の周縁部を指す言葉は何でしょう?
剣ヶ峰
14
大事件が起きそうな、さしせまった情勢であるという意味の慣用句を、「何急を告げる」というでしょう?
風雲
15
慣用句で、何もかも他人の世話になり、自分では何もしなくて良い環境のことを、食事の用意とあと片付けを人任せにする様子から何というでしょう?
上げ膳据え膳
16
慣用句で、名前が広く知られているために、好奇の目で見られたり出費がかさんだりすることを、国民が払わなければならないあるものにたとえた漢字3文字で何というでしょう?
有名税
17
慣用句で、周りの状況を目ざとく把握して機転が利くことを、「眼力」を意味する言葉を用いて「何が利く」というでしょう?
目端
18
慣用句で、普段の束縛や苦労から解放されてのんびりすることを「命の何」というでしょう?
洗濯
19
慣用句で、物事が差し迫り、追い詰められた状態になることを、体の一部を用いて「何に火が付く」というでしょう?
尻
20
慣用句で、物事が漠然としていて捉えどころが無い様子を、空に浮かんでいるものにたとえて「何を掴む」というでしょう?
雲
21
慣用句で、物事を他に先駆けて行いきっかけを作ることを、火縄銃の点火に用いる火を意味する言葉を用いて「何を切る」というでしょう?
口火
22
慣用句で、特に不仲になった者が以前の関係に戻ることを、刀を抜いてまた戻す動作から転じて「元の何に収まる」というでしょう?
鞘
23
慣用句で、立場に甘えていい気になることを、楽な座り方をすることにたとえて「何をかく」というでしょう?
あぐら
24
慣用句で、隠していた罪を白状する時には「吐き」、損を承知で物事を引き受ける時には「被る」といわれるものは何でしょう?
泥
25
漢字では「屢」や「数」などと書く、同じことが何度も繰り返して起こることを意味するかな4文字の副詞は何でしょう?
しばしば
26
漢字では「矍鑠」と表記する、年を取っても丈夫で元気な様子を意味する言葉は何でしょう?
かくしゃく
27
漢字では「鯔背」と表記する、粋で威勢が良く、男気がある性格のことを何というでしょう?
いなせ
28
霊山を登る時に唱える仏教用語「六根清浄」が語源ともいわれる、重たいものを持つ時など力を込めて何かをする時に発せられる掛け声は何でしょう?
どっこいしょ
29
慣用句で、思い切って物事を進めることができず迷う様子を、身体の一部を使った表現で「何を踏む」というでしょう?
二の足
30
元々は「人になつかない暴れ馬」のことを指し、転じて「わがままで自分勝手に振る舞う女性のこと」を意味する言葉は何でしょう?
じゃじゃ馬
31
慣用句で、物事を一度始めてしまった以上途中で辞めるわけにはいかないということを、ある乗り物を用いて「乗りかかった何」というでしょう?
船
32
木製の駒を動かして特定の駒を外に出すパズルの名前にもなっている、極力他人に接触させず、家の中で大事に育てられた女性のことを指す言葉は何でしょう?
箱入り娘
33
小高い場所に立ち、登ってくる人を妨害する子供の遊びを由来とする、狭い世界の中で自分が一番偉いと得意気になっている人を指す言葉は何でしょう?
お山の大将
34
慣用句で、美味しいものや温かいものを摂取した時の、腹の底にまで深く沁みとおってゆくような心地良さのことを、かつて人間の内臓の総称として用いられていた四字熟語を使って「何に沁みわたる」というでしょう?
五臓六腑
35
慣用句で、縁の絶ちがたい間柄のことを、ある魚を煮た臭いは鍋に残ってなかなか消えないことから「何煮た鍋」というでしょう?
鰯
36
慣用句で、見当違いのことをしてしまったり、物事の対象を間違えてしまったりすることを、「訪問するべき家を間違えている」ということから何というでしょう?
お門違い
37
慣用句で、心の中が見える時は「見え透き」、悲しい時には「ちぎれ」、怒りを覚える時には「煮えくり返る」といわれる、体の一部はどこでしょう?
はらわた
38
元々は賭博用語で「ゾロ目」を意味する言葉で、今では同い年を指す時に用いられるカタカナ2文字の言葉は何でしょう?
タメ
39
一説には江戸時代に現在の三重県にある宿場町で行われたお祭りの山車がこの上なく豪華であったことに由来するとされる、「一生懸命やってできる限度」や「精一杯」という意味で用いられる慣用句は何でしょう?
関の山
40
慣用句で、若い頃に身に付けた技術が年を取っても衰えていない様子を「昔取った何」というでしょう?
杵柄
41
勢いや弾みがついてしまい物事を途中でやめられなくなることを、「虎」という字を用いた故事成語で「何の勢い」というでしょう?
きこ
42
病死した戦国武将・筒井順昭の身代わりとして立てられた男が、順昭の子の成長により用済みになったという故事に由来する、一度良くなったものが元の状態に戻ることを意味する言葉は何でしょう?
元の木阿弥
43
「甲高い音が耳に響く様子」や「ビールなどの飲み物がよく冷えている様子」を表す際に共通して使われるオノマトペは何でしょう?
キンキン
44
物事が噛み合わず上手くいかないことを、上下のくちばしが食い違っている鳥の名を用いて「何の嘴」というでしょう?
いすか
45
車輪や歯車が回転しないようにあてがうものから転じて、物事が悪い方向へ進むのをとどめる手段や働きのことを、「止」という漢字を用いた言葉で何というでしょう?
歯止め
46
慣用句の「頭隠して尻隠さず」の由来となった、草むらに頭だけを隠すといわれる鳥は何でしょう?
キジ
47
何か良くない異変が起こる直前に、状況が一旦落ち着いたり辺りが静かになったりすることを、ある気象現象を用いた表現で「何の前の静けさ」というでしょう?
嵐
48
座ったまま体を前後に揺らして居眠りをすることを、ある乗り物を動かす様子に似ていることから「何を漕ぐ」というでしょう?
船
49
慣用句で「何もかも」や「誰も彼も」といったことを、ある道具を用いて「猫も何も」というでしょう?
杓子
50
特定の職業に従事する人が発症する可能性の高い疾病のことから転じて、「日常生活の中で意識せずに出てしまう仕事の癖や習慣」を意味する漢字3文字の言葉は何でしょう?
職業病
51
どうやって食べても腹を壊さないことから「当たらない」、「根が白いことを素人に寄せていった」など語源には諸説ある、演技の下手な役者のことを、ある野菜の名前を使って俗に「何役者」というでしょう?
大根
52
中国・前漢の成帝に仕えた女官・班婕妤の故事に由来する、男性に見捨てられて愛されなくなってしまった女性のことを、「秋の何」というでしょう?
扇
53
ウコギ科の常緑樹の名前にもなっている、「物事の実体を隠すための手段」のことを、鬼や天狗が自分の姿を隠すのに用いるとされる想像上の道具の名前を用いて何というでしょう?
隠れ蓑
54
ある人についての評判が良くなることを、証券取引で売買されるものにたとえて「何が上がる」というでしょう?
株
55
危険が差し迫っていることや事態が切迫していることを、体の一部が焦げることにたとえて「何の急」というでしょう?
焦眉
56
意外な成り行きに呆気にとられる様子を、ある動物の名前を使った慣用句で「何につままれる」というでしょう?
狐
57
俗に「突拍子もないアイデア」や「一般的でない手法」のことを表現するのにも用いられる、「遠距離から相手めがけて攻撃する武器」のことを指す言葉は何でしょう?
飛び道具
58
元々は江戸時代に存在した「罪人を奉行所から追放する」という最も軽い刑のことを指し、現在は「来訪者を面会なしに一方的に追い払うこと」を意味する言葉は何でしょう?
門前払い
59
思いがけない幸せや意外な幸運のことを、「妖怪」を意味する言葉を用いて「何の幸い」というでしょう?
もっけ
60
慣用句で、弱者が自らの実力を顧みずに強者に刃向かうことを、ある昆虫を用いて「何の斧」というでしょう?
蟷螂
61
約束の期限があてにならないことをたとえて「医者の何」というでしょう?
ただいま
62
慣用句で、不義理や揉め事を無かったことにすることを「何に流す」というでしょう?
水
63
慣用句で、確実であることを保証する時に「これを押す」という、ある楽器のように大きな判子のことを何というでしょう?
太鼓判
64
慣用句で、親しくしていた人を冷淡にあしらうことを、衣服の部位の名前を用いて「何にする」というでしょう?
袖
65
相手の言動に呆れ果てて何も言えない様子を、ある動作が行われた体の一部を使って「何が塞がらない」というでしょう?
開いた口
66
南北朝時代の書物である『義経記』に由来する慣用句で、陰で他人に悪口をいわれることを「何を指される」というでしょう?
後ろ指
67
元々はからくり人形師の口上に使われた言葉とされる、次にどんな運命が待ち構えているか予想がつかないということを「何が出るか蛇が出るか」というでしょう?
鬼
68
技術が未熟で下手な若い医者のことを、「藪医者にも劣る」ということから、別の植物の名前を用いて「何医者」というでしょう?
たけのこ
69
比喩的に「すぐそこにいる」という意味でも使われる、指を差して呼べば返事があるほど近い距離のことを「何の間」というでしょう?
指呼
70
僧が着る袈裟と托鉢に使う鉢を弟子に代々伝えたことを由来とし、現在では広く師匠や前人からその道を受け継ぐことを指す言葉は「何を継ぐ」でしょう?
衣鉢
71
「目標などを達成できる可能性がまったく無い様子」と、「思慮分別をなくすほど好きである様子」を共通して表す、ある体の一部を使った慣用句は何でしょう?
目がない
72
「神仏に祈って授かった子供」のことから転じて、「時代の」「鬼の」といった言葉のあとに続けて、「特殊な社会的背景から生じたもの」という意味で用いられる言葉は何でしょう?
申し子
73
力を発揮できずに思うような成果が得られないことの比喩表現にも用いられる、酸素の供給が不十分な状態で物質が燃焼することを「何燃焼」というでしょう?
不完全
74
以前の失敗を繰り返さないため必要以上に慎重になることを、ある料理の名前を使って「羹に懲りて何を吹く」というでしょう?
なます
75
慣用句で、わずかばかりのものでも一時しのぎにはなるということを、ある飲み物を飲んだだけでもしばらく空腹がしのげるということから「何も一時」というでしょう?
茶腹
76
色白で太っていたため、水死体を指す「土左衛門」という言葉の由来になったとされる、江戸時代の力士は誰でしょう?
成瀬川
77
慣用句で、亡くなった人や神様などが夢の中に現れて物事を告げることを、「何に立つ」というでしょう?
夢枕
78
力を入れても手応えがなく張り合いがないことを、主に布で作られるある物の名前を使って「何に腕押し」というでしょう?
のれん
79
成り行きを見て態度や言動を変えることのたとえにも用いられる、じゃんけんにおいて、相手の出した手を確認してから手を出す反則を一般に何というでしょう?
後出し
80
かつての宿場町で、駕籠屋が旅人の靴の擦り切れ具合や歩き方を見て高額な料金を請求したことに由来する、「相手の弱みにつけこむこと」を意味する慣用句は「何を見る」でしょう?
足元
81
製造元や問屋から卸した商品をそのまま転売することから転じて、「他人から聞いた意見や学説をそのまま別の人に説くこと」を意味するようになった言葉は何でしょう?
受け売り
82
雅楽で管楽器の第一奏者として演奏することに由来するとされる、率先して物事の手はずを整えることを「何を取る」というでしょう?
音頭
83
比喩的に組織や団体で内部の対立が無く、しっかりまとまっていることを表す、大きいながらに割れていない岩を意味する言葉は何でしょう?
一枚岩
84
慣用句で、相手にしない、または問題にしないということを、「口に出して言う言葉」を意味する二字熟語を使って「何にもかけない」というでしょう?
歯牙
85
商家が分店を認めることは「のれんを分ける」といいますが、家系の分家を行うことは「何を分ける」というでしょう?
かまど
86
「普段から怠けている人が、人が休んでいる時期に仕事をする」という意味の慣用句を、「怠け者の何働き」というでしょう?
節句
87
「李下に冠を正さず」と同じく、人から疑われるようなことはするなという意味の慣用句は「何に履を納れず」でしょう?
瓜田
88
ごくわずかしかないことを、ある鳥の名を使った慣用句で「何の涙」というでしょう?
雀
89
たやすく物事が成し遂げられることを、慣用句で「何の駄賃」というでしょう?
朝駆け
90
ちょっとした賄賂を贈ることを、「薬」という字を用いた慣用句で「何をきかせる」というでしょう?
鼻薬
91
世の移り変わりが激しいことを、ある花にたとえた慣用句で「三日見ぬ間の何」というでしょう?
桜
92
人がまったくいない様子を、ある動物の名前を使った慣用句で「何の子一匹いない」というでしょう?
猫
93
俳句や和歌などの末尾によく使われる言葉にちなんだ慣用句で、物事に結末をつけることを「何をつける」というでしょう?
けり
94
動物を使った慣用句で、進み具合が非常に遅いことを「何の歩み」というでしょう?
牛
95
古代中国での出陣の際の、神に生け贄の血を捧げる儀式に由来する慣用句で、相手を酷い目に遭わせることを「何にあげる」というでしょう?
血祭り
96
安心して眠ることを、ある寝具を使った慣用句で「何を高くする」というでしょう?
枕
97
慣用句「火中の栗を拾う」の由来となったラ・フォンテーヌの寓話で、猫をそそのかして炉の中の栗を拾わせた動物は何でしょう?
猿
98
慣用句で、あまりの恥ずかしさに身を隠してしまいたいと思う様を「何があったら入りたい」というでしょう?
穴
99
慣用句で、きわめてケチや貪欲である様子を、ある昆虫を用いた表現で「何の皮を千枚に剥ぐ」というでしょう?
しらみ
100
慣用句で、じわじわと痛めつけたり遠回しに責めたりすることを、ある繊維製品を使って「何で首を締める」というでしょう?
真綿