問題一覧
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⚪イギリスの進出 1824年にイギリスとオランダの境界をマラッカ海峡と決めるペナン、シンガポール、マラッカを直轄の港として国際貿易の拠点に結ばれた条約は?
英蘭条約
2
⚪港湾都市シンガポール 日本軍政後 1954年、( )などの華人エリートが人民行動党(PAP)を結成
リー・クアンユー
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⚪植民地支配の行き詰まり • ラテンアメリカで独立が相次ぐ中、スペインにとってフィリピンの重要性が高まる 支配を強化 • 統治の改革要求運動の拡大 • ヨーロッパ在住フィリピン人などのエリートによる運動 ex)( ) • 弾圧により運動の急進化 • アメリカの進出 • ラテンアメリカでのスペインとアメリカの対立 • フィリピン=アメリカ戦争
ホセ・リサール
4
⚪その後のフィリピン ざっくりと… マルコス大統領による開発独裁 • 在野の政治家アキノへの選挙妨害 • 1986年( )革命 • マルコスは家族とともに亡命 • 民主主義の安定 • 経済成長の低迷、エリート政治家たちの汚職蔓延、南部ミンダナオ紛争
ピープルパワー
5
⚪オランダによる支配 ・17世紀初頭、(1. )会社が進出 • クローブの産地であるマラッカに進出し、香料貿易を独占するためにポルトガルやイギリス勢力を排除 • スラウェシ、ジャワに進出し、(2. )を建設 • 19世紀前半、オランダによる植民地統治が本格化 • 砂糖やコーヒーなどのプランテーション経営を強制 • オランダ領東インド+オランダ領(3. ) • 拠点支配から領土支配へ • 征服戦争により支配領域を拡大(20世紀前半にほぼ完了)
オランダ東インド, バタヴィア, ニューギニア
6
⚪ナショナリズムの台頭 ・20世紀前半、共産党や国民党など独立を求める政治闘争が拡大 • オランダは様々な民族を支配 オランダが支配する領域を一つの政治単位に 「インドネシア」にする構想 • ( )の誕生 • 日本軍政 • ナショナリストに将来の独立を約束して協力させる • 日本人化、食糧徴発、強制労働、宮城遙拝などの強要 • 非協力者の殺害、拷問、慰安婦などの被害も • 軍事訓練、インドネシア語の普及
インドネシアナショナリズム
7
⚪インドネシアの独立 • 1945年8月17日(1. )とハッタは独立を宣言 • (2. ):①唯一神への信仰、②ナショナリズム、③人道主義、④民主主義、 ⑤社会的公正 • 1947年オランダは軍事侵攻 • 1949年ハーグ円卓会議により主権移譲
スカルノ, パンチャシラ
8
⚪独立後のインドネシア • イスラム勢力の反乱+不安定な経済 • 「1. 」 • 政党政治と議会民主主義に代わる大統領への権力集中 • 「2. 」:ナショナリズム、宗教、共産主義を重視 • スカルノと手を組む共産勢力 vs 国軍を中心とする反共産勢力
指導された民主主義, ナサコム
9
⚪独立後のインドネシア (1. )←事件名は? • 1965年9月30日共産党が陸軍将校を惨殺したとして、インドネシア各地 で共産党掃討作戦 • 共産党に関係のない市民や華人など、100万人近くが殺害 • (1)事件および共産主義は現在でもタブー • 共産党と手を組んでいたスカルノは事実上更迭 • スハルト将校が大統領に
9.30事件
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⚪スハルト体制 • (1. )(1968年~1998年) • 軍、官僚機構、与党の人事権を握って分配 • 日本を含む欧米との関係を改善して多額の援助を取り付け • 輸入代替工業化により国内産業を成長+食糧生産、インフラ整備、教育の普及 • (2. ):社会勢力としての国軍は、イデオロギー、政治、経済、社会、文 化の開発を実行することに責任を持つ」 • 職能団体「3. 」による支配 • パプアの統合、東ティモールへの侵攻 • 汚職の横行
開発独裁体制, 国軍の二重機能, ゴルカル
11
⚪シャム • カンボジア、ラオス、マラヤ、ビルマなど、服属国とみなしてきた 国々にヨーロッパ勢力が拡大 • 1855年イギリスと( ) • シャムは、独立を維持するために中央集権化により国家主権を明確化 • ラーマ5世の絶対王政
不平等条約
12
⚪シャム • 1932年(1. )革命 ピブーン政権 • タイ国民意識の画一化 • イギリス領ビルマのシャン州の併合、少数民族や華僑への強圧的な同化政策 • 1957年総選挙での不正 クーデターにより(2. ) • 戒厳令による強権支配 • 国王の美化を推し進める
立憲, サリット政権
13
⚪軍事政権と民主化運動 • 1973年から民主化 • 1976年10月、タマサート大学構内でデモを行う学生に発砲(1. 事件) • インドシナ半島の共産主義拡大の影響も • 事態の収拾を名目として軍事クーデータが発生 • 以来、民主主義とクーデターが繰り返される
血の日曜日
14
• 1992年民政移管のための選挙 親軍派政権が第一党 混乱 • 軍によるデモの鎮圧 国王の調停により再選挙 • 2001年総選挙( )圧勝 • 出身地タイ北部と貧農の多い東北部が支持基盤 • 2005年総選挙 ( )派がタイ政治史上初めて単独過半数確保 (377/500議席) • メディアを管理、国軍・行政機構の掌握 • 都市中間層、王党派のタクシンに対する不満が高まる
タクシン・チナワット
15
⚪軍部が潰したオレンジ党 • ( ) • 司法は政党を解党できる • 下院(500議席)のほかに、軍が人選に関与できる任命制の上院(250議席) =下院の75%である376議席を獲得しなければ政権奪取できず • 2019年総選挙 • 新未来党:軍事政権の終焉を訴え、SNSによる立候補者公募やクラウドファン ディングによる資金集めを実施。都市部の若い有権者を中心に支持を拡大 80議席を獲得し、野党第2党に • 2020年2月、憲法裁判所により解党処分
2017年憲法
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⚪2020年以降のデモ • 新未来党の解党を契機として反政府 集会 • 王室改革を要求に含め、9月には学生や 市民数万人が結集してプラユット政権の 退陣と憲法改正を要求 • 「 」:中心は大学生や中高 生。SNSで情報を拡散し、非暴力を貫く フラッシュ・モブ型デモを各地で開催。 • 労働組合やNGO、新未来党の元党員や 赤シャツも参加
人民党2020
17
⚪日本軍政下 • 日本軍は反英派を訓練し、(1. )を組織 • (2. ) • 日本軍のビルマ侵攻に参加 • 日本軍の敗戦が色濃くなると離反し、イギリスに協力して独立交渉 • 1948年独立を達成 • 少数民族の士侯には、10年後の独立を約束して協力をとりつける • 独立目前にアウンサンが暗殺
ビルマ独立義勇軍, アウンサウン将軍
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⚪イギリス領ビルマ • イギリスとの戦争(英緬戦争)を経て、 ( )年にイギリス領 • イギリス領ビルマ=イギリス領インド帝国の一部 • 1937年、インドから分離 • ビルマ人の政治参加が進む • 中部の低地 ビルマ人の管区 イギリスが直接支配 • 周辺山地 少数民族 各地の土着の王侯たちが統治 早期からビルマナショナリズム
1886
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⚪民主化へ • 2010年選挙 NLDボイコット 親軍党78.7% • 2015年選挙 NLD両院で過半数 民政移管 • アウンサンスーチーは2012年の補欠選挙で国会議員に • 2021年2月1日軍事クーデター • 2022年7月、活動家死刑執行 少数民族との対立、( )の迫害
ロヒンギャ族
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⚪(1. )←人物名 • ベトナム 中産階級によるナショナリズム+労働者による労働運動 • (1)は、国際共産主義運動に拡大 • パリで共産党に入党 • 民族と解放よりも階級闘争と帝国主義の打倒を目指し「インドシナ共産党」 • カンボジア、ラオスでは識字率も低く運動は限定的 • 日本占領期、(2. )を設立 • キン族だけではなく「ベトナム民族」意識が形成
ホー・チ・ミン, ベトナム独立同盟会