問題一覧
1
1、妊娠①以降②までの期間内に分機にいたった場合、早産と定される。妊娠③以降に分娩となった場合には過期産という 2、頭位分娩の第1回旋では④が先進し、第2回旋で先進する後頭が母体⑤に向かうのが正常な経過である。しかし、後頭が母体⑥に向かって回施して下降する場合を⑦という 3、卵談が破れて半水が流出する状態を破水という。産婦・胎児にとって理想的な破水は、妊娠37週以降の分娩で子宮口が全開し、児が挽出される直前であり、この時期の破水を⑧という。一方、分娩開始以前の破水を⑨といい、分娩開始後であるが子宮口全開大前におこる破水を⑩という 4、破水前に臍帯が胎児の先進部の下方または側方にあるものを⑪という。破水後に臍帯が胎児の先進部をこえて産道内に脱出するものを⑫という 5、分娩中および分娩後⑬時間までの出血を分娩時出血とし、⑭ml 以上の出血を分娩時 異常出血と定義している 【語群】 24週0日/22週0日/20週0日/36週6日/35週6日/37週6日/40週/41週/42週/前方後頭位/低在横定位/後方後頭位/ 大泉門/小泉門/失総合/側方/前方/ 後方/早発破水/遅滞破水/適時破水/前期破水/正期破水/早期破水/臍帯脱出/臍帯過長/臍帯下垂/臍帯巻絡/1/6/2/12/500/1000/200
①22週0日, ②36週6日, ③42週, ④小泉門, ⑤前方, ⑥後方, ⑦後方後頭位, ⑧適時破水, ⑨前期破水, ⑩早期破水, ⑪臍帯下垂, ⑫臍帯脱出, ⑬2, ⑭500
2
妊娠34週で死産をした褥婦への援助で適切なのはどれか
児とのお別れの機会を作る
3
高年(齢)妊娠とは、40歳以上で出産を迎える妊婦をさす。分娩に関しては、微弱陣痛、分娩遅延、胎児機能不全、帝王切開率も高い
✕
4
糖代謝異常を合併している妊娠の場合、経口糖尿病薬を用いて血糖コントロールをしていく
✕
5
妊娠高血圧症候群について、収縮期血圧が160mmHg以上の場合は重症と分類される
○
6
妊娠初期のスクリーニングで販風疹抗体陰性あるいは低HI抗体価の妊婦には、妊娠中に風疹ワクチンを接種するようにすすめる
✕
7
子疾発性の危談性がある場合には、可能な限り室内を暗く、静かにして安静を保てる ように配慮する
○
8
多胎妊娠では、分娩後には、過度に進展した子宮筋の収縮が不良となり、弛緩出血となることがあるので注意を要する
○
9
仰臥位をとっている妊婦の胎児に変動一過性徐脈がみられたので、医師に報告すると同時に左側臥位にした
○
10
破水後は、感染予防の観点から、特に外陰部の清潔保持が重要であるため、入谷や シャワー浴をすすめる
✕
11
乳腺炎の多くは両側に発症する。症状は局所の発赤・腫脹・硬結・圧痛・熱感などの症状が強くろ発熱・悪寒や身体の痛みなどの感冒様症状を伴うことも多い
✕
12
B型肝炎ウイルスの母子感染経路のほとんどが母乳を介しての感染であるので、母乳栄養は禁止する
✕
13
前置胎盤について正しいのはどれか。
3. 出血は痛みを伴わない場合が多い
14
Aさんは妊娠37週0日に骨盤位のため予定帝王切開術となった。術後の経過は母児ともに順調である。Aさんへの看護として適切なのはどれか
1. 手術室で出生児と対面する
15
産科的肺塞栓について正しいのはどれか
4.肺塞栓症は妊産婦死亡の主要原因のひとつである
16
産後うつ病で正しいのはどれか
1.産後2~4週間後に始まることが多い
17
分娩後の退行性変化について正しいのはどれか
3.子宮収縮不全のために産褥の子宮復古が遅れた状態を子宮復古不全という。
18
新生児仮死とは、出生時の呼吸(啼泣)開始が遅延し、循環不全・低酸素血症・代謝性アシドーシスなどを生じる病態である。
○
19
出生直後の新生児において、蘇生が必要かどうか、まず評価しなければならない項目は、正期産児かどうか、呼吸はどうか、体温はどうか、筋緊張はどうかである
✕
20
産褥は、分娩中の産道からの圧迫により児頭の先進部に生じる皮下の浮腫である。 1つの頭蓋骨の範囲に限局し、縫合をこえることはない
✕
21
出生体重が2500g以下の児は低出生体重児とよばれる。
✕
22
低出生体重児は、一般に皮下脂肪の蓄積が少ない。また、体重が少ないほど体重あたりの体表面積が大きくなるので、身体からの熱喪失が速い傾向がある。
○
23
呼吸窮迫症候群とは、未熟性による肺サーファクタントの分泌不全による疾患である。妊娠35週未満で出生する早産児に多く発症する。
○
24
Rh式血液型不適合による新生児容血性患は、第1子から発症することが多い
✕
25
新生児の血糖値は、出生後2~4時間で最低値をとる。低出生体重児では、血糖値 20mg/dl以下を低血糖とするが、中等度の低血糖でも脳障害がおこりうることから、成熱児と同様に40mg/dl以上を維持する
○
26
スタンド型ユニットを使用し、光線療法を行う際は、強い光線から児の網膜を保護するために、アイマスクを装着する必要がある。
○
27
新生児期から乳児期にかけて、出血、おもに消化管出血や頭蓋内出血がみられる疾患を新生児出血性疾患という。ビタミンA欠乏により、出血傾向が出現する
✕
28
肺サーファクタントの分泌が完成する時期はどれか
在胎34週ごろ
29
新生児室の環境で適切なのはどれか
湿度は50〜60%
30
新生児の体温調節機構について正しいもの
出生時に体表からの蒸散が起こり体温が低下する
31
出生体3,050gの正期産児 新生児期に最もチアノーゼを生じやすい先天性心疾患はどれか
ファロー四徴症
32
妊娠37週で出生した新生児。身長48cm、体重2,100g 9点であった。 アプガースコアは1分後8点、 5分後9点であった。出生後3時間ころに出現しやすいのはどれか
低血糖
33
正期産の低出生体重児に起こりやすいのはどれか
高ビリルビン血症
34
生後5日、体重 3,150g血清総ビリルビン12mg/dL、排尿8回、排便5回、白色の眼脂が少量見られるが眼瞼結膜の充血はない。母乳のみを哺乳している。翌日、退院を予定している。 必要な処置はどれか
ビタミンKの投与
35
妊娠37週で出生した新生児、児の体重は2,450g、体温37.3℃、呼吸数52/分、心拍数134/分である。顔面、胸部の皮膚に黄染がみられ血清総ビリルビンは10.0mg/dl、児の皮膚は乾燥しており、手首の皮膚が一部剥離している。昨日の児の排便は4回で黄緑色の軟便、排尿回数は6回であった。児のアセスメントで適切でないのはどれか
アレルギー反応が見られる
36
生後4日目の新生児。ブルーライトによる光線療法を12時間施行することになった。栄養は母乳のみで本日の体重は3010g、昨日より25g増加し、バイタルサインは安定している。適切なのはどれか
アイマスクをする
37
出生体重2,650gの、見のアプガースコアは1分後、5分後ともに9点であり羊水混濁はなかった。出生3時間後の児の状態は体温36.8℃、心拍数145/分、呼吸数65/分、四肢に軽度のチアノーゼが見られる。児の状態で考えられるのはどれか
新生児一過性多呼吸