問題一覧
1
能楽とは
優美で美しい能と、笑いを誘う狂言を合わせたもの
2
能楽の発展の仕方
同じ舞台で交互に上演され、密接な関係を築きながら発展した。見るものの想像力を豊かにし、さまざまな興味を引き立ててくれる能楽は大きな魅力を持った伝統芸能。
3
能とは
室町時代に観阿弥、世阿弥親子により大成された伝統芸能
4
能が演じられる舞台
能舞台
5
能舞台の特徴
約6メートル四方 幕がない 舞台の四隅に柱がある
6
能の登場人物の登場時に使われるところ
橋掛
7
舞台の四隅の役割
面をかけ視界が狭くなるシテの動作の目印
8
能の音楽の構成
謡と呼ばれる声楽の部分と、囃子という器楽の部分からできている
9
謡を歌う人
地謡
10
囃子で使われる楽器
太鼓 大鼓 おおづつみ 小鼓 こづつみ 笛 (能管)
11
囃子の楽器の総称
四拍子
12
能の登場人物
シテとワキ
13
シテとは
主人公 面をかけて、さまざまな人物を男性が演じてきた とても華やかな装束を身につけ、うたい、まい、演技をする重要な役
14
ワキ
シテの相手役 面をかけず、役柄も装束も地味
15
能の物語の進行
シテとワキの対話で物語が進行するが、地謡が進行を助ける
16
地謡
斉唱で歌うグループ
17
能 羽衣 登場人物
天人と漁師
18
キリ
能の終結部
19
羽衣とは
日本各地に伝わる羽衣伝説に基づいた能の代表的な作品
20
羽衣の始まり
笛の鋭い音で物語が始まる
21
羽衣のあらすじと流れ
漁師が羽衣を見つけるとまもなく面をかけて冠を被った天人が橋掛から現れ、羽衣を返してほしいと懇願します。 漁師は、天人の舞を舞うことを条件に羽衣を返すと言います。 羽衣を身につけた天人は、小鼓と大鼓と笛の音に乗って舞い始め、後半はそれに太鼓が加わります 太鼓のリズムが舞と共に少しずつ早くなり、曲が盛り上がりクライマックスとなります。 音楽が静まり返ると天人は空高く上がり、姿が見えなくなってしまいます
22
能と狂言は何に登録されたか
ユネスコの無形文化遺産
23
江戸時代まで能が演じられていた場所
屋外
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明治以降に能が演じられている場所
能楽堂
25
能楽堂とは
屋根のあるホール
26
太鼓
両面の皮を紐で締め合う構造 皮の張り具合を調整することで、演奏種目や曲目などにあった音の高さや音色にします。
27
大鼓
高く乾いた音が出る 皮を演奏前に一度炭火などで炙って乾燥させ、調べというひもでつよく締めます。 通常は小鼓とともに使う
28
小鼓
皮を炙ったりせず、乾燥している時は息を吹きかけて皮に湿気を与える
29
笛
管内部の歌口と手孔 てあな の間の位置に喉と呼ばれる竹管が埋め込まれており、特有の音程と音色で演奏される
30
謡のうち、登場人物のように旋律がついていないもの
コトバ
31
謡のうち、旋律がついてるもの
フシ
32
囃子を演奏する人々
囃子方
33
謡と囃子で大切なこと
音と音の間の「間」
34
狂言
格調高い笑いを含んだ、滑稽なセリフと演技が主体の対話劇で、多くは能と交互に演じられる
35
狂言の内容
日常生活や庶民のたくましい姿
36
狂言の代表的なお話
附子
37
附子とは
猛毒の植物
38
附子の期限
鎌倉時代の仏教説話集に原型がある作品
39
1〜16
①鏡の間 ②揚幕 ③橋掛 ④後見座 ⑤囃子座 ⑥一ノ松 ⑦ニノ松 ⑧三ノ松 ⑨脇正面席 ⑩中正面席 ⑪正面席 ⑫地謡座 ⑬シテ柱 ⑭笛柱 ⑮目付柱 ⑯ワキ柱