問題一覧
1
菅原道真の書いた代表的な漢詩集は何か。
菅家文草
2
醍醐天皇の勅命によって撰進された最初の勅撰和歌集は何か。
古今和歌集
3
古今和歌集の撰者で「仮名序」の筆者は誰か。
紀貫之
4
古今和歌集の作歌年代の第二期を中心に活躍した在原業平・小野小町ら六人を何というか。
六歌仙
5
万葉集の「ますらをぶり」に対して、優雅で理知的な古今和歌集の作風を何というか。
たをやめぶり
6
「梨壺の五人」を撰者とする二番目の勅撰集は何か。
後撰集
7
『長秋詠藻』・『古来風体抄』の筆者で、第七番目の勅撰和歌集『千載集』の撰者は誰か。
藤原俊成
8
『山家集』の作者は誰か。
西行
9
藤原公任が朗詠に適する漢詩や和歌を集めたものは何か。
和漢朗詠集
10
第五番目の勅撰和歌集『金葉集』の撰者が著した歌論書は何か。
俊頼髄脳
11
後白河法皇の撰で「今様」を中心に各種の歌謡を収録したものは何か。
梁塵秘抄
12
最古の作り物語で「物語の出で来はじめの祖」といわれるものは何か。
竹取物語
13
琴の名手仲忠を中心に、一族の繁栄を描く最古の長編物語は何か。
宇津保物語
14
『源氏物語』以前に書かれ、継母にいじめられていた姫がのちに幸せになるという、この期を代表する作り物語は何か。
落窪物語
15
在原業平の歌を中心にした日本最古の歌物語は何か。
伊勢物語
16
和歌についての短い話と古歌にまつわる伝記や説話からなる、十世紀中期ごろに成立した歌物語は何か。
大和物語
17
十一世紀初期に成立した『源氏物語』の作者は誰か。
紫式部
18
紫式部が仕えた中宮はだれか。
中宮彰子
19
源氏物語の五十四帖のうち、最後の十帖は何というか。
宇治十帖
20
「逢坂越えぬ権中納言」以下、十遍からなる最初の短編物語集は何か。
堤中納言物語
21
藤原道長とその一門の繁栄を描いた最初の歴史書は何か。
栄花物語
22
栄花物語のように、歴史を年代順に記述する方法を何というか。
編年体
23
藤原道長とその一門の繁栄を、鋭い批判も加えて描いた歴史物語は何か。
大鏡
24
『大鏡』のように、歴史を人物や事件を中心に記述する方法を何というか。
紀伝体
25
『大鏡』『今鏡』『水鏡』『増鏡』を総称して何というか。
四鏡
26
九三五年に成立した、任国から帰京するまでの五十五日間を仮名文で書いた最初の日記は何か。
土佐日記
27
『土佐日記』の作者は誰か。
紀貫之
28
十世紀後半に成立した、心満たされない結婚生活などをつづった最初の女性日記作品は何か。
蜻蛉日記
29
歌人としても名高い、『蜻蛉日記』の作者はだれか。
藤原道綱母
30
『源氏物語』の作者が、中宮彰子に仕えていたころの宮廷生活の様子を記した日記は何か。
紫式部日記
31
東国で「物語」に憧れて育った作者が、現実に直面し、信仰に生きようとするまでの四十年間を回想した日記は何か。
更級日記
32
『更級日記』の作者はだれか。
菅原孝標女
33
『枕草子』の作者はだれか。
清少納言
34
清少納言が仕えた一条天皇の中宮はだれか。
中宮定子
35
『源氏物語』の「もののあはれ」に対して、『枕草子』の理念は何というか。
をかし
36
平安末期に成立した、天竺・震旦・本朝の説話を収めた作品は何か。
今昔物語集
37
『今昔物語集』の文体を何というか。
和漢混交文