問題一覧
1
宿泊施設の規模計画について、シティホテルの延床面積は一般に、客室1室当たり100~150㎡程度を目安とする。
正
2
宿泊施設の計画について、フロントカウンターの高さは、立位での使用を想定し、700~800mm程度とする。
誤
3
宿泊施設の計画について、バンケットルーム(宴会場)の床面積は、1席当たり4.5~5.5㎡程度を目安とする。
誤
4
ホテルの料飲施設について、収容人数当たりの床面積は、一般に3.0㎡程度を目安とする。
正
5
宿泊施設の計画について、フロントカウンターは、エントランスからの視認性が良く、階段やエレベータなど客の動きが見渡しやすい配置とする。
正
6
都市の街路において、建物高さと道路幅員の比「D/H」が( )よりも大きくなると離れた感じとなり、( )よりも小さくなると迫った感じになる。
1
7
建築家( )は『都市のイメージ』において、都市をイメージする要素として、移動路、境界、地域、結節点、目印の5つを挙げ、その重要性を示している。
ケヴィン・リンチ
8
建築家( )は都市、街、建築、内部空間などに現れるパターンを定義するパターン・ランゲージというデザイン手法を提案した。
クリストファー・アレクサンダー
9
南青山の根津美術館は、庭と建築とアート作品を一体化させる展示空間をもつ美術館であり、設計者は( )である。
隈 研吾
10
多摩美術大学の図書館は、キャンパス内の緩やかな傾斜をそのまま建物内に引き込んだ計画が特徴的であり、設計者は( )である。
伊東 豊雄
11
平安時代に建てられた平等院鳳凰堂は、浄土式庭園をもつ阿弥陀堂で、前面の池に建物を映し出す配置にすることで、極楽浄土を表現している。
正
12
平安時代に現在の形式に造営された厳島神社は宮島の弥山を神体山とし、これを祀る本殿を海浜に配置した、自然と建築の調和が美しい神社である。
正
13
建築物と外部空間の関係について、建築は単体として存在するものであり、内部と外部とは完全に切り離して計画するのが基本である。
誤
14
パリのポンピドーセンターは、レンゾ・ピアノとリチャードロジャースが設計した複合施設であり、敷地最大限に建物を配置することで、人を内部へ誘導するような計画が特徴的である。
誤
15
ヨーロッパの都市では中心となる公共的な広場がつくられてきたが、建築と広場が相互貫入し、建築と外部の関係を強く意識したデザインは、古代ギリシア時代以降からみられる。
誤
16
歩行空間の計画について、( )は人と自動車を立体的に分離する手段として設けられ、交通量の多いターミナル駅の周辺などに有効である。
ペデストリアンデッキ
17
一定規模の敷地を開発する際、一般公開する空地を設けると、容積率や斜線制限などが緩和される制度を( )と呼び、超高層ビルの敷地内広場のほとんどはこの制度によって設けられた公開空地である。
総合設計制度
18
住宅地の自動車と歩行者の安全を配慮した歩車分離について、ラドバーンでは、住宅地の通過交通を排除するため、( )と呼ばれる袋路状の車道を計画した。
クルドサック
19
1970年代のオランダで始めた、自動車の走行速度を抑制することで、人と自動車の共存を図ろうとする道路を( )と呼び、初めて実用化したのはデフルトであった。
ボンエルフ
20
敷地内にコモンスペースやコモンアクセスを持つ連続住宅を( )と呼び、居住者同士のコミュニケーションを図ろうとする住宅地の計画である。
タウンハウス
21
心理的に抵抗なく歩ける距離は外部空間の条件に応じて異なるため、大規模な駐車場などの計画では、植栽などを適切に設けることで心理的負担を和らげる効果がある。
正
22
カミロ・ジッテによれば、イタリアに見る広場の知見により、広場の間口(W)と奥行(D)の比(D/W)は、1より大きく3より小さい値が適切である。
正
23
ヨーロッパでの広場は、建物の敷地の中に人工的につくられた空地であり、日本では建物によって囲まれてできた共用空地を指す。
誤
24
歩車共存を図るボンエルフにおいて、自動車の走行速度を抑制するための手法として、走行路を屈曲させる方法をハンプと呼ぶ。
誤
25
日本では1980年代以降、都市に公共空地を設ける試みとして、「広場公園」や「ポケットスペース」などを誘導する施策が展開された。
正
26
色彩について、色の三属性によって正確に色を表現する方法を表色系と呼び、建築やインテリアの現場では( )表色系が最もよく使われる。
マンセル
27
色彩について、( )は色の三属性のひとつで、色の表面の反射率の度合いによって、明暗の段階を表す。
明度
28
色彩について、( )は色の三属性のひとつで、色の鮮やかさを表す。
彩度
29
色彩について、最大彩度は色相や明度によって異なり、各色相の中で最も彩度の高い色を( )と呼ぶ。
純色
30
色彩について、色相環で相対した2色の関係を( )とよび、この2色を混ぜると無彩色になる。
補色
31
色相について、有彩色をマンセル記号で表した時、5R4/14は、色相が5R、明度が4、彩度が14の色を表している。
正
32
色彩について、大きな面積では明度と彩度が高く見える現象を「補色対比」と呼ぶ。
誤
33
色彩について、同時対比の一種で、補色の関係にある2色を同時に見たときに、実際よりもそれぞれ彩度が高く見える現象を「彩度対比」と呼ぶ 。
誤
34
ヨーロッパでは、建物の外観の形状や色彩について、建築許可および都市計画許可において規制することにより、美しい景観の保護が徹底されている。
正
35
日本では京都や金沢などで伝統的な街並みを保護した地域がいくつもあるが、それらはすべて、建築基準法において景観保護が行われている。
誤