問題一覧
1
衛生(保健)統計の目的
現状把握, 原因追求, 対策立案, 効果判定
2
衛生(保健)統計では、 A集団の既存や新規のデータを集計し分析することで、【 】する。 その結果をA集団の過去データやB集団と比較し、【 】して改善するための【 】をつくる。 A集団に働きかけたのち、最初に調査したときと比較して【 】を行う。
現状把握, 原因追求, 対策立案, 効果判定
3
衛生(保健)統計の効果判定は【 】評価を行う。
アウトカム
4
EBMとは、 患者集団を対象にした臨床データのうち、入手可能で最も信頼できる【 】に基づき、 それに眼前の患者の【 】(意向、選好,価値観,人生観)をも考慮して理に適った診療を行うこと。
エビデンス, 個別性
5
EBMでは、 臨床的な【 】の判断 明確化された【 】 【 】の思いや価値観 が必要となる。診療ガイドラインに従うだけの診療はEBMとは対極となる。
医師, 科学的根拠, 患者
6
EBM (Evidence-based medicine )における Evidenceとは、【 】集団を対象とした【 】のうち入手可能であり最も信頼できるもののことである。
患者, 臨床データ
7
他と区別し分類するための名称のようなものを【 】尺度と呼ぶ。
名義
8
順序や大小には意味があるが、間隔には意味がないものを【 】尺度という。
順序
9
目盛が等間隔になっているものや、 間隔に意味があるものを【 】尺度という。
間隔
10
原点(0)があり、間隔と比率に意味があるものを【 】尺度という。
比例
11
血液型は【 】尺度
名義
12
う蝕の有無は【 】尺度
名義
13
多くの歯科保健の指標:PI, OHI は、【 】尺度
順序
14
偏差値は【 】尺度
間隔
15
齲蝕有病者率は【 】尺度
比例
16
歯周ポケットの深さは、【 】尺度
比例
17
尺度を与えることにより、 【 】の排除 【 】の向上 【 】が可能になる 【 】が可能になる
曖昧性, 簡潔性, 比較, 計算
18
データの区間をまとめて、どのようなものがいくつあるかを表に示したものを【 】という。
度数分布表
19
度数が最も高くなっているカテゴリーあるいは測定値で、度数分布の最高度数を示した区間の中央値を指す。
最頻値
20
小から大へとデータを並べたとき中央に位置する値で、度数分布では累積相対度数(%)の 50%の値を指す。
中央値
21
標本の値をすべて加え、総数で割った値
平均値
22
度数分布表を作成した時の境界値の取り方により、多少変動する
最頻値
23
極端に小さな値や大きな値が存在した場合でも、引っ張られないが、個数が多いと、並べ替えに手間がかかる。
中央値
24
【 】は、かけ離れた大きい値があると影響を受ける。 また、U字型の度数曲線の場合、母集団で【 】に近いものは皆無となる。
平均値
25
各測定値と平均値の差の大小、ばらつきの程度を調べることを【 】という。
偏差
26
【 】は、各データに対して「平均値との差」(=偏差)の絶対値を計算し、その総和をデータ数で割った値を表す。
平均偏差
27
各測定値と平均の差を2乗して個数で割って平均すると【 】が算出できる
分散
28
分散は差が強調され、単位が意味を持たなくなるため、分散の【 】をとることで【 】が求められ分かりやすくなる。
平方根, 標準偏差
29
標準偏差(S.D.)が大きくなるほど
山はなだらかになる
30
標準偏差(S.D.)が小さくなるほど
山が鋭くなる
31
平均値±S.D.×1で全体の【 】%となる
68
32
平均値±S.D.×2で全体の【 】%となる
95
33
実際に観察した測定値から全体の真値(母集団値)の検討をつけることを【 】という。
推定
34
推定には【 】推定と【 】推定がある。
点, 区間
35
母集団から標本を抽出した場合、 【 】が点推定、 その平均値の【 】である分布範囲が区間推定である(正規分布と仮定した場合)
標本平均, 信頼区間
36
標本集団の身長の平均値158.9cm 95%信頼区間が156.9〜160.8cmであった場合、 ↓ 点推定は【 】を指す。 母集団の区間推定値は、母集団の身長の測定を【 】回行った場合の平均値が【 】回は区間推定値をとるということになる。
平均値, 100, 95
37
平均値、中央値、最頻値が同じ値の分布
正規分布
38
統計推論上の仮説の検証を行うこと
検定
39
仮説とは、 ①【 】を示し、①【 】を棄却された場合に②【 】となる偶然では起こりにくい、意味のある差があること(優位差)で設定される。
帰無仮説, 対立仮説
40
検定には【 】検定と【 】検定がある。
ノンパラメトリック, パラメトリック
41
カテゴリー変数や順序尺度 正規分布ではない尺度に関しては 【 】検定で、仮説の検証を行う。
ノンパラメトリック
42
正規分布を示す尺度に対しては、 【 】検定を行うことで仮説を検証する。
パラメトリック
43
【 】とは、2つの標本から得られた統計値に 違いが認められた場合、 《その差が偶然なのか意味のある差なのか》を 確率的に充分正しいかを判断する作業のことをいう。
検定
44
偶然では起こりにくい意味のある差のことを【 】という。
有意差
45
2 つの事象の間に共通の要因がある場合、 一方の変化が他方の値を左右する場合、 2 つの事象に【 】があるという
相関関係
46
一方の増加に伴い他方も増加すること
正の相関
47
分布の度合い(ばらつき)を求めるためには、 まず分布の中心として【 】を算出する。 そこからの差が大きいか小さいかによりばらつきをはかる。
平均値
48
各値と平均値からの差を加えると0になるため、 絶対値をとる①【 】か 平方する②【 】を求める。 ②だと、差が強調されて単位の意味が変わってくるため、②を1/2乗して③【 】を求める。
平均偏差, 分散, 標準偏差
49
2 つの事象に何らかの関連性が想定されたとき、 その《関連の強さ》を測るために《相関係数》が使われる。相関係数は、 2 つの変数の間の【 】の度合いを表すものである。
直線的関係
50
正の相関が強いと【 】に近い値となる。 負の相関が強いと【 】に近い値となる。 相関係数が【 】に近いほど関連性は低い。
1, -1, 0
51
知ろうとする対象集団を【 】という
母集団
52
母集団から一部を抽出し、実際に調査する対象を【 】という。
標本
53
国勢調査
全数調査
54
母集団から調査者が意図的に標本を選び出す方法
有意抽出法
55
母集団から偶然に標本を選び出す抽出法
無作為抽出法
56
無作為抽出法のうち、 乱数表などを使ってランダムに抽出する方法
単純無作為抽出法
57
無作為抽出法のうち、 等間隔で抽出する方法
系統抽出法
58
無作為抽出法のうち、 複数の段階に分けて抽出する方法
多段抽出法
59
無作為抽出法のうち、 母集団を層別に分けて単純無作為抽出を行う方法
層化抽出法
60
ある時点での状態をとらえて調査する方法 調査時の調査対象の実態や意識を断面的に調査する方法
横断調査
61
同じ対象(集団)を引き続き経時的に追って観察する調査。 追跡調査あるいはコホート調査ともいう。
縦断調査
62
歯科疾患実態調査
横断調査
63
有病者率や有病率がわかる
横断調査
64
発生率や罹患率、抑制率といった変化がわかる
縦断調査
65
人口動態統計
縦断調査
66
国勢調査
横断調査
67
スクリーニング検査とは、 迅速に実施できる試験や検査を用いることにより、【 】な疾病を暫定的に【 】することである。
無自覚, 識別
68
スクリーニング検査の目的は、 病気のあると思われる人々の【 】を目的とし、【 】は目的としていない。
ふるい分け, 診断
69
カットオフ値を下げると
真陽性↑, 偽陽性↑, 偽陰性↓, 真陰性↓, 感度↑, 特異度↓
70
カットオフ値を上げると
真陽性↓, 偽陽性↓, 偽陰性↑, 真陰性↑, 感度↓, 特異度↑
71
【 】は、政府や地方自治体の施策立案、施策評価などのために必要不可欠なもので、正確で信頼できるものであることが重要である。 そのうち、 国が実施するものを【 】という。
公的統計, 国家統計
72
国家統計は、法的側面からは【 】統計と【 】統計に分けることができる。
基幹, 一般
73
【 】統計調査は、 【 】法に基づいて行われるもので、 国勢調査をはじめ、 国の実施する主要な統計調査を含んでいる。
基幹, 統計
74
【 】統計は 統計法により【 】から承認を受けた統計であり、 基幹統計以外の統計調査を国や地方公共団体が行う場合に、その旨を届け出たものである。
一般, 総務大臣
75
国勢調査は、【 】統計で 【 】年ごとに簡易調査を行う。 【 】が実施する。
基幹, 5, 総務省
76
人口動態統計は、【 】統計で 【 】年ごとに行われる。 【 】が実施する。
基幹, 1, 厚生労働省
77
医師・歯科医師・薬剤師調査は【 】統計で、【 】年ごとに行われる。 厚生労働省が実施する。
一般, 2
78
国民健康・栄養調査は【 】統計で、【 】年に一度行われる。 厚生労働省が実施する。
一般, 1
79
学校保健統計調査は【 】統計で、【 】年ごとに行われる。 【 】が実施する。
基幹, 1, 文部科学省
80
歯科疾患実態調査は【 】統計。 厚生労働省が実施する。
一般
81
全数調査
国勢調査, 人口動態調査, 医師・歯科医師・薬剤師調査
82
独立した 2 つの集団において、 特定の事柄が現れてくる割合(%)に 差があるかどうかを検定するの に用いられる。 よく用いられるものに 2×2 の分割表がある。
カイ二乗検定
83
2 つの標本から得た統計値に差がみられる場合、その差が偶然によるものなのか、あるいは理由があるものなのかを検定するのに【 】を使う。
t検定
84
t検定は、【 】を用いた検定である。
t分布
85
病気を持った人を正しく陽性と判定すること
感度
86
病気を持たない人を正しく陰性と判定すること。
特異度
87
観察対象となる事象を数字に置き換えること
数量化
88
特定の方式で表した数値
指数
89
現象や状態を1つの基準に対して比較できるように数字に置き換えること
指数化
90
エビデンスとは、実験結果ではなく【 】
臨床データ
91
度数分布図=【 】
ヒストグラム
92
基幹統計
国勢調査, 人口動態統計, 患者調査, 学校保健統計調査
93
EBMは、一人ひとりの患者の【 】に応じた「個の医療」を実施するもので、論文や診療ガイドラインに従ったものになるとは限らない。
特性
94
毎年実施する
人口動態調査, 国民健康・栄養調査, 学校保健統計調査
95
中央値は【 】の50%の値
累積相対度数