問題一覧
1
悪いことは広まりやすいこと
悪事千里を走る
2
早起きをすればなんらかの利益がある
朝起きは三文の徳
3
1部の欠点を隠しただけで全体を隠していないこと
頭隠して尻隠さず
4
ふたつのものを得ようと欲張りどちらもだめになること
あぶはちとらず, 二兎を追う者は一兎をも得ず
5
あぶはちとらずの対義
一石二鳥
6
いざこざがおこったあと物事がかえって落ち着き収まること
雨降って地固まる
7
はじめ心配したことも実行してみると案外たやすくできること
案ずるより産むが易し
8
辛抱すればいつかは成功する
石の上にも三年
9
大変用心深いこと
石橋をたたいて渡る
10
危険な近道はするなということ
急がば回れ
11
一事で全てが推察できること
一事が万時
12
将来はまったく予測できないこと
一寸先は闇
13
小さくて弱いものにも意地があってあなどれないこと
一寸の虫にも五分の魂
14
色々なことをする人はそれだけ災難に遭うことが多いこと。近年は思いがけない幸運なことにあうことにも使われる
犬も歩けば棒に当たる
15
言わない方が思いがよく伝わり支障がないこと
言わぬが花
16
相手な出方しだいでこちらにも応じ方があること
魚心あれば水心
17
嘘のつもりで言ったことが意外な結果になること
うそから出たまこと
18
物事を円満に運ぶための手段として時には嘘を言う必要のあること
うそも方便
19
人の意見を聞き流してしまって少しも効き目のないこと
馬の耳に念仏, 馬耳東風
20
追い風に帆を掲げるように良い機会を逃さず利用すること
得手に帆を揚ぐ
21
少しのえさで大きな獲物を得ること。少量のもので大きな利益を得ること
えびで鯛を釣る
22
当事者よりも第三者の方が物の是非、得失がよくわかること
傍目八目
23
無慈悲な人でも時には優しくなること
鬼の目にも涙
24
中途半端で役に立たないこと
帯に短したすきに長し
25
百病の長ともいう。ただの風邪と言ってあなどってはいけないとのいましめ
風邪は万病の元
26
戦いに勝ってもいい気にならず注意しなさい
勝ってかぶとの緒をしめよ
27
密談の漏れやすいこと
壁に耳あり障子に目あり
28
幸運は焦らずに待つのが良い
果報は寝て待て
29
年長者の経験は尊重すべきこと
亀の甲より年の功
30
つまらないものでもないよりはましであること
枯れ木も山のにぎわい
31
いとしい子のためには甘やかすより旅に出し苦労をさせた方が良い
かわいいこには旅をさせよ
32
調子の合わないこと
木に竹をつぐ
33
失敗が偶然良い結果を生むこと
怪我の功名
34
月日の経つのがはやいこと
光陰矢のごとし
35
物事が済んでしまってから悔やんでも仕方の無いこと
後悔先に立たず
36
新たにその社会に入った人はそこの習慣やきまりに従うべきだ
郷に入っては郷に従え
37
熟達した人もときには失敗することがあること
弘法にも筆の誤り, 猿も木から落ちる
38
失敗しないように前もって用心すること
転ばぬ先の杖
39
話し合えば良い考えが浮かぶこと
三人寄れば文殊の知恵
40
親しい間柄でも礼儀は必要であること
親しき仲にも礼儀あり
41
知り尽くしている人に不必要なことを説くこと
釈迦に説法
42
知らないでいるため平気でいられること
知らぬが仏
43
正直は守らなければならない大切なことで、守れば幸せがくるとのいましめ
正直は一生の宝
44
好きだと熱心になり熱心なのでより上達すること
好きこそ物の上手なれ
45
住み慣れればどこでも良さがあること
住めば都
46
切羽詰まったときは他を顧みるゆとりがないこと
背に腹はかえられぬ
47
指図する人が多すぎて仕事が捗らないこと
船頭多くして船山に登る
48
大きな事柄であってもまず手近な所から始めなければならないこと
千里の道も一歩から, 千里の行も足下より始まる
49
ちょっとした出会いもまず前世からの因縁によること
袖振り合うも多生の縁
50
その場を去るものは最後まできちんと始末しておくべきである
立つ鳥あとを濁さず
51
人の好みは色々で一概には言えないこと
蓼食う虫も好き好き
52
思いがけない幸運にめぐり逢うこと
棚からぼた餅
53
短期を起こすと物事は不成功に終わること
短気は損気
54
ほんのわずかなことでもそれが重なり集まると大きなものになる
ちりも積もれば山となる
55
比較できないほど隔たっていること
月とすっぽん, 提灯に釣鐘
56
月が出ていれば夜道も提灯がいらないことから不必要なもの
月夜に提灯
57
頭角を現す人はねたまれやすいこと
出る杭は打たれる
58
灯火台の真下はかえってくらいことから身近なことの方が分からないことがあること
灯台下暗し
59
まだ確かでないことに期待をかけて計算すること
捕らぬたぬきの皮算用
60
どれも同じくらいであること
どんぐりの背比べ
61
自分から進んで危険なところに入っていくこと
飛んで火に入る夏の虫
62
良くない時にさらに悪いことが重なること
泣き面に蜂, 弱り目にたたり目
63
どんなに癖のないように見える人でも多少の癖はあること
無くて七癖
64
人に情けをかけておけばいつか自分のためになるということ
情けは人のためならず
65
いくども困難にあいながら絶望せずに奮起すること
七転び八起き
66
未熟者が生かじりの知識で行うと大失敗をすること
生兵法は大きずのもと
67
頭で学ぶよりまず体験が大切
習うより慣れろ
68
思うように届かずもどかしいこと。直接効果のないこと
二階から目薬
69
手ごたえ、やりがいのないこと
ぬかにくぎ
70
苦労せずに利をえること
ぬれ手で粟
71
どんな価値のあるものでも分からない人にはなんの価値も無いこと
猫に小判
72
実力あるものはむやみにそれをあらわさないこと
能ある鷹は爪を隠す
73
苦しいことも過ぎてしまえば簡単に忘れてしまうこと
のど元過ぎれば熱さを忘れる
74
手ごたえ、はりあいのないこと
のれんに腕押し
75
みばえや名誉よりも実益を選ぶこと
花より団子
76
自分の狭い判断力で大きな物事を勝手に推測すること
針の穴から天のぞく
77
うわさは長続きしない
人のうわさも七十五日
78
他人の行為をみて自分も反省すべきことを改めなさいということ
人の振り見て我が振り直せ
79
他人のものを利用して自分の目的を果たすこと
人の褌で相撲をとる
80
うわさにのぼるからには何が原因があるはずだ
火のないところに煙は立たぬ
81
何度か話で聞くよりも実際に自分の目で見た方が理解できること
百聞は一見にしかず
82
何事もその道の専門家に任せるのが一番だということ
船に乗れば船頭任せ
83
下手なくせに熱心であること
下手の横好き
84
せっかくことを成しながら肝心なところが足りないこと
仏つくって魂入れず
85
何度も酷いことをされれば大人しい人でも怒ること
仏の顔も三度
86
海が荒れて船が出せない日もあるがやがて荒れない日も来ることから耐えて待てば良い時期が到来すること
待てば海路の日和あり
87
物事はやり方次第
丸い卵も切りようで四角
88
幼い時の性質ら一切変わらない
三つ子の魂百まで
89
人を連れ戻しに行ったものが逆に相手と行動をともにし戻ってこないこと
ミイラ取りがミイラになる
90
1度覚えたことは後までそれを忘れず発揮出来ること
昔取った杵柄
91
いつも見たり聞いたりしていれば自然と学び取ることができる。人には環境が大切であることのたとえ
門前の小僧習わぬ経を読む
92
労力のみで効果のないこと
焼け石に水
93
不必要なことをしてかえって酷い目にあうこと
やぶをつついて蛇を出す
94
良いことばかりが続くものでは無く苦労することもあること
楽あれば苦あり
95
知識としてわきまえていえと実行のともなわないこと
論語読みの論語知らず
96
論議するよりも証拠を示した方が真実ははっきりするということ
論より証拠