問題一覧
1
色々なことをする人はそれだけ災難に遭うことが多いこと。近年は思いがけない幸運なことにあうことにも使われる
犬も歩けば棒に当たる
2
実力あるものはむやみにそれをあらわさないこと
能ある鷹は爪を隠す
3
論議するよりも証拠を示した方が真実ははっきりするということ
論より証拠
4
他人の行為をみて自分も反省すべきことを改めなさいということ
人の振り見て我が振り直せ
5
大きな事柄であってもまず手近な所から始めなければならないこと
千里の道も一歩から, 千里の行も足下より始まる
6
物事が済んでしまってから悔やんでも仕方の無いこと
後悔先に立たず
7
手ごたえ、はりあいのないこと
のれんに腕押し
8
住み慣れればどこでも良さがあること
住めば都
9
危険な近道はするなということ
急がば回れ
10
何度か話で聞くよりも実際に自分の目で見た方が理解できること
百聞は一見にしかず
11
失敗しないように前もって用心すること
転ばぬ先の杖
12
良いことばかりが続くものでは無く苦労することもあること
楽あれば苦あり
13
思いがけない幸運にめぐり逢うこと
棚からぼた餅
14
どんな価値のあるものでも分からない人にはなんの価値も無いこと
猫に小判
15
調子の合わないこと
木に竹をつぐ
16
どんなに癖のないように見える人でも多少の癖はあること
無くて七癖
17
追い風に帆を掲げるように良い機会を逃さず利用すること
得手に帆を揚ぐ
18
はじめ心配したことも実行してみると案外たやすくできること
案ずるより産むが易し
19
失敗が偶然良い結果を生むこと
怪我の功名
20
新たにその社会に入った人はそこの習慣やきまりに従うべきだ
郷に入っては郷に従え
21
人の好みは色々で一概には言えないこと
蓼食う虫も好き好き
22
小さくて弱いものにも意地があってあなどれないこと
一寸の虫にも五分の魂
23
いとしい子のためには甘やかすより旅に出し苦労をさせた方が良い
かわいいこには旅をさせよ
24
知らないでいるため平気でいられること
知らぬが仏
25
切羽詰まったときは他を顧みるゆとりがないこと
背に腹はかえられぬ
26
頭角を現す人はねたまれやすいこと
出る杭は打たれる
27
相手な出方しだいでこちらにも応じ方があること
魚心あれば水心
28
灯火台の真下はかえってくらいことから身近なことの方が分からないことがあること
灯台下暗し
29
みばえや名誉よりも実益を選ぶこと
花より団子
30
人の意見を聞き流してしまって少しも効き目のないこと
馬の耳に念仏, 馬耳東風
31
熟達した人もときには失敗することがあること
弘法にも筆の誤り, 猿も木から落ちる
32
月が出ていれば夜道も提灯がいらないことから不必要なもの
月夜に提灯
33
その場を去るものは最後まできちんと始末しておくべきである
立つ鳥あとを濁さず
34
まだ確かでないことに期待をかけて計算すること
捕らぬたぬきの皮算用
35
正直は守らなければならない大切なことで、守れば幸せがくるとのいましめ
正直は一生の宝
36
大変用心深いこと
石橋をたたいて渡る
37
海が荒れて船が出せない日もあるがやがて荒れない日も来ることから耐えて待てば良い時期が到来すること
待てば海路の日和あり
38
自分から進んで危険なところに入っていくこと
飛んで火に入る夏の虫
39
未熟者が生かじりの知識で行うと大失敗をすること
生兵法は大きずのもと
40
嘘のつもりで言ったことが意外な結果になること
うそから出たまこと
41
人に情けをかけておけばいつか自分のためになるということ
情けは人のためならず
42
労力のみで効果のないこと
焼け石に水
43
いくども困難にあいながら絶望せずに奮起すること
七転び八起き
44
せっかくことを成しながら肝心なところが足りないこと
仏つくって魂入れず
45
比較できないほど隔たっていること
月とすっぽん, 提灯に釣鐘
46
1部の欠点を隠しただけで全体を隠していないこと
頭隠して尻隠さず
47
幼い時の性質ら一切変わらない
三つ子の魂百まで
48
好きだと熱心になり熱心なのでより上達すること
好きこそ物の上手なれ
49
不必要なことをしてかえって酷い目にあうこと
やぶをつついて蛇を出す
50
物事を円満に運ぶための手段として時には嘘を言う必要のあること
うそも方便
51
将来はまったく予測できないこと
一寸先は闇
52
一事で全てが推察できること
一事が万時
53
中途半端で役に立たないこと
帯に短したすきに長し
54
戦いに勝ってもいい気にならず注意しなさい
勝ってかぶとの緒をしめよ
55
親しい間柄でも礼儀は必要であること
親しき仲にも礼儀あり
56
下手なくせに熱心であること
下手の横好き
57
月日の経つのがはやいこと
光陰矢のごとし
58
苦労せずに利をえること
ぬれ手で粟
59
いざこざがおこったあと物事がかえって落ち着き収まること
雨降って地固まる
60
指図する人が多すぎて仕事が捗らないこと
船頭多くして船山に登る
61
知識としてわきまえていえと実行のともなわないこと
論語読みの論語知らず
62
1度覚えたことは後までそれを忘れず発揮出来ること
昔取った杵柄
63
あぶはちとらずの対義
一石二鳥
64
早起きをすればなんらかの利益がある
朝起きは三文の徳
65
ちょっとした出会いもまず前世からの因縁によること
袖振り合うも多生の縁
66
言わない方が思いがよく伝わり支障がないこと
言わぬが花
67
辛抱すればいつかは成功する
石の上にも三年
68
短期を起こすと物事は不成功に終わること
短気は損気
69
自分の狭い判断力で大きな物事を勝手に推測すること
針の穴から天のぞく
70
うわさは長続きしない
人のうわさも七十五日
71
どれも同じくらいであること
どんぐりの背比べ
72
いつも見たり聞いたりしていれば自然と学び取ることができる。人には環境が大切であることのたとえ
門前の小僧習わぬ経を読む
73
良くない時にさらに悪いことが重なること
泣き面に蜂, 弱り目にたたり目
74
つまらないものでもないよりはましであること
枯れ木も山のにぎわい
75
うわさにのぼるからには何が原因があるはずだ
火のないところに煙は立たぬ
76
苦しいことも過ぎてしまえば簡単に忘れてしまうこと
のど元過ぎれば熱さを忘れる
77
知り尽くしている人に不必要なことを説くこと
釈迦に説法
78
物事はやり方次第
丸い卵も切りようで四角
79
当事者よりも第三者の方が物の是非、得失がよくわかること
傍目八目
80
思うように届かずもどかしいこと。直接効果のないこと
二階から目薬
81
何事もその道の専門家に任せるのが一番だということ
船に乗れば船頭任せ
82
話し合えば良い考えが浮かぶこと
三人寄れば文殊の知恵
83
百病の長ともいう。ただの風邪と言ってあなどってはいけないとのいましめ
風邪は万病の元
84
密談の漏れやすいこと
壁に耳あり障子に目あり
85
ほんのわずかなことでもそれが重なり集まると大きなものになる
ちりも積もれば山となる
86
ふたつのものを得ようと欲張りどちらもだめになること
あぶはちとらず, 二兎を追う者は一兎をも得ず
87
人を連れ戻しに行ったものが逆に相手と行動をともにし戻ってこないこと
ミイラ取りがミイラになる
88
少しのえさで大きな獲物を得ること。少量のもので大きな利益を得ること
えびで鯛を釣る
89
何度も酷いことをされれば大人しい人でも怒ること
仏の顔も三度
90
悪いことは広まりやすいこと
悪事千里を走る
91
年長者の経験は尊重すべきこと
亀の甲より年の功
92
手ごたえ、やりがいのないこと
ぬかにくぎ
93
他人のものを利用して自分の目的を果たすこと
人の褌で相撲をとる
94
頭で学ぶよりまず体験が大切
習うより慣れろ
95
幸運は焦らずに待つのが良い
果報は寝て待て
96
無慈悲な人でも時には優しくなること
鬼の目にも涙