あく ( )する。( )ない。いやにならない

うつくし ( )らしい。( )だ。

かなし ( )しい。( )。

いみじ 「好ましい場合」( )。たいそう。( )すばらしい。とてもうれしい。 「好ましくない場合」とても( )しい。ひどい。大変だ。

をかし ( )がある。( )しい。かわいい。( )だ。

よし ( )。すぐれている。( )が高く( )がある。

あやし ( )だ。変だ。( )からん。よくない。( )が低い。卑しい。( )だ。みすぼらしい

おとなし ( )らしい。大人びている。( )だ。 ( )がある。

ゆかし ( )たい。聞きたい。( )たい。

おぼつかなし ( )している。はっきりしない。( )だ。( )しい。もどかしい。

美麗なる物具飽くまでとりて帰りけり 綺麗な武具を( )するまで取って

飽かず惜しと思はば ( )ず命が惜しいと思うなら

いとうつくしうていたり たいそう( )様子で座っている

うつくしき器物も ( )な器物も

かなしからん親のため ( )ような親のため、

いとかなしうし給ひけり たいそう( )なさった

いみじくうれしきにも ( )うれしいと思うにつけても

し得たりし心地は、いみじかりものかな うまく成し遂げた気持ちは、( )たものだよ。

死にけりと聞いて、いといみじかりけり 死んだと聞いて、本当に( )た。

雨など降るもをかし 雨などが降るのも( )

かく思ひのほかなることを見よると、をかしう思す このように意外なことを目にするよと、( )お思いになる。

をかしき額つきの ( )額のかっこうの

そのはかをかしきことども そのほか( )なことが多かったが

童のをかしげなる 少女の召使で、( )らしい子が

風も吹かず、よき日出て来て、 風も吹かず、( )日和になって来て

よき人はあやしきことを語らず ( )ひとはふしぎなことはかたらないものだ

「よろしき者にあやらむ」 「( )の者だろうか」

桜をよろしう思ふ人やはある。 さくらを( )と思う人がいるだろうか

友とするにわろき者、7つあり 友とするのに( )者が、７つある。

盗人あやしと思いて 盗人は( )と思って

やりどを荒くたてあくるも、いとあやし 引き戸を荒々しくあけたてするのも、とても( )。

あやしきげらふなれども、 ( )が低い下賤のものであるが

水無月のころ、あやしき家に夕顔の白く見えて 六月の頃、( )な家に夕顔の花が白く見えて

道すがら、人のあやしみ見ること限りなし 途中、人が( )に思って見ることこの上ない

今日よりは、おとなしくなり給へりや 今日からは、( )なられたか

左衛門とてあるおとなしき人、 左衛門といって仕えている( )の女房と

さるべくおとなしき人々、 しかるべく( )のある人々で