問題一覧
1
テルペノイドは( )単位(C5)によって合成される
イソプレン
2
C15単位であるセスキテルペン・テルペノイドやC30単位である( )は( )より生成する。
トリテルペン, ファルネシル二リン酸(FPP)
3
テトロドトキシンは( )作用を持ち、( )薬として臨床利用を試みている。
神経や筋肉のNa+チャネルの阻害, 鎮痛
4
海綿に含まれる化合物( )や( )をリードとしたシタラビンは( )剤として用いられる。
スポンゴウリジン, スポンゴチミジン, 抗がん
5
群体ホヤからとれる( )は( )として用いられる。
エクティナサイジン743, 抗がん剤
6
(科名)ジギタリスの(薬用部位)に含まれる( )は( )配糖体と呼ばれる。
ゴマノハグサ科, 葉, ジギトキシン, 強心
7
エルゴタミンはある真菌がイネ科植物の子房で生育した菌核である( )から精製される( )である。エルゴタミンは( )治療薬、( )は( )作用を持つため分娩後の( )に用いられる。
麦角, バッカクアルカロイド, 片頭痛, エルゴメトリン, 子宮平滑筋収縮, 子宮収縮の促進や子宮出血の止血
8
アミグダリンは( )配糖体であり、バラ科アンズの種子である( )、バラ科モモの種子である( )に含まれる。
青酸, 杏仁, 桃仁
9
中国最古の本草書といわれる( )では、生薬は上品、中品、( )に分類される。
神農本草経, 下品
10
ペニシリン( )、ストレプトマイシン( )、テトラサイクリン( )、エリスロマイシン( )の構造をそれぞれ選べ。
B, A, D, C
11
ヤマノイモ科オニドコロの(薬用部位)から得られる( )は( )の合成原料である。
根茎, ジオスチン, ステロイドホルモン
12
サポニンの構造と物性について説明せよ。
疎水性のアグリコン部分と親水性の糖部分を持つため、界面活性作用を示すものが多い。水と混ぜて強く振ると持続性の泡を生じる。
13
柴胡の基原植物、科名、薬用部位を答えよ。
ミシマサイコ, セリ科, 根
14
人参の基原植物、科名、薬用部位を答えよ。
オタネニンジン, ウコギ科, 根
15
甘草の基原植物、科名、薬用部位を答えよ。
ウラルカンゾウ、スペインカンゾウ, マメ科, 根およびストロン
16
甘草に含まれるサポニンの名前と、甘草の過剰摂取による副作用について説明せよ。
グリチルリチン酸 グリチルリチン酸がアルドステロンの代謝酵素を阻害することで、低カリウム血症や高血圧、浮腫などの症状の偽アルドステロン症を生じる。
17
アルカロイドとはなにか説明せよ。
アミノ酸、ペプチド、核酸などの一次代謝物を除いた分子内に窒素原子を持つ天然物
18
アルカロイドの由来となるアミノ酸(L-リジン、ニコチン酸、L-チロシン、L-トリプトファン、L-オルニチン、L-ヒスチジン、L-フェニルアラニン)の構造を描け。
かけた, かけた, かけた, かけた, かけた, かけた, かけた
19
ヒヨスチアミンはトロパン骨格を持ち、(科名)の(基原植物)の(薬用部位)を基原とする( )に含まれる。(薬理作用)作用を有する。 ラセミ化したものは( )である。
ナス科, ハシリドコロ, 根茎, ロートコン, 抗コリン, アトロピン
20
ヒヨスチアミンと同じくトロパン骨格を持つコカインは(科名)の(基原植物)の(薬用部位)に含まれ、( )由来で(薬理作用)薬である。
コカノキ科, コカノキ, 葉, L-オルニチン, 局所麻酔
21
モルヒネは(科名)(基原植物)(薬用部位)の(生薬名)に含まれ、中枢性の(薬理作用)作用を持つ。 同じ生薬に含まれるコデインは中枢性の(薬理作用)作用、ジアセチルモルヒネとも呼ばれる( )は中毒性が高いため使用されていない。
ケシ科, ケシ, 未熟果実の乳液を凝固させたもの, 阿片, 鎮痛, 鎮咳, ヘロイン
22
ヒヨスチアミンのラセミ化した( )の構造をかけ
アトロピン, 構造かけた
23
コデインとヘロイン(ジアセチルモルヒネ)の構造をかけ。
コデインかけた, ヘロインかけた
24
エフェドリンは(科名)(基原植物)の(薬用部位)を基原とする(生薬名)に含まれる。 エフェドリンからは強い依存性を持つアンフェタミンや( )を生成することができるため取り扱いに注意する。
マオウ科, シナマオウ Ephedra sinica, 地上茎, 麻黄, メタンフェタミン
25
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
レセルピン, 鎮静、降圧作用, ラウオルフィア, キョウチクトウ科, ラウオルフィア, 根および根茎
26
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物を答えよ。
d-ツボクラリン, 骨格筋弛緩作用, クラーレ, ツヅラフジ科, クラーレノキ
27
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
フィゾスチグミン, 可逆的アセチルコリンエステラーゼ阻害作用, カラバルマメ, マメ科, カラバルマメ, 種子
28
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
ベルベリン, 抗菌、抗炎症、止瀉作用, 黄連、黄柏, キンポウゲ科、ミカン科, オウレン、キハダ, 根茎、樹皮
29
C15単位である( )は( )と( )が( )型縮合により、C30単位である( )は( )同士が( )型縮合した( )によって生成する。
セスキテルペン, ファルネシル二リン酸(FPP), イソペンテニル二リン酸(IPP), head-to-tail, FPP, tail -to-tail, スクアレン
30
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
パパベリン, 鎮痙作用, 阿片, ケシ科, ケシ, 未熟果実の乳液を凝固させたもの
31
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
ノスカピン, 中枢性鎮咳作用, 阿片, ケシ科, ケシ, 未熟果実の乳液を凝固させたもの
32
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
モルヒネ, 鎮痛作用, 阿片, ケシ科, ケシ, 未熟果実の乳液を凝固させたもの
33
次の化合物の名前、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
マグノフロリン, 厚朴, モクレン科, ホウノキ, 樹皮
34
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
コルヒチン, 微小管の形成阻害作用, コルクヒム, ユリ科, イヌサフラン, 種子
35
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
エメチン, 催吐作用, 吐根, アカネ科, トコン, 根および根茎
36
次の化合物の名前を答えよ。
セロトニン
37
次の化合物の名前と作用、由来を答えよ。
エルゴメトリン, 子宮平滑筋収縮作用, 麦角
38
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
キニーネ, 抗マラリア, キナ皮, アカネ科, アカキナノキ, 樹皮
39
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。
ストリートキニーネ, 中枢興奮作用(強直性けいれん), ホミカ, マチン科, マチン, 種子
40
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ。R=CH3、R=CHO
ビンブラスチン、ビンクリスチン, チューブリンの重合阻害による強い細胞分裂阻害作用, ニチニチソウ, キョウチクトウ科, ニチニチソウ
41
次の化合物の名前と作用、基原植物と薬用部位を答えよ。
ピロカルピン, 緑内障治療薬, ヤボランジ, 葉
42
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ
カイニン酸, 駆虫薬, マクリ, フジマツモ科, マクリ, 全藻
43
次の化合物の名前、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ
アリイン, 大蒜, ユリ科, ニンニク, 鱗茎
44
次の化合物は( )系抗生物質の( )で、( )にも有効であることから重要な抗生物質である。
グリコペプチド, バンコマイシン, メチシリン耐性黄色ブドウ球菌MRSA
45
次の化合物の名前と作用を答えよ。
タクロリムス, 免疫抑制剤
46
次の化合物の名前と作用を答えよ。
シクロスポリン, 免疫抑制剤
47
次の化合物の名前と作用、由来を答えよ。
エルゴタミン, 片頭痛治療薬, 麦角
48
次の化合物の名前と作用、含まれる生薬の名前、科名、基原植物と薬用部位を答えよ
アコニチン, 虚証の新陳代謝の亢進、鎮痛作用, 附子, キンポウゲ科, オクトリカブト、ハナトリカブト, 塊根
49
修治とは何か、何のために行うのか答えよ。
加熱乾燥したり高圧蒸気処理をしたりして、毒性や副作用に緩和、薬味・薬性の改変、必要な作用の増強・改変をすること。