床上で運転し、かつ、運転者が荷の移動と共に移動する運転方式のクレーンの操作スイッチは、その操作部分から手を離した時に自動的に開路する構造のものでなければならない

天井クレーンでいうスパンとは、ランウェイレールの中心間の水平距離をいう

定格速度とは定格荷重に相当する荷を吊って、釣り上げ、走行、横行等の運動をする場合のそれぞれの最高速度をいう

床上で操作するホイスト式クレーンの走行速度は、一般に毎分100m前後と早いのが普通である

床上操作式クレーンの運転方法は、大別して、押しボタン操作式とひきひも操作式等がある

ホイスト式天井クレーンには、トップランニング形と、サスペンション形のものがある

クレーンの揚程とはフック、クラブバケット等の吊り具を有効に上下させることができる、上限と下限との間の垂直距離である

一般に使用されているフックの材料は鍛鋼である

アスベストライニングは湿っている時、摩擦熱の冷却効果があるので、制御効果が良い

クレーンの機械部とは、巻上げ、横行、走行装置等をいう

Iビームガータは、荷重の小さい場合に用いられ、一般にスパンはトラスガータより長い

一般にギヤーの材料は鋳鋼また鍛鋼で、ピニオンは殆ど鋳鋼である

歯数32と歯数128が噛み合った場合の減速比は、１／5である

マグネットブレーキは急激に作用しないので、吊り荷のショックがない

ガーダにはIビーム、トラス、プレート、ボックスガーダなどの種類がある

クレーンに使用している割メタルは、普通ハビットメタルを使用している

テルハは、工場建屋、倉庫などの天井に取り付けられたI形鋼の下側フランジに、電気ホイスト、または電動チェーンブロックを吊り下げた構造のもので、機械工場における材料、部品などの運搬、倉庫荷役などに用いられる

Iビームガーダは、荷重5トン未満でスパンの短い小形クレーンの主桁に用いられる

吊り上げ装置等のみぞ付きドラムのみぞに、ワイヤロープが巻き込まれる方向と当該みぞに巻き込まれるときの、当該ワイヤロープの方向との角度は、4度以内である

クレーンの巻き上げ装置の巻過防止装置で、誤りはどれか？

ブレーキの特性として誤りはどれか？

クレーンの構造部分は、溶接または、リベットなどで結合されるが、大型の構造部分は、現地で簡単に加工できるリベット構造にしている

下図の歯車の組み合わせで電動機の回転数が1500rpm右回転のとき、ドラム軸の回転数は500rpm左回転である

天井走行クレーンのメカニカルブレーキは、走行速度をコントロールしやすくするために取り付けたものである

図においてA歯車が1分間に500回転するときD歯車は1分間に50回転する

巻過防止リミットスイッチとは、吊り荷の巻き上げ速度をコントロールするスイッチである

天井走行クレーンのメカニカルブレーキは、走行速度をコントロールしやすくするために取り付けたものである

床上操作クレーンの吊り上げ装置には、主巻補巻の2種類以上ついたものはない

サドルはクレーンガーダをささえ、クレーン全体を走行させる車輪つき台車で、両端にバッファーが取り付けられている

クレーンのメカニカルブレーキは、加速制御だけでブレーキの役目は果たさない

マグネットブレーキは巻き上げドラム内に取り付けられている

クレーンの主要部分のねじのゆるみ止めには、ロックナット、バネ座金、舌付き座金、割りピンなどが主に使われている

クレーンガーダの構成に使用されている方法には、アイビーム、ウェッブガーダ、ボックスガーダ、トラスガーダなどがあるが、スパンが長かったり、荷重が大きい場合にはアイビームが最も適した方法がある

ワイヤロープとドラム、ジブ、トロリフレーム、ブックブロック等との連結は、合金止め、ソケット止め、クランプ止め、コッタ止め等の方法により緊結されたものである

クレーンの巻き上げ装置の巻過防止装置は、一般にねじ形制限スイッチ、カム形制限スイッチ、重錘形制限スイッチなどが使われている

吊り荷落下防止装置として、主制動装置と安全制動装置であるが、主制動装置はメカニカルブレーキで、安全制動装置は電磁ブレーキである

ホイストの一般的なワイヤロープの掛け方は、2本掛けと4本掛けがある。4本掛けはドラムの両端からワイヤロープがでて、その中央がイコライザシーブで支えられている

ホイストのマグネットブレーキは、巻き上げ装置が「上」、または「下」方向に回転している時だけ、電磁力によってブレーキを、緩める仕組みになっている。

ダブルレール形ホイストは、サスペンション形ホイストクレーンのクラブとして使われる

メカニカルブレーキは、荷重巻き下げ加速装置おして取り付けられており、電磁力で制動する

巻き上げ装置は、クラブトロリのフレーム上に設けられ、巻き上げ電動機により減速機歯車を経て回転するドラムにワイヤロープを巻き込む装置である

巻き上げ装置には、安全装置としてフックがリミット板に達した時、自動的に電動機を止め、ブレーキを作動させるリミットスイッチが取り付けてある方式のものもある

クレーン組み立てにリーマボルトが使用されているが、これは横方向荷重をボルトの剪断応力で受けることができる

荷重を吊って機体上を水平横行に移動する車輪付きの台車をトロリと呼ぶ

ホイスト式クレーンの走行駆動の方式としては、集団駆動方式、部分駆動方式の2種類がある

ホイスト式クレーンの走行始動方式には、流体継手、パウダーカップリング、電気式静止形緩衝方式等がある

電磁ブレーキは制動までの時間が短く、電動油圧押上機は長い特長を、持っている

電磁ブレーキは電磁石を利用するため、電源が遮断されても残留磁気による開放漏れが発生し、スリップによる停止精度を低下させる原因となるので、残留磁気防止が図られている

ブレーキライニングが摩耗限界になるとブレーキの効きが甘くなりスリップ量が多くなっているこのような場合には十分な点検が必要である

クラブゲージとは、横行レールの中心間の水平距離のことがある