・ムスカリン様作用(縮瞳、流涙、流涎、発汗、気道分泌亢進) ・ニコチン様作用(筋線維束攣縮、呼吸筋麻痺)

気道損傷により化学性肺炎をきたし、呼吸不全となる(Mendelson症候群)。

体内への二酸化炭素蓄積による重症のCO2中毒。 自発呼吸の低下、呼吸性アシドーシス、意識障害が特徴。

COPD、重症持続型の気管支喘息に対する気管支拡張薬。

肺血管拡張療法として、 プロスタサイクリン療法 エンドセリン受容体拮抗薬 ホスホジエステラーゼ5阻害薬 などを用いる。

マクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系。

第一選択はST合剤

胃で還元(Fe2+)して、十二指腸で吸収。

胃で内因子と結合して、回腸末端で吸収。 (鉄は胃で還元されて、十二指腸で吸収)

鉄(Fe)とビタミンB12。 胃での反応が起こらなくなり、吸収できなくなる。

・迷走神経の亢進 ・ヒスタミン↑ ・ガストリン↑(食事や高Ca血症) 抑制はセクレチン、コレシストキニン、ソマトスタチン、GIPなど。

ビタミンB12, 鉄。 →亜急性脊髄連合変性症による神経障害、舌乳頭の萎縮などをきたすことから判断。

リンチ症候群

胸腔内圧が高まり、静脈灌流量が低下するため心拍出量を確保できなくなる。

皮膚色、心拍数、刺激に対する反射、筋緊張、呼吸。 ・0-2点で評価 0-3点:重症、新生児仮死 4-6点:軽症、新生児仮死 7-10点:正常 ・1分値と5分値を評価

・3型アレルギー ・肝不全により補体合成が低下するとき 代表疾患)SLE、クリオグロブリン血症、一次性膜性増殖性糸球体腎炎、急性糸球体腎炎など

子宮体癌の予防

1.カテコラミン大量投与 2.急性硬膜外血腫 3.動眼神経麻痺 4.神経節遮断薬 縮瞳なら5つ。

・A-DROP(市中肺炎) age. dehydration. Respiration. Orientation. BP

リファンピシン エタンブトール イソニアジド アミノグリコシド系(ストレプトマイシン、カナマイシン)

心臓の収縮力が低下しているため輸液した分(前負荷の増加)を代償できずうっ血をきたす。 こういう時に輸液したいならジギタリスなどが必要。

・便秘 ・悪心、嘔吐 ・傾眠傾向

すべきでない。 突然の中止で副腎グリーゼをおこすため、徐々に減量する。

白癬、カンジダ、癜風、毛包虫、疥癬虫。 苛性により皮膚角質が溶けて、角質中の真菌、虫体が浮かび上がる。

顔面の血管線維腫、てんかん(west症候群)、知能低下。

A群β溶連菌や黄色ブドウ球菌が表皮に感染することにより痂皮や水疱を生じる感染症である。 感染力が強く、皮疹の内容物に触れると感染する。 痂皮性→A群β溶連菌 水疱性→ブドウ球菌

(1)掌蹠膿疱症 (2)苛性カリ直接検鏡で真菌感染を除外 (3)慢性扁桃炎、う歯、歯科金属による金属アレルギー 疑ったら苛性カリ検査と、問診で喫煙歴・歯科治療歴を聞く。

(1)表皮内→天疱瘡、伝染性膿痂疹 　表皮下→水疱性類天疱瘡、Duhring疱疹状皮膚炎、熱傷

脂漏性角化症が急に増殖し掻痒を伴うこと。内臓悪性腫瘍(特に胃癌)を疑う。

解剖的に外科的切除が難しい頭頸部腫瘍や、切除することによる機能損失が大きい部位・時期などの腫瘍。

GFR推算(血清シスタチンCによる)。 ・バンクレ比は急性腎障害の成因推定に用いられることはあるが、腎機能評価ではない。

放射線感受性は、酸素要求度の高い細胞で高い。 →貧血時は正常細胞の酸素要求が高まるため放射線の影響が強くなってしまう。

膿疱性乾癬

硬結性紅斑

尿素窒素→9-20(mg/dl) クレアチニン→男0.7-1.2, 女0.5-0.9 血中総蛋白→6.5-8.0g/dl

・白質(内側)が灰白質(外側)より白い =t1 ・水(髄液)が黒→t1

家族性高コレステロール血症

・胸痛時(発作時)の心電図でST異常などないか ・冠動脈造影で器質的異常ないか ・冠動脈造影→冠攣縮誘発試験(AChの投与による誘発) →右冠動脈で冠攣縮誘発すると高度の徐脈となる(RCAが房室結節など栄養)ため、一時的にペースメーカーリードを右室に入れて検査。

心筋の虚血は心内膜から(冠動脈に対して遠位側(心内膜側)から虚血になっていく)。 心筋内に相対的虚血 →絶対的虚血(NSTEMI) →貫壁性の絶対的虚血(STEMI)

RCA, LCA→LAD, LCX。 RCAは脈を作るペースメーカー付近を栄養している。

・血液検査(心筋障害マーカー(トロポニンT, CK-MB)) ・心エコー(壁運動異常) ☆冠動脈造影 ・薬剤、運動負荷試験

1.血管閉塞の予防→抗血小板薬 2.危険因子の是正、動脈硬化の進展予防→禁煙、肥満の是正、脂質コントロール(スタチン)、高血圧治療、糖尿管理 3.発作の寛解→硝酸薬 4.発作の予防→βブロッカー、Ca拮抗薬、硝酸薬 5.血行再建術→PCI、冠動脈バイパス

LDL 100mg/dl未満。 家族性高コレステロール血症、急性冠症候群の時には70未満。

HMG-CoA→メバロン酸を触媒するHMG-Co A還元酵素を阻害する。 ⇒コレステロールができなくなる

網赤血球

総鉄量→3-4g。 60-70%=Hb鉄 25%=貯蔵鉄(肝臓) 体内での還元には、Vit.C(アスコルビン酸)が必要。

ヘモクロマトーシス。 再生不良性貧血や骨髄異形成症候群などに対して頻回の輸血を行った時など。 徴候 ・肝硬変 ・DM ・色素沈着 ・心不全

ビタミンK。 欠乏の原因は、摂取量の低下、閉塞性黄疸、広域抗菌薬の投与など。 (ビタミンKは脂溶性だし、腸内細菌が産生するもの)

B肝

発熱、盗汗、体重減少(半年で10%以上↓)

12本の鉄火巻。 ・鉄イオン ・カルシウムイオン ・マグネシウムイオン

1.免疫反応:EBウイルス 2.RBCの破壊亢進:溶血性貧血(サラセミア, HS, ITP) 3.脾臓への血流増加:肝硬変 4.腫瘍細胞以外の浸潤・沈着:アミロイドーシス, サルコイドーシス 5.腫瘍(腫瘍細胞の脾浸潤・髄外造血):リンパ系腫瘍、骨髄増殖性腫瘍 溶血性の場合、特に血管外溶血を疑うよ。

最強SMAP丼 再生不良性貧血、巨赤芽球性貧血、SLE・シェーグレン症候群、MM・MDS、AML、PNH、血球貪食症候群。

・貧血+舌(口角炎、嚥下↓) ⇒Plummer-Vinson症候群(←Fe欠乏) ・貧血+舌(舌乳頭萎縮(舌ツルツル)) ⇒Hunter舌炎(←巨赤芽球性貧血)

急性白血病、CMLの急性転化

フレイル>ロコモ>サルコペニア。 ロコモ度テスト→立ち上がりテスト、2ステップテスト。

夜間痛。

亜急性硬化性全脳炎、CJD。

・流行性角結膜炎 ・咽頭結膜熱 ・急性出血性結膜炎

三叉神経(V2=眼窩下神経) 正円孔。

視野障害(傍中心暗点) →なので疑ったら先に視野検査

3=咽頭結膜熱 7=肺炎の上気道炎 8=流行性角結膜炎 11=出血性膀胱炎

虹彩ルべオーシス=網膜血管床の虚血によって虹彩・隅角に新生血管が生じること。 ⇒虹彩・隅角が新生血管によってシュレム管が塞がれて眼圧が上がる(新生血管緑内障)。 続発性緑内障の一つ。 (新生血管緑内障の治療 : 繊維柱帯切除術) 虹彩ルべオーシスを認めるのは ・末期のDM(虚血により) ・網膜中心静脈閉塞症(静脈閉塞は虚血が病態のメイン)

1.摂取低下(入院絶食下) 2.閉塞性黄疸 ...(胆汁が食物と混ざらず、脂溶性ビタミンを吸収できない) 3.広域抗菌薬の投与 ...腸内細菌が死に、ビタミンKを産生する奴らがいなくなる。

ALPSE A=age L=LDH P=PS S=stage E=節外病変

「最強SMAP丼」 AA, 巨赤芽球性, SLE・SJS, MM・MDS, AML, PNH, 血球貪食症候群。

「HなDTは悪い人」 HUS, DIC, TTP, 悪性高血圧症、人工弁置換後。

フィラデルフィア染色体

亜急性硬化性全脳炎、CJD。

中臀筋の障害により骨盤のバランスが取れないことを、体を傾けることでなんとか代償している状態。 (中臀筋は対側の骨盤を引き上げる役割)

まずはクーリング、解熱剤の投与。 抗菌薬の副作用が怖いので、しっかり菌を同定してから抗菌薬。

C8

感染性心内膜炎を疑い、血培と心エコー

1.血管性、神経性 2.馬尾障害 →上下肢の血圧差、膝蓋腱反射・アキレス腱反射

ブルガダ症候群 QT延長症候群 肥大型心筋症

レートコントロール リズムコントロール +血栓予防

治療:カテーテルアブレーション 合併症:心タンポ、完全房室ブロック、TIA、脳梗塞

薬剤、低カリウム、徐脈

5P. 疼痛、蒼白、知覚異常、麻痺、脈拍触れない)

リズムコントロール(根治)→抗不整脈薬 レートコントロール→ジギタリス, βブロッカー 血栓予防→ワルファリン、DOAC

SAVENS ・sudden onset ・Anterior oppression ・Vague discomfort ・Effort participation ・Nitrogen effective ・Short duration

待機期間=3年 原因疾患=拡張型心筋症 術後は免疫抑制。 →免疫抑制剤(カルシニューリン阻害薬, 拡散合成阻害薬) →ステロイド製剤 予後は良好(10年生存率90%)

心膜癌腫症

WPW症候群、PSVT、発作性AF

循環器基礎事項 ・心拍=60-100 ・1回拍出量=50-60ml ・心拍出量=1回拍出量×心拍数=4-5L ・心係数=心拍出量/体表面積=3.5 ・冠循環量=250ml(心拍出量の5%) ・心筋O2消費量 =HR, 収縮期血圧, LV容積, 心収縮

脳浮腫=脳組織の水分量↑による容積増大。 1.血管性 (血漿浸透圧↓) 2.間質性 (髄液過剰で脳質から漏出) 3.細胞毒性 (細胞のNaポンプ障害でNa貯留→細胞内に過剰の水分が入り細胞浮腫)

肺胞低換気、シャント、拡散障害、換気血流比不均等。 いずれも低酸素血症(Pao2<=60)で呼吸不全。 そのうち2型呼吸不全(SpO2>45)は肺胞低換気のみ。

下腸間膜動脈 ☆診断を考えて解剖から動脈を考えるのではなく、必要な診断→手術→注意事項として動脈を考える。

誤り。 グルカゴンは糖代謝のホルモンなので、 ・肝グリコーゲンの分解 ・インスリン分泌促進 ・消化管運動の抑制 消化に関わってそうだが、膵液の分泌促進とかはない。

腸管吸収を促進するのは活性化ビタミンD

MELAS, 脳動静脈奇形

出血性梗塞。 +α)CTで明らかな低吸収→発症から24時間後の脳梗塞。

大腸癌(特に結腸癌)

グロブリン。 アルブミンの方が小さいので、ネフローゼでよく出てくる。

膀胱、前立腺、尿道。

気管支喘息

迅速ウレアーゼ試験、鏡検法、培養、尿素呼気試験、抗体検査(血液)、便中抗原 除菌判定は尿素呼気試験が向いている。 PPIで偽陰性が出るのは、迅速ウレアーゼ、抗体検査(血液)。

Qアシ　免疫、膠原病参照 1.血管炎症状+各臓器合併症 2.MPA=肺、腎。EGPA=気管支喘息。GPA=上気道症状→肺→腎臓。

治療 1.メトトレキサート 難治例 1.+サラゾスルファピリジン、タクロリムス 2.+生物学的製剤(抗TNF-α抗体、IL-6阻害)

免疫抑制なので、HBV、結核のスクリーニング必要。