問題一覧
1
Duchenne型筋ジストロフィーについて誤っているものを一つ選びなさい
X連鎖劣性遺伝の遺伝形式を示し、通常は女児に発症する
2
出血傾向の病態と疾患名との正しい組み合わせを選んでください
血管障害ー血管性紫斑病
3
小児がん治療の晩期合併症について正しいものは
がんの治療成績向上に伴って課題が顕在化してきている
4
呼吸器疾患についての記述で誤っているものを二つ選べ
「風邪」には抗生物質が必須である, 小児では気胸の治療に胸腔穿刺は禁忌である
5
小児ネフローゼ症候群について正しいものは
女児よりも男児に多い
6
次のうち間違っているものを二つ選びなさい
II型アレルギー(細胞障害型アレルギー反応)は接触性皮膚炎、ツベルクリン反応、甲状腺炎、同種移植拒絶が代表的な疾患である, 小児の血液検査でRAST値が高い食品はアナフィラキシーを起こす可能性が高いので厳密な除去が必要となる
7
子供の心や発達に関連する疾患についての記述で正しいものを二つ選べ
摂食障害の児は自らの体型・体重について歪んだイメージを持っていると考えられる。, 固定された興味やこだわりは自閉症のスペクトラム障害の特徴の一つである。
8
胃・十二指腸潰瘍について次の記載のうち正しいものを二つ選べ
原因としてヘリコバクター・ピロリ感染が知られている, 薬物が原因である可能性もある
9
二分脊椎について正しいものを一つ選びなさい
脊椎髄膜瘤では水頭症を合併し脳室ー腹腔シャント術を要することが多い
10
血清クレアチニンは、腎機能の指標だが、ではクレアチニンについて正しいのは
基準値は年齢が上がると高くなる
11
てんかんについて誤っているものを一つ選びなさい
多くは成人期に発症し、小児期に発症することは稀である
12
次のうち児童虐待に含まれないものを二つ選べ
経済的虐待, 使用者による虐待
13
新生児についての記述で正しいものを二つ選べ
出生児体重2500g未満を低出生体重児という, 出生直後の黄疸は病的なものである
14
次のうち低身長になる疾患を二つ選べ
成長ホルモン分泌不全, 運動過多
15
染色体異常についての記述で誤っているものを二つ選べ
21トリソミーとは21番染色体が一本足りない病気である, 18トリソミーは生命予後がよく、知的にも大きな問題がないことが多い
16
慢性麻痺について正しいものを選びなさい
筋緊張亢進、腱反射亢進、病的反射の出現など、上位運動ニューロン障害の身体所見を示す
17
小児の発達について誤っているものを一つ選びなさい
生後1ヶ月の乳児は通常、追視ができる
18
心室中隔欠損症についての記述で正しいものを二つ選べ
通常肺血流が増加する, 感染性心内膜炎のリスクがあるため観血的処置時には抗生剤予防投与を考慮する
19
川崎病についての記述で正しいものを二つ選べ
発疹は一定の傾向がなく、不定形とされる, 通常、抗血小板薬と免疫グロブリンによる治療を行う
20
B型肝炎とC型肝炎に関する以下の組み合わせで正しいものを二つ選べ
B型ー母子感染が多い C型ー血液・体液感染が多い, B型感染ーワクチンがある C型ーワクチンがない
21
小児の白血病についてご家族に説明をしています。間違っているものは
血液の癌なので、現代医療をもってしても残念ながら高率に死亡します
22
小児ネフローゼ症候群の急性期の治療で正しいものは
面会者であっても感染症状のあるものとの接触を避ける
23
生来健康な4歳の女児。両目の瞼が下がり眠そうな目をしていることが多いことに母が気づき来院した。朝には症状は軽く、夕方にかけて増悪する。昼寝をすると改善する。考えられる疾患はどれか。一つ選びなさい。
重症筋無力症
24
アトピー性皮膚炎に関する記述のうち正しいものを二つ選びなさい
近年、その有病率が増加傾向にある, 乳幼児では食物アレルギーとの関連が重要視されている
25
溶連菌感染後急性糸球体腎炎の症状で間違っているものは
低血圧
26
遺伝性球状赤血球症の小児が溶血発作を起こした。症状として誤っているものは
顔面紅潮
27
髄膜炎について誤っているものを一つ選びなさい
ウイルス性髄膜炎は細菌性髄膜炎よりも予後が良い
28
次のうち正しいものを二つ選択しなさい
インフルエンザ桿菌と肺炎球菌は幼児における細菌性髄膜炎の重要な起炎菌であったが近年はワクチン接種によりその頻度は急激に減少している, ムンプス(おたふくかぜ)の合併症で無菌性髄膜炎は有名であるがさらに注意が必要なのは感音性難聴である
29
筋の働きで正しいのはどれか二つ選べ
股関節の屈曲は腸腰筋が働く, 膝関節の伸展は大腿四頭筋が働く
30
神経皮膚症候群について誤っているものを一つ選びなさい
神経と皮膚はともに胎生期の内胚葉から発生する
31
小児の熱傷について正しいのはどれか二つ選べ
lll度の熱傷では瘢痕拘縮を残す, 循環障害を起こしやすい