問題一覧
1
急性期看護の対象となる患者について、適切でない記述はどれか
12誘導心電図検査を受ける患者は対象である
2
生体侵襲反応について、適切でない記述はどれか
生体侵襲反応中の新たな侵襲は、生体反応を弱める
3
安静療法による影響について、適切でないものはどれか
静脈還流量が減少する
4
絶食による影響とは言えないものはどれか
脊髄液うっ滞
5
以下の薬剤のうち、出血の出現や増悪に気をつけなくてはならないものはどれか
抗凝固薬
6
呼吸のメカニズムについて適切でない記述はどれか
呼吸中枢は小脳にある
7
無気肺によって生じる呼吸異常はどれか
(肺内)シャント
8
大気吸入中でPaO2≦〇〇mmHgを呼吸不全と定義されている
60
9
呼吸のアセスメントについて、適切でない記述はどれか
呼吸に努力を要していると、胸鎖乳突筋が弛緩する
10
気道確保について、適切でない記述はどれか
気管挿管による気道確保が必要な期間が2〜3ヶ月以上になる場合は気管切開を考慮する
11
心機能を規定する因子について、適切でない記述はどれか
心筋収縮力は、Mg++の量に影響される
12
NYHA分類において、もっとも重度の心機能低下はどれか
IV度
13
心機能低下が疑われる患者の観察項目として優先度の低いのはどれか
呼吸音
14
この心電図波形が見られた時にとる行動として、最も適切なものはどれか
直流除細動
15
正常な心機能を示すのはどの部分か
1
16
急性心筋梗塞患者の看護において、適切でないものは以下のどれか
胸痛を感じたら、我慢できるだけ我慢してから看護師に知らせるように指導する
17
心破裂の予防及び早期発見について適切でない記述はどれか
血圧が高くなりすぎないようにする
18
成人の体液組成について、適切でない記述はどれか
細胞外液の陽イオンは、ほとんどがK+である
19
腎機能低下が全身に与える影響について、適切でない記述はどれか
低カリウム血症から不整脈→心停止となる
20
呼吸筋麻痺などによって換気量が減少することによって起こる酸塩基平衡異常はどれか
呼吸性アシドーシス
21
災害時などに、がれきで圧迫された人を救助する際、がれきを除去した途端に死亡するのはどの電解質異常によるものか
高カリウム血症
22
骨折時のギプス固定で注意すべき点として相応しいものを2つ選びなさい
長上肢をギプス固定した場合、第4・5指のしびれの出現に注意する, 鎖骨バンド使用時には、取り外し時の姿勢の保持に注意する
23
牽引時の看護について適切では無いものを1つ選びなさい
大腿骨近位部骨折の牽引中は、体位変換は行わない
24
脳・神経機能のアセスメントについて、適切でない記述はどれか
記憶力についての評価は、短期記憶と長期記憶の両方を評価する
25
脳・神経機能のアセスメントにおいて患者の瞳孔を観察する際には、大きさ、形、〇〇差、向き、対光反射を観察する
左右
26
脳浮腫のある患者の看護について、適切でない記述はどれか
浸透圧利尿剤使用時には心不全兆候に注意する
27
腹膜刺激症状に含まれない症状はどれか
腸蠕動の亢進
28
血清ALT(GOT)、血清AST(GPT)が上昇することが特徴的な疾患はどれか
急性肝炎
29
この立位腹部X線写真は、どの腹部疾患を疑わせる所見か
イレウス
30
ショックの5P徴候とは〇〇、〇〇、〇〇、〇〇、〇〇である
顔面蒼白, 冷汗, 虚脱, 脈拍触知不能, 呼吸不全
31
循環血液量減少性ショックが疑われるときに行う対処として適切でないものはどれか
血液検査提出
32
敗血症を起こすリスクが高いとは言えないのはどの患者か。
左足関節捻挫で受信した17歳男性
33
アナフィラキシーショックのときに生命の危険に直結するのは、どの部位の浮腫か。
喉頭
34
頸動脈を触知するとき、正しい手の位置はどれか
1
35
急性期患者の口腔ケアについて適切でない記述はどれか。
歯ブラシは使用しない
36
急性期患者の陰部洗浄について、適切でない記述はどれか。
洗浄する順番は肛門周囲→会陰部→尿道口である
37
輸液製剤のうち、循環血液量増加目的のときに使用するものはどれか。
アルブミン製剤
38
輸液の副作用について、適切でない記述はどれか。
副作用が出た場合に備えて、使用済みの輸血バッグは所定の場所に保管する。
39
中心静脈カテーテル留置の目的に含まれないものはどれか。
動脈血ガス分析のための採血
40
急性期の患者の家族への看護として、適切でない記述はどれか。
家族から病院へは電話できないことを伝えた。
41
クリティカルな状態について述べた文中のうち、適切でないものはどれか。 クリティカルな状態とは ①"生命をかすような健康問題”(潜在的、顎在的)があり、②"身体機能”の安定や合併症の予防、最大限の③"人間らしさ”を保つために、集中的かつ濃厚な介入を④"一時的”に必要とする状態”
④
42
クリティカルケア看護活動について述べた記述のうち、適切でないものはどれか。
指示された薬剤は、その後、患者の状態が変化しても指示通りに投与する。
43
呼吸のメカニズムについて、適切でない記述はどれか。
横隔膜の運動を支配するニューロンは Th 3~5から出る。
44
呼吸のアセスメントについて、適切でない記述はどれか。
呼吸状態の悪化に伴う意識状態の変化は、傾眠や昏睡となり、興奮したり不穏になることはない。
45
以下の患者のうち、もっともガス交換能が低下しているのはどの患者か。
濃度40%の酸素吸入中でPa02が100mmHgの患者
46
ガス交換を促す援助として、適切でないものはどれか。
上体を挙上するよりも、水平仰臥位のほうが望ましい
47
経皮的酸素飽和度(SpO2)が75%のとき、動脈血酸素分圧(Pa02)は大体どのくらいか。(ただし体温37℃で、pH=7.4とする
40mmHg
48
気道確保の説明として適切でないものはどれか。
気管切開中は経口摂取ができない。
49
人工呼吸器装着による合併症/副作用について、適切でない記はどれか
酸素濃度による合併症/副作用はないので、なるべく高濃度に設定する
50
気管吸引の必要性を示唆していると思われるのはどれか。
バッキングがみられる。
51
人工呼吸器装着中の患者への精神的援助として適切でないものはどれか。
日常のあいさつはしない。
52
人工呼吸器からのウィニング(離脱)を始めて良い状態とはいえない情報はどれか。
昨日、新たな感染がみつかった。
53
気管チューブ管後の看護として適切でないものはどれか
抜管してから 30分たったので、お粥を食べてもらった
54
全身の血液の正常な流れはどれか
全身の静脈→上下大静脈→右心房→三尖弁→右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房→僧帽弁→左心室→大動脈→全身
55
循環機能のアセスメントの視点として、ふさわしくないものはどれか。
尿中に糖が排泄されていないかどうか、評価する。
56
心電図について述べた記述のうち適切でないものはどれか
心電図では、心臓の収縮を直接的に見ることができる。
57
正常な刺激伝道導系の流れはどれか。
洞結節→心房→房室結節→ヒス→右脚/左脚→プルキンエ繊
58
心室の興奮を表すのはどの部分か。
2
59
この波形を見た時の対処として最も適切なものはどれか
心疾患があるかどうか、確認する。
60
もっとも心室頻拍(VT)に移行しやすいのはどれか。
3
61
心拍数についての説明として適切でないものはどれか。
心室の一回拍出量が減少すると、同時に低下することが多い。
62
心機能が低下していることを示すのはどのデータか。(ただし、一般的な体格の成人女性とする)
駆出商(率)(EF)35%
63
循環機能低下による全身への影響とは言えないものはどれか。
64
胸部X線写真で知ることができないのはどれか。
駆出商(率)(EF)
65
血行動態モニタリングについて、適切でない記述はどれか。
トランスジューサーの高さは、患者の前額部の高さに合わせる
66
虚血性心族患について、適切でない記述はどれか。
狭心症には急性と陳旧性とがある
67
急性心筋梗塞の典型的な症状に含まれないものはどれか。
68
急性心筋梗塞に伴う心不全(ポンプ失調)が重度になることを示唆しないデータはどれか。
CKの最高値が8,550IU/Lの患者
69
心破製について、適切でない記述はどれか。
心機能が比較的良好な患者に起きやすい
70
急性心筋梗塞発症当日の患者の看護としてふさわしくないものはどれか
胸の痛みはしばらく続くものなので、多少の痛みは我慢するように指導した。
71
人工心肺を用いた心臓手術に伴う問題点に含まれないものはどれか。
ヘパリンを使うため血液が凝固しやすい。
72
心臓手術を受ける患者の術前アセスメントにおいて適切ではない判断はどれか。
医師からの説明を理解しているかどうかは、看護師は知る必要がないと判断した。
73
心臓手術を受ける患者の術後ベッド作成について、適切でない記述はどれか。
ベッドサイドに聴診器を用意しておく
74
心臓手術を受けた患者の手術当日~翌日の看護について適切でない記述はどれか
翌日カテコールアミンが中止となったので、今後循環状態が悪化することはない、と判断した
75
脳・神経疾患の急性期患者のアセスメントについて、適切でない記述はどれか。
意識レベルはひとりひとりの看護師が、それぞれ得意とする方法で観察する。
76
意識レベルの観察について適切でない記述はどれか。
今朝食べた朝食のメニューを覚えていることを見当識という。
77
頭蓋内圧亢進患者の看護として適切でないものはどれか。
股関節を強く届曲した体位を保持する。
78
頭部外傷者の特徴および看護として適切でないものはどれか
受傷後1時間以内に意識障害が生じなければ、その後意識障害が生じることはない。
79
出血性ショックではないと思われるのはどの症状か。
手足先がピンクで温かい。
80
心原性ショック患者には見られないと思われる症状はどれか。
中心静脈圧が低下している。
81
アナフィラキシーショックについて適切でない記述はどれか。
呼吸に影響が出ることはまれである。
82
胸骨圧迫実施時の注意事項として適切でないものはどれか。
患者のからだが 3~5cm沈むくらいに圧迫する。
83
自動体外式除細動器(AED)について適切でない記述はどれか。
通電は自動で行われるので通ボタンを押す必要はない。
84
電解質/酸塩基平について、適切ではない記述はどれか
細胞内液の主な陽イオンはNa+である。
85
輸液療法について、適切でない記述はどれか。
危解質データがわからない脱水患者の場合はK+のはいった3号輪液から開始する。
86
腎機能が低下していると思われるデータはどれか。(ただし体重60kgの成人男性とする)
血中尿素窒素(BUN)が68mg/dl。
87
クリティカルな患者の感染予防方法として適切でないものはどれか。
勝胱留置カテーテルを挿入したら、その日から毎日膀胱洗浄を行う。
88
重症熱傷患者の看護として、適切でないのはどれか。
受傷後6時間たったら、ヘマトクリット値が上昇してきたので輸液は十分だと判断した。
89
クリティカルケアにおける間接的看護について、適切でない記述はどれか。
看護方針は、治療方針とは無関係に立てる。
90
クリティカルケアにおける倫理的問題について、適切でない記述はどれか。
臓器移植法が制定されてからは、日本においては、心臓死ではなく脳死がひとの死として決定された。