問題一覧
1
資本の回転が速くなったときの正しい説明はどれか。
利潤率は変化しないが年利潤率は上昇する。
2
新自由主義の特徴として正しい説明
市場原理を信頼しており、ケインズ主義的な裁量的金融財政政策に反対する。
3
金融寡頭制について正しい説明
大銀行を中心としたピラミッド型の企業支配構造。
4
労働価値説の説明
資本主義経済における商品の価値は、投下労働量によって規定されるという学説である。
5
商業資本の利潤の源泉はなにか
産業資本が生み出す剰余価値の一部。
6
剰余利潤率をあらわしているもの
S/V
7
架空資本について正しい説明
収益を利子率で資本還元して導出された価格がつく資本のこと。
8
労働の説明
労働は人類史とともにすべての時代に存在しているが、労働が価値として現れるのは資本主義経済のみである
9
総計一致の命題について説明
総価値=総価格、総剰余価値=総利潤の2つの命題のこと。
10
ある商品を生産している工場に、1人だけ熟練度が高く同一時間に他の労働者の2倍の商品を生産できる労働者がいるとする。この時の説明
1つの商品を生産するために必要な労働時間(投下労働量)は半分になるが、熟練度が2倍と換算されるため、商品1個あたりの価値は他の労働者が生産した商品と変わらない。
11
剰余価値はどのように消滅するか
同一部門内の全ての資本に新技術が行き渡ることで消滅する。
12
不況末期の状況(不況からの脱却)について正しい説明
体力のある資本は新技術を導入して利潤率を回復する一方、体力のない資本は淘汰される。
13
絶対的剰余価値の生産とは
労働時間を延長することで得られる剰余価値。
14
利潤率をあらわしているもの
S/(V+C)
15
出来高賃金について正しい説明
生産物の商品価格に対して一定の比率を賃金として支払うこととし(この比率を賃金率とする)、1人ずつ産出高金率=賃金を計算し支払う
16
マル経における資本概念をあらわしているものは
無限に自己増殖する価値の運動体。
17
剰余価値率100%、資本の有機的構成が300%のとき、利潤率はいくつになるか。
25%
18
拡大再生産について説明
資本蓄積が存在する場合の再生産表式のこと。
19
資本の有機的構成をあらわしているもの
C/V
20
唯物史観について説明
生産力の発展とともにそれに適合した生産関係が生まれると考える歴史観である。
21
マル経で考える需要不足の要因として正しい説明はどれか
労働者がつくり出した価値以下の賃金しか支払われないために起こる過少消費。
22
貨幣の流通手段機能をあらわす定式
C-M-C'
23
具体的有用労働について説明
具体的有用労働は使用価値を形成する。
24
同一部門内である1資本のみが生産性の高い新技術を導入した時に得られるものはなにか
特別剰余価値
25
相対的剰余価値の生産とは
労働時間を変えず剰余価値率を上げること。
26
剰余労働とは
剰余労働とは、剰余価値を生産する労働のことである
27
利潤率の傾向的低落法則について正しい説明
技術変化が進み、資本の有機的構成が高度化するために起こる利潤率の低落。
28
労働の二重性の説明
労働の二重性とは、具体的有用労働と抽象的人間労働のことである。
29
利潤率25%のA部門と、30%のB部門しか存在しない経済があると想定すると、そこで何が起きると考えられるか。
A部門からB部門に資本移動が起こる。
30
労働者の二重の自由とは
封建的身分制度からの自由と生産手段(土地)からの自由のこと。