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マネジメント検定Ⅱ級練習問題②
  • 植田雅行

  • 問題数 43 • 12/2/2023

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  • 1

    第101問 需要の交差弾力性に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。 101 ① 需要の交差弾力性がゼロに近い場合、製品の需要量に差がないため、製品Aと製品日 の関係は独立的である。 ② 需要の交差弾力性がプラスの場合、絶対値が小さいほど競合関係が強いため、製品 Aと製品Bは代替関係である。 ③ 需要の交差弾力性は、製品Aの価格変化に対して製品 Bの価格変化を測り、ふたつの製品の関係性を明らかにするものである。 ④ 需要の交差弾力性がマイナスの場合、絶対値が大きいほど補完関係が強いため、製品Aと製品 Bは代替関係である。

  • 2

    第102問 次の文章を読み、文章中の空欄(A)と空欄( B )に当てはまる、最も 適切なものを下記の解答群から選びなさい。「102 企業の価格決定までのプロセスは、生産にかかるコストから目標価格を算出する方法で進めるコスト志向なプロセスと市場志向な価格決定プロセスに分けられる。さらに、市場志向のプロセスは、( A ) 志向的なものと( B ) 志向的なものに分けられる。

  • 3

    第103問 費用志向的な価格決定方法に関する次の記述のうち、最も適切なものを選び さい。103 ① 目標収益法は、目標の売上高と見込み販売量を設定する損益分岐点を活用して価格 決定する方法である。 ② コストプラス法は、一定の利益から直接費と間接費を除外して算出した価格を販売 格とする方法である。 ③ マークアップ法は、仕入原価から一定の値入率を除外して算出した価格を決定する 法である。 ④ コストプラス法は、製造費用と店舗運営にかかる費用に一定の利益をプラスしたら で価格を決定する方法である。

  • 4

    第104間 さまざまな価格決定方法に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選びな さい。104 ① 市場浸透価格は、高価格で購入してくれる安定的な顧客層をターゲットとして、長期的なコスト回収を目指す方法である。 ② 上澄み吸収価格は、新製品導入時に高価格で参入する方法であり、価格感度が低い層 をターゲットとし競合の参入可能性が少ない場合に有効な方法である。 ③ キャプティブ価格とは、例えばプリンタ本体とインクのように、主たる機能を果たす 製品の価格を安くし消耗品で収益を上げようとする価格設定法である。 ④ プライスライニングとは、例えば百貨店で販売されるお歳暮などのように、同じカテゴリーに普及品・中級品・高級品といったグレードが存在する場合に複数の価格ラインを設定する価格設定法である。

  • 5

    第105間マーケティング・チャネルの始点である生産地点と終着点である消費地点の間にはさまざまなギャップが存在している。これらのギャップに関して、次の記述から最も適切なものを選びなさい。105 ① 生産地点と消費地点間にある基本的なギャップは、空間的・時間的ギャップ、情報(知覚的) ギャップ、交換のギャップ、価値のギャップ、品揃えのギャップである。 ② 価値のギャップは、生産者と消費者間での商品に対する価値のギャップであり、生産 価値と使用価値のギャップとも呼ばれる。 ③ 空間的・時間的ギャップにおいて、空間的ギャップは流通の発達により小さくなってきているが、時間的ギャップは取引数の増大によって大きくなる傾向である。 ④ 生産者は限られた製品しか提供できないが、消費者は多様な製品を要求する。それらのギャップを品揃えのギャップと呼ぶ。

  • 6

    第106間 マーケティング・チャネルにおける主要な流通フローに関する下記の【用語]と[説明文〕の組み合わせのうち、最も適切なものを下記の解答群から選びなさい。 106 (用語) A 所有権のフロー B 情報フロー C 物的フロー D 注文のフロー 〔說明文〕 ア 商品が生産者からエンドューザーの手元に届くこと。 イ 流通経路のユーザー側と生産者側、双方向に向けたフローである。 ウ マーケティング・チャネルの交換プロセスにおいて中間業者によって発生し 製造業者にさかのぼる流れである。 エ 注文フローと支払いのフローとあわせ、商的流通と呼ばれる。

  • 7

    第107間 チャネル・メンバー間の競争構造に関する次の記述のうち、最も適切なもの 選びなさい。 107 ① 流通経路における競争は、かつては垂直方向の競争関係が主であったが、除々に水 方向の競争関係が強くなっている。 ② コングロマーチャントの出現の背景として、投資家からの経営の効率化を求める要 とは無関係である。 ③ 量販店が PB 商品を販売することにより NB 商品の生産者との間で起こる競争は垂 的競争といえる。 ④ フランチャイズ契約をした大手コンビニエンスストア・チェーンどうしの競争は亜 的競争といえる。

  • 8

    第108間流通業者の視点からみたチャネル・メンバー間の競争に関して、次の記述から 最も適切なものを選びなさい。 108 ① 以前は同業他社による水平方向の競合関係が主であったが、その後、垂直方向の競争 関係が強くなり、卸売業者の力が強くなっていった。 ② 競合百貨店間などに起こる競争を「同業者間競争」といい、ホームセンターとドラックストア間などの競争を「異業態間競争」という。 ③ 流通業界で従来の業態を超えた経営統合が進んだことで、コングロマーチャントが多数生まれた結果生じた競争を「システム間競争」という。 ④ 大手自動車メーカー系列間の競争やフランチャイズ契約での大手コンビニエンスストア・チェーン同士の競争などを「垂直的競争」という。

  • 9

    第109間ロジスティクスの構成要素に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びな さい。 109 ① ロジスティクスの構成要素である「製造支援」は、最終顧客を対象として、製品製造 過程のさまざまな段階を移転する製品の管理に関わる。 ② 製品が決められた時期に安全かつ適切な形状と量で到達させること、さらに顧客ニーズに関する情報の確保などを目的とする活動をロジスティクスという。 ③ 物流は、ロジスティクスの下位概念であり、輸送・配送活動、在庫管理活動、流通加工活動などの機能を含んでいる。 ④ ロジスティクスの構成要素は、物流、管理、製造支援である。

  • 10

    第110間次の文章を読み、文章中の空欄( A )と空欄( B )に当てはまる、最も 適切なものを下記の解答群から選びなさい。110 サプライチェーン・マネジメントは、製造、販売、( A ) をトータルな価値連鎖のシステムととらえる考え方から発生したものであり、個々の組織や企業にとって(B)を志向する考え方である。 〔解答群〕 ① A:物流 B:カスタマイゼーション ② A:製造支援 B:顧客満足 ③ A:購買オペレーション B:統合的な管理 ④ A:ロジスティクス B:全体最適

  • 11

    第111問 プロモーション・ミックスに関する次の記述のうち、最も適切なものを さい。111 ① パブリシティは、公共性・客観性が強まるためその情報の信頼性も高くなるが、表現方法や訴求点はメディア側に委ねられるという難点もある。 ② 広告は、機能が複維な製品や高額製品、サービスなどの消費財において多く用いられている手段である。 ③ PRは、プレス・リリースとも呼ばれ、企業イメージやサービスの特徴を非人的メッセージとして周知する手段である。 ④ 人的販売は、生産財における主なプロモーション手段であり、広告よりも即時性のある手段として認識されている。

  • 12

    第112間 インターネット広告に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。 112 ① リスティング広告は、資料請求など事前に設定した目標達成によって課金される成果 報酬型のインターネット広告である。 ② オプトインメール広告は、広告を含んだメールの受信を承諾したユーザーに送信する メールの広告である。 ③ インターネット広告の効果測定における指標の一つであるコンバージョン率とは、製品販売数を分母として、特定のページが画面に表示された回数を分子にして算出する。 ④ ROIは、1件の顧客獲得にかかるコストで、製品購入や会員登録をもとに算出される。

  • 13

    第113間 インターネット広告に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。 113 ① インターネット広告における課金方式は、クリック課金、インプレッション課金、エンゲージメント課金、成果報酬課金の4つにわけられるのみである。 ② 課金方式の種類としては事前設定の目標に達した時点で課金される成果報酬課金を、掲載形態の面ではリスティング広告と呼ぶ。 ③ テキストに加え画像の表示もあるコンテンツを送るタイプのインターネット広告を総じてリッチメディア広告と呼ぶ。 ④ クリック課金は、広告掲載自体のコストはかからない。

  • 14

    第114間 プロモーションへの反応プロセスに関する次の記述のうち、最も適切なものを 選びなさい。114 ① AISCEASは、例えば、複数の商品やサービスを何度も比べて検討しながら、購入する 商品を選定するモデルである。 ② AIDCASは、例えば、顧客を育成するような長期的な関係性構築によって、自社製品のファンに育てようとするモデルである。 ③ AISASは、例えば、購買時のクーポン配布やアフターサービスの充実などによって満足を得ようとするモデルである。 ④ AMTULは、例えば、製品に興味を持つとスマートフォンで検索するような、関心後に検索するモデルである。

  • 15

    第115問 プロモーション管理手法に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさ い。 115 ① パイプライン管理では、まずアポイントによって顧客リストを作成し、提案につなげていくプロセスをたどる。 ② パイプライン管理では、過去の実纉や営業に割くことができるリソースを踏まえて、全プロセスで目標値を設定する。 ③ ファネル・マネジメントは、成約から逆算して各段階での目標値を設定し、次のプロモーションに活用する手法である。 ④ ファネル・マネジメントは、各段階における問い合わせやアクセス件数の合計に対する成約の割合によって、達成度を判断する。

  • 16

    第116問 会計(アカウンティング)の目的と役割に関する次の記述のうち、最も適切な ものを選びなさい。116 ① 会計は、企業の経営者や管理者が、出資者である株主にとっての企業価値を最大化するために、将来の収益を見積もる際に用いられるしくみである。 ② 会計の目的は、企業の経営者が、出資者である株主や投資家、債権者、政府、自治体などに対して事業の金的な成果を報告することにある。 ③ 会計は、企業の出資者たる株主が、税金を徴収する政府や地方自治体に対して、金銭的な事業の成果を報告するために存在する制度である。 ④ 会計の目的は、企業に資金を融資している金融機関が、株主や投資家に対して企業の金銭的な情報を公表し、投資判断に役立ててもらうことにある。

  • 17

    第117間 会計に関する次の文章を読み、文中の空欄に入る最も適切な組み合わせ の解答群から選びなさい。 117 企業経営における会計情報を収集し、集計し、企業活動に役立てる会計には、その目的や役割に応じて、いくつかの分野がある。そうした分野のうち、企業の収益や資産のも資金調達の方法などについて、株主や投資家、償権者など、外部のステークホルダーに対する報告を目的とする会計のしくみを( A ) といい、その目的を果たすために、企業にも共通する一定のルールで会計報告のための書類を作成することが求められてその一方、( B ) の目的は、会計的なデータを戦路の見直しや現場の改善活動なと立てるために、経営者や管理者・監督者の意思決定に資する情報を提供することにある。

  • 18

    第118間 財務会計の目的や役割に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさ 118 ① 財務会計における会計データや情報は、さまざまなステークホルダーへの報告を目的とするため、どの企業にも共通したルールに則って集計や報告がなされる。 ② 財務会計は、企業の資金調達の手段や、調達した資金の運用にかかわる意思決定のための会計制度であり、企業ごとに目的や手法が異なる。 ③ 財務会計における会計データは、収益や売上を意味する益金と、支出や費用を意味する損金に大別され、益金から損金を差し引いた金額が企業の最終利益とみなされる。 ④ 財務会計は、企業内部の経営者や管理者のために会計データや情報を収集して、意思決定に役立てるための体系的なしくみである。

  • 19

    第119間金融商品取引法にもとづく会計の制度に関する次の記述のうち、最も適切 ものを選びなさい。 119 ① 金融商品取引法では、貸借対照表や損益計算書の作成を求めているが、キャッシ ロー計算書の開示を求めてはいない。 ② 金融商品取引法では、会社の資産の状況を把握するための貸借対照表の開示をきける一方で、期間収益の計算にかかる損益計算書の開示は義務づけられてはいない。 ③ 金融商品取引法は、投資家の保護を主な目的とする法律であり、この法律の適用がすべての会社であるというわけではない。 ④ 金融商品取引法のもとで作成される決算書類を有価証券報告書と呼ぶが、その開示にあたっては公認会計士や監査法人による監査までは求められていない。

  • 20

    第120間決算書類作成プロセスに関する次の文章を読み、文中の空欄に入る用語の組み 合わせで、最も適切なものを下記の解答群から選びなさい。120 個々の取引における会計情報を集約し、損益計算書や貸借対照表などの決算書類ができあがるまでにはいくつかのプロセスを経る。個々の取引はまず、簿記上の取引であるかどうかを精査され、複式簿記のルールにしたがって( A )が行われる。こうして整理された会計データは、勘定科目ごとに( B )の形で集約される。その後、勘定科目ごとに集計された会計データは、期末において決算整理の手続きを経て、決算書類の形で開示されることになる。

  • 21

    第121問 企業結合会計の会計処理方法に関する次の文章を読み、文中の空欄にあてはまる用語として、最も適切なものを下記の解答群から選びなさい。121 合併や買収などの企業結合取引の際に、日本の従来の会計基準では、かって2つの方法 の併用が認められていた。ひとつは、被結合企業の資産、負供、資本をすべて適切な帳簿価額で引き継ぐ方法であり、もうひとつは被結合企業の資産や負償を時価で計上する会計処理方法である。しかし、2008年以降は国際的な基準にならい、後者の(A)のみが適用されることとなっている。 〔解答群〕 ① 簿価純資産法 ② 時価純資産法 ③ 持分プーリング法 ④ パーチェス法

  • 22

    第122問 国際財務報告基準(IPRS)に関する次の文章を読み、文中の空欄に当てはまる用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選びなさい。 122 従来の日本会計基準においては、収益と費用の差として損益計算書上に表れる利益が貸 借対照表における純資産の増加の源泉となるとする( A )の立場をとってきたが、IFRS においては、逆に、資産と負債の差の増加分である純資産の増加が源泉となって、損益計算における利益の増加に反映されるという( B ) の立場をとる。

  • 23

    第123間 決算書類に関する次の文章を読み、文中の空欄にあてはまる用語の組み合 として、最も適切なものを下記の解答群から選びなさい。123 損益計算書や貸借対照表などは「決算書」もしくは「決算書類」と呼ばれ、企業の収益や財務状況を主に数値データで示したものである。ただし、「決算書(類)」は一な名称であり、法律上では異なる名称がある。たとえば、『金融商品取引法』において 算書(類)のことを( A ) と呼ぶ。また、「会社法』においては決算書(類)のこ ( B ) と呼ぶ。

  • 24

    第124間 国際間における企業収支比較に用いられる BBITDA に関する次の文章を読んで、空欄にあてはまる用語として最も適切なものを解答群から選びなさい。 124 損益計算書に表れる利益には、実際に企業が保有する資金を意味するキャッシュ残高を必ずしも反映していないという考え方がある。そうした中で近年、投資家などが企業の国際間比較に用いる指標として、EBITDA を用いることが珍しくなくなっている。EBITDAは、営業利益に( A )を加算することで求められる利益指標であるが、資本構成や税率の影響を受けないため、企業の国際間比較を容易にするものである。 〔解答群〕 ① 減価償却費 ② 受取利息 ③ 特別損失 ④ 法人税等調整額

  • 25

    第125間決算書類のひとつである貸借対照表の構造に関する次の記述のうち、最も適切 なものを選びなさい。125 ① 貸借対照表に記載される負債の項目は、大きく分けて、元本の返済が1年を超える固定負債と、市場における資金調達を意味する自己資本に分類される。 ② 貸借対照表に記載される流動負債については、さらに、返済期日が未定である不確定負債と、返済期日が確定している確定負債に分類される。 ③ 貸借対照表に記載される資産の項目は、大きく分けて、企業自体が保有する流動資産と、株主が保有する株主資産に分類される。 ④ 貸借対照表に記載される流動資産については、さらに、現金化が比較的容易な当座資産と、商品や原材料、部品などの棚卸資産に分類される。

  • 26

    第 126 間 キャッシュフロー計算書の作成に関する次の文章を読んで、空欄(A)と( B ) にあてはまる用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選びなさい。 126 企業活動がもたらす資金の流れを示すキャッシュフロー計算書には、直接法と間接法という2つの作成方法がある。2つの方法のうち、(A)を用いる場合、本業を営むことで生まれる資金の流入を意味する( B ) や商品・原材料の仕入による資金の流出、人件費の支出による資金の流出などが、それぞれの勘定科目ごとに表示される。そして、直接 法を用いるか、間接法を用いるかは、営業活動によるキャッシュフローの部分にだけ反映される。

  • 27

    第127間 会計処理に関する次の文章を読み、文中の空欄に当てはまる用語の紙 として、最も適切なもの下記の解答群から選びなさい。127 親会社と子会社それぞれの決算書類から、連結決算書類を作成する際には、いくつかの手続きが必要となる。親会社の個別貸借対照表に計上された子会社への貸付金との個別貸借対照表に計上された親会社からの借入金について( A ) という会計上の手続きが必要である。また、企業グループ内で売買を行ったときは、決算期末時点でまだ利 益や損失が確定していない部分について( B ) という会計上の手続きを行う 〔解答群〕 ① A: グループ内取引の相殺消去 B:未実現利益の消去 ② A:債権・債務の相殺消去 B:未実現利益の消去 ③ A:グループ内取引の相殺消去 B :價権・價務の相殺消去 ④ A:投資と資本の相殺消去 B:債権・債務の相殺消去

  • 28

    第128問 国際財務報告基準(IFRS) に準拠した決算書類に表示される包括利益に関す る次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。 128 ① 包括利益は、営業利益に減価償却費を加算することで求められる利益であり、資本構成や税率の影響を受けないため、企業の国際間比較に用いられる考え方である。 ② 包括利益は、企業にとっての本業からの収益を意味する営業利益に、金融取引などの営業外の収支を加滅して求められる利益である。 ③ 包括利益は、当期純利益とその他包括利益の合計であり、その他包括利益には、デリバティブの損益が確定するまでの調整額や、持ち合いで保有している有価証券の時価評価との差額などが含まれる。 ④ 包括利益は、企業が損益計算書に計上する利項目の合計であり、売上総利益、営業 利益、経常利益を合計して求められる。

  • 29

    第129間経営財務分析の方法に関する次の文章を読み、文中の空顔に当てはまる最もコ 切なものを下記の解答群から選びなさい。129 経営財務分析にはいくつかのアプローチがある。たとえば、ひとつの企業の過去のデータを比較する( A ) というアプローチは、企業規模の大小や業界特性を周わず、広く行われている経営財務分析の手法である。また、中小企業性が高く、多くの企業が競合! 係にあり、個別企業の決算書類などのデータが入手しづらい業界などにおいては、(B が行われることが一般的である。

  • 30

    第130問 経営財務分析の1つの分野である成長性分析に関する次の記述のうち、最も 切な組み合わせを下記の解答群から選びなさい。130 ア) 成長性を示す指標としては、売上高成長率や営業利益成長率の他にも、総資産に占める付加価値額の割合を示す資本生産性が挙げられる。 イ) 成長性を示す指標としては、売上高成長率や営業利益成長率の他にも、研究開発費の割合を示す売上高研究開発費比率が挙げられる。 ウ) 過去や将来の数年間にわたる成長率を複利で計算した場合に、年平均で表される増加率のことを NOPAT と呼ぶ。 エ) 過去や将来の数年間にわたる成長率を複利で計算した場合に、年平均で表される増力率のことをCAGRと呼ぶ。 〔解答群〕 ① アとウ ② イとウ ③ アとエ ④ イとエ

  • 31

    第134問 企業の資金調達に関する次の文章を読み、文中の空欄に当てはまる最も適切な ものを下記の解答群から選びなさい。 134 株式会社が資金を調達する手段には、金融機関からの借入れなどの負債による調達と株主資本による調達がある。これらのうち、負債には利子という形のコストがかかっていることは明らかである。一方で、ファイナンス理論にもとづくと、手数料など以外に企業側のコストがかかっていないように見える株主資本による資金調達にも、投資家からの( A ) に見合った株主資本コストがかかっていると考えられる。 〔解答群〕 ① 期待収益率 ③ 間接金融 ② オペレーショナル・リスク ④ ストック・オプション

  • 32

    第135問 ファイナンスに関する次の文章を読み、文中の空欄に当てはまる用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群からそれぞれ選びなさい。135 ファイナンスという用語は、国の財政や金融工学などの分野で広く用いられるが、企業経営に関するファイナンスは、企業の資金調達を意味する( A ) の分野と、調達した 資金の運用、つまり、さまざまな資産への投資を意味する(B)の分野に分けることができる。また、これらふたつの分野をあわせて、広い意味で( A ) と呼ぶこともある。

  • 33

    第136間 ファイナンス理論の基礎である現在価値やフリー・キャッシュフローの考え方 に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。 136 ① 通常は、将来に得られることが確実であるキャッシュフローの現在価値は、将来に得るキャッシュフローの名目価額を上回る。 ② 将来に得られるキャッシュフローを現在価値に直すことによって、何年後であっても、その価値をひとつの尺度で比較したり、合計したりすることが可能となる。 ③ 企業価値の算定を目的として見積もられるフリー・キャッシュフローは、損益計算書における売上総利益にキャッシュフロー計算書における投資活動によるキャッシュフローの合計額を加算して求められる。 ④ 企業価値の算定を目的として見積もられるフリー・キャッシュフローは、損益計算書における営業利益に金融収益を加算して求めることができる。

  • 34

    第137間 ファイナンス理論の基礎的な考え方に関する次の文章を読み、文中の空欄に当 てはまる最も適切なものを下記の解答群から選びなさい。 137 株式や債券などの証券を購入する投資家にとって、投資をするリスクと投資から得られるリターンは表裏一体の関係にある。リスクをなるべく下げながら、より高いリターンを得るためには、ひとつだけの証券に投資するよりも、いろいろなリスクのレベルを持つ証券を組み合わせた( A ) に投資する方がよいことが、ファイナンス理論で確かめられている。 〔解答群〕 ① デリバティブ ② 安全資産 ③ ポートフォリォ ④ 棚卸資産

  • 35

    第138問 企業ごとに株主資本の資本コスト(株主資本コスト)を算出する方法に関する次の文章において、空欄(A)( B )に入る用語の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選びなさい。 138 企業の株主資本コストを求める方法としては、ファイナンス理論を活用した資本資産価格モデル(CAPM) が知られている。CAPMでは、( A )のような安全資産の利回りを意味する( B )に、個別企業のリスクプレミアムを上乗せした形で株主資本コストを求める。個別企業のリスクプレミアムについては、株式市場全体のリスクに個別企業のリスク指標を掛け合わせて求める。

  • 36

    第140間マーケット・アプローチに関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさ l'o 140 ①マーケット・アプローチは、企業価値の算定にあたって広範な市場リサーチを行い、金融機関や機関投資家からの評価額の平均値を企業価値とみなす方法である。 ② マーケット・アプローチで企業価値を算出する場合、企業が有する資産価値を市場における時価で評価する。 ③ マーケット・アプローチにもとづく代表的な企業価値算定手法としては、現在価値の考え方を用いた DCF (割引キャッシュフロー) 法がある。 ④ マーケット・アプローチの代表的な手法として、類似した上場会社を選定し、評価対象企業と比較して企業価値を算定する類似上場会社法がある。

  • 37

    第141間 企業価値を高めるための方策に関する次の記述のうち、最も適切なものを選び なさい。 141 ① 資本コストをなるべく小さくするために、負償による資金調達をなくし、株主資本による資金調達のみとする無借金経営をめざす。 ② 資本コストをなるべく大きくするために、負業による資金調達を増やし、株主資本による資金調達の割合を低減させる。 ③ 将来に得られるフリー・キャッシュフローを増やすために、事業運営の効率化や事業ポートフォリオの最適化を進める。 ④ 非事業資産である金融資産をなるべく保有しないようにして、利子や売却益から得られる収益の割合を低下させる。

  • 38

    第142間企業価値の向上に影響する要因に関する次の記述のうち、最も適切なもく 選びなさい。142 ① 資本コストは企業価値に影響する要因のひとつであり、資本コストはなるべく大きくするほうが将来に得られるキャッシュフローが大きくなる。 ② 事業収益から得られる将来のキャッシュフローだけでなく、金融資産などの非事 産から得られる利子や売却益などの収益も企業価値に影響する。 ③ 企業価値に影響するひとつの要因として、負價と株主資本の比率を意味する資本 があり、負債と株主資本の最適な構成比率は2:1である。 ④ 将来得られるキャッシュフローをなるべく大きくするためには、営業活動に要す 用を最大化するとよい。

  • 39

    第143間企業価値を高めるための方策に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。 143 ① 将来のキャッシュフローを増やすために、事業ポートフォリオをあまり拡大せず、粗利益率の高い事業に専念する。 ② 資本コストをなるべく大きくするために、負償による資金調達を多くし、株主資本による資金調達の比率を抑える。 ③ 事業価値を最大化するためのひとつの方策として、資本コストを下げることが有効であり、そのためには資本構成の最適化を行う。 ④ 非事業資産である金融資産をなるべく保有せずに、利子や売却益から得られる収益の割合を低下させる。

  • 40

    第144間変動費に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。144 ① 変動費とは、営業量や操業度、売上高が上昇するのにともなって、一定の割合で増加する費用のことである。 ② 変動費とは、営業量や操業度、売上高の大きさにかかわらず、一定の金額を保ち続ける費用のことである。 ③ 変動費とは、売上総利益から営業利益を差し引いた分の費用のことであり、企業にとっては事業を運営するために必要な管理コストである。 ④ 変動費とは、生産量が1単位追加されるごとに増加する分の費用のことであり、一般的に大量生産を行うと変動費は運滅していく。

  • 41

    第149問 損益分岐点計算における費用や利益の考え方に関する次の記述のうち、最 切なものを選びなさい。 149 ① 損益分岐点計算の考え方にしたがうと、固定費を削滅したとしても、損益分岐点を引き下げることにはつながらないことがわかる。 ② 損益分岐点計算の考え方によれば、営業量や操業度の増減にかかわらず変動費率 定にすると、利益額も営業量や操業度によらず、一定額を確保できる。 ③ 損益分岐点計算の考え方にしたがうと、変動費率を下げることによって、営業量 業度の増加に応じて、より早い時期に利益が出ることがわかる。 ④ 損益分岐点計算の考え方によれば、固定費が大きいほど、営業量や操業度の増加 じて、より早い時期に利益が出ることがわかる。

  • 42

    第150間固変分:に関する次の文華を読み、文中の空欄に当てはまる最も適切なものを 下記の解答群から選びなさい。[ 150 損益分岐点計算という手法を用いて経営分析を行うためには、まず固定費と変動費を区分しなくてはならない。固定費と変動費を分けることを固変分解と呼ぶが、実務的な固分解にはさまざまな方法がある。たとえば、勘定科目ごとに自動的に固変分解をする場合 ( A ) という勘定科目に属する費用は変動費に振り分けられることが多い。 〔解答群〕 ① 福利厚生費 ② 荷造運送費 ③ 減価償却費 ④ 水道光熱費

  • 43

    第113間 インターネット広告に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。 113 ① インターネット広告における課金方式は、クリック課金、インプレッション課金、エンゲージメント課金、成果報酬課金の4つにわけられるのみである。 ② 課金方式の種類としては事前設定の目標に達した時点で課金される成果報酬課金を、掲載形態の面ではリスティング広告と呼ぶ。 ③ テキストに加え画像の表示もあるコンテンツを送るタイプのインターネット広告を総じてリッチメディア広告と呼ぶ。 ④ クリック課金は、広告掲載自体のコストはかからない。