問題一覧
1
八法の範躊に属さないものはどれか?
宣法、通法
2
汗法の範疇に属さないのはどれは?
普済消毒飲
3
消法に属さないのはどれか?
通導大便
4
佐薬の範疇に属さないものはどれか?
薬物を病気の部位に導く薬
5
使薬の効能の範疇に属するのはどれか?
病気の部位や特定部位に薬を導く
6
方剤構成の要求に合致しないのはどれか?
君薬の使用量は方剤の総薬量の中で一番多く占める
7
方剤の効能とその主治が主な要素を決定するのはどれか?
薬物
8
下記の項目で麻黄湯の構成生薬はどれか?
桂枝、杏仁、炙甘草
9
桂枝湯の中で調和営衛の効能を有する配伍はどれか?
桂枝、芍薬
10
桂枝湯の原方服用法には、「服し已り須叟(少しの間)に熱き薄き粥一升余りを啜る」とあるが、その主な意味はどれか?
発汗を助け、外邪を除く
11
下記の項目で、小青龍湯の構成生薬はどれか?
芍薬、甘草
12
九味羌活湯証の病機はどれか?
風寒湿邪が表を束し、内に蘊熱がある
13
患者、悪寒発熱、頭痛無汗、胸脘痞悶、食欲がない、薄白苔、浮脈。この治療で選ぶべき方剤はどれか?
香蘇散
14
下記の項目で項目で桑菊飲の構成生薬はどれか?
杏仁、連翹、薄荷、桔梗、甘草、芦根
15
患者、頭痛発熱、汗が出てもすっきりしない、微悪風寒、口渇、咳嗽、咽痛、舌尖紅、薄白苔、浮数脈。治療で選ぶべき方剤はどれか?
銀翹散
16
銀翹散の中に荊芥穂と豆蒄を配伍する目的はどれか?
辛散透邪で解表を助ける
17
麻黄杏仁甘草石膏湯の効能はどれか?
辛涼宣泄、清肺平喘
18
升麻葛根湯に配伍される升麻の主な意味はどれか?
解毒透疹
19
柴葛解肌湯の構成生薬はどれか?
羌活、白芷、黄芩、芍薬、桔梗
20
患者、頭痛身熱、微悪風寒、無汗、咳嗽、心煩口渇、咽乾、舌紅数脈。この治療で選ぶべき方剤はどれか?
加減葳蕤湯
21
患者、憎寒壮熱、頭痛無汗、肢体痠痛、咳嗽喀痰、白膩苔、脈は浮で重く取ると無力。この治療で選ぶべき方剤はどれか?
敗毒散
22
敗毒散中に配伍される少量の人参の主な意味はどれか?
扶助正気、鼓邪外出
23
患者、悪寒発熱、熱軽寒重、無汗肢冷、倦怠嗜臥、面色蒼白、語声低微、舌淡白苔、沈遅。この治療で選ぶべき方剤はどれか?
再造散
24
麻黄附子細辛湯が適用するのはどれか?
素体陽虚、感冒風寒の者
25
患者、下利清水、臍腹疼痛、按ずると硬塊がある、口舌乾燥、滑実脈。治療でまず選ぶべき方剤はどれか?
大承気湯
26
患者、臍腹疼痛、按ずると硬い塊がある、大便不通、たまに少量の穢臭のある濁液が出る、口乾舌燥、脈滑実。治療で選ぶべき方剤はどれか?
大承気湯
27
下記の項目で、大黄牡丹皮湯の構成生薬はどれか?
桃仁、芒硝、冬瓜子
28
大黄附子湯の構成生薬に属するのはどれか?
細辛
29
患者、腹痛便秘、脇下偏痛、発熱、手足厥逆、弦緊脈。この治療で選ぶべき方剤はどれか?
大黄附子湯
30
温脾湯の構成生薬に属さないのはどれか?
厚朴
31
胃熱燥熱の患者で、大便が乾燥して出にくく、小便頻数。この治療で選ぶべき方剤はどれか?
麻子仁丸
32
済川煎の構成生薬に属するのはどれか?
当帰
33
黄竜湯の構成生薬に属するのはどれか?
人参、当帰、甘草
34
下記の方剤の中で、生姜を含まないものはどれか?
小青竜湯
35
滋陰益気と瀉結泄熱の効能を有するのはどれか?
新加黄竜湯
36
B型肝炎の患者で、両脇が脹満し、口苦、食欲不振、時に嘔気があり、咽乾、薄白苔、弦脈。治療で選ぶべき方剤はどれか?
小柴胡湯
37
寒熱で瘧の如し、寒軽熱重、口苦胸悶、乾嘔呃逆、脇肋張痛、舌紅苔白、数脈で右脈滑、左脈弦。まず選ぶべき方剤はどれか?
蒿芩清胆湯
38
四逆散の構成生薬はどれか?
柴胡、枳実、芍薬、甘草
39
逍遥散の分析で、妥当でないものはどれか?
煨生姜は温中和胃と止嘔をする
40
肝鬱血虚、脾失健運で、両脇作痛、神疲食少、弦虚脈の症状がみられる。治療で選ぶべき方剤はどれか?
逍遥散
41
患者、平素より食が細く、常に疲労感がある、月経ごとに両脇隠痛、乳房脹痛、経血の量が少なくすっきりしない、脈弦で虚。治療で選ぶべき方剤はどれか?
逍遥散
42
患者は数ヶ月前より両脇脹痛、口燥咽乾、神疲乏力、不思飲食、月経不調、生理前に乳房が張る、舌紅苔薄白、脈弦虚。治療でまず選ぶべき方剤はどれか?
逍遥散
43
痛瀉要方中に配伍される防風の主な意味はどれか?
散肝舒脾
44
半夏瀉心湯の構成生薬はどれか?
黄連、黄芩
45
半夏瀉心湯の主治はどれか?
寒熱互結の痞
46
下記の方剤で、甘草が含まれないのはどれか?
大柴胡湯
47
患者、往来寒熱、胸脇満悶、嘔吐不止、心下痞硬、大便秘結、舌苔黄、脈が弦数かつ有力。治療で選ぶべき方剤はどれか?
大柴胡湯
48
防風通聖散の構成生薬に属さないのはどれか?
人参、茯苓、甘草
49
患者、身熱発汗、心胸煩悶、気逆欲嘔、体倦口乾、舌紅少苔、虚数脈。治療で選ぶべき方剤はどれか?
竹葉石膏湯
50
元参、麦門冬、犀角、金銀花、黄連、生地黄、連翹、竹葉心、丹参により構成される方剤はどれか?
清営湯
51
患者、身熱譫語、紫黒色の斑が見られる、舌絳で芒刺があり、細数脈。治療で選ぶべき方剤はどれか?
犀角地黄湯
52
普済消毒飲の効能はどれか?
疎風散邪、清熱解毒
53
下記の普済消毒飲の主治証侯の記述で正確なものはどれか?
頭面紅腫、目が開かない
54
患者、ほおが紅く腫れ、悪寒発熱、咽喉不利、舌燥口渇、舌紅苔黄白を兼ね、脈浮数有力。治療で選ぶ方剤はどれか?
普済消毒飲
55
患者、背に癰腫ができ、紅く腫れ灼熱性の痛みがあり、身熱悪寒、苔薄白、脈数有力。治療で選ぶべき方剤はどれか?
仙方活命飲
56
生甘草梢、木通、生地黄、竹葉により構成される方剤はどれか?
導赤散
57
患者、口舌生瘡、心胸煩熱、口渇面赤、冷飲を欲する、小便赤渋で刺痛あり、脈数。治療で選ぶべき方剤はどれか?
導赤散
58
竜胆瀉肝湯に配伍されている生地、当帰の意味はどれか?
滋陰養血
59
患者、脇肋脹痛、呑酸嘈雑、嘔吐口苦、脘痞噫気、舌紅苔黄、脈弦数。治療でまず選ぶべき方剤はどれか?
左金丸
60
患児、咳嗽、気急欲喘がひどい、皮膚蒸熱、午後に悪化し、舌紅苔黄、脈細数。治療でまず選ぶべきものはどれか?
瀉白散
61
石膏、熟地、麦門冬、知母、牛膝により構成される方剤はどれか?
玉女煎
62
玉女煎の効能はどれか?
清胃滋陰
63
患者、下痢腹痛、赤白相兼、裏急後重、肛門灼熱、小便短赤、舌苔黄膩。治療で選ぶべきものはどれか?
芍薬湯
64
青蒿鼈甲湯の効能はどれか?
養陰透熱
65
患者、形態消痩、皮膚に潤いが欠いて、毎晩には身熱、明け方には熱が下がる、食欲あり、舌紅少苔、脈細数。治療で選ぶべき方剤はどれか?
青蒿鼈甲湯
66
青蒿、鼈甲、知母、地骨皮、秦艽、銀柴胡、胡黄連、甘草で構成されている方剤はどれか?
清骨散
67
患者、夏に飲冷受寒により発熱頭痛、悪寒無汗、口渇面赤、胸悶氾嘔、舌苔白膩、脈浮。治療で選ぶべき方剤はどれか?
香薷散
68
患者、暑湿を感受した。発熱頭痛、煩渇引飲、小便不利、嘔吐泄瀉の症状が現れた。治療で選ぶべきものはどれか?
桂苓甘露飲
69
患者、倦怠乏力、食少便溏、四肢不温、皮下出血、瘀斑の色が淡暗で、舌淡、苔薄白、脈沈遅。治療で選ぶべき方剤はどれか?
理中丸
70
呉茱萸湯と理中丸の両方に含まれる生薬はどれか?
人参
71
患者、胃脘冷痛、胸膈満悶、食後欲嘔、呑酸嘈雑、四肢不温、舌淡苔白滑、脈沈細遅。治療で選ぶべき方剤はどれか?
呉茱萸湯
72
患者、腹中が時々痛み、喜温喜按、面色無華、心悸不寧、手足煩熱、咽乾口燥、舌淡苔白、脈細弦かつ緩。治療で選ぶべき方剤はどれか?
小建中湯
73
患者、心胸中大いに寒え痛み、嘔して飲食することあたわず、腹中寒え攻衝し、上下し痛みて触れ近づかず、苔白滑、脈細緊。治療でまず選ぶべきものはどれか?
大建中湯
74
患者、常に月経量が少なく、周期が延長、時に次の月経まで40〜50日かかることもある。冬になると手、足及び耳部等に凍瘡が発生し、肢冷畏寒、舌淡苔薄白、脈細遅。治療で選ぶべき方剤はどれか?
当帰四逆湯
75
陽和湯に含まれない生薬はどれか?
生姜
76
陽和湯に最も多く使われる生薬はどれか?
熟地黄
77
患者、膝に微弱な痠痛、局部が腫脹し、皮膚の色は紅くなく、触っても熱くない。形寒腰冷を伴う、舌淡、苔薄白、脈沈細遅。治療で選ぶべき方剤はどれか?
陽和湯
78
参苓白朮散の構成生薬に属するのはどれか?
薏苡仁、蓮子肉
79
参苓白朮散の効能はどれか?
健脾益気、滲湿止瀉
80
患者、食少、便溏、四肢乏力、脘腹悶脹、面色萎黄、舌淡苔白、脈細緩。治療でまず選ぶべきものはどれか?
参苓白朮散
81
患者、数日前に傷暑を患い、体倦気短、汗出心煩、咽乾口渇。舌紅苔少、脈細欲絶。治療で選ぶべき方剤はどれか?
生脈散
82
補中益気湯で、黄耆が君薬として多く用いられる意味はどれか?
補気昇陽
83
四物湯の構成生薬はどれか?
芍薬、熟地、当帰、川芎
84
大出血後で、肌熱かつ赤く、煩渇欲飲、舌質淡、脈洪大かつ虚。治療で選ぶべき方剤はどれか?
当帰補血湯
85
当帰補血湯で、大量の黄耆を君薬とする意味はどれか?
補気生血
86
構成生薬に川芎を含まない方剤はどれか?
帰脾湯
87
患者、過度な思慮や労倦により、倦怠乏力、食少神疲、面色萎黄、心悸怔忡、健忘失眠、舌質淡、苔薄白、沈細緩脈の症状が見られる。治療で選ぶべき方剤はどれか?
帰脾湯
88
患者、心悸少寝、体倦食少、面色萎黄、舌淡苔薄白、脈細弱の症状が見られる。治療でまず選ぶべき方剤はどれか?
帰脾湯
89
帰脾湯は補血方剤であるが、補気薬を主とする。その意義はどれか?
補気生血
90
炙甘草湯の構成生薬に属するのはどれか?
生地、阿膠、麦門冬
91
下気の方剤にはすべて地黄が含まれているが、生地黄を用いるのはどれか?
炙甘草湯
92
益気滋陰と補血復脈の効果がある方剤はどれか?
炙甘草湯
93
患者、五年前より頭暈頭痛で耳鳴、両目乾澀、腰膝痠軟、手足心熱、咽乾、虚煩不眠、盗汗遺精、小便黄、舌紅少苔、脈細弦を伴う。治療で六味地黄丸を選び、その上で加えるべき生薬はどれか?
枸杞子、菊花
94
患者、腰膝痠軟、頭目昏眩、耳聾耳鳴、五心煩熱、骨蒸潮熱、盗汗遺精、口燥咽乾、小便淋痛、舌紅少苔、脈細かつ数。治療で選ぶべき方剤はどれか?
知柏地黄丸
95
患者、腰膝痠軟、頭目眩暈、両目乾渋、視物昏花、咽乾、舌紅少苔、脈弦細。治療で選ぶべき方剤はどれか?
杞菊地黄丸
96
患者、2年前より、腰膝痠軟、盗汗遺精、手足心熱を患う。半年前より、両目昏花、視物不明、迎風流泪、口燥咽渴、舌紅少苔、脈細数。治療で六味丸をまず選び、その上で加えるべき生薬はどれか?
菊花、枸杞子
97
患者、骨蒸盗汗、心煩易怒、消渇多食、遺精尿赤、足膝熱痛、舌紅少苔、脈細数。治療で選ぶべき方剤はどれか?
大補陰丸
98
一貫煎の中で一番多く使われる生薬はどれか?
生地黄
99
一貫煎で、生地黄を君薬として大量に使用する意味はどれか?
補益肝腎
100
患者、頭目眩暈、腰痠腿軟、遺精盗汗、口燥咽乾、渇欲飲水、舌紅少苔、脈細数。治療でまず選ぶべき方剤はどれか?
左帰丸