問題一覧
1
心室中隔欠損症で正しいのはどれか
肺血流量は正常時よりも多くなる
2
心尖部の聴診で心室収縮期に持続する逆流性雑音を聴取するのはどれか
心室中隔欠損症
3
僧帽弁狭窄症による心不全で初期からみられるのはどれか
呼吸困難
4
Fallot四徴症で起こる血管異常はどれか
大動脈騎乗
5
心電図を示す。心電図と所見の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
③心室性期外収縮, ④心房性期外収縮
6
運動中に得られたモニター心電図(1〜5)を示す。多源性の心室期外収縮(Lownの重症度分類グレード3)はどれか。
④
7
60歳女性。心不全。運動療法中に心室期外収縮が、確認された。このときの心電図を示す。 この心室期外収縮について正しいのはどれか
洞調律よりも早く出現する心室興奮である
8
75歳男性。冠動脈バイパス術後。病棟での運動療法中に胸部不快感を生じた。そのときのモニター心電図を示す。 この患者に見られるのはどれか
心房細動
9
運動中のモニター心電図を示す。心拍数が75/分以上100/分未満であるものはどれか
④
10
心電図を示す。STの上昇がみられるのはどれか。
Ⅲ誘導
11
心電図を示す。心室性期外収縮はどれか
②
12
肢誘導における心電図を示す。正しいのはどれか
心室期外収縮
13
心電図を示す。異常の原因となっている部位はどれか
房室結節
14
心電図を示す。この心電図の所見で正しいのはどれか
心房性期外収縮
15
65歳女性。慢性心不全。自宅でめまいと失神発作とを認めたため来院した。来院時の心電図を示す。 この患者に見られるのはどれか
Ⅲ度房室ブロック
16
除細動が必要となる可能性が高い不整脈はどれか
心室頻拍
17
心電図の房室ブロックの所見で正しいのはどれか
第1度房室ブロックではQRS波は脱落しない
18
虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか
冠動脈硬化
19
狭心症について正しいのはどれか
薬物療法としてニトログリセリンが用いられる
20
心筋梗塞の再発危険因子として誤っているのはどれか
高HDLコレステロール血症
21
心筋梗塞の合併症として誤っているのはどれか
下肢静脈瘤
22
心筋梗塞発症時にみられる左腕の痛みはどれか
関連痛
23
急性心筋梗塞の発症後の血液検査所見でないのはどれか
クレアチニン上昇
24
急性心筋梗塞で左冠動脈閉塞に比べて右冠動脈閉塞に特徴的なのはどれか
房室伝導ブロック
25
左心不全の症状はどれか
起坐呼吸
26
心不全で正しいのはどれか
右心不全では下腿浮腫がみられる
27
右心不全の症候として正しいのはどれか。2つ選べば
肝脾腫, 下腿浮腫
28
うっ血性心不全の際にみららるのはどれか
咳嗽
29
うっ血性心不全でみられるのはどれか
咳嗽
30
僧帽弁閉鎖不全症による心不全で初期からみららるのはどれか
呼吸困難
31
急性心筋梗塞の発症後の血液検査所見で上昇がみられないのはどれか
クレアチニン
32
右心不全の直接的原因として正しいのはどれか
原発性肺高血圧症
33
運動中に突然死するリスクが高い病態はどれか
大動脈弁狭窄症
34
冠血流を減少させる要因はどれか
大動脈弁狭窄
35
右冠動脈が閉塞した場合に虚血が起こりやすい部位はどれか
心室後壁
36
閉塞性動脈硬化症で正しいのはどれか
好発部位は大腿動脈から膝窩動脈である
37
56歳男性。閉塞性動脈硬化症。半年前から左下腿から足部にかけて冷感と痛みが発現し、歩行距離も低下している。 検査法と結果の組合せで正しいのはどれか
トレッドミル歩行ー間欠性跛行の出現
38
50歳男性。閉塞性動脈硬化症。300m程度の歩行ごとに下肢の痛みのために5〜6分の休息をとる。座位や立位時に痛むことはない。 理学療法で適切なのはどれか
トレッドミル歩行練習
39
アテローム(粥状)硬化が関与する病態はどれか
内頚動脈狭窄症
40
脈菅疾患の関連因子の組合せで誤っているのはどれか
結節性多発動脈炎ーー溶連菌感染症
41
蓄尿時に作用する体制運動神経はどれか
陰部神経
42
神経因性膀胱のうち低活動性膀胱を呈する疾患はどれか
糖尿病性自律神経障害
43
尿毒症で正しいのはどれか。
代謝性アシドーシスを示す
44
慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか
血液透析日にも運動療法が行われる
45
慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか
高血圧症合症併例では等尺性運動を避ける
46
腎不全における透析療法について正しいのはどれか 2つ選べ
透析対象者数は年々増加傾向にある, 透析導入の原因疾患は糖尿病性腎症が最も多い
47
人工透析患者の死亡原因として最も多いのはどれか
心不全
48
血液透析中の慢性腎臓病(CKD)の生活指導で適切なのはどれか
有酸素運動を行う
49
尿検査項目とその検査結果が高値となる疾患との組み合わせで正しいのはどれか
ミオグロビン―横紋筋融解症
50
動脈血ガス分析の結果でⅠ型呼吸不全はどれか
PaO2 50Torr、PaCO2 40Torr
51
動脈血ガス分析の結果を表に示す
呼吸性アルカローシス
52
42歳の男性。気管支喘息、ある薬物の吸入療法前後のフローボリューム曲線の変化を図に示す。この薬物によって生じた呼吸器系の変化として正しいのはどれか
気道抵抗の低下
53
スパイログラムを図に示す。予備呼気量はどれか
4
54
呼吸機能検査で求められる値について正しいのはどれか
最大呼気量=予備呼気量+1回換気量
55
62歳の男性。スパイログラムのフローボリューム曲線を図に示す。最も考えられるのはどれか
慢性閉塞性肺疾患
56
動脈血ガス分析結果がPH7.32、PaCO2 33Torr、PaO2 83Torr、HCO₃⁻ 17mEq/L
kussmaul呼吸
57
呼吸器疾患で正しいのはどれか
気管支喘息の発作時は1秒率が低下する
58
呼吸状態と病態の組み合わせで誤っているのはどれか
Cheyne-Stokes呼吸―気管支喘息
59
人工呼吸器のモニターに示される気道内圧と肺気量位を図に示す。理学療法前後で図のような変化が見られた場合、呼吸器系に生じた変化として考えられるのはどれか。ただし、対象者の自発呼吸はなく、人工呼吸器による陽圧変化のみにより肺気量位が変化しているものとする
肺コンプライアンスの増加
60
呼吸機能検査、血液ガス検査の結果を示す。この結果の解釈として正しいのはどれか 2つ選べ
呼吸性アルカローシス, 肺コンプライアンスの低下による拘束性換気障害
61
85歳の男性。脳梗塞の既往がある。2.3か月前から食事中にむせることが多くなっていた。3日前から元気がなく、昨晩から発熱と意識障害とがみられたため救急搬送され気管挿管の上、入院となった。体温38.0°c、呼吸数25/分、左胸部に肺胞呼吸音、右胸部に水泡音が聴取された。エックス線写真を示す。この患者の症状が生じている原因として最も考えられるのはどれか
誤嚥性肺炎
62
80歳の男性。胸部CTを示す。この患者で予想されるのはどれか
1秒率の低下
63
75歳の男性。身長170cm、体重48kg、BMI16.6。約10年前から呼吸困難が出現し自宅近くの医院で加療していた。徐々に呼吸困難感が増悪してきており、50m 程度の連続歩行で呼吸困難感のため休息が必要である。動脈血ガス分析 Pao2 65Torr、PaCo2 48Torr、肺機能検査%VC 81%、FEV1%31%であった。患者の胸部エックス線写真を示す。この患者の運動療法を中止すべき状態として最も適切なのはどれか
SpO2 82%
64
75歳の男性。身長170cm、体重48kg、BMI16.6。約10年前から呼吸困難が出現し自宅近くの医院で加療していた。徐々に呼吸困難感が増悪してきており、50m程度の連続歩行で呼吸困難感のため休息が必要である。動脈血ガス分析 Pa02 65Torr、Paco2 48Torr、肺機能検査%VC 81%、FEV1%31%であった。患者の胸部エックス線写真を示す。予測されるフローボリューム曲線として最も適切なのはどれか
5
65
訓練開始時に熱感があり、体温38.5℃であった。胸部を聴診したところ右下肺野に水泡音が聞かれた。この患者の胸部エックス線写真を示す。最も考えられるのはどれか
大葉性肺炎
66
胸部CTを示す。矢印の所見はどれか
胸水
67
46 歳の男性。肺気腫。咳や痰が頻繁にあり、労作時の息切れもある。現在、外出はできるが、80mほど歩くと息切れのために休まなくてはならない。この患者のMRC(呼吸困難を評価する質問票)によるグレードはどれか
グレード3
68
肺気腫でみられるのはどれか
機能的残気量の増加
69
55歳の女性。COPD に対して在宅酸素療法(HOT)を行っている。MRC グレード3(Hugh-Jones 分類Ⅳ相当)である。この患者に指導する運動として適切なのはどれか
四肢体幹のストレッチ
70
慢性閉塞性肺疾患のADL動作で最も息切れが生じやすいのはどれか
洗髪
71
慢性閉塞性肺疾患の呼吸機能検査の所見で低下がみられるのはどれか
肺拡散能
72
慢性閉塞性肺疾患の患者の胸部エックス線写真で特徴的なのはどれか
肺野の透過性亢進
73
慢性閉塞性肺疾患患者に推奨されていないのはどれか
低脂肪食
74
慢性閉塞性肺疾患による呼吸性アシドーシスで腎性の代償が起こって、状態が安定している。基準値と比べた場合の動脈血液所見として正しいのはどれか
HCO3-:上昇
75
COPDについて正しいのはどれか
増悪時の補助換気療法は非侵襲的陽圧換気〈NPPV〉が用いられる
76
慢性閉塞性肺疾患における包括的呼吸リハビリテーションで正しいのはどれか
運動耐容能の改善を図ることができる
77
78 歳の男性。慢性閉塞性肺疾患の急性増悪により人工呼吸器管理中である。意識レベル JCS <Japan ComaScale> Ⅱ-20、体温 37.5°C、呼吸数は 26回/分、努力性呼吸を認める。二次的合併症の予防目的で行う理学療法で適切でないのはどれか
徒手的抵抗運動
78
慢性閉塞性肺疾患の身体所見でみられやすいのはどれか
呼吸音低下
79
65歳の男性。脳梗塞。急性心不全の合併のため発症後14日目から訓練を開始することになった。訓練開始翌日の歩行練習中に突然胸痛を訴え、SpO2(経皮的酸素飽和度)が97%から88%まで低下した。病態で最も考えられるのはどれか。
肺栓塞
80
虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか。
冠動脈硬化
81
深部静脈血栓症を起こしやすいのはどれか。
人工膝関節置換術後
82
深部静脈血栓症の予防法で正しいのはどれか。2つ選べ。
弾性ストッキングの着用, 足関節の自動運動
83
心原性脳梗塞症の原因として誤っているのはどれか。
三尖弁狭窄症
84
心不全のない急性心筋梗塞患者の退院後運動指導として適切なのはどれか。
週3以上の有酸素運動
85
運動負荷テストによって得られた最大酸素摂取量が2.10L/分であった。最大運動時の代謝当量(METs)はどれか。ただし被験者の体重は50.0kgとする。
12METs
86
40歳男性。運動療法を実施していたところ、心拍数が120/分となった。安静時心拍数が60/分であった場合Karvonenの方法による運動強度(%)はどれか。ただし、最大心拍数は220-年齢とする。
50
87
6分間歩行テストで誤っているのはどれか。
被験者の横に並んで歩く
88
固定負荷にて行う運動負荷試験はどれか。
マスターシングルテスト
89
70歳の男性。身長170cm、体重60kg。慢性心不全でNYHA分類classⅡ。在宅におけるリハビリテーションを行っている。在宅での生活と運動指導で正しいのはどれか。
疲労感が残存しているときは運動を休む
90
急性心筋梗塞後の運動療法の効果として正しいのはどれか。
急性期心臓死の減少
91
運動負荷を漸増すべきでないのはどれか。
発症後1週以内の労作性狭心症患者
92
心疾患に対する運動療法の効果として誤っているのはどれか。
最大運動負荷時の心拍数が低下する
93
60歳の女性。身長160cm、体重70kg。安静時心拍数70/分、安静時血圧140/80mmHg。現在、運動療法として朝と夕方に散歩(3METs)を各々45分行っている。下記の指標を求める計算方法で謝っているのはどれか。
平均血圧(mmHg):(140-80)/2+80
94
60歳の女性。体重50kg。急性心筋梗塞発症後、回復期に心配運動負荷試験を施行した。最高酸素摂取量は毎分890mLであった。この患者の代謝当量はどれか。
約5METs
95
虚血性心疾患に対する運動療法が禁忌になるのはどれか。2つ選べ。
活動性の心筋炎, コントロールされてない不整脈
96
虚血性心疾患に対する運動療法の効果について適切なのはどれか。
再入院頻度の低下
97
慢性心不全患者に対する運動療法の効果で正しいのはどれか。2つ選べ。
運動能力の向上, QOLの改善
98
56歳の男性。体重70kg。2型糖尿病と診断され教育入院した。自転車エルゴメーター運動負荷試験を実施した ところ、症候限界による最大酸素摂取量は 1.225ml/min であった。医師から最大酸素摂取量の60%強度での運動を実施するように運動処方があった。この患者へ指導する運動量として正しいのはどれか。ただし、1METs は 3.5ml O2/min/kgとする。
3METs
99
NYHA分類で正しいのはどれか。
自覚症状により重症度を分類する
100
55 歳の男性。搬送された病院で急性心筋梗塞と診断された。初期治療として、左冠動脈に対して経皮的冠動脈 形成術が施行された。発症後1か月の検査所見では右冠動脈に 75%の狭窄が認められ、心肺運動負荷試験中に胸部不快感が認められた。心肺運動負荷試験の結果に基づいて運動処方をする際に最も参考にすべき指標はどれか。
症状出現時の運動強度