問題一覧
1
消化の過程を答えよ
食物の摂取、消化(狭義)、吸収、排便
2
食物の摂取過程を答えよ
口腔内への摂取、咀嚼、嚥下、蠕動運動
3
食道は第(1)頚椎の高さから始まり長さは(2)cm程度である
(1)6(2)25
4
胃壁は内側から粘膜層、粘膜筋板、粘膜下層、筋層、漿膜下層、漿膜で構成され、粘膜は( )である
円柱上皮
5
胃酸分泌の経路は3つの相に分けることができるが (1)匂いや味などの五感を通じた情報により胃酸分泌を刺激する (2)食物が刺激となりG細胞からガストリンが分泌され胃酸の分泌が亢進される (3)十二指腸からセクレチンなどが血中に放出されることにより胃酸分泌が抑制され、胃の運動が低下する それぞれ何相と呼ばれるか
(1)脳相(2)胃相(3)腸相
6
胃や食道などの上部消化管出血は口から排出されることが多く(1)と呼ばれ、小腸や大腸などなど下部消化管出血の場合は肛門から排出されることが多く(2)と呼ばれる
(1)吐血(2)下血
7
糞便が大腸内に長く留まり、水分が吸収されて硬くなり、排便が困難になった状態を何と言うか
便秘
8
便秘には(1)便秘と癌や炎症、術後の癒着などで起きる(2)便秘に分けられる
(1)機能性(2)器質性
9
機能性便秘の種類は何があるか
弛緩性便秘、直腸性便秘、痙攣性便秘
10
嚥下の過程で以下の役割を果たすのは何期か答えよ ①食物の認知 ②咀嚼、食塊形成 ③咽頭への送り込み ④咽頭閉鎖、食道への送り込み ⑤食道から胃への送り込み
①先行期②準備期③口腔期④咽頭期⑤食道期
11
唾液腺疾患は何があるか
流涎症、唾液分泌減少症、唾石症・唾液腺炎
12
食道癌(esophageal cancer) は食道粘膜に発生し,組織学的には90% 以上が(1)である。危険因子として喫煙、飲酒、熱い食べ物、食品加物など食物中の発癌物質があげられる。日本では好発部位としては(2)に発生するものが半数を占め、次いで下部食道が25% 程度を占める。
(1)扁平上皮癌(2)中部食道
13
食道裂孔ヘルニアについて次の図の型をそれぞれ答えよ
1:滑脱型 2:傍食道型
14
食道静脈瘤の治療法として何が行われるか
内視鏡的食道静脈瘤硬化療法(EIS) 内視鏡的食道静脈瘤結紮術(EVL)
15
食道癌において、粘膜内にとどまる早期癌であれば適用となる治療法は何か
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
16
腸閉塞の分類を答えよ
単純性イレウス、絞扼性イレウス、麻痺性イレウス、痙攣性イレウス
17
肝臓における2つの循環系を答えよ
大循環系(肝動脈系)、門脈系
18
門脈系は、脾蔵、膵臓、左下行結腸から血液が供給される(1)と膵臓、小腸、右上行結腸、および胃の一部から血液が供給される(2)の2枝が主要な脈管である
(1)脾静脈(2)上・下腸間膜静脈
19
肝臓の代謝機能として(1)〜(3)の名称を答えよ (1)余分なグルコースを重合し、グリコーゲンとして貯蔵貯蔵する。またアミノ酸、脂肪からもグリコーゲンを合成する (2)腸管で吸収された脂肪をリンパ管から、血中に運び、中性脂肪として脂肪組織に貯蔵する (3)消化管から吸収されたアミノ酸から、アルブミンなど種々のタンパク質を合成する。その他、血液凝固因子、酵素、生理活性物質などのタンパク質を合成する
(1)糖代謝(2)脂肪代謝(2)蛋白質代謝
20
肝細胞中のアミノ酸代謝を行う酵素により、蛋白質が代謝される過程で、(1)が生成される。蛋白質の代謝過程で生じた有害な(1)を無害な(2)に変えて、尿中に排泄するのが肝細胞の重要な働きである。
(1)アンモニア(2)尿素
21
肝臓の主な機能を答えよ
代謝機能、胆汁産生、解毒に関する機能
22
胆汁酸は肝細胞でコレステロールから生成され、生理作用として食事中の(1)吸収を助け(2)の吸収を良くする
(1)脂肪(2)脂溶性ビタミン
23
人の赤血球は生成されてから消失するまで約(1)日であり、ヘモグロビンが分解される際に(2)が生成される
(1)120(2)ビリルビン
24
肝不全の症候は何があるか答えよ
意識障害、肝性脳症、黄疸、腹水、消化管出血、肝腎症候群
25
次の図の1〜3が何か答えよ
(1)総肝管(2)胆嚢管(3)総胆管
26
次の図の1〜5が何か答えよ
1:尾部2:体部3:頭部4:副膵管5:主膵管
27
慢性肝炎,自己免疫性肝炎では(1)が増加する.肝炎初期,アルコール性肝障害では(2)が、原発性胆汁性病変では(3)が上昇する、
(1)IgG(2)IgA(3)IgM
28
肝不全になると、その代謝が落ちてしまい( )となる
高アンモニア血症
29
肝炎のうち慢性化しないのはABCどの型か
A型肝炎
30
アルコール性肝障害は、アルコールの過剰摂取で生じる可能性が大である。徐々に(1)的な過程を経て、やがて(2)に至る。
(1)不可逆(2)肝硬変
31
薬物性肝障害は、投与された薬物に対する( )に起因する肝障害であり、抗菌薬、解熱鎮痛薬、化学療法薬などは特に注意が必要である
アレルギー
32
肝硬変症とは、慢性の肝障害が進行し、正常肝細胞の炎症、破壊に伴い(1)組織によって置き換えられていくものである。慢性肝炎の終末像であり、肝炎ウィルスによるものが多く(2)型が約2割、(3)型が約5割を占める。(4)を引き起こす最大の要因である。
(1)線維(2)B(3)C(4)門脈圧亢進症
33
肝癌は、(1)性と(2)性の2つに分けられる
(1)原発(2)転移
34
胆石症は、胆嚢、胆管などの胆道内で胆汁成分が固まってできる結石であり、胆石の主成分は(1)と(2)である。胆石症に胆管炎を合併し、上腹部痛に加え、(3)、(4)を伴ったものをシャルコーの3徴と言う
(1)コレステロール(2)ビリルビン(3)発熱(4)黄疸
35
代謝には、大別すれば大きな2つの要素に分けられ、ATPの化学エネルギーを利用して、簡単な構造の化合物から複雑な構造の化合物を作る(1)と複雑な構造の化合物がより、簡単な構造の化合物にかえられる(2)に分けられる
(1)同化(2)異化
36
糖質、蛋白質、脂質は3大栄養素と言われ、燃焼すると、糖質は1gあたり(1)kcal、蛋白質は1gあたり(2)kcal、脂質は1gあたり(3)kcalの熱量を生じる
(1)4(2)4(3)9
37
タンパク質は、消化の過程でアミノ酸へと分解され、アミノ酸から何に再構築されるか
生体の構成蛋白、種々の酵素、ホルモン、免疫抗体など
38
糖質の種類において、単糖類、二糖類、多糖類の種類をそれぞれ答えよ
単:ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース) ニ:麦芽糖(マルトース)、蔗糖(スクロース)、乳頭(ラクトース) 多:グリコーゲン、澱粉、セルロース
39
糖質は、グリコーゲンとして肝臓と筋肉に貯蔵され、代謝方法として酸素を必要としない(1)と酸素を必要とする(2)の二段階でATPを産生している
(1)無酸素的解糖(2)有酸素的酸化反応
40
タンパク質(アミノ酸)は糖質と異なり、エネルギー源としての存在意義よりも、自らの構成成分として必要な蛋白質を作り出す気質としての意義が大きい。 エネルギーとして代謝された場合(1)が産生され、尿素回路またはオルニチン回路によって(2)に合成され、腎臓から排泄される
(1)アンモニア(2)尿素
41
糖尿病には、インスリン依存型の(1)とインスリン非依存型の(2)がある
(1)I型糖尿病(2)Ⅱ型糖尿病
42
初回検査で ①空腹時血糖値(1)mg/dL ②75 g OGTT 2時間値(2)mg/dL ③随時血糖値>(3)mg/dL ④HbAlc>(4)%(NGSP 値) の うちいずれかを認めた場合は糖尿病型と判定される
(1)200(2)126(3)200(4)6.5
43
糖尿病の合併症を答えよ
糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害
44
糖尿病の治療後、薬物療法は何があるか
インスリン分泌促進作用薬、インスリン抵抗性改善薬、糖吸収・排泄調節薬、インスリン療法
45
糖尿病の治療において、薬物療法以外にはどのような治療法があるか
食事療法、運動療法
46
ホルモンの分泌量を調節する最も重要な機構として( )がある
フィードバック
47
副腎皮質機能の亢進によって起こるものであり、コルチゾールの過剰状態によって引き起こされる症候群で満月様顔貌などが身体的特徴挙げられる疾患は何か
クッシング症候群
48
甲状腺機能更新症のバセドウ病で見られるメルゼブルクの三徴とは何か
びまん性甲状腺腫、頻脈、眼球突出
49
緩徐に進行した副腎皮質機能低下を何と呼ぶか
慢性副腎皮質機能低下症(アジソン病)
50
腎小体とは何か
糸球体とボーマン嚢
51
ネフロンとは何か
腎小体と尿細管
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次に示す状態(尿量)を何と言うか答えよ ①400ml/日以下 ②100ml/日以下 ③膀胱に溜まる(排尿出来ない) ④2500ml/日以上
①欠尿②無尿③尿閉④多尿
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血尿のうち ①尿1Lの中に1ml以上の血液が混入し、肉眼的に血性を呈するもの ②尿沈渣による強拡大(400倍)で各視野に5個以上赤血球が見られるもの
①肉眼的血尿②顕微鏡的血尿
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腎臓機能を測定するためには(1)を測定する事で確認できる。(1)の測定のために(2)による測定がよく行われ、慢性腎機能障害の診断は、標準サイズの人の腎機能(ml/分/1.73m^2)に変換したときの(3)が60ml/分/1.73m^2未満であることが診断基準となる
(1)糸球体濾過値(GFR)(2)クレアチニンクリアランス(Ccr)(3)eGFR
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成人ネフローゼ症候群の診断基準として 1蛋白尿(1)g/日以上を持続する。 (随時尿において尿蛋白/尿クレアチニン比が3.5g/gCr以上の場合もこれに準する). 2低アルブミン血症:血清アルブミン値(2)g/dL 以下. 血清総蛋白量(3)g/dL以下も参考になる 3. 浮種 4. 脂質異常症(高LDLコレステロール血症) が挙げられる
(1)3.5(2)3.0(3)6.0