問題一覧
1
国試第28回午前:第85問 生体の電気特性について正しいのはどれか。
β分散は組織の構造に起因する。, 脂肪の導電率は筋肉よりも低い。
2
国試第28回午前:第86問 放射線が同じ線量で生体に吸収されたとき、影響が最も大きいのはどれか。
α線
3
比国試第28回午前:第87問 熱が最も小さいのはどれか。
脂肪
4
国試第28回午後:第86問 組織の両面の温度差が 4℃ で、断面積が 10cm2、厚さが 5mm の生体組織を 1分間に通過する熱量 [J] はどれか。ただし、生体組織の熱伝導率を 5×10-3 J / (cm ・s ・℃)とする。
24
5
国試第28回午後:第87問 生体の光学特性について誤っているのはどれか。
皮膚に照射された UVc は真皮まで到達する。, ヘモグロビンは青色光よりも近赤外光をよく吸収する。
6
国試第29回午前:第88問 健常人において動脈血の酸素分圧が正常な状態であるとき、特定の末梢組織への酸素運搬量に最も影響を与えるのはどれか。
当該組織の血液量
7
国試第29回午前:第87問 生体の光特性について誤っているのはどれか。
UV A は紫外線の中で最も細胞への致死的作用が強い。
8
国試第29回午前:第86問 生体における放射線感受性を表す組織加重係数が最も大きいのはどれか。
結腸
9
国試第29回午前:第85問 生体組織の音響特性インピーダンスが、脂肪組織で1.35×106 kg/(m2・s)、筋組織で1.65×106 kg/(m2・s)とすると、脂肪組織と筋組織との境界面での超音波の反射率(音波の振幅比:%)はどれか。
10
10
国試第29回午後:第85問 生体の電気特性について誤っているのはどれか。
β分散は約GHzで生じる。
11
国試第29回午後:第86問 生体組織の力学的性質で誤っているのはどれか。
ヤング率が大きな組織ほど応力に対するひずみが大きい。
12
国試第29回午後:第87問 生体と磁気について正しいのはどれか。
MRIでは生体内の水素原子核を電磁波で共鳴させている。, 交流磁界は生体内に渦電流を発生する。
13
国試第29回午後:第88問 生体での熱の伝わり方について正しいのはどれか。
体表面での熱の放散には空気の対流が役立つ。, 皮膚組織内では対流はほとんど存在しない。, 生体内では血流による熱の移動の効果が大きい。
14
国試第30回午前:第88問 生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。
腎糸球体での物質移動 --- 拡散
15
国試第30回午後:第85問 生体組織中に照射された超音波について正しいのはどれか。
周波数が高くなるほど組織中での減衰が増加する。
16
国試第30回午後:第87問 生体組織の光学特性について誤っているのはどれか。
血液の光吸収は青色光よりも赤色光で大きい。
17
国試第31回午前:第85問 興奮性細胞の電気的特性で誤っている組合せはどれか
無髄神経 跳躍伝導
18
国試第31回午前:第86問 生物への影響を考慮した放射線量を示す単位はどれか。
Sv
19
国試第31回午前:第87問 生体内で比熱の小さい物質あるいは組織はどれか。
骨, 脂肪
20
国試第31回午前:第88問 太陽光線の生体への作用で正しいのはどれか。
UVAは真皮まで達する。, DNAは紫外域での吸収が大きい。, 血液の散乱はヘマトクリット値により変化する。
21
国試第31回午後:第85問 生体の電気特性について誤っているのはどれか。
周波数の増加とともに導電率は低下する。
22
国試第31回午後:第86問 正しいのはどれか。
血漿はほぼニュートン流体と見なせる。
23
国試第31回午後:第87問 生体における熱作用で正しいのはどれか。
体温が28°C以下になると体温調節機能が損なわれる。
24
国試第32回午前:第85問 生体の電気特性について誤っている組合せはどれか。
β分散 ――― 水分子の緩和現象
25
国試第32回午前:第86問 正しいのはどれか。 a: 皮膚は骨髄より放射線感受性が高い。 b: X線はα線より電離作用が強い。 c: X線はα線より到達深度が大きい。 d: 線量当量は組織の放射線感受性が考慮されている。 e: 照射線量の単位はBq(ベクレル)である。
c.d
26
国試第32回午前:第87問 生体の光学的特性について正しいのはどれか。
メラニンは可視光よりも紫外光をよく吸収する。, 紫外光は波長が長いほど皮膚深部に到達する。, 水は可視光よりも赤外光をよく吸収する。
27
国試第32回午後:第86問 生体の熱特性について正しいのはどれか。
体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。, 皮膚における末梢血管の拡張は体表からの熱の放散を促進させる。
28
国試第32回午後:第87問 能動輸送による物質の移動はどれか。
細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動, 尿細管におけるダルコースの移動(再吸収)
29
国試第33回午前:第85問 生体の電気特性で誤っているのはどれか。
皮下脂肪の導電率は肝臓の導電率より高い。
30
国試第33回午前:第86問 人体の熱特性について正しいのはどれか。
人体の皮膚は黒体とみなせる。, 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。, 呼吸の増加は熱放出を増す。
31
国試第33回午前:第87問 レーザの生体作用について誤っているのはどれか。
光解離作用 鎮 痛
32
国試第33回午前:第88問 浸透圧による物質移動はどれか。
組織から静脈毛細血管への間質液の移動
33
国試第33回午後:第86問 正しいのはどれか。
中性子線は陽子線より組織透過力が大きい。
34
国試第33回午後:第87問 同じ大きさの熱エネルギーが加えられたとき、温度上昇が最も大きくなるのはどれか。
脂肪
35
国試第34回午前:第85問 生体組織の受動的電気特性について正しいのはどれか。 a: 導電率は周波数とともに増加する。 b: a 分散は水分子の緩和現象に起因する。 c: 皮下脂肪の導電率は筋組織よりも高い。 d: 骨格筋は異方性を示す。 e: インピーダンスは非線形性を示す。 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
3
36
国試第34回午前:第86問 生体軟組織について誤っているのはどれか。 1: 皮膚組織は粘弾性体である。 2: 弾性線維はコラーゲンからなる。 3: ポアソン比は 0.5 程度である。 4: 弾性要素と粘性要素の直並列モデルで表せる。 5: 外力を負荷すると時間とともにひずみが増加する。
2
37
国試第34回午前:第87問 生体の磁気特性について誤っているのはどれか。 1: 生体の比透磁率は 5000 程度である。 2: 水素の原子核は磁気モーメントをもつ。 3: 神経伝導で磁界が発生する。 4: 酸素化ヘモグロビンは反磁性体である。 5: 脱酸素化ヘモグロビンは常磁性体である。
1
38
国試第34回午前:第88問 生体組織の光特性について正しいのはどれか。 1: UVC は表皮での吸収が大きい。 2: 光の波長が短いほど組織深部に浸透する。 3: メラニンは紫外光よりも赤外光をよく吸収する。 4: 血液は可視光の中で赤色光の吸収が大きい。 5: 眼底での可視光の吸収はない。
1
39
国試第34回午後:第85問 神経細胞の興奮について誤っている組合せはどれか。 1: 跳躍伝導 有髄神経の興奮伝搬 2: 静止電位 細胞内外のイオン濃度差 3: 脱分極 Na イオンの細胞内流入 4: 再分極 静止膜電位への復帰 5: 興奮持続時間 1 秒程度
5
40
国試第34回午後:第86問 筋肉の特性音響インピーダンスを 1.7 * 10^6 kg・m^-2・s^-1、血液の特性音 響インピーダンスを 1.6 * 10^6 kg・m^-2・s^-1 としたとき、筋肉と血液の境界面の超 音波の反射係数はおよそどれか。 1: 0.01 2: 0.03 3: 0.06 4: 0.08 5: 0.09
2
41
国試第35回午前:第85問 生体の電気特性について誤っているのはどれか。 1: 誘電率は周波数の上昇とともに低下する。 2: 骨格筋は脂肪組織よりも異方性が大きい。 3: 細胞膜は1μF/cm2程度の静電容量をもつ。 4: α分散はイオンの集散に起因する。 5: β分散は約20GHzで生じる。
5
42
国試第35回午前:第86問 正しいのはどれか。 a: 2000Hzの音波は超音波である。 b: 頭蓋骨を伝わる音速は約1500m/sである。 c: 音響インピーダンスは密度と音速の積である。 d: 音波は音響インピーダンスの異なる組織の境界面で反射する。 e: 骨の音響インピーダンスは筋肉より大きい。 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
5
43
国試第35回午前:第87問 放射線の単位で誤っているのはどれか。 1: 吸収線量 Gy 2: 線量当量 T 3: 照射線量 C/kg 4: 放射能 Bq 5: X線のエネルギー eV
2
44
国試第35回午前:第88問 体表面からの熱放散でないのはどれか。 1: 放射 2: 散乱 3: 伝導 4: 対流 5: 蒸散
2
45
国試第35回午後:第85問 正しいのはどれか。 a: ポアソン比は「縦ひずみ/横ひずみ」である。 b: 摩擦係数の単位はm/sである。 c: せん断ひずみとせん断応力は等しい。 d: 骨のヤング率は筋肉より大きい。 e: 粘性率の単位はPa'sである。 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
5
46
国試第35回午後:第86問 放射線感受性の最も高い組織はどれか。 1: 骨髄 2: 神経 3: 血管 4: 心筋 5: 脂肪
1
47
国試第35回午後:第87問 生体の光特性で正しいのはどれか。 1: UVAはUVCよりDNAの損傷を引き起こしやすい 2: 遠赤外線の生体作用は電離作用である 3: 水は赤外光より可視光の吸収が大きい 4: メラニンは可視光より紫外線の吸収が大きい 5: デオキシヘモグロビンは可視光より近赤外線の吸収が大きい
4
48
国試第36回午前:第85問 100Hzにおける生体組織の導電率の大小関係で正しいのはどれか。 1: 脂肪<血液<骨格筋 2: 脂肪<骨格筋<血液 3: 骨格筋<血液<肝臓 4: 骨格筋<肝臓<脂肪 5: 肝臓<血液<脂肪
2
49
組織を構成する主な線維について正しい組合せはどれか。 a: 5骨の基質アクチン b: 関節軟骨ミオシン c: 骨格筋ケラチン d: 血管の外膜コラーゲン e: 血管の中膜エラスチン 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
5
50
国試第36回午前:第87問 体表から非接触で体温を測定するときに用いるのはどれか。 1: ステファン・ボルツマンの法則 2: ランベルト・ベールの法則 3: ニュートンの法則 4: フックの法則 5: スネルの法則
1
51
国試第36回午前:第88問 生体内における物質の移動に関わる現象で正しい組合せはどれか。 a: 腎臓における水分の再吸収拡散 b: 腎糸球体での物質移動濾過 c: 肺胞から血液への酸素の移動拡散 d: 毛細血管壁から血管外への水分移動対流 e: 細胞内から細胞外へのNa+の移動浸透 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
3
52
国試第36回午前:第89問 不動態について正しいのはどれか。 a: チタン合金に形成される。 b: ステンレス鋼に形成される。 c: 酸化被膜である。 d: 形状記憶効果を示す。 e: 熱硬化性をもつ。 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
1
53
国試第36回午前:第90問 分子間力に関連するのはどれか。 a: ファンデルワールス力 b: 共有結合 c: 金属結合 d: イオン結合 e: 水素結合 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
2
54
国試第36回午後:第85問 値が上昇すると血液の粘性率が低下するのはどれか。 a: 温度 b: 電解質濃度 c: タンパク質濃度 d: ヘマトクリット値 e: 血流のせん断速度 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
2
55
生物への影響を考慮した放射線量を示す単位はどれか。 1: Bq 2: C/kg 3: Sv 4: Gy 5: eV
3