問題一覧
1
12の下位尺度ごとに10問、合計120問の質問項目から構成され、特性論的な解釈だけでなく、類型論的な評価も可能な検査で、比較的容易に実施でき、信頼性も高く、臨床や教育などの分野で用いられている。
矢田部・ギルフォード性格検査(YG性格検査)
2
教師がある児童・生徒に対して期待を持った場合、その期待の通りに結果が得られること
ピグマリオン効果
3
生徒指導の重曹的支援構造について、ピラミッドの上から答えよ。 ( )生徒指導 ( ) ( )生徒指導 →( )→( )生徒指導
困難課題対応的, 課題早期発見対応, 課題予防的, 課題未然防止教育, 発達支持的
4
日本では、学級全体の持つ雰囲気や、個性といった学級の場全体を捉えることができる( )が開発されている
学級風土質問紙
5
ワトソンが創始した、観察可能で操作可能な行動のみを対象とする心理学
行動主義心理学
6
前の学習が後に行う学習に影響を与えることをなんというか
転移
7
各教科での学習を実社会での問題発見・解決にいかしていくための強化横断的な教育
STEAM教育
8
知覚、思考、記憶等の「こころのはたらき」を情報処理の視点から研究する心理学の分野である。
認知心理学
9
十分な時間と適切な学習環境さえ与えられれば、どの児童生徒も完全に習得することができると言う学習理論
完全習得学習
10
生涯にわたって、学校やそれに準ずるような組織的・計画的な教育機関での教育と、職場での労働とを繰り返す教育の在り方を指す。生涯学習の一つの形式。
リカレント教育
11
次のマークは何か
耳マーク
12
パーカーストが試みた新しい教育方式で、一斉授業を廃し、個別学習と集団的協力学習を通じて児童の自主的学習を推進するもの
ドルトン・プラン
13
フィリップスによって提唱された集団学習法をもととする。学習者を複数の小グループに分けて話し合わせることで認知的目標と態度的目標を達成しようとする学習法。
バズ学習
14
ある人の評価が評価者自身あるいは他の誰かを評価基準としてなされてしまう傾向。評価者あるいは他の誰かが得意分野や不得意分野をもつ時に起こりやすいと言われている
対比誤差
15
それぞれなんというか (ア: イ: ウ:) ア:不注意と多動性、衝動性によって特徴づけられている。不注意とは、気が散りやすいことなどを指す。多動性とは、手足を過度に動かすことなどを指す。衝動性とは、順番を守れないことなどを指す。 イ:他者とのコミュニケーションの難しさと興味の幅の狭さ(こだわりの強さ)などにより説明される。また、感覚刺激に対する過剰・過小反応や偏食、時間・空間の見通しを持つと言った想像力の弱さなどの特徴も見られる ウ:知識の遅れはないが、読む、書く、計算するという基礎学力に関わる特定の機能に困難を示す状態のことである
ADHD, ASD, SLD
16
優しくておとなしい教師が保護者から抗議されたくない、その子から悪く思われたくない等の理由により「甘めに」生徒を評価してしまうような効果
寛大化傾向
17
米国の教育学者キルパトリックが初めて提唱したもので、児童自身が考えていることを具体化するために計画を立て、技術と経験を生かして目標を達成する学習法
プロジェクト・メソッド
18
アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士が提唱した概念である。 「人一倍敏感な子ども」を指し、感受性が豊かで、他人の気持ちによく気がつく一方、周囲の刺激に敏感で傷つきやすい子供のことを言う。5人に1人の割合で存在すると言われている。
HSC
19
人が心理的に不安定になっている状態が続くと、問題行動として反社会的行動と非社会的行動が表れてくることがある。非社会的行動に分類されるものはどれか。
ひきこもり
20
検査全体を踏まえて算出される総合的なIQである全検査IQに加えて、言語理解、知覚推理、処理速度、ワーキングメモリの4つの指標によって被験者の知的能力を多面的に把握することができる知能検査
WISC-IV
21
バーンの交流分析理論をもとに、デュセイが考案した CP.NP.A.FC.ACとい5つの自我状態を測定し、これらのバランスを分析する質問紙法である。
エゴグラム
22
2人の人物の不完全な対話で構成される欲求不満場面を絵で示し、被検査者に対話を完成させることによって、人格特性を明らかにする検査で、児童用、青年用、成人用のそれぞれに日本版があり、臨床場面で用いられている。
P-Fスタディ
23
次のマークは何か
ハート・プラスマーク
24
次の適応機制はなにか 自分の行動や失敗を正当化するように理屈づけを行うこと
反動形成
25
キャリア教育で育成すべき「基礎的・汎用的能力」は 「人間関係・社会形成能力」 「自己理解・自己管理能力」 「課題対応能力」 「キャリアプランニング能力」 の4つで構成されている
◯
26
モレノが考案したテストで、「誰の隣に座りたいですか」「誰と一緒のグループになりたくないですか」というように、ある想定した場面で、集団の構成員の中で自分が好意を持つ人と拒否したい人の名前をあげさせる
ソシオメトリック・テスト
27
子供の対人関係を円滑に育むために、学校現場においても( ア )を行うことの重要性が指摘される。一般的な進め方としては、「教示→モデリング→リハーサル→フィードバック→般化→アセスメント」と言う一連の流れで行う。 ( イ )は、集団内の人間関係づくりに効果的な心理教育の一技法として開発され、学校教育の中で広く普及している。ファシリテーターは、学級の状況を踏まえて適切なエクササイズを実施する。 ( ウ )学習は、スキナーによって考案された教授法で、学習のオペラんと条件付けの処理論及び技法がもととなっており、最終的な目標行動に向かって、系列的に( ウ )を組み、強化随伴性を調整していくものである
ア:ソーシャル・スキル教育 イ:構成的グループ・エンカウンター ウ:プログラム
28
児童虐待に当たる行為の事例と、該当する虐待の組み合わせとして正しいモノはどれか A: 子供を言葉により脅す、無視する、兄弟間で差別的な扱いをする B: 子供を殴る、蹴る、たたく、投げ落とす、激しく揺さぶる C:子供をポルノグラフィの被写体にする D:子どもの目の前で、親がその配偶者に暴力を振るう E:子供を家に閉じ込める、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する
A:心理的虐待 B:身体的虐待 C:性的虐待 D:心理的虐待 E:ネグレクト
29
ドイツの教育学者ペーターゼンは、子どもたちを異年齢の「根幹グループ(ファミリー・グループ)」に分けてクラスを編成し、子どもたち一人ひとりを尊重しながら自律と共生を育てることを重視。生徒の自主性を重んじ、合科授業と集団作業を実践。
イエナ・プラン
30
知能検査の結果からは高い知能が想定されるものの、学力テストを行うと想定以上に低い得点しか得られない場合、そのような学習者は( )と呼ばれる
学業不振児
31
コスタとマクレーの作成した( )はパーソナリティ特性の5因子を測定する質問紙法の検査である
NEO-PI-R
32
左右対称のインクのしみの図版10枚を1枚ずつ提示し、何に見えるかを問い、その反応を分析して、人格を多面的に診断する検査で、代表的な投影法の心理検査として用いられている
ロールシャッハ・テスト
33
次のマークは何か
聴覚障害者標識
34
ヘルバルトの四段階教授法を発展させ、反復学習を重視する単元学習
モリソン・プラン
35
日常生活における役割を交換するなどして、それぞれの視点・立場から、その状況においてその人物はどのような発言をするか、どのような行為をするかを考えさせて、演技をさせるものである
ロール・プレイング
36
プログラム学習の提唱者は
スキナー
37
心理検査、問題行動の分析や指導方法等の提案、児童生徒や保護者に対する心理相談等のほか、法教育に関する出張授業も行なっている
法務少年支援センター
38
人間の自己実現、主体性などの肯定的な心の側面を強調する心理学。マズローの欲求階層説、自己実現理論に代表される。
人間性心理学
39
このマークは何か
ヘルプマーク
40
次のマークは何か
身体障害者標識
41
乳児期に頭を支えて仰向けに寝かせ、急に頭の支えを外すと、両腕を胸の前へ突き出して広げ、何かにしがみつくような動作をすること
モロー反射
42
被検査者に一定の時間で隣り合う二つの1桁の数字を連続加算する作業をさせ、その結果から得られる作業曲線を評価し性格の特徴を判定する検査で、人材の採用や適正配置などに用いられている
内田・クレペリン精神検査
43
個人の学習状況等の履歴をデジタル化した記録のこと
スタディ・ログ
44
被験者に人物を含んだ多義的な絵を見せてその絵に関する物語を想像させ、その内容を分析して、人格特性や内的状態を診断する検査で、精神医学の診断方法としてだけでなく、犯罪学、産業心理学などの分野にまでも用いられている。
TAT
45
人的にコントロールされた環境(実験室内等)で独立変数を操作し、それに伴う従属変数の変化を観察・記述する方法(実験法)を用いる心理学である。
実験心理学
46
集団を発表する側の子どもと、聞く側の子どもの二つに分け、発表する側は、同時にいくつかのグループが発表し、聞く側は、自分の興味に応じて、自由に会場内を動いて発表を聞くことができるものであり、一定の時間を決め、発表する側と聞く側が入れ替わるものである。
ポスターセッション
47
新たに整備された1人1台PCなどの機器等の活用について、先進的な実践事例等の情報発信を文部科学省のWebサイトで行っている。このWebサイト名をなんというか
StuDX Style
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自己主張が次第に強まり、「自分でする。自分でできる」と主張する時期は( )と呼ばれ、( )歳頃によくみられ、自我の健全な発達にとっては望ましいことである。
第一次反抗期, 2〜3
49
相手を説得すれば説得するほど、かえって相手の強い抵抗や反感を招いたりする現象。
ブーメラン効果
50
最終的な評価結果だけを意識してしまい、そこから逆算して個々の項目の評価を辻褄合わせしてしまう傾向
逆算化傾向
51
他者がある側面で望ましいもしくは望ましくない特徴を持っていると、その評価を当該人物に対する全体的評価にまで広げてしまうこと
ハロー効果
52
ITやICTなどをはじめとしたテクノロジーを用いて教育産業の新たな形を生み出そうとする試みや、関連する事業やツールなどの総称
EdTech
53
次の適応機制はなにか 自己が許容することができない自己の欲求や感情を、他者の中に移し替え、責を他者に帰することである
同一化
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経済協力開発機構(OECD)2019年5月に発表した"Learning Compass 2030" において実現を目指していくとするものはなにか
Well-being
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文部科学省よって開発された。 生徒がデジタル端末を使い、オンライン上で学びを進められるように開発された教育システムのことです。 搭載された国や地方自治体などが作成した試験問題を活用し、単元(授業)の学習内容を確認するための問題として活用したり、定期テスト等に活用したりする事例もあります。
MEXCBT
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要素主義を否定し、意識を全体的なものとして捉えた心理学。 1912年に、ヴェルトハイマーが仮現運動の研究を行い、この考えを科学的に実証した。 この概念は、知覚のみならず、記憶、思考、要求と行動、集団特性など、広く心的過程一般に適用された
ゲシュタルト心理学
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米国の進歩主義教育家ウォッシュバーンは、「共通な必修科目」では単位を完全に習得して次の単位に進むという完全習熟学習法(個別化教授)をとる。集団的な創作活動も重視
ウィネトカ・プラン
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次のマークは何か
オスメイトマーク
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令和4月12日に示された「生徒指導提要」では、「児童の権利に関する条約」に留意するように記載されている。 この条約の4つの原則として適切でないものはどれか。
気候変動に具体的な対策を講じる義務