PAS1918は、TPMに関する国際規格である

自然劣化とは、設備を正しく使用していても時間とともに物理的に変化し、初期の性能が低下してしまうことをいう

改良保全は予防保全の中に含まれない

チョコ停、空転ロスは、人の効率化を阻害する5大ロスに分類される

人の効率化を阻害するロスの1つとして、自動化置換えロスがある

チョコ停と故障は、本質的には異なるものである

TPMの評価指標であるPQCDSMEでMとはメンテナンスのことである

寿命特性曲線における初期故障期間では、時間の経過とともに故障率は増加する

設備総合効率を算出するときに、生産開始の慣らし運転は負荷時間に含まれる

設備を新設・改造するときに反映させる既存・類似設備の保存データや情報をMP情報という

速度稼働率×正味稼働率は、（基準サイクルタイム×加工数量）/稼働時間×100と同義である

TPMは生産部門の活動であり、管理間接部門は生産部門のTPM活動を支援することに専念する

故障強度率は、故障停止時間の合計/負荷時間の合計×100で表される

強制劣化を排除して設備の劣化速度を遅くすれば、MTBFは短くなる

TBM (時間基準保全)は、 は、設備診断技術によって設備の劣 化状態を観測もしくは予知して、保全タイミングや方法を 決定する方式をいう。

負荷時間とは、1日 1日(または月間)の操業時間から、生産 計画上の休止時間、計画保全の休止時間、日常管理上の朝 礼などの休止時間を差し引いた時問である。

設備の負荷時間が200 時間、 故障停止回数が12回、 故障 停止時間の合計20時間の場合、 故障強度率は6%である。

正味稼動率により、単位時間内において一定スピードで稼動しているかを確認できる。

設備は自主保全活動における基本条件を整え、使用条件を遵守していれば劣化することはない

初期管理活動には、設備面と製品面の2つ活動がある。

アベイラビリティとは、事後保全に要する時間の平均値のことである。

設備総合効率は、時間稼動率、 正味稼動率、良品率の相乗積で表す。

基準サイクルタイムを、過去の最高スピードで設定した。

保全目標を達成するための維持活動として、 正常運転、予防保全 (日常保全·定期保全·予知保全)、事後保全の3つがあげられる。

設備の負荷時間が200 時間、故障停止回数が12 回、故障停止時間の合計20時間の場合、 故障度数率は10%である。

故障などの停止口スは、性能稼動率に影響する。

生産される製品の需要が減少すれば、プラントを一時的にせよ休止しなければならない場合もある。このときのロスを非定常時口スという。

保全目標を達成するための改善活動には、 予防保全、改良保全、保全予防の保全方式が含まれる。

時間稼動率を上げるため、故障などの停止ロス対策を行った

技能が不足しているために見逃してしまう欠陥は、心理的潜在欠陥である。

自然劣化は運転部門、 強制劣化は保全部門がそれぞれ担当したほうが、故障低減を進めるのに効果的である。

保全予防(MP) の究極の目的は、 保全不要の設備づくりである。

管理ロスとは、 材料待ち·台車待ち·エ具待ち·指示待ち.故障修理待ちなど、 管理上発生する手待ちロスをいう。

MTTF とは、故障から次の故障までの動作時間の平均値である。

TPM の8本柱の1つである初期管理は設備に対する活動であり、製品に対する活動ではない。

正味稼動率を見ることによって、チョコ停や日報に現れない小トラブルによるロスを把握することができる。

設備診断技術によって設備の劣化状態を観測もしくは予知して、保全タイミングや方法を決定する方式をTBM(時間 基準保全)という。

設備の総合的効率化とは、生産に必要なインプットを最小にして、最大のアウトプットを得ることである。

生産活動におけるロスは、操業度を阻害するロス、設備効率化を阻害するロス、人の効率化を阻害するロス、原単位の効率化を阻害するロスの4つに分けられる。

設備総合効率における速度稼動率とはスピードの差を意味し、設備が本来もっている能力に対して実際のスピードの比率をいう。

設備は動いていても、つくられる製品すべてが不良になってしまう故障は、機能停止型故障である

ポンプ·配管類の微少リークによる出力低下などは、機能低下型故障である

設備の機能が失われてから、 もしくは低下してから補修や交換しても影響が小さく、 経済的にも有利な場合に採用する保全方式を計画的事後保全という。

総合能率は(標準工数 ×出来高)/負荷工数で表される

段取ロスは、 人の効率化を害するロスの1つである

寿命特性曲線における摩耗故障期は、上昇する故障率を下げることができない

故障モードとして、チョコ停がある。

日常保全、定期保全、改良保全のうち、予防保全に含まれないのは改良保全である。

設備の設計スピードに対して、実際に動いているスピードとの差から生じるロスを動作ロスという。

段取り·調整作業、 刃具交換作業などにおけるスキル差によって発生する工数のロスは動作口スである。