問題一覧
1
疾患と原因・病理学的変化の組み合わせ Parkinson病ー脱髄は、正しい。
No
2
神経筋接合部における神経伝達物質はどれか
アセチルコリン
3
重症筋無力症について正しいのはどれか。ふたつ選べ
症状の日内変動がある, 眼瞼下垂がみられる
4
Parkinson病で主に見られる徴候はどれか。ふたつ選べ
突進現象, 歯車様固縮
5
60歳男性。50歳で筋萎縮性側索硬化症を発症し自宅療養中である。下を含めた全身に筋萎縮があり、上肢筋の萎縮は高度である。Danielsらの徒手筋力テストで肘股膝関節周囲筋3ー4、他は頚部・体幹を含め2、起き上がり動作と歩行とに介助を必要としている。自宅内での適切な移動方法はどれか
標準型車椅子での移動
6
すくみ足現象がみららるParkinson病患者の歩行練習を理学療法士の近位見守り下で実施した。この時の練習法で適切でないのはどれか
歩隔を狭めた歩行
7
疾患と病理学的変化の組み合わせ 筋萎縮性側索硬化症ー脊髄後索の変性
NO
8
56歳女性。10年前に多発性硬化症と診断され、3回の入院歴がある。1年前からベット上で生活している。1週間前から飲み込みの悪さ。左下肢の脱力感およびしびれの増強を感じるようになった。夕方になると軽度の発熱がある。2週に1度の在宅理学療法で訪問した際に優先すべきことはどれか
現状を把握し主治医に連絡する
9
脊髄小脳変性症に比べて多発性硬化症に特徴的なのはどれか
有痛性痙攣
10
筋萎縮性側索硬化症患者の球症状に対するプログラムとして適切でないのはどれか
舌筋の抵抗運動
11
47歳女性。多発性硬化症。30歳で発症し、寛解と増悪を繰り返していた。1週間前に視力低下と小脳症状が出現し、入院となった。視神経と右小脳半球の脱髄を認める。過回内テストで図の様な動きが観察された。この患者にみられる初見はどれか
測定異常
12
多発性硬化症について正しいのはどれか
女性に多い
13
再熱を繰り返してる多発性硬化症患者においてステロイドパルス療法後に介助での座位が可能となり理学療法が開始された。適切なのはどれか
座位バランスの安定化を促す
14
Parkinson病で認められるのはどれか。ふたつ選べ
前傾姿勢, 突進歩行
15
Parkinson病でみられないのはどれか
運動失調
16
病態と治療薬の組み合わせ 重症筋無力症ー抗コリン薬は正しい?
No
17
球麻痺から発症した筋萎縮性側索硬化症で歩行が可能な患者への対応で正しいのはどれか
胸郭のストレッチ指導をする
18
呼吸機能が低下してきた筋萎縮性側索硬化症患者に対する呼吸理学療法で適切なのはどれか
胸郭のストレッチ
19
筋萎縮性側索硬化症で生じにくい症状はどれか
眼球運動障害
20
50歳男性。多発性硬化症の再燃で入院治療中。四肢の痙性麻痺と運動失調とがみられる。立位保持は可能だがRomberg徴候は陽性。神経症状が安定したため理学療法が開始された。この患者への理学療法で適切なのはどれか
筋のストレッチングを行う
21
疾患と病理学的変化の組み合わせで正しいものはどれか
多発性硬化症ー中枢神経の脱髄
22
Parkinson病のHoehn&Yahrの重症度分類ステージで適切なのはどれか
ステージIVでは日常生活に制限があり転倒しやすい
23
疾患と頻度の多い症候群の組み合わせ 筋萎縮性側索硬化症ー静止時振戦
NO
24
60歳男性。3年前に振戦で発症し2年前から左足と左手の振戦を認めている。最近、前かがみが強くなり、腹部が締め付けられるような感覚を生じることがある。独歩は可能。事務仕事をしている。外来時の指導で適切なのはどれか
肩甲帯と体幹を大きく動かす運動
25
Parkinson病の症状、徴候について正しいのはどれか
Myerson徴候
26
Parkinson病のすくみ足を改善させる方法はどれか
床に引かれた横線をまたぐ
27
Parkinson病に対する包括的な評価指標であるUPDRSの評価項目でないのはどれか
感覚
28
球麻痺を伴う筋萎縮性側索硬化症患者とその家族への在宅指導で適切でないものは
自己導尿
29
75歳女性。Parkinson病。Hoehn&Yahrの重症度分類ステージIV。歩行時に小刻み歩行、突進現象、すくみ足が出現する。歩行練習として適切なのはどれか
広いところで歩く
30
多発性硬化症についてただしいのはどれか
再発と寛解を繰り返す
31
多発性硬化症において頭部を前屈すると項部から下肢まで電撃通が放散する徴候はどれか
Lhermitte徴候
32
重症筋無力症で正しいのはどれか
適用に注意して運動は斬増負荷とする
33
56歳女性。三年前に右手の振戦で発症したParkinson病患者。数ヶ月前から前傾姿勢を認めるようになった。事務員として仕事をしている。理学療法として優先されるのはどれか
体幹筋のストレッチ訓練
34
Parkinson病のYahrの重症度分類ステージⅤにおける運動療法で適切なのはどれか。ふたつ選べ
呼吸訓練, 嚥下訓練
35
68歳男性。5年前に左手の振戦によって発症したParkinson病患者。1か月前に風をこじらせ、肺炎を併発したため入院した。歩行障害は3年前から出現し徐々に侵攻したが、転倒しながらもなんとか自力で歩行していた。理学療法が開始され立位保持をさせた所図のような姿勢が見られた。この患者にみられるのはどれか
膝関節伸展筋力はMMT3以上である
36
60歳男性。6年前にParkinson病と診断され、ヤールの重症度分類ステージⅢである。歩行訓練で正しいのはどれか。ふたつ選べ
②, ④
37
筋萎縮性側索硬化症の進行により非侵襲的陽圧換気「NPPV」療法を適応すべき数値はどれか
PaCO2:60mmHg
38
50歳男性。Parkinson病。4年前から右足のふるえが出現し、抗Parkinson病薬を服用している。ADLら自立し、家事を行うことはできているが、作業に時間がかかるようになった。最近下り坂の途中で足を止めることができず、前方へ転倒するようになったという。Hoehn&Yahrの重症度分類のステージはどれか
Ⅲ
39
重症筋無力症について正しいのは
自己免疫疾患である
40
筋萎縮性側索硬化症に見られるのはどれか
繊維束攣縮
41
症候とその説明の組み合わせで正しいのはどれか。ふたつ選べ
Lasegue徴候ー腰椎椎間板ヘルニアで陽性になる, Lhermitte徴候ー頚部の前屈により背部中央に痛みが現れる
42
疾患と病理学的変化で正しいのはどれか
多発性硬化症ー脱髄
43
55歳女性。8年前に多発性硬化症と診断された。再発や寛解を繰り返し、2回の入院歴がある。現在の症状が落ち着いており、訪問理学療法で屋外歩行練習が実施されている。その際、理学療法士は運動強度を軽度から中等度とし、且つ外気温の高い時間帯を避けて実施するなどに留意している。その理由として関係するのはどれか
Uhthoff徴候
44
Parkinson病に対する包括的な評価指標であるUPDRSの説明で正しいのはどれか
状態の良い時間帯と悪い時間帯で評価する
45
重症筋無力症を合併しる事が多いのはどれか
胸腺腫
46
48歳女性。2年前に多発性硬化症と診断された。これまでの日常生活は概ね自立していたが1週間前からの視力低下、両側下肢の脱力が増加し入院となった。薬物治療後に理学療法が開始されたが、視力の低下および軽度のしびれが残存している。この時点の深部感覚障害の程度を適切に検査できるのはどれか
運動覚試験
47
Parkinson病に対するUPDRSを用いた理学療法の評価の説明で正しいのはどれか
着衣はon時とoff時に分けて評価する
48
Parkinson病患者では、すくみ足の症状なあっても床の上の横棒をまたぐことは円滑にできる。この現象と同じ機序を利用した訓練法はどれか
リズム音に合わせた歩行訓練
49
68歳男性。5年前にParkinson病と診断された。現在、両手に安静時振戦、両上下肢に中等度の筋強剛を認める。「最近、歩いている時に足が出にくく、バランスを崩して転びそうになることが増えてきた」との訴えがある。日常生活は自立しているが、屋外歩行時には転倒への不安があるため外出を控えている。この患者のHoehn&Yahrの重症度分類ステージはどれか
Ⅲ
50
多発性硬化症についてただしいのはどれか。ふたつ選べ
脱髄病変がみられる, 視力低下が出現する頻度が高い
51
自宅でバランス練習を行うことになった。適切な練習を選べ
②
52
重症筋無力症で正しいのはどれか
感染はクリーゼの誘発因子である
53
55歳男性。筋萎縮性側索硬化症。1年前から通勤時に右足がつまずくようになった。最近は意識して膝を挙げて歩行している。腰椎MRIでは病的所見はなく針筋電図初見では両側の前脛骨筋に右側優位の神経原生変化を認めた。適切な対応はどれか
右側プラスチック短下肢装具を装着する
54
62歳男性。Parkinson病。起立と歩行はかのうであるが歩行中の方向転換時には不安定となり転倒しそうになる。姿勢反射障害もみられる。独居で日常生活はほぼ自立しているが、通院には介助が必要である。この患者のHoehn&Yahrの重症度分類ステージはどれか
Ⅲ
55
70歳男性。Parkinson病。ヤールの10勝度分類ステージIV。椅子からの立ち上がり動作が図のようになり、上手にできないことが多い。立ち上がりの動作の訓練として適切なのはどれな。ふたつ選べ
体幹を前屈させてお辞儀にするようにする, 両上肢を前方へ出すようにする
56
Parkinson病について正しいのはどれか
孤発性症例よりも多い
57
Parkinson病患者で早期に困難となる動作はどれか。ただしいずれの動作も上肢での代償はないものとする
寝返り
58
67歳男性。Parkinson病。発症後5年経過。Hoehn&Yahrの重症度分類ステージⅢ。四肢の中等度の筋強剛を認めるが、筋力や関節可動域に明らかな問題はない。歩行場面では、開始場面では、開始後しばらくして小刻み歩行で小走りとなり、会話しながらだとそれが顕著になる。腰掛けるために椅子に近づくとすくみ足が見られる。この患者の歩行障害への対応で適切なのはどれか
リズミカルな繰り返しの聴覚刺激を用いて歩く
59
痙縮が出現するのはどれか
急性灰白髄炎(ポリオ)
60
45歳男性。半年前から左上肢遠位部の脱力、3ヶ月前から左上肢の筋萎縮と右上肢の脱力、更に最近歩行障害と構音障害を認めるようになり、神経内科で筋萎縮性側索硬化症と診断された。現時点で認められる可能性が高いのはどれか
Hohhmann反射陽性
61
筋萎縮性側索硬化症患者で安臥位時のPaO2が60Tortであった。呼吸理学療法で適切なのはどれか
頚部筋リラクセーション
62
重症筋無力症のクリーゼについて誤っているのはどれか
閉鎖性換気障害をきたす
63
Parkinson病の評価で適切なのはどれか
Westphal現象
64
感覚障害を合併するのはどれか。ふたつ選べ
多発性硬化症, 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー
65
37歳女性。5年前に多発性硬化症と診断。発症当初は再発寛解型であったが、2年前に二次進行型に移行し右痙性片麻痺がある。2週間前から右内反尖足位の痙縮が増悪し、MASで段階2である。右足の痙縮に対する治療で適切なのはどれか
電気刺激療法
66
45歳男性。筋萎縮性側索硬化症。発症から1年経過している。ADLは自立しているが主に下肢筋力低下、バランス不良および鶏歩が見られる。理学療法で適切なのはどれか
プラスチックAFOを装着した歩行練習
67
Parkinson病で誤っているのはどれか
運動症状は一定の周期で変動する
68
神経筋接合部の神経伝達物質はどれか
アセチルコリン