問題一覧
1
脊髄は末梢神経である。
✕
2
防衛制御不能水準の防衛機制は精神病性障害では現れない。
✕
3
ユーモア、昇華、 愛他主義は、 高度な適応水準の防衛機制である。
〇
4
正常と異常を区別するうえで参考になる概念は、平均水準の考え方、 価値基準の考え方 疾病概念の3つである。
〇
5
社会的に多くの人がとる行動から逸脱するか、多くの人の共通する 価値基準から逸脱するものを精神障害という。
✕
6
神経組織は、神経の興奮を伝導する神経細胞と、神経細胞を支持する 神経膠細胞からなる。
〇
7
末梢神経系には体性神経系(運動神経・感覚神経)と自律神経系がある。
〇
8
こころを理解する方法論として、生物的レベルのアプローチとし 心理的レベルのアプローチの2つがある。
✕
9
神経系は中枢神経系と末梢神経系の2部に分かれる。
〇
10
前頭葉は意欲や意志に関与している。
〇
11
気分の障害には、抑うつ気分と躁気分がある。
〇
12
せん妄は意識障害である。
〇
13
大脳の損傷部位ごとに決まって生じる症状を、大脳(巣)症状という。
〇
14
抗精神病薬の副作用に悪性症候群がある。
〇
15
神経衰弱状態は、幻覚と妄想が混在した状態である。
✕
16
精神科疾患を器質性精神障害と、それ以外の精神科疾患とに区別することは有用である。
〇
17
主観的な体験を直接比較することは困難である。
〇
18
妄想は思考の障害である。
〇
19
恐怖は、対象がはっきりしない状況のまま生じ、持続する。
✕
20
幻聴は知覚の障害である。
〇
21
血管性認知症の原因は、脳の動脈が血栓・塞栓によって閉塞することが原因である。
〇
22
治療薬のステロイドで精神症状が出現することがある。
〇
23
意識が消失すると同時に強直発作が数秒~十数秒間出現し、引き続いて間代発作が数十秒間持続し、最後は筋が弛緩し終了する発作を、てんかんの大発作という。
〇
24
前頭側頭型認知症では、性格変化が生じる。
〇
25
認知症の症状のうち、うつや不安、発動性低下、せん妄、幻覚妄想などの随伴的な精神症状、あるいは徘徊、食行動異常、暴言や暴力などの異常行動を、中核症状という。
✕
26
甲状腺機能低下症では、うつ病の症状が生じる。
〇
27
てんかんの診断は、CTやMRIなどの脳の画像診断で行う。
✕
28
認知症は治らない。
✕
29
ビタミン不足で精神症状が出現することがある。
〇
30
アルツハイマー型認知症の原因は、大脳皮質の脳神経細胞内にリン酸化されたタウたんぱくが蓄積し、脳神経細胞が徐々に死んでいくことが原因である。
〇
31
統合失調症は男性に多い。
✕
32
薬物療法は、統合失調症の唯一の治療法である。
✕
33
幻覚妄想は陽性症状である。
〇
34
統合失調症の発症初期には陽性症状が主体で、陰性症状は陽性症状がやや治まってから明らかになる。
〇
35
統合失調症の原因は解明されている。
✕
36
統合失調症の発症はしばしば、進学や就職など、ライフイベントをきっかけに明らかになる。
〇
37
患者に対する家族の否定的な感情は、患者の再発の危険を高める。
〇
38
統合失調症の診断基準には当てはまらないが、統合失調症に似た症状を呈する精神障害がある。
〇
39
統合失調症の経過は回復することなく、ほとんどが重い生活障害がみられる状態に移行する。
✕
40
統合失調症では、自分のことを批判する声が聞こえる。
〇
41
双極性障害でみられる妄想は、誇大妄想である。
〇
42
うつ病は自殺の危険がある。
〇
43
うつ病の治療は抗うつ薬による薬物療法が唯一の治療法である。
✕
44
うつ病の食欲低下は味覚低下を伴う。
〇
45
月経周期に一致して気分や情動の変動が生じる障害がある。
〇
46
気分障害の原因は解明されている。
✕
47
日照時間が短くなる冬季に繰り返しうつ病を呈する障害がある。
〇
48
双極性障害の治療は、薬物療法が中心である。
〇
49
うつ病になりやすい性格は、几帳面で責任感の強い、他人の依頼を断れない性格である。
〇
50
うつ病でみられる妄想は、被害妄想、物取られ妄想が多い。
✕
51
神経症性障害では、自分が病気であるという病識をもっていない。
✕
52
霊や狐に取りつかれたように発言、行動する憑依現象は、解離性昏迷でみられる。
〇
53
パニック症では、動悸、息苦しさ、発汗などの症状がみられる。
〇
54
神経症性障害の発症は、心理的なものや性格的なものが原因であり、生物学的なものは原因とならない。
✕
55
全般性不安症の不安は、具体的な対象がある。
✕
56
疼痛性障害では、心理的要因、社会的要因が痛みの発現に関与していることが多い。
〇
57
強迫症の強迫行為は、その行為がばかばかしいものだと本人は自覚できていない。
✕
58
適応障害の症状は、ストレス要因が解消された場合には通常6か月以内に消失する。
〇
59
PTSD(心的外傷後ストレス障害)ではフラッシュバックがみられる。
〇
60
精神的ストレスが原因で、胃十二指腸潰瘍、気管支喘息、じん麻疹などの身体疾患が生じることがある。
〇
61
演技性パーソナリティ障害の患者の周囲は、次第に本人を相手にしなくなる。
〇
62
ギャンブラーズ・アノニマスは病的賭博の回復のための自助組織である。
〇
63
反社会性パーソナリティ障害は、15歳以前にすでに反社会的行動が現れる。
〇
64
社会から孤立しひきこもるタイプのパーソナリティ障害はC群に分類される。
✕
65
手術や侵襲的な検査が必要となる愁訴、苦痛の訴えを意図的に繰り返し、身体的には正常にもかかわらず数回の手術を受けてしまう症候群を、ミュンヒハウゼン症候群という。
〇
66
性同一性障害の治療は、できるだけ早期に性別適合手術を行うことが望ましい。
✕
67
パーソナリティ障害への対応に消極的な精神科医が多い。
〇
68
パーソナリティ障害の著しく偏った気質や性格は、生涯持続する。
〇
69
行動の障害、行動の異常は、しばしば犯罪として明らかになる。
〇
70
境界性パーソナリティ障害では、頻回に繰り返す手首切傷や大量服薬などの自傷行為がみられる。
〇
71
経頭蓋磁気刺激療法は、主に統合失調症に対して用いられる。
✕
72
電気けいれん療法は、有効かつ治療効果が現れるのが早いが、他の治療法で効果があがらなかった症例に対して行われる。
〇
73
抗精神病薬の副作用に錐体外路症状がある。
〇
74
支持的精神療法は精神療法の基本である。
〇
75
認知行動療法は洞察的精神療法である。
✕
76
精神科薬物療法を開始する際に、十分な情報を聴取し、長期的かつ広い視野をもった目標を設定し、十分な説明を行い十分な理解を得ることが必要である。
〇
77
芸術療法は表現的精神療法である。
〇
78
抗精神病薬は主に統合失調症の治療に使用される。
〇
79
抗うつ薬は、パニック症、強迫症、社交不安症などの適応がある。
〇
80
抗不安薬は、連用後の急な中止により退薬症状が出現しやすい。
〇
81
わが国の診療報酬制度には、精神科外来に通院する患者の自己負担金の上限を1割をとする自立支援医療制度がある。
〇
82
わが国の精神病床の平均在院日数の推移は、ほとんど変化がない。
✕
83
世界の一般国民は、生涯に約50%程度が何らかの精神疾患に罹患する。
✕
84
わが国の入院患者数には大きな変化はないが、外来患者数は増加している。
〇
85
わが国の人口1000人当たりの精神科ベッド数は、他の先進諸国に比べ多い。
〇
86
精神保健福祉士の役割は、チーム医療のリーダーシップ役になることである。
✕
87
わが国の精神科専門治療病棟である、児童・思春期病棟や身体合併症病棟の数は、十分とはいえない。
〇
88
わが国の入院患者、外来患者ともに、最も多い患者は統合失調症である。
✕
89
外来診療において提供される治療は、主として精神療法と薬物療法である。
〇
90
精神科外来では初診時に診断が確定する。
✕
91
精神障害者に対する精神科病院への移送は、民間事業者に委託されている。
✕
92
精神科救急医療は、地域格差が大きい。
〇
93
身体的拘束は、他の患者との人間関係を著しく損なうおそれがある等、その言動が患者の病状の経過や予後に著しく悪影響を及ぼす場合に行う。
✕
94
精神科医療における隔離とは、12時間を超えるものをいう。
〇
95
非自発性入院である医療保護入院には、精神保健指定医の診察は必要だが、家族等の同意は不要である。
✕
96
隔離によって症状緩和につながる患者は多い。
〇
97
医療保護入院の入院の長期化を抑え、早期退院を進めるための仕組みがある。
〇
98
緊急の場合や医療行為に伴う危険性が少なくごくまれにしか生じない場合は、インフォームドコンセントは免責される。
〇
99
身体の状態が重篤である場合は、精神科治療における入院の適応ではない。
〇
100
「入院医療中心から地域生活中心へ」という施策を推し進めるためには、精神科救急医療の存在が不可欠である。
〇