問題一覧
1
すくみ足現象がみられるParkinson病患者の歩行練習を理学療法士の近位見守り下で実施した。 このときの練習法で適切でないのはどれか。
歩隔を狭めた歩行
2
70歳の男性。パーキンソン病。ヤールの重症度分類ステージⅣ。椅子からの立ち上がり動作が図のようになり、上手にできないことが多い。立ち上がり動作の訓練として適切なのはどれか。2つ選べ。
体幹を前屈させてお辞儀をするようにする。, 両上肢を前方へ出すようにする。
3
45歳の女性。脊髄小脳変性症。ADLは自立している。独歩は可能で、会社へは電車で通勤している。最近ふらつきが多くなり、時に転倒することがあるという。 この患者に指導する内容として適切なのはどれか。
下肢のスクワット訓練
4
脊髄後索の損傷によって生じるのはどれか。2つ選べ。
位置覚障害, 振動覚障害
5
60歳の男性。6年前にパーキンソン病と診断され、ヤールの重症度分類ステージⅢである。歩行訓練で正しいのはどれか。2つ選べ。
2, 4
6
60歳の女性。脊髄小脳変性症。四肢体幹の運動失調で座位保持が困難であったが、2週間の座位保持練習を行い、端座位は上肢で支持しなくても保持できるようになった。今後行うバランス能力改善の運動療法として最も適切なのはどれか。
3
7
Parkinson病のYahrの重症度分類ステージVにおける運動療法で適切なのはどれか。2つ選べ。
呼吸訓練, 嚥下訓練
8
60歳の男性。10年前にParkinson病と診断された。日常生活は自立している。 すくみ足のため自宅で頻回に転倒するようになった。 この患者に対する指導で適切なのはどれか。
自宅での手すり設置の場所を指導する。
9
56歳の女性。3年前に右手の振戦で発症したParkinson病患者。数か月前から前傾姿勢を認めるようになった。事務員として仕事をしている。 理学療法として優先されるのはどれか。
体幹筋のストレッチ訓練
10
パーキンソン病で誤っているのはどれか。
企図振戦, 病的反射
11
Parkinson病でみられないのはどれか。
運動失調
12
Brown-Sequard 症候群で損傷髄節よりも下位の反対側に現れる症状はどれか。2つ選べ。
痛覚障害 , 温度覚障害
13
Parkinson病について正しいのはどれか。
孤発性症例が家族性症例より多い。
14
脊髄小脳変性症患者で、運動範囲が小さく動作が緩慢な状態に対する運動療法として適切なのはどれか。
外的リズム刺激による歩行練習
15
75歳の女性。パーキンソン病。Hoehn &Yahrの重症度分類ステージⅣ。歩行時に小刻み歩行、突進現象、すくみ足が出現する。 歩行練習として適切なのはどれか。
広いところで歩く。
16
Parkinson病患者では、すくみ足の症状があっても、床の上の横棒をまたぐことは円滑にできる。 この現象と同じ機序を利用した訓練法はどれか。
リズム音に合わせた歩行訓練
17
58歳の男性。パーキンソン病でヤールの重症度分類はステージⅢ。運動に対する意欲は強い。運動療法で適切でないのはどれか。
歩行率を高めた歩行練習
18
Parkinson病で認められるのはどれか。2つ選べ。
突進歩行, 前傾姿勢
19
60歳の男性。Parkinson病。3年前に右手の振戦で発症し、2年前から左足と左手の振戦を認めている。最近、前かがみが強くなり、腹部が締めつけられるような感覚を生じることがある。独歩は可能。事務仕事を継続している。 外来時の指導で適切なのはどれか
肩甲帯と体幹を大きく動かす運動
20
パーキンソン病で正しいのはどれか。2つ選べ。
初期症状は一側性に出現する, 立ち直り反応が低下する
21
50歳の男性。Parkinson病。発症後5年を経過し、すくみ足が出現してきている。 自宅で転倒が頻回に生じている。 転倒予防として自宅の廊下に模様を入れる際に効果的な図柄はどれか。
1
22
右後下小脳動脈の閉塞で発症した脳梗塞でみられないのはどれか。
右片麻痺
23
Parkinson病のすくみ足への対処法で誤っているのはどれか。
目標物を注視させて歩かせる。