問題一覧
1
細胞診は良性・悪性の判定ができるか、できないか。
できる
2
細胞診は組織型の推定ができるか、できないか。
できる
3
細胞診は治療効果の判定ができるか、できないか。
できる
4
細胞診は癌の深達度判定ができるか、できないか。
できない
5
細胞診は癌の浸潤程度の判定ができるか、できないか。
できない
6
細胞診は腫瘍の原発巣推定ができるか、できないか。
できない
7
細胞診は検体採取が
容易
8
細胞診は、同一患者からの反復検査が
可能
9
細胞診は、液状検体での作成が
可能
10
細胞診は、組織診より侵襲が
小さい
11
細胞診は、病変の局在を把握するには組織診よりも
劣る
12
細胞診は、剥離細胞は採取(A)が、細胞変性は(B)。 ※アルファベット順に選択する
しやすい, 強い
13
細胞診において、細胞が集塊をなしてみられる部分は特に注意して鏡検する。
○
14
細胞診において、変性細胞や壊死細胞の場合は、それほど注意しなくてもよい。
×
15
細胞診において、細胞数が少ない場合は、悪性を否定できる。
×
16
細胞診において、壊死性背景は腫瘍を示唆する背景であり、扁平上皮癌で多くみられる。
○
17
細胞診において、背景に粘液がみられた場合、腫瘍を疑う所見である。
×
18
細胞診において、悪性細胞は孤立散在性に出現することはない。
×
19
細胞診において、高分化な腫瘍では孤立散在性に出現する。
×
20
細胞診において、平面的集塊の出現では、正常・良性である。
×
21
細胞診において、大型細胞は悪性を疑う所見の一つである。
○
22
細胞診において、小型細胞でも悪性の場合がある
○
23
細胞診において、細胞や核の腫大、濃染性などは注意して鏡検する
○
24
細胞診において、大型核は悪性を疑う所見として重要である
○
25
細胞診において、多核細胞は悪性の所見である。
×
26
細胞診において、通常、腺癌細胞のクロマチンは粗顆粒状、粗大顆粒状を示す
×
27
細胞診において、ヘルペスウイルス感染では核内封入体をみる
○
28
細胞診において、凹凸や切り込みがある不整形の核を有する細胞は悪性を疑う
○
29
細胞診において、大型で奇怪な形をした細胞は癌を疑う
○
30
細胞診において、核間距離が不規則な細胞集塊は悪性を疑う
○
31
細胞診において、核の位置から良悪性を区別することが可能である
×
32
細胞診において、大型な多核細胞は悪性細胞でみられる
×
33
細胞診において、炎症性背景に、核偏在した細胞がみられた場合は悪性を疑う
×
34
細胞診において、核縁肥厚は悪性を疑う所見であり、腺癌でみることが多い。
○
35
細胞診において、高いN/C比は悪性腫瘍を疑う所見である
○
36
細胞診において、大型な核小体は腫瘍由来を疑う所見となる
○
37
細胞診において、櫛状集塊は腺癌を疑う所見である
○
38
細胞診において、核内封入体のみられる大型の多核細胞は、
悪性
39
細胞診において、濃染不整形核を持つ有尾型のオレンジG好染細胞は、
悪性
40
細胞診において、核周囲明庭を示し、クロマチン増量、核腫大した多稜形細胞は、
悪性
41
細胞診において、すりガラス状、多核、大型な細胞の出現は、
良性
42
細胞診において、核小体と粘液空胞の目立つ重積性のある細胞の出現は、
悪性
43
細胞診において、N/C比が大きく、クロマチン増量、大型核を有する細胞の出現は、
悪性
44
細胞診において、N/C比の増大した核大小不同な細胞集塊の出現は、
悪性
45
細胞診において、小型の偏在核、淡明な細胞質を有する孤立性類円形細胞の出現は、
良性
46
スクリーニングの方法として、塗抹標本は(A)拡大(×(B))で全面を鏡検する。
弱, 100
47
パパニコロウ分類で、良性腫瘍はClass(A)に分類される。 ※ギリシャ数字で答える
Ⅱ
48
標本作製において、膵液は試験管等に採取後直ちに(A)し、迅速に検体処理を行う。
氷冷
49
標本作製において、胆汁は試験管等に採取後直ちに(A)し、迅速に検体処理を行う。
氷冷
50
標本作製において、十二指腸液は試験管等を用いて採取し、(A)で保存するとよい。
氷冷
51
標本作製において、尿検体は冷凍保存が、
できない
52
標本作製において、尿に比べ、膵液は細胞変性が
早い
53
剥離細胞診は癌の(A)に用いられる。
スクリーニング
54
穿刺吸引細胞診が有用な臓器には、(A)、(B)、(C)、(D)、(E)がある。 ※順不同
乳腺, 甲状腺, 唾液腺, リンパ節, 膵臓
55
穿刺吸引では吸引後陰圧状態のまま針を抜くとよい。
×
56
穿刺吸引細胞診の穿刺針は(A)Gが用いられる。
21-23
57
子宮膣部はブラシなどで擦過し、(A)塗抹が行われる。
直接
58
標本作製において、喀痰は均等に塗抹するため、(A)法で行う。
すり合わせ
59
標本作製において、細胞成分の少ない尿などの検体は、(A)法で処理を行う。
液状検体処理
60
標本作製において、腹水では多数の細胞を観察するため、細胞は厚く塗抹する。
×
61
標本作製において、細胞がガラスに接着しやすいよう、(A)などが塗布されている。
シラン
62
標本作製において、液状検体の遠心は、一般的に(A)〜(B)rpm、(C)分間行われる。
1500, 2000, 5
63
標本作製において、脳脊髄液の遠心は、細胞数が少ないため、(A)rpmで行う。
700
64
標本作製において、脳脊髄液は細胞破壊を
生じやすい
65
標本作製において、体腔液の液体は、採取後直ちに処理できない場合は(A)保存するとよい。
冷蔵
66
標本作製において、胃洗浄液では細胞融解を防ぐため、(A)を等量加えることがある。
90%エタノール
67
標本作製において、粘稠性の高い検体は、(A)法で検体処理する。
すり合わせ
68
標本作製において、引きガラス法で、粘稠性の高い検体は角度を(つけて・つけず)引く。
つけず
69
標本作製において、固形腫瘍やリンパ節では(A)標本を作ることがある。
スタンプ
70
標本作製において、圧挫法は組織構築像の観察に
適している
71
乾燥固定後の標本は湿固定すればパパニコロウ染色が可能である。
×
72
細胞量の少ない液状検体は冷風乾燥後、湿固定を行う。
×
73
パパニコロウ染色の固定液には(A)%エタノールが用いられる。
95
74
湿固定では検体塗抹後、(A)に固定液に入れる。
直ち
75
湿固定は核内構造の観察に
優れている
76
湿固定された細胞は核が(収縮・膨化)する。
収縮
77
湿固定標本は細胞の剥離が
起こりやすい
78
固定液をスプレー噴霧するコーティーング固定は(A)に適している。
輸送
79
液状化細胞診法(LBC法)では(A)、(B)が可能である。 ※順不同
遺伝子検索, ウイルス解析
80
液状化細胞診法(LBC法)は直接塗抹法に比べ標本作製単価が
高い
81
細胞診で最も利用されている染色法は、(A)染色である。
パパニコロウ
82
パパニコロウ染色について、乾燥した細胞の核は(A)化する。
淡明
83
パパニコロウ染色は、ギムザ染色よりも透明度が
高い
84
パパニコロウ染色について、(進行・退行)性染色である(A)のヘマトキシリンが用いられる。
退行, ギル
85
パパニコロウ染色において、ハリスのヘマトキシリンには(A)が含まれているため、使用されなくなっている。
酸化第二水銀
86
パパニコロウ染色について、核染色後の分別が(必要・不要)である。
必要
87
パパニコロウ染色において、核染色後の分別に(A)が用いられる。
塩酸アルコール
88
パパニコロウ染色において、核染色の色出しには(A)、(B)、(C)、(D)が用いられる。 ※順不同
流水, 温水, アンモニア水, 炭酸リチウム
89
パパニコロウ染色において、核染色はOG-6を(染める前・染めた後)に行う。
染める前
90
パパニコロウ染色において、細胞質の染色には(A)液と(B)液が用いられる。 ※順不同
OG-6, EA-50
91
パパニコロウ染色において、OG-6とEA-50液は(A)溶液である。
95%エタノール
92
パパニコロウ染色において、OG-6は細胞構造の密度が(緻密・粗雑)なものに入りやすい。
緻密
93
パパニコロウ染色において、EA-50染色液にはエオジンYが
含まれる
94
パパニコロウ染色において、EA-50染色液にはメチル緑が
含まれない
95
パパニコロウ染色において、EA-50染色液にはメチレン青が
含まれない
96
パパニコロウ染色において、EA-50染色液にはファースト緑が
含まれない
97
パパニコロウ染色において、エオジンYはオレンジGより分子量が
大きい
98
パパニコロウ染色において、ビスマルクブラウンはヘマトキシリンの作製に(必要・不要)である。
不要
99
パパニコロウ染色において、ビスマルクブラウンは(酸性・塩基性)色素である。
塩基性
100
パパニコロウ染色において、細胞質染色は、色素の(A)の違いにより染め分けている。
分子量