問題一覧
1
Watsonにより20世紀初めに提唱された、客観的に目に見える行動のみを心理学の対象とするもの
行動主義
2
1950年代後半に複雑な人間の心的過程に焦点をあて、ブラックボックスを生活体(organism)と考えた
認知論
3
原学習から時間をおいて学習させる方法、2回学習
再学習法, 節約法
4
thorndikeにより行われた猫の( )実験
問題箱
5
学習は( ) によるもの。満足のいく行動はその後生じやすくなり不満足な行動は生じにくくなる。try and error
試行錯誤
6
試行錯誤により、満足のいく行動は生じやすくなり、不満足な行動は生じにくくなること
効果の法則
7
試行錯誤による学習とは異なる瞬間的なひらめきによる学習、猿の実験
洞察学習
8
pavlovによる実験、動物の行動に関わりなく刺激が対になって呈示される。
パブロフ型条件づけ, 古典的条件づけ, レスポンデント条件づけ
9
pavlovの古典的条件づけの実験における、条件づけが成立していない時の音
中性刺激
10
古典的条件づけが成立している場合に無条件刺激をあげないと条件刺激に対する条件反射(反応)が減少すること
消去, extinction
11
消去が起こった後に無条件刺激を与えなくても条件反射(反応)が少し増えること
自発的回復, spontaneous recovery
12
pavlovによる犬の唾液についての実験における、古典的条件づけが成立した後の音
条件刺激, conditioned stimulus
13
pavlovによる犬の唾液実験におけるエサ
無条件刺激, unconditioned stimulus
14
pavlovによる犬の唾液実験において、古典的条件づけが成立した時の唾液
条件反射, conditioned reflex
15
pavlovによる犬の唾液実験における古典的条件づけが成立してないときの唾液
無条件反射, unconditioned reflex
16
空気の吹きつけを用いた瞬きによる条件づけ
瞬目条件づけ, 眼瞼条件づけ
17
瞬目条件づけが成立した後の音と光を( )、瞬きを( )という
条件刺激, 条件反射
18
瞬目条件づけが成立する前の空気の吹きつけを( )、瞬きを( )という
無条件刺激, 無条件反射
19
音に対して電気ショックが与えられるため、レバー押しが現象するというような条件刺激に対する情動の条件反応
条件情動反応
20
情動反応に関する条件づけの実験、1度学習した条件反射が何らかの原因によって生起しなくなること、減退すること
条件抑制
21
条件刺激を無条件刺激とし、新しい条件づけを行うこと
2次条件づけ
22
似たようなものにまで条件づけが起こってしまうこと
般化, 刺激般化
23
音と光の対提示を行い、音と無条件刺激とで条件づけを行った場合、光でも条件反応が見られるようになること
感性予備条件づけ
24
条件づけを成立させるための条件として条件刺激と無条件刺激の( )、( )がある
時間的接近, 随伴性
25
複合刺激を条件刺激として用いると片方の刺激だけが条件刺激としての機能をもつこと
隠蔽
26
途中で加えられた刺激は、新しい情報をもたらさないので条件づけを引き起こせない
ブロッキング
27
嫌悪刺激との対提示をすることで当該不適応行動を抑制・除去する技法
嫌悪療法
28
恐怖症の治療に用いられる、認知行動療法の1つで不安を回避せず徐々に慣らす方法
系統的脱感作法, systematic desensitization
29
恐怖を生じさせる場面を程度に従ってリストアップしたもの
不安階層表
30
ある刺激を何度も経験すると、その刺激に対する反応が低下すること
慣れ
31
ある刺激を何度も経験すると、ほかの刺激に対する反応が敏感になること
敏感化
32
thorndikeのねこ実験や、Skinnerの鳩の実験が有名。動物がある行動を自発し始めて報酬などの刺激が与えられておこる学習
オペラント条件づけ, 道具的条件づけ
33
空腹の鳩を箱にいれてオペラント条件づけを行う実験。( )の中の空腹な鳩。
スキナー箱, Skinner box
34
オペラント条件づけにおいて報酬を与えること
強化, reinforcement
35
段階的に求める行動が生じやすくするための手続き。近づく→触れる→つつく
シェーピング
36
本来強化力を持たない刺激も学習により強化力をもつようになること。
条件性強化, conditioned reinforcement
37
チンパンジーのレバー回しの実験において、レバーを回すとあとで干しぶどうと交換出来るポーカーチップが出てくるためレバー回しが頻発するというオペラント条件づけが成立する。ここでいうポーカーチップとはなにか
条件性強化子
38
強化子の代替物。買い物ポイントやお金
トークン
39
犬の電気ショック実験においてA犬は電気ショックから回避することを学習したがB犬は学習不可のため電気ショックを受け続けた。これをなんと言うか
学習性無気力
40
Skinnerの鳩の実験で、鳩の行動に関係なく餌を与えた結果、餌を与えられたとき偶然行っていた行動の頻度が増加した現象
迷信
41
自発的に制御出来ない生理活動を測定して知覚可能な情報として生体に伝達し、それを手がかりとして学習・訓練を繰り返し自己制御を達成する技法
バイオフィードバック
42
ある刺激と類似する刺激にも反応を示す曲線。遠ざかるにつれ反応は弱まるため曲線になる
般化勾配
43
類似した刺激を1つずつ提示し、刺激の中から特定の刺激にだけ反応すること
継時弁別学習
44
類似した刺激を同時に提示し、特定の刺激にだけ反応すること
同時弁別学習
45
関係性が別の場所でも、保たれること。カテゴリで学習している。
移調
46
マガモのヒナは卵からかえって初めてみた母鳥の後をついていく。人間をみれば人間に愛着行動がおこる
刷り込み, 刻印づけ, imprinting
47
生後、記憶する能力が発達する時期。 孵化後16時間に刷り込みの可能性が最も高く、( )を過ぎると刷り込みが起こりにくくなる
臨界期, 敏感期
48
ネズミが甘い飲み物を飲んだら胃腸が悪くなる薬が入っているため胃腸が悪くなり、甘い飲み物を避けるようになること
味覚嫌悪学習
49
キーをつつく→エサ エサ=( )、エサを与えること=( )
正の強化子, 正の強化
50
キーをつつく→電気ショックの停止 電気ショック=( )、電気ショック停止=( )
負の強化子, 負の強化
51
強化子の与え方
強化スケジュール
52
反応ごとに強化子を与えること
連続強化
53
反応の1部に強化子を与える
部分強化, 間欠強化
54
部分強化された反応の方が消去しにくい。例ギャンブル
部分強化効果
55
5分に1回のように一定時間ごとに強化するといった部分強化のこと。日給や月給
定時間隔スケジュール, Fixed-interval Schedule
56
時間感覚は一定ではないが平均して一定時間ごとに強化すること。思いついた時にお小遣いあげる
変動間隔スケジュール, Variable-interval Schedule
57
5回押したらでるといったように一定回数ごとに強化すること。出来高払い
定比率スケジュール, Fixed-Ratio Schedule
58
回数は一定ではないが平均して一定回数ごとに強化すること。ギャンブル、パチンコ
変動比率スケジュール, Variable-Ratio Schedule
59
左のキーは1分間に1回強化、右のキーは30秒に1回強化すると左右のキーでは1:2の割合でキーつつきが起こる。この強化と反応の関係をなんというか
対応法則
60
嫌悪刺激を用いた条件づけで、傘を持って外出し雨に濡れずに済む→次も傘を持って外出する
回避学習
61
嫌悪刺激を用いた条件づけで、雨が降ってきたので傘を刺しそれ以上雨に濡れることから逃れる→次も雨が降ってきたので傘をさす
逃避学習
62
hullにより提唱された、強化は欲求が満たされる(動因が低減)ことで生じる
動因低減説
63
頻度の高い行動はそうでない行動を強化する。ゲームが勉強を強化。
プレマックの原理
64
プレマックの原理の反対。 より制限された反応が制限されない反応を強化する。
反応制限説
65
報酬がない時に潜在的に進行していた学習が報酬によって顕在化するという学習の形態。トールマン
潜在学習
66
モデルの行動が強化子となり、観察者(学習者)も同じ行動をすること。ボボ人形。
観察学習
67
外から与えられる強化
外的強化
68
自分の中にある基準が満たされればそれが強化となること
自己強化
69
モデルに与えられた報酬や罰が観察者(学習者)に影響する
代理強化
70
覚えるために特定のルールに基づいて別の形式に変換すること。
コード化
71
記憶の過程のなかで覚えておくこと
保存
72
記憶の家庭の中で思い出すこと
検索
73
視覚的な一時的情報の保存
視覚的感覚記憶, iconic memory
74
sperlingの視覚的感覚記憶や聴覚的感覚記憶の実験において、どのような文字数字が提示されたかを答える
全体報告法
75
sperlingの視覚的感覚記憶や聴覚的感覚記憶の実験において、上段、中段、下段のどの段の文字を答えたら良いかをあらかじめ音で示す検査方法
部分報告法
76
視覚的感覚記憶に保存されている情報
アイコン
77
聴覚的な一時的情報の保存
聴覚的感覚記憶, echoic memory
78
聴覚的感覚記憶に保存されている情報
エコー
79
左右の耳に異なるメッセージを聞かせて片方の耳に聞こえるメッセージを聴きながら追唱( ② )するよう求める
両耳分離聴, シャドーイング
80
感覚記憶の1部が意味処理て一時的に保管された記憶のこと
短期記憶, 1次記憶
81
時間的に長く記憶される情報のこと
長期記憶, 2次記憶
82
感覚器官に入ってきた情報をそのままの形で一瞬だけ保持する記憶
感覚記憶
83
感覚→短期→長期という3つの貯蔵庫に順に進むプロセスを表した理論
多重貯蔵庫モデル
84
短期記憶の1度で覚えられる容量
記憶範囲, 直接記憶範囲
85
手がかりなしに貯蔵した順番に関係なく情報を検索る方法
自由再生
86
最初と最後の再生成績が良く、真ん中の再生成績が落ち、お椀のような曲線を描く曲線
系列位置曲線
87
順番に呈示される一連の情報を記憶する際に呈示される順番によって記憶成績が異なる効果
系列位置効果
88
長期記憶と関連があり、初めのほうに記憶したものが覚えやすいこと
初頭効果
89
短期記憶と関係があり、最後の方に記憶したものが覚えやすいこと
新近効果
90
作業に必要な情報を一時的保存して処理する能力
ワーキング・メモリー, 作業記憶, 作動記憶
91
ワーキング・メモリーのモデル内にある、言語的、音韻的な情報を保持、内なる耳、内なる声
音韻ループ
92
ワーキング・メモリーのモデル内にある、視空間的な情報を保持
視空間メモ帳
93
ワーキング・メモリーのモデル内にある、システム全体のコントロールをする場所。注意の焦点化、注意の切り替え、注意の分割
中央実行系
94
内なる声
調音コントロール
95
内なる耳
音韻の貯蔵庫
96
2つの課題を作業記憶の別の要素を使って遂行させる実験。
2重課題法
97
覚えるべき項目を提示されながら話すことによって記憶能力を阻害するプロセス
調音の抑制
98
発音が似ている文字列は覚えにくいこと
音韻類似効果
99
短い単語は長い単語より1度に沢山覚えることができる
語長効果
100
複数の情報源からの情報を統合した表象を保持。長期記憶に保存されている情報とのやりとりをするための機能
エピソード・バッファー