レボチロキシンナトリウム水和物錠とスクラルファート含有胃腸薬を併用する場合は、服用間隔をできるだけあけて服用するよう指導する。

アジスロマイシン水和物錠は咽頭･喉頭炎に使用する場合、1日１回3日間服用する。

ジソピラミドの重大な副作用として、低血糖がある。

アルベカシン硫酸塩を投与する場合、1日150mgを1日3回急速静注する。

カルボプラチン注射液は250mLの注射用水に希釈し、60分かけて点滴静注する。

クエン酸第一鉄ナトリウムはセフジトレン ピボキシルの吸収を低下させるので、併用する場合は、両剤の服用時間をずらすよう説明する。

タモキシフェンクエン酸塩錠とパロキセチン塩酸塩錠を併用すると、タモキシフェンの作用が減弱することがある。

ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩は、CYP3A4で代謝されるため、CYP3A4阻害作用を有するイトラコナゾール経口製剤と併用禁忌である。

メトトレキサートを服用中の患者にピペラシリンを投与すると、メトトレキサートの排泄が促進され薬効が低下する。

パニツムマブの投与量は患者の体重を基に計算する。

注射用アムホテリンBリポソーム製剤を希釈する際には、生理食塩液が用いられる。

注射用アムホテルリンBリポソーム製剤を溶解する際は、激しく振り混ぜてはいけない。

アムホテリンBリポソーム製剤は、副作用として低カリウム血症などの電解質異常を認める。

リフィーディング症候群は高リン血症や高カリウム血症などの電解質異常を起こす。

リフィーディング症候群は経口･経腸栄養よりも経静脈栄養のほうが発症しやすい。

敗血症性ショック時の初期輸液として、低張用輸液が最も適している。

アスコルビン酸を投与した患者が尿検査を受けた場合、尿糖が偽陰性となることがある。

高カロリー輸液は末梢静脈内投与を行う。

ロキサデュスタット錠の服用中は血圧の上昇に注意する必要がある。

覚醒剤原料は、鍵をかけた堅固な設備内で保管しなければならない。

リベルサス錠(セマグルチド)14mgを投与する際には、本剤の7mg錠を2錠服用させることは避ける必要がある。

レボドパは開放隅角緑内障の患者に禁忌である。

NPC/Nは、腎不全患者では一般的に150～200に設定する。

末梢静脈輸液製剤の浸透圧比は4～11に設定する。

エロビキシバット水和物錠は、1日1回食後に投与する。

ロキサデュスタット錠は、鉄剤との同時服用により作用が増強する。

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、低ナトリウム血症や低浸透圧血症の所見が確認される。

アビラテロン酢酸エステル錠の重大な副作用に高カリウム血症がある。

ペンタゾシン塩酸塩錠には、乱用防止を目的としてフルマゼニルが配合されている。

レナリドミドを服用する場合は、女性の場合、服用開始4週間前から服用終了後まで避妊する。

イコサペント酸エチルカプセルは、食事による胃酸分泌の亢進により溶解度が増加するため、食直後に服用する。

テオフィリン除放製剤は、早朝の喘息発作を抑制するために就寝前に服用する。

テガフール･ギメラシル･オテラシルカリウム配合剤は、臨床検査値異常などの安全性に問題がない場合には、休薬期間を7日未満に短縮することができる。

バラシクロビル塩酸塩錠は、腎機能が低下した時には、投与間隔の延長あるいは減量を伴った投与間隔の延長を行い投与する。

間質性肺炎の主な初期症状として咳、発熱、呼吸困難がある。

ニボルマブの重大な副作用として重症筋無力症がある。

パロキセチン塩酸塩の副作用である抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、高張尿の初見が確認される。

ラニナビルは40mg(2容器)を1回分として吸入すると、治療は終了する。

フルバスタチナトリウムは、コレスチラミンとの併用により、フルバスタチンの吸収が阻害され、作用が減弱する。

イマチニブ酸塩はフェノバルビタールとの併用により、作用が増強する。

VRSは、100mmの水平な直線上の左端を｢痛みなし｣、右端を｢最悪な痛み｣として、患者自身に現在の痛みがどの程度かを指し示してもらい、左端からの長さをもって痛みの程度を数値化する方法。

低血糖はベバシズマブを初めて投与する患者の初回面談の際に優先的に説明すべき副作用である。

Clark式はカルボプラチン注射液の投与量を決定するために使用する式である。

スガマデクスナトリウム注射液はアントラサイクリン系抗悪性腫瘍薬投与による血管外漏出の際に使用する。

モルヒネ硫酸塩水和物徐放錠を定時服用している患者に、臨時追加投与(レスキュー薬)としてモルヒネ塩酸塩内容液を使用する場合、2剤の服用間隔は2時間以上あける必要がある。

オピオイド鎮痛薬の副作用に便秘があり、その対策に酸化マグネシウム錠が用いられる。

がん化学療法チームにおいて、イリノテカン塩酸塩水和物による遅発性下痢を予防するために、半夏瀉心湯の使用を提案した。

セツキシマブの投与により、ざ瘡様皮疹などの皮膚症状が現れることがある。

インフュージョンリアクションは、モノクローナル抗体製剤のみならず、それ以外のほとんどの抗悪性腫瘍薬でも起こる可能性が高い副作用である。

パロノセトロン塩酸塩は、抗悪性腫瘍薬投与時の急性期及び遅発期の悪心･嘔吐に用いることができる。

緩和ケアチームの薬剤師が、シスプラチン投与に伴う悪心･嘔吐に対し、ホスアプレピタントメグルミンの単独投与を提案した。

がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制のためのペグフィルグラスチム注射液の投与は、がん化学療法投与終了後24時間以内に行う。

がん化学療法を施行中の患者に生じた発熱性好中球減少症(FN)への対処として、注射用タゾバクタム･ピペラシリン水和物を用いることができる。

ラスブリガーゼ点滴静注用は、がん化学療法に伴う高尿酸血症の予防を目的に使用される。

トラスツズマブの投与にあたり、副作用を予防するために、投与量(累積投与量)を確認する必要がある。

人赤血球液は、20～24℃で振とうしながら貯蔵し、その有効期間は採血後4日間である。

人血小板濃厚液は血漿分画製剤に含まれる。

クエン酸ナトリウム水和物は血液凝固防止を目的に添加される。

核酸増殖検査は、従来の血清学的検査と比べて、ウインドウ期間を短縮することができる。

放射線を照射した血液製剤は、血清ナトリウム値が上昇するので、照射後速やかに用いる。

新鮮凍結人血漿を短時間に大量輸血した場合、血中カルシウム濃度の低下を起こすことがある。

感染症を有さない患者には、標準予防策(スタンダードプリコーション)は適用されない。

消毒薬である次亜塩素酸ナトリウムは、哺乳瓶の消毒に使用できる。

スポルディングの器具分類において、血圧計はクリティカル器具に該当する。

感染症治療におけるエンピリックセラピーとは、培養により同定された原因菌に対し最適な抗菌薬を使用することである。

ツツガムシ病の治療にはテトラサイクリン系抗菌薬が用いられる。

ダプトマイシンはMRSA菌血症に用いる場合、用量調節に際して、血中濃度を測定することが推奨される。

リネゾリドは、投与終了1～2時間後の血中濃度を測定する必要がある。

リネゾリド投与時は、骨髄抑制を起こすことがあるので、定期的に血液検査を行う。

注射用バンコマイシン塩酸塩の副作用として、聴覚障害が現れることがあるので、初期症状である耳鳴り、めまいなどに注意する。

高齢者に対し、アルベカシンに硫酸塩を投与する際には、可能な限り聴力検査を実施することが望ましい。

薬局ヒヤリ･ハット事例収集･分析事業の実施主体は日本病院薬剤師会である。

注射用セフメタゾールナトリウム投与期間中は、少なくとも1週間は飲酒を避けさせる。

医療過誤とは、医療が実施される場所において発生するすべての人身事故のことをいう。

注射用ダプトマイシンの投与により横紋筋融解症があらわれることがあるため、筋肉痛、脱力感などに注意する。

コーヒーや炭酸飲料を飲んだ後あとにニコチンガムを使用すると、ニコチンが吸収されにくくなるので注意が必要である。

吸入エアゾール剤は使用前によく振る。

吸入エアゾール剤は、吸入直前に息を強く吐き出してから吸い込む。

吸入エアゾール剤は、できるだけ速く吸い込む。

吸収エアゾール剤は、吸入後にそのまま3〜4秒程度息を止める。

プレアボイドとは、日本病院薬剤師会が提唱し収集している薬学的ケアの実践に基づく成果報告の呼称である。

低張性電解質輸液製剤のうち、最も細胞内への水補給効果が高いのは開始液(1号液)である。

リチウムの中毒症状が発現している患者に対する処置として、補液とともにフロセミド注射剤の投与が推奨されている。

セベラマー塩酸塩錠は血中リンの排泄を促進する薬剤である。

妊婦に対して、マクロライド系抗菌薬の使用は避ける必要がある。

患者と医療者を同じチームの一員と捉え、患者と医療者がパートナーシップに基づき、対等の立場で話し合った上で治療を決定していくことをコンコーダンスという。

多量の滲出液を伴う赤色肉芽がほとんどで、壊死組織はわずかな場合の褥瘡には、スルファシアジン銀クリームの使用が適している。

多量の浸出液を伴う創には、ドレッシング材を用いることができない。

トリアゾラム錠などの催眠鎮静薬は薬剤誘発性褥瘡の原因となることがある。

患部が乾燥した厚い黒色壊死組織を形成した黒色期の褥瘡の感染制御と組織の溶解を目的に、スルファジアジン銀クリームを用いる。

腎機能の低下は、レミフェンタニルの体内動態に影響を及ぼしにくい。

腎機能が悪化した場合、モルヒネの血中濃度が上昇するため、傾眠傾向に留意する。

メサドンの投与により、血清カリウム値の低下が見られる場合がある。

メサドン投与中は、定期的に心電図検査を行うことが望ましい。

メサドンは初回投与後、3日目に増量することが望ましい。

レボホリナートカルシウムは、フルオロウラシルの副作用を減弱するために併用される。